あらすじ
廃墟になっている洋館から見つかった何体ものミイラ化した女性の遺体。それらはすべて体の一部分が欠損していた。猟奇犯罪捜査班の藤奈子らの捜査によって浮かび上がる意外な容疑者。果たして犯人の目的は?
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ドラマから。
佐々木希が演じた話。
八王子の森の中に西洋風の病院が建てられていて、そこは幽霊屋敷として地元でも有名な名所だった。
しかしその建物を取り壊すことが決まり、解体業者が屋敷に入ると、そこには奇妙な遺体があり、通報が入る。
屋敷を訪れた厚田班含む警察関係者は、近づいただけでもかなり臭うその屋敷の扉をあけ、奇妙な遺体と対面した。
1階のソファには赤いドレスを着た両腕がない白骨死体。
キッチンには臀部より下が無い裸にエプロンを付けシンクに置かれた死体。
2階の和室には布団にネグリジェ姿で寝かせられた臀部から恥骨にかけて無い死体。
バスタブには裸で寝かせられ臀部のない死体。
そして1番新しい死体は、首をパックリと切られ血溜まりの中にいた両方の乳房が切り取られている死体。
その死体の数々腐乱状態から珍しく東海林先輩が口から虹。
捜査の合間に何度と登場する今川焼きのお店。
そこで知り合った少年探偵団だと言う子供達と比奈子はどんどん仲良くなっていく。
偶然にも、ストーカー相談で仲良くなった佐和さんの息子とも仲良くなる。今後、まだ幼い彼のしっかりとした行動により比奈子は助けられる事になるのが、今作の鍵ではなかろうか。
読んでいて思ったのは、、、ドラマ見る前に読みたかった…!!
でした。犯人知ってる。知らない状態で読みたかった。基本ネタバレOKな私だけど、知らない状態で読んだ方が絶対面白いやんコレ!っとなった。こんな状態久々。。。
腐乱状態の死体の数々、それに群がる虫の描写、正直読んでいてこちらも気持ち悪くなった。(ご飯は食べたけど笑)
それだけの描写が書けるというのがシリーズを集めようか迷っている人にとっては大切なことかも。私はこれを読んでこの先も大好きな話になるだろうと確信した。
次作も楽しみ!
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私はお店の名前か大判焼きって呼びます。
藤堂比奈子さんだから野比先生に詳しく伝えられる。
犯人が身近過ぎて恐ろしい。
子ども達と一緒に大判焼き食べてる。
捜査中にも普通に話してた。
藤堂比奈子さんも顔で狙われてた。
腕の皮とか想像ついても顔は分からん。
恵平ちゃんシリーズを先に読んだから猟奇犯罪捜査班が今ここから出来るのかと感動している。
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シリーズ第2弾。
廃屋で見つかった5人の女性の死体。
そのどれもが体の一部が切り取られていた。
犯人の動機とは?
ドラマでは、佐々木希さんの話だった。
原作では、犯人はトヨさんだったけど、
ドラマは原作に近い感じで作られてたんだなと思いました!
めちゃくちゃ面白かった!
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猟奇殺人系大好物からすると軽めのタッチだがコレはコレで気に入ってるシリーズ。 前回を経て犯人の死で終わらせないと熱いところも出てきて刑事としてもっと全線に出ていくのが楽しみ。 残念なのは2人目の身元が分かるくらいで犯人分かっちゃたとこ。
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このシリーズにはまり、読んでいます。
猟奇犯罪ですが、一歩違えば、行く先は分からないような気がしました。誰しもがもっていそうな感情をうまく消化するか、または表出して行動に移してしまうのかなの違いかなと思いました。
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面白い!
前作と違い、被害者に感情移入することなく読めたし、終わり方も良かったので
暗い気持ちにならず楽しめた。
一気読み!
ただ、虫が苦手な人はその部分流し読みしないとキツいかも。
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シリーズ第2弾。
信州の七味を持ち歩く新米女性刑事が主人公。
特殊能力というほどのものを持ち合わせてはいないが、よく聞き、観察し、考えてる様子がとても好印象。
周りのサポートも悪い人がいない部分も良し。
グロテスクな殺人事件をテーマにしているので苦手な人にはおすすめできませんが、一気読みできるほど楽しめました。
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シリーズ2作目。
皮膚がはがされたバラバラ死体。
ミスリードもありながら、要所要所に出てくるヒントで
なんとなく容疑者が浮かびます。
虫の描写がリアルでグロテスク。
1作目の犯人がアドバイザーとして復活。
羨望と強いこだわりのある、ナルシシズムな犯人。
普通を装える異常者が一番怖いです。
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キャラクター毎の口語もとい口調、ほんと見事に被りのないキャラクター性が現れていて読み応えがありました。と、同時に(ドラマは見てないのだけど)主人公の人格にちょっとずつ違和感を募らせていったのだが、果たしてこれは杞憂なのかと…
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猟奇犯罪捜査班の輪郭ができた話でした。
死神とハゲ、天才と天然と、木偶の坊とオタクというメンバーでなかなか言い得ている言い回しです。
廃屋で見つかった5人の損壊した若い女性の遺体、そして連れ去られた女性ー。
伏線の張り方が絶妙です。ドラマと設定が少し違うので思い出すのに時間がかかってしまい、初めてのように楽しめました。
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シリーズ第2弾。
今回で、正式?に、猟奇犯罪捜査班に⁉︎
死神たハゲと、天才と天然と、木偶の坊とオタクで、立ち向かうと…
まぁ、この6人は、キャラ立ちしてるから絵になるわ。
そんなに増えてるのか…班作る程…
怖い世の中やな…
今回は、幽霊屋敷と言われる廃墟から、続々とエグい遺体が…こういう場面は、グロいけど、空気は、終始重たいって感じでは、なく爽やか?な感じで進む?(個人の見解です〜^^;)
犯行の動機はこれか!人を飾り物のように扱いやがって!
もう、少しヒネリが欲しいところやけど、まぁまぁ面白かった。
やっぱ、捜査班のみんなが、個性豊かで生々してるのが良いのかな?
最後は、…To be continued.
大丈夫!もう買ってあるから(^-^)v
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廃屋でみつかった五人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ激しく損壊していた。。。。という、猟奇的な殺人事件にひかれ読みはじめてこの本。確かに狂ってるけど、いつも必ず騙される私が途中から担任がわかってしまい結果的に動機とかもそのまんで少し残念だったけど、ハラハラして読んでました(笑)
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まるで2時間ドラマを見ているかの様に、どうなる?どうなる?とワクワクしながら一気読みしてしまいました。
憧れも過ぎると妄執ですね……。
藤堂が美しいと感じてしまったボディスーツ、凄惨さや残酷さが極まった異常な芸術作品。
ある意味魂のこもった作品なんでしょうね……。
太鼓焼きの呼び方は初めて知りました。
大判焼き、今川焼き、義氏焼き……思っていた以上に沢山呼び名があるんですね〜。
屋台で出来たての熱々たべるの好きです!
色々な味も魅力です(笑)
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猟奇犯罪捜査班シリーズの二作目でした。
主人公を始めとして登場人物たちのキャラが立っていて、非常に読みやすいです。すんなりと読めてしまいます。
シリーズ名通り、どぎつくグロい表現が多々ありますが、私は好物なので良かったです。
願わくば警察の設定をもう少し細かくして欲しいかな。
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猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子2
廃墟となった洋館から見つかった5人の女性の遺体
ミイラ化した死体からは、それぞれ身体の一部が無くなっていた
猟奇犯罪のシリーズなのだし
それなりの殺害方法の表現もでてくるのだけど
なぜかグロさが薄い
比奈子ちゃんの七味唐辛子の効き目だろうか
そして読みながら思い出しました
テレビドラマで 佐々木希さんが美しい殺人鬼を演じていた事件ですよね
こちらの原作とはイメージが違いますけど
どちらも印象的な犯人でした
若手刑事達の会話が軽快というか
普通っぽいというか
本当の警察署内の会話ってどうなんでしょう
隠蔽捜査は、特殊な署長だったし
新宿鮫は、ぼっちだし
機龍警察は、未来だし
案外一番現実的なのかも
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猟奇犯罪捜査班シリーズ第二弾。今回は若い女性を殺害し、その美しい部分、腕とか脚とか臀部とかを切り取るという猟奇犯罪。メンバーのキャラが立ってきて、面白くなってきた。
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2014年に読んだ本の続編だったから全然話の流れがわからん笑しかもなんか映像でみたことある話かも…と思ってたらドラマでやってたんだねー。犯人は確かに統計的には珍しいし、まさかとは思うよなって感じだったけどとにかく息子がいい子で泣けちゃう。
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藤堂比奈子「猟奇犯罪捜査班」シリーズ2作目
1作目で特殊能力を見せつけた比奈子(コンピュータ)
が面白く、今回も期待して読んでいたが・・・これは
ドラマで見た気がする(善光寺七味)
今回はテンポが良く(中島保も味付け程度でいい塩梅)
饅頭屋を基地にして少年探偵団が良い加減に上手かった
相変わらず死体の描写がエグいので食欲が落ちる
ネタバレ・・・ゴールデンカムイを思い出す(´・ω・`)
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二作目!
今回は廃墟となった古い洋館が舞台です。
なんともグロテスクな事件、描写が細くて鼻の奥ツンとする感じがしました…
メインメンバーが固定され、一作目より更にキャラクターの人物像が濃くなったように思いました。
今作では、この事件を取り巻く登場人物の数が多く(犯人候補に浮かばない人物含め)
個人的に内藤了さん作品の好きな部分である、キャラクターの魅力が活きていて面白かったです。
シリーズはまだ先が長いので、これからの展開を楽しみにしたいと思います!
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オーディオブックにて。シリーズ第2弾です。
犯人は割と早めにわかる気がします。
ただ描写がとてもグロい。残酷。あと虫のところはとても気持ちが悪い。
主人公たちが犯人に少し気がつくの遅くて何度かもやもやと。
ドラマ版をみたことがあるので犯人の描写の違いにびっくりしました。実はこのドラマをみて犯人役の方を「何この人美人すぎ!」って思ったので。笑
気持ちは悪かったですが、とても面白かったです。
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うーん。
犯人が誰かと動機も早い段階でわかるし、グロいし全体的にちょっと比奈子に引くなぁ。
石上女史のチョコを勝手に食べる場面に引いてしまった。
新人なのよね?この子。
一作目が面白かっだので期待してだけど、シリーズ2作目はイマイチだったな。
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ガンさん、東海林、死神女史は前作に続き予想通りの登場だが、意外だったのは三木捜査官に彼女(カフェ店員)ができて笑顔になったこと、そして中島保が登場することだ。ONで登場した人たちが猟奇犯罪事件の解決に力を合わせる。
ストーカーにあっているという背中カフェ吉田佐和を連れて警官が比奈子の元に来る。彼女には7歳の子どもがいて太鼓屋の今川焼きが大好きらしい。これらは大きな布石となる。
太鼓屋(後に比奈子は常連)の今川焼きを食べてみたくて店を訪れた比奈子は、そこで探偵団という子どもたちと出会う。子どもたちは幽霊を確認するために八王子市内にある大正時代の精神科病院の廃病院に行くという。子どもたちは怖くて帰ったあと、比奈子は東海林とそこで複数の遺体発見する。遺体からCUTの意味がわかってくる。
ここからが面白い。
それぞれの被害者の残された痕跡から機会と方法が明らかになってくる。後は動機である。その動機がわかった時に、犯人が炙り出される。
このストーリー性は読みやすく、良かった点である。
比奈子の母が末期癌で痩せたのをチャンスといいコスプレをして笑顔でいたことが前作で描かれていたが、今回の大きなヒントになっていると感じる。
保が言う、コンプレックスは自己顕示欲の裏返しと。日々の中でも自己顕示欲の強い人は、コンプレックスを抱えているように思える。しかし、保はプロファイラーではなく、人の心に潜入するはずだったと思うのだが・・・
猟奇犯罪捜査班の設置構想がガンさんと死神女史の間の構想というのは意外だった。しかし、題名がそうなのでできるのだろう。これからがシリーズ本番ということなのかもしれない。
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角川ホラー文庫のくくりで出版されているせいか、スプラッター描写というか残酷な描写が多いのが残念。
捜査陣の面々や捜査の過程がしっかり描かれているので、むしろ警察もの、サスペンスのジャンルになるのだが。
ただし今回は、前作に比べて話のスパイスは強いが内容は弱く、犯人があまりにも早く分かりすぎてて気づかない捜査陣が不思議と言うレベル。
今後の展開に期待。
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01月-01。3.5点。
藤堂比奈子第二段。廃墟となった元病院に、女性ばかりの遺体が見つかる。しかも人体の一部が欠損して。。。
シリーズとして始動した感じ。読みやすく、一気読み出来た。次作も期待。
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遺体グロすぎワロタ(笑えん)
でも犯人めっちゃ分かりやすくて親切だな…と思った。
人間味のある藤堂比奈子、いいぞ!!
ハルトの活躍良かった。
これもしかしてドラマだとあの話か………????東海林どんどん愛しくなる。木偶の坊で伝わるのがつらい。
オチのとこホッコリした…大判焼き食べたい。
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解剖を担当する法医学教授の石上妙子が勝手に名付けたところによると、死神とハゲと天才と天然と木偶の坊のオタクの猟奇犯罪捜査班だそうだ。今回もまたまたえぐい猟奇犯だ。肌のきれいな女性の肌をはぎ取ってドレスを作るというのだから。出先で接する人、子どもたちでさえ、すぐに仲良くなってしまう新米刑事の藤堂比奈子が、またもや獅子奮迅の大活躍する。この天然ぶりが楽しいシリーズなのかもしれない。ひょっとして意外さを狙ってこいつが犯人じゃあないかという人物はそうではなかった。作者にそう思わされたなあ。やられた。かなり意外な人物が犯人だった。ただ、思い返してみれば、ちゃんと手掛かりはあったな。
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どうもご無沙汰してます久々の藤堂比奈子さんです。前作の内容は完全に忘れ去っていましたが、過去を振り返りがちの比奈子さんのお陰で記憶はある程度まで修復された。ありがとう。お陰で登場人物に困惑すること無く真っ直ぐ読み進めることが出来ました。
今回は心配していたオカルト要素は無く、論理的なサイコパスさんで安心。キャラの作り込みが素晴らしくどの人物も愛らしかった。吐いちゃ復活戦を繰り返し「へべちっ」とくしゃみをする東海林先輩 かわいい。
このままオカルトを封印してくれる事を心から願いながらゆっくりシリーズを追っていきたいと思います。
面白かったです
何も考えずに読むには最適だと思います。
猟奇殺人を扱った刑事物ですが、それほどキツい描写もなく、心が傷むこともあまりなく。
フィーチャーされた人が亡くなるか助かるか、そこだけが少しドキドキ。
ただ作者は優しいのかな、あまりひどいことにはなりません。
ともあれ!
内容はキングオブステレオタイプなので、安心して読むことができます。
ちょうど中間辺りで犯人も動機も分かってしまいますが、それに興醒めせず、そうそうってうなずきなから読むのが吉です。