あらすじ
腐乱自殺死体の爆発事件を皮切りに、続々と起こる異常な自殺事件。捜査に乗り出した比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」は、背後に「AID(エイド)」という存在が居ることを突き止めるが。大人気・藤堂比奈子シリーズ第三弾! 【電子版特別付録】次巻『LEAK(リーク)』プロローグ原稿
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
3冊目にしてやっとキャラ立ちもして
ストーリーも今までで1番読みやすかった
キャラ強めのあの人が
今回は大ピンチに!!
さっさと次読も〜
あっ
またもや
東海林先輩すきぃ!!
Posted by ブクログ
自殺がテーマ。
ある日、高校生がネットに上がっていた動画を見て好奇心からその動画に映っていたある物を探しに多摩霊園の近くの森にやってきた。そこには動画に出てきた物があり、本物だ、と。
高校生の好奇心は怖い。そのある物とは、車で自殺した死体だ。しかも真夏日の車内で膨大に膨れ上がった腐乱死体。そしてその腐乱死体が爆発し、高校生の通報により事件となった。
また、八王子でも自殺死体が見つかっていた。
こちらも夏場とあり、体が腐り、シャツで括った首がもげて見つかった。事件性はないと見られたが、それを皮切りに立て続けに自殺事件が起こる。
繋がっていないと思われた自殺事件は、実は繋がっていて、最後は悲しい終わりだった。
今回、偶然自殺未遂で運ばれた女性を助けようともがく比奈子に涙が出そうになった。そして三木さんの彼女、麗華さんにはもっと涙が出そうになった。ドラマ同様良い人で素敵で芯のある人だった。
三木さんは本当に見る目あるね!
今回読んで心に残った言葉がある。
(誰かが死ねば、必ず誰かに影響がある。本人がどう思おうと。それを自分勝手に自分を殺しちゃいかん。それは他人を殺すことと同じことだ)
自殺をしないで欲しい。
留まって欲しい。
そう心から思ってる人の心からの言葉だ。
Posted by ブクログ
格好良くない人が居ない。
敢えて一番を決めるなら水1ダース運んだ麗華さん。
原島さんは良い人だった。良い人ではあった。
けど秘密が大きすぎた。
狂うなという方が無理では。
それでも原島さんに救われた人はいる。
三木さんが攫われたのだって原島さんを崇拝している人達だったから。
原島さんの事を想うなら絶対にやってはいけない事ですが。
思ってなくてもあかんけども。
Posted by ブクログ
死体爆発!いつもの猟奇さで始まった事件ですが…読後の心にすっごい漬物石を残していきました。ひきこもりの人も現実にたくさんいるわけだし。なーんか、気持ちが晴れない。ホント、深淵を覗くとき、深淵もこちらを覗いている、だよ。
Posted by ブクログ
シリーズ3弾。
自殺がテーマのお話。
死にたい人の手助けはいいのか、悪いのか
そんな風に考えながら読みました。
ドラマでも観たけど、
生きたくても生きられない人。
生きられるのに死を選ぶ人。
なんだか、切なさもあるお話だった!
Posted by ブクログ
シリーズ3作目です!
これ、今までの中で一番良かったです!
まずキャラが自分の中にしっかり落ちてきたということと、しっかりフーダニット要素があったこと。
こういうの大好きですからね!
相変わらずグロい場面からスタートです。
このシリーズ、グロいんですけど、描写があっさりしているので、みなさんサクサク読めると思います(*´꒳`*)
都内の霊園の自動車の中で、腐乱死体が爆発する瞬間を目撃する高校生(゚o゚;;
この腐乱していく過程がネットにアップロードされていた。
動画のタイトルは「周期ゼミ」という。
この事件を、皮切りに異常な自殺事件が発生する。
今回は鑑識官三木さん、三木の彼女の麗華さんが大活躍でございました(*´∇`*)
「世の中、美女と•••
イケメンだけで回っていると思うなよーっ!」
なんちゅーかっこいいセリフ!
小説なんてね、書くのは自由ですから、大抵美女とイケメンの世界になってしまうのですよ。
でもね、麗華さん、あなたは凄いよ!!
強くてかっこいい!
麗華さん、世の中はあなたのおかげで回っているんです(*´꒳`*)
と応援したくなってしまうようなかっこいいキャラでした♪
犯人の方はですね、そりゃたくさんミステリ読んでますからね、すぐに見当付けちゃいましたよ(笑)
絶対コイツだよなーって(笑)
でも合っているのか最後の最後まで分からず、そんな意味でもしっかり楽しませて頂きました(*´∇`*)
Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。今作も楽しみました。
お気に入りのキャラがピンチに見舞われるなど少しハラハラしました。
野比先生ももっと活躍してほしいなぁ。
どぎつい表現は相変わらず好みでした。
Posted by ブクログ
ううーん、今回は深い話だった。自殺企図ドナー、私も考えたことがあるけど、「自殺企図ドナーとなることが、せめて家族への贖罪と捉えるほど追い詰められていた」「その死が誰かを救うとするならば、家族に面目が立つと言いますか、死んでヒーローになる感覚とでもいいますか」は違うと思ったなあ。私が自殺した後に自分の臓器を必要としている人に提供できたらいいのにと思ったのには、それこそよく言われる「この世で生きたくても生きられない人もいるんだよ」っていう綺麗事に対抗する、死にたい人は死んで、生きたい人も生かすことができるんじゃないかなって思ったから、特に家族に面目を立てたいとかヒーローになりたいとかそういう感情はなかった。そこだけがちと違うかな。
Posted by ブクログ
今回は真相がなかなか分からず、ハラハラした。あー、あの人かぁ(涙)
キャラがみんな立ってて安心して読める。三木捜査官良かった。オタクはやっぱり強いなぁー。
狭い範囲で、心理的にも辛い事件ばかり起きるので、保同様、心優しい設定の主人公が病まないか不安だけど、周りの(先輩刑事達や死神女史、麗華さん)キャラ達が濃過ぎるし仲良しだから大丈夫なのかな?
前作からチラッと描写される霊は意味があるのかないのか。
Posted by ブクログ
三作目!
今回は、自死を取り巻く悲しいお話でした。
結構ページ数のある本かつ、テーマ的にも心苦しくなるような部分があり、途中少し読むペースが落ちたりもしましたが、後半の怒涛のスピード感がたまらんです!
最後の疾走感とエピローグで読後感は個人的に良いものでした。
今回もたくさんの登場人物が描かれていましたが、鑑識課・三木捜査官の彼女、麗華さんが深掘りされており、素敵なキャラクターでした!
2人はアニメやゲームが大好きな所謂オタクで、麗華さんは秋葉原のカフェの有名店長さん。
持ち前の強さと優しさで、三木捜査官の窮地を救います。
猟奇犯罪捜査班のメンバーじゃないっぽいけど、倉島刑事がさりげないダンディで好きです!
また出てきてくれるかなあ…!
少しずつメインメンバーのバックボーンもわかってきて、今後の展開が楽しみですね!
自分の大切な人を大事にする事って、実は自分を大事にする事なのかも。
見ず知らずの他人だって、誰かにとっての大切な人に違いないから、なるべく人には優しく出来たらいいな、なんて思ったり。
自分と自分の周辺について、ちょっと立ち止まって考えるきっかけになる一冊だったと思います。
Posted by ブクログ
ON、CUTに続く三作目、主な登場人物は比奈子の上司ガンさんこと厚田、先輩の武闘派東海林、オタク鑑識官三木、死神女史こと石上検視官そして、1作目の事件で連続殺人で逮捕された野比のび太先生こと中島保。 保と比奈子はお互いに恋愛感情を持っているが、将来の無い関係である。
今回は死神女史の病が発覚、もしかしてこれが題名の由来に関係するのだろうか?
今回のテーマは自殺、ただし本当に自殺なのか他殺なのかも紐解いていく。30年前の事件とのつながりもわかってくる。
善意で自殺を止めようとするサイトを悪用する者もいる。ネットの世界は猛烈なスピードで拡がる事はメリットである点とその反対に大きなリスクを孕んでいる。現代では・・・。
治療の臨界点、腹部の爆発、強皮症、これらの症状や自殺企図ドナー、パラコートがキーワードとなる。比奈子が北斗の拳を知っているのが驚きだった。驚きというと三木捜査官の彼女西園寺麗華である。また黒い三木捜査官には微笑んでしまったが、すぐに青ざめてしまった。
AIDとは何かも終盤に判明する。訓練を受けていない一般の人がカウンセリングのような行為をすると、本人が大きなダメージを負いかねない、ニーチェ曰く、汝が深淵を覗くとき、深淵もまた汝を覗きかえしている。負のオーラに抗うには相当な精神力が必要となるのだろう。その点、SNOOPYは強い精神力を持っているのかもしれない。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
過去作に登場したキャラも出てきます。
今回のテーマは自殺。
死にたいと本気で思っている人の手伝いをすることは犯罪。
物語はどんどん加速していく感じがして手が止まりませんでした。
一つ一つほどけていく感じ。
良い人間でも悪い面がある。
人って怖い。
面白い。ただ後味の悪い作品でした。
Posted by ブクログ
今回のテーマは自殺。
ただ事件として表面化していない状態で猟奇班が動いてるので、あまり派手さはないのと被害者?に対しても踏み込む様子はなかったです。
このシリーズは結構身内が危うい状況になるので、比奈子さんを思うと切ないです。
Posted by ブクログ
果てしないスローペースで追っている藤堂比奈子シリーズ第三弾「AID(エイド)」。今回は残念ながら(小声)グロテスクさが極めて抑えられた、ステエンタメ全振りなお仕事ミステリでした。
控えめとは言いましたが以後、グロテスクな表現が続きます。ご容赦下さい。
ーーーーーーーーーーーーーー
腐り果てた体から首がもげた孤独な縊死死体。
死に腐りゆく姿を撮影し、その後腹部のガスが爆発し無惨な姿となった一酸化炭素中毒死体。
この動画は自殺志願者が集うサイトにアップされ、自殺の抑止力となっている。
いらん臓器を捨てた(雑)死神女史のお見舞い帰り、病院にて比奈子の前に現れた、ドナーカードを握り締め複数の錠剤を吐き出し意識を失った服薬自殺未遂の女。
更に各地で頻発し始めるパラコート(農薬)自殺。パラコートを体内に吸収するとジワジワと細胞が溶かされ長い時間をかけて苦しみながら死に至るか、植物状態になる、らしい。
この一連の自殺は全て事件性はない。
自身で自らを殺した。他人の介入は一切存在しないはずだ。そこに絡まる自殺志願者を集うサイトの神的存在「AID」。しかし捜査を進めて明らかになるAIDの行動には矛盾がある。一体AIDとは何者で何が目的なのだろう。
上記凄惨がよりどりみどりな自殺体達からは予測出来ない、比奈子とキャラ立ちが過ぎる愉快な仲間たちの存在は、丁度よく警察小説の堅苦しさを破壊してくれて、これがとても読み易い。
のくせに終盤のスピード感溢れる危機的状況に、まったりモードの眼が覚醒。このエンタメ性とサスペンスの融合に面白いが暴走を辞めてくれない。
まだ三作目だが、ひっそり好きだったオタク鑑識官 三木さんが大活躍な本作が一番好きだ。東海林刑事命名「ドレスを着たゴリラ」の彼女が出てきたのも嬉しい。
しかしガンさんと死神女史の過去は興味深かったのだが、発展途上な比奈子と野比先生の安めなラブストーリーは、未だに受け入れられない。今後に期待...しておくべきなのだろうか(笑)
読み返して思うが、作品を知らない人からしたら、はてなマーク全開だろう。兎に角、人物達が魅力的だという事が伝わったら嬉しい。
とは言え、題材は「自殺」
この重たいテーマと比奈子と愉快な仲間たちのギャップに眉間のシワを寄せる人も少なくないと思う。ので、脳内は初期段階でエンタメに切り替えた方が良いかもしれない。
ついでに、サスペンス溢れる展開と、AIDの正体と悲しい動機に心臓をキュッと絞られるので
心のプロテクターもお忘れずに...。
Posted by ブクログ
のっけから車内に放置されていた⚪︎⚪︎が爆発、予想だにしない展開。このシリーズは初めてだったけど、キャラが立っててシリアスな展開の中だけどどこかコミカルなやりとりで癒される感じが好き。
展開も全く読めなかった。楽しめるシリーズ。
Posted by ブクログ
第3弾!
自殺した腐乱死体の爆発から始まる。
(インパクトあるけど、爆発までさせんでも…^^;)
それから、自殺事件が、あちこちで。
それには、自殺関連のサイトが関連する。自殺系サイト…旬ですな。言い方悪いけど^^;
相変わらず捜査班、こんなグロい中、イキイキと頑張ってる感じ。
その中で、一番光ったのは、三木捜査官の彼女 麗華さんやな。私は遠慮したいが生き方は羨ましい。
最後は結構切なくて、悲しい。
今回は、更に捜査班としての結束感が出て来た感じ。
こういう仲間ってええな!
名言(麗華さん)
「世の中、美女とイケメンだけで回ってると思うなよーっ!」
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾です!
再読。audibleにて。
3回目か4回目‥。
自殺がテーマになってる回です。
前作の『CUT』とは対照的に、『AID』は個人的には印象の薄い回です。
猟奇殺人ではないちょっとやばめな自殺の腐乱死体がでてくるのですが、その印象がめっちゃ強いのと、話には出ていましたが三木捜査官の恋人レイカさんが初登場します。
レイカさん、いい人で好きです!
2回目読んだ時は犯人誰だっけ??となりながら読みました。
今回は犯人はちゃんとわかってましたが、動悸がちょっと曖昧になってました(^^;;
好きな作品と言いつつ、記憶力なさすぎです(T ^ T)
Posted by ブクログ
グロテスク表現あるけど、なぜかアッサリ読める小説。
自分の命、誰かとの繋がり。
なかなか意識する事の少ない分野ですね。
世界に向けて顔を上げて生きている麗華さんがとても素敵。
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子 第3弾
今回は 腐乱死体が都内の霊園に放置された車内で爆発
その腐乱状態がネットに流されていた
テーマに自殺の是非もある模様
猟奇犯罪捜査班シリーズですが、今回は猟奇部分は少なめです
自殺志願者を思い止まらせようとするサイト
そのサイトは入り口にすぎない
今の事件が過去に繋がり
最後は思いがけないところへたどり着く
そして 三木捜査官オタクカップルの魅力が充分に楽しめます
追加登場人物
月岡真紀 八王子西署鑑識係 新人女子
片岡啓造 八王子西署組織犯罪対策課
ベテラン強面刑事
倉島圭一郎 八王子西署犯罪対策課
イケメン刑事 愛車のバイクは忍
Posted by ブクログ
藤堂比奈子シリーズ第三弾。今回は自殺し腐乱した死体から始まる。連続した自殺から事件を見いだす八王子西署・猟奇犯罪捜査チームって優秀すぎます。でも個々のキャラはユニーク。そのキャラも確立されてきて、今後が楽しみ。
Posted by ブクログ
今回も展開が気になってサクサク読めた。途中からもしかして…やだな…違ったらいいけどとドキドキしながら読めた。今回はチームのメンバーそれぞれの深いところが見えてより人間味があって読んでて楽しかったな。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目
自殺系の話なので好きなジャンルでは
ないけど、つまらなくはなかった。
緊張感とかも特になく
前2作に比べて落ち着いた内容
猟奇犯罪を期待してると微妙かな
あの人が事件に関わってる事は、序盤で察した。
Posted by ブクログ
麗華さんのキャラクターが素敵だった。三木捜査官含め、優しいカップルで好きだ。
綺麗事ではあるが、文字通り体当たりで自殺未遂者にぶつかっていく比奈子も良かった。
新キャラ御子柴くんは、これから成長していくのでしょうか。
前作から、緊迫した場面で幽霊(ぽい何か)を挟んでくるのはなんなんだろう。笑っちゃうのでやめてくれ。
Posted by ブクログ
段々思い出してきたw波留さん主演のドラマ、メモに絵を描いて記憶を導き出す作品でした①ON②CUT③AIDと意味不明な三作、だんだんと周囲の人物像も深みをまし、厚田と元妻の死神女史(今回は癌患者)、東海林、オタク鑑識官三木とスィートハニー西園寺麗華、駐在所の原島順座部長、主役の藤堂比奈子と恋人であるが連続殺人で特殊な拘束をされている中島保
三作目は死体が腐敗で爆発するぐらいで猟奇的な事件との言えないw
自殺サイト云々と比奈子が心情移入しすぎて壊れる部隊は整った、30年前の事件とか唐突な印象だったが、事件の解明につながる(´・ω・`)
Posted by ブクログ
オーディオブックにて。自殺幇助から広がっていく犯罪で、切なくて悲しい気持ちになるお話でした。
ちょこちょこグロイのは健在でしたが、今回は本当に読むのが辛かったです。
生涯を共にするのであれば夫婦になるしかない。結婚を意識する歳になり、深くグサリと刺さりました。
赤の他人同士が家族になれる、それってきっと素晴らしいことなんでしょうね。
私が分かるのはまだまだ先になりそうです。
あと気になったのですが、これは新しい警察小説枠なのか今作はミステリ色が強かったので、ミステリ枠…?どちらにせよとても面白いシリーズには変わりないので続きが楽しみです!
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
やっぱり比奈子は比奈子で恵平ちゃんとは違うなぁ(当たり前だけど」。
今回は三木鑑識官の彼女の麗華さんが、カッコ良かった。
途中までは犯人が全然わからず、ドキドキした。
まさか30年前のあの事件と結びつけるとは。
Posted by ブクログ
02月-08。3.0点。
藤堂比奈子、第三弾。
腐乱自殺死体を動画にアップされる案件があり、捜査。
また、同時に30年前の農薬自殺と同じ毒物を使った、自殺事件が連続して発生。「自殺掲示板」が関連しているのか。。
保の出番は少なめ。ただ、各キャラが確立されてきて、出番少なくても問題無し。
次作も期待。