あらすじ
どんな性格の人でも、プレッシャーに強くなることは可能──。そう断言する著者が、面接・スピーチ・プレゼンで「あがらない」秘訣から、プレッシャーに潰されないための「ストレス軽減術」、日常生活の中で「胆力」を鍛える方法、日本古来のプレッシャー克服法まで徹底指南。大事な場面になると緊張してふだんの力を発揮できないという人は必読!「繊細・敏感な性格の持ち主ほど、『胆力がある人』に憧れるだろう。しかし、開き直るわけではないが、性格的にそのような人間に生まれ変わることは、今さら難しい。では、繊細・敏感な人は何をやっても一生プレッシャーに弱いままかといえば、そうではないのである。詳しくは本文に譲るが、ポイントは、『技術』『準備』『訓練』の三つである。小心者でも、神経質でも、人間としての器が小さくてもけっこう。問われるのは、プレッシャーに強くなりたいという思いが本物かどうかだけだ」(本書「まえがき」より)
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Posted by ブクログ
プレッシャーに強くなる秘訣は簡単に
言ってしまうと「準備すること」。
それから「胆力を鍛える」こと、です。
胆力の方は色々と先人から学べる部分が
ありますので、そちらに重きを置いて
います。
胆力を養えば、それは大事な場面での
準備につながるので、当然と言えば
当然でしょう。
一方で「肚を据えて事に当たる」と言い
ますが、その心構えこそが胆力です。
それらを学べる一冊です。
Posted by ブクログ
胆力がある 肝っ玉の大きさ 臍より指三本分くらい下の せいかたんでん臍下丹田 身体を意識することによって精神を鍛える 「精神を鍛えろ」と言われても抽象的すぎて何をすればいいかわからないが、身体のことであれば具体的で実践しやすい。 ちょっとした伏線がある しばしば門外漢の分野について唐突にコメントを求められるが むしろ発言の機会を虎視眈々と窺うようになるだろう 三秒あけたらアウトだ テレビだったら放送事故だ スパーリング法 言い淀んだ時点でアウト 経験値の海 水夏希 一対一の関係が多数ある 腰肚文化 かつては帯で臍下丹田を締めていたが 魑魅魍魎が跋扈する世の中だからこそ 結跏趺坐けつかふざ 半跏趺坐はんかふざ 相撲とは、単に勝ち負けを競うスポーツではなく、いわば"腰肚文化の華"でもある 鍛え抜かれた腰肚の美しさを、私たちは見たい まさに言い得て妙の表現だろう 今はまさに隔世の感がある ロジャー・フェデラー 上半身はそこに涼しげに乗っているだけのように見える 身を挺して たしかにこの指摘は正鵠を射ている気がする 張子の虎 権限委譲 それでもコアの部分には鍵をかけておく方が望ましい どこか感性がオープンだったイメージがある 枝葉末節に囚われて本質を見失ったり いわば"舞台感覚"を持つわけだ
Posted by ブクログ
プレッシャーに強くなりたいという人のために書かれた1冊。あまり新しさは感じなかったので、もしかしたら自分はプレッシャーを普段あまり感じていないのかも?いや・・そんなことはないはずだが・・。
気に入った箇所は、プレッシャーに強い「名将」のワザを盗むという章より
★何でも自分でやらなければ気が済まないと動き回る監督ほど失敗する
→どちらかというと自分自身はこの傾向が強いから注意
★仕事を任せる時のコツは、最初は小さく任せ、様子を見てだんだんその範囲を拡大していく
→最近ここを意識しているところ。今後も継続!