齋藤孝のレビュー一覧
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アウトプットに結びつけることで、勉強の効果を高めるテクニックを説いた本です。
著者が提唱する「1分間アウトプット勉強法」は、(1) 問いを立てる、(2) 三色ボールペンでキーワードを囲みながらテキストを読み込む、(3) キーワードを盛り込みながら、問いに答えるポイントを3点ほどにまとめ、メモ書きする、(4) 問いに対して1分で答えてみる、という4つのプロセスから成っています。
さらに、法律の勉強、英語の勉強、グラフの読み方といった具体的な例に即して、アウトプット勉強法の実際のやり方が説明されています。
個々のテクニックはそれほど感心することもなかったのですが、つねにアウトプットを意識する -
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佐藤一斎『言志四録』からセレクトした珠玉の言葉に、著者が解説を加えた本です。
昌平坂学問所の総長を務めた佐藤一斎は、儒学や陽明学、道教などの幅広い知識を背景に、『言志四録』を執筆しました。著者は、『言志四録』にはそうした「東洋のさまざまな学問が、いったん佐藤一斎の体の中に全部流れ込み、そこから日本人にとって重要だろうと思われるものが、長い時間をかけて一滴また一滴と絞り出されてきた言葉の集積」だと述べています。そして本書は、こうして搾り出された言葉のエッセンスを凝縮して示しています。
「克己の工夫は一呼吸の間に在り」という言葉を目にしたときには、本当に気が引き締まる思いがしました。西郷隆盛が -
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著者は冒頭で、「「頭がいい」状態が訪れると、人は幸福感を感じます」と言います。一見したところ、「頭がいい」ということと「幸福」ということとは、直接結びつかないようですが、勉強やスポーツ、人とのコミュニケーションなどで成功したときの感覚を「手応え」として自覚化し、増幅させていくことで幸福な快感を得られる機会を作り出すことこそが「頭がいい」ことだと著者は主張します。
ハンマー投げの室伏広治やスピード・スケートの清水宏保、プロ野球の古田敦也といった一流のスポーツ選手は、こうした意味で「頭がいい」とされています。彼らは、全体の文脈の中で自分が置かれている位置を把握し、文脈の中に自分自身を絡ませること -
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著者は「コミュニケーション力」を、意味を的確につかむことと、感情を理解することという、二つの座標軸が構成する平面として理解しています。ここから、ディベートによって論理力を養うというトレーニングとは異なる、著者独自の見解が導かれることになります。
ディベートのばあい、相手の言い間違いを取り上げて議論を有利に運んだり、論理をの穴をうまく利用したりすることが有効です。これに対して著者の考えるコミュニケーションは、相手の言いたいことを的確につかんで、よりよいアイディアを作り出していく、クリエイティヴな営みを意味しています。著者は、「弁証法的な対話」というかた苦しい言葉を持ち出しますが、これは、相手を -
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巷にあふれる自己啓発書の原点ともいうべき『フランクリン自伝』から、齋藤孝がとくに興味深い内容をえらび出し、そのエッセンスを著者自身の言葉で紹介しています。
手帳の活用法に関する本は数多くありますが、反復練習によって「徳」をみがくことを何よりも強調するという視点は、現代ではかえって斬新に感じます。精神論にすぎないということもできるかもしれませんが、「徳」の内容として第一に「節制」をあげ、一週間単位でチェックをおこなって改善を積みあげていくという実践的なスタイルがとり入れられており、単なる精神論というよりもむしろ成功哲学の「原点」として、真摯に学びたいと思わされました。 -
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文章を書く、ということが苦痛になっている人は多いだろう。しかし電話からメールの時代になり、文章を書く機会はますます多くなってきている。どうしたら人の心を動かす文章が書けるようになるのか。なによりも「凡庸を恥とする」心構えが必要だと筆者は言う。一般論や、耳障りの良い結論を書いてしまうのであればそれはわざわざ読む価値のない文章になってしまう。そこを乗り越えることが、その人にしか書けない文章、時間を割いて読むだけの理由がある文章を書くコツである。うまく文章をまとめてしまう段階を越えて、凡百の文章の中で光を放つためには敢えて火中の栗を拾うような、スリリングなライティングを試してみるのが良い。せいぜい炎
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マイブーム「読書とはなんぞや」を知るための読書、第九弾。
読書して、それをどう表現するか。
それを考えて鍛えていきたいんです。
本書は、おそらく、中高生をターゲットにした読書感想文のハウツー物。
簡単な言葉をつかってわかりやすく書かれています。
ですが、大人が読んでも、参考になる部分、多いと思います。
(私が子どもっぽいだけ?笑)
「感想文を書くことは、『ものごとを決断する』力の訓練でもある。自分で判断して選びとっていく訓練。」(p.68)
一冊の本の数百ページの中から、自分の琴線に触れたもの選び、その中から特にビビっと来たものを挙げて、それについての自分の思いを述べる。
何を書く -
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今汝は画れり(かぎれり)=自分の限界を決めつけるな。
過ちてこれを改めざる、これを過ちと謂う。
ほっておくと不機嫌に見えるので、意識して上機嫌に振舞う。
プレゼント感覚で何かをしてあげる=自分の運動としてあげることを面白がる
学んで思わざれば則ちくらし、思うて学ばざれは即ち危うし=正しい学び方=学ぶことと考える事のバランスが大事
暗誦すれば宝物が得られる。ニーチェのツァラトゥストラを暗記する
座標軸を作って比較する
切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如し。(切磋琢磨)=どれも磨く、という意味。面倒だけれど面白い=一緒に競う仲間がいて磨かれる=受験は団体競技だ
専門家 -
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頭がいい=勉強ができる。テストでいい点が取れる。ではなく、生きていくうえで必要な能力しての「地アタマ」を鍛えるための勉強法や古今東西の偉人の勉強方法を紹介している。
著者は生きているうえで必要な基本の力を3つ上げている。
・まねる力(技を盗む力)
・段取り力(物事をなす大切な手順を理解し、組み立てる力)
・コメント力(質問力を含む)
知的な人は直感的
本質をがしっとわしづかみにしていまう。
知的な人は自由である
感情と思考が分離可能なので、感情にとらわれない。
そして視点移動を自由に行い思考に飛翔感がある。
知的な人は勇気がある
ひたむきに、恐れず、既成概念に戦いを挑む。
知的ない人は柔軟