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怨毒草紙 よろず建物因縁帳
春菜さんの想いの強さが仙龍さんの宿命に勝てますように、祈るばかりです。善光寺さんはお参りしたことがありますがこの話を読んで周りの寺社にも目を向けてまたお参りしたいと思います。
今回も怖かった!!
毎回楽しみにしているシリーズです。そろそろ物語も終盤に近付いてるのかな?と思いつつ、大好きなシリーズなので終わってほしくない、という複雑な気持ちです。因縁の話はもちろん、二人の関係も先に進みそうな予感?
次回も期待します。
前作の仙龍の言葉が冒頭に出て来て、胸がキュンとしました。二人に進展はあるのか?と気になり読み進めました。春菜ちゃんかついに告白!
でも仙龍の反応が。。もーどうなるの!?この二人。。次回作を楽しみに待ちます
Posted by ブクログ
よろず建物因縁帳シリーズ、7作目。
今作はいつにも増して描写の残虐さが凄まじい。この光景を目の前で見せられるサニワの春菜ちゃんが気の毒だわ。民俗学的考察も面白い。江戸風俗や残虐絵が描かれる背景など、興味深く読めた。日本画にしても洋画にしても、結構残虐な絵が多いのは分かる気がする。シリーズを通してよく調べられているのか、舞台設定も違和感なく、怪異にリアリティを感じてしまう。
そして、今作の読みどころは春菜ちゃんが仙龍にぶつける決意。大袈裟になりがちな場面だけど、この二人だからか、私はグッときて涙出た。温羅=鬼が島伝説の鬼からして、そこに隠温羅流のルーツがあるのか、その謎の解明も楽しみ。
Posted by ブクログ
よろず建物因縁帳シリーズ 第6弾
木賀建設の曳家を見学させてもらった春菜。
社長は仙龍の昔馴染みだったのだが、持仏堂を曳いた後、
怪異が起こるようになり、住職に相談されて鐘鋳建設を
訪れていたが、隠温羅流の因はなくても春菜が来た。
ってことは、そういうことでしょうと依頼を受ける。
こういう瞬間がワクワクします。
待受けていたのは凄まじい恨みと呪い。怨毒(エンドク)。
それが凝ると鬼になる。
シリーズの転機となる本作。
春菜は、いよいよ隠温羅流の過去に立ち向かう覚悟を決める。
棟梁から大切な手帳を預かって、前に進む。
春菜と仙龍の背中を押したのは、コーイチだよねぇ。
Posted by ブクログ
持仏堂を曳いたあとに、寺の周辺で立て続けに起こる怪異と不審死。春菜が幻視した、地獄のような光景。今回も恐ろしく、謎にじわじわ迫る展開から目の離せない物語です。そして仙龍にまとわりつく因縁の謎にも迫っていくようで。
今回の怪異の中心となる存在は霊よりもむしろ鬼と呼ぶにふさわしい、とんでもない存在なのですが。それでももとは人間であり、そこに至った経緯が恐ろしくも悲しい……ある意味これも芸術に取り憑かれた人間の末路なのかもしれません。だってこれ、とてつもなくおぞましいものだとは思うのだけれど。魅せられてしまう気も、ほんの少しわからないではないんですよね。実際こういう趣向の絵って人気でもあるんだし。
さて、ついに一歩踏み込んだ春菜。いよいよ陰温羅流の核心に迫っていくことになるのでしょうか。ますます今後の展開が楽しみです。
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