内藤了のレビュー一覧
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案山子がいっぱいいる村が舞台。
→すでにこの時点で怖さが((((;゚Д゚)))))))
そこで数十年前に娘が行方不明になり
見つからない。
そんな事件がそれ以外数件も
起きていて…
本を読みながら最近見た
「サイレントヒルf」のアヤカカシという
案山子の化け物を思い出した。
それを思い出すほど村には案山子が
たくさんいて不気味。
作中で案山子を田の神の依代のように扱う
文化があることを知り興味深かった。
そして話は久しぶりに胸糞悪い展開に
なっていったと思う。
それにしても、徐々に地域潜入班の
キャンプ飯がグレードアップしているのには
少しクスッと笑えた。
カップ麺をホットサンド風にす -
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内藤了『火之神の奉り』千夜文庫。
新しく創刊された文庫レーベルから内藤了の作品が刊行された。恐らくシリーズ化されるのだろう。
夢枕獏の『陰陽師』と荒俣宏の『シム・フースイ』をミックスしたような伝奇小説であるが、やたらと様々な怪異や妖の類を持ち込み過ぎているように感じた。欲張り過ぎは良くない。
妖の銀竜と呼ぶ水の化身に護られた憑童の神代江姫は母親の入院を機に長野西宮高校に転入する。しかし、その土地は何百年に亘って怨霊が蠢く忌地であった。
江姫は自分以外が鎮魂の神楽を舞えば演者は必ず死ぬと予言され、男子に扮して文化祭恒例の神楽を舞う羽目になる。銀竜と呼ぶ眷属に励まされ、古の武神による猛訓 -
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ネタバレ宮部みゆきさん目当てで読みました。
ネタバレ感想
あなたを連れてゆく
ふんわりホラー
アキラは幸せなのかな不幸なのかな?と思ったり。
とても怖い!というよりか少しノスタルジー感じるホラーファンタジーみたいな作品でした。
竜狩人に祝福を
この本はこの話を読んだだけでもいい収穫になると思います。新感覚選択式ストーリーでかつラストに驚愕の真実を得ます。順々に選択していくと…。
この作品はもっと評価されて欲しい、この作品だけで小説を出して欲しいです。
月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ
河童のお話
ナメてかかって読んだら意外と怖かったです。
この分野はなんていうんだろう…
函
あぁ…やっ -
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伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★
隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが……
少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラーというよりも)SF短編。あどけなさとコケティッシュさの両義性をもった少女の造形、スリリングな宇宙旅行の描写が非常に楽しく読める。個人的には一番好き。
澤村伊智「しゃぐらどりの娘」★★★★★
引きこもりの幼馴染、学内新聞のネタ探しの日常が「しゃぐらどり」に塗り替えられていく。やがて主人公は町に潜む化物と対峙する……