内藤了のレビュー一覧

  • 青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ

    匿名

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    今回は死神との戦い?
    どんどん力をつけていく伶、彼の優しさに心救われます。赤バッチとマリアさんの未来が明るいものでありますように。

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    2025年12月06日
  • 憑き御寮 よろず建物因縁帳

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    今回は、すでに博物館となった旧家の改修工事に伴う怪異。
    いつものメンバーが臨むものの、職人が次々と亡くなり、展示品には何故か同じ文字が書かれている。

    家系図に埋もれた女の怨念を鎮めるための奇策は「見立祝言」。
    発想としては違うけれど、芦沢央『魂婚心中』で描かれた死後婚の風習を思い出しました。

    私はもっと土地や建物そのものに絡む因縁を読みたい気もするんですが。
    この先の巻でどう広がっていくのか、期待しています。

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    2025年12月05日
  • AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    シリーズ第3弾です!
    再読。audibleにて。
    3回目か4回目‥。

    自殺がテーマになってる回です。
    前作の『CUT』とは対照的に、『AID』は個人的には印象の薄い回です。

    猟奇殺人ではないちょっとやばめな自殺の腐乱死体がでてくるのですが、その印象がめっちゃ強いのと、話には出ていましたが三木捜査官の恋人レイカさんが初登場します。
    レイカさん、いい人で好きです!

    2回目読んだ時は犯人誰だっけ??となりながら読みました。
    今回は犯人はちゃんとわかってましたが、動悸がちょっと曖昧になってました(^^;;
    好きな作品と言いつつ、記憶力なさすぎです(T ^ T)

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    2025年12月05日
  • 首洗い滝 よろず建物因縁帳

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    よろず建物因縁帳シリーズ第二弾。
    広告代理店勤務の春奈を軸に、山奥の滝で起きた死亡事故から物語は動き出す。泣き声のような音や水面に浮かぶ顔。伝承か、怨念か、それとも自然現象か。曳屋も再登場し、因縁に立ち向かう。

    主人公の女子が仕事第一主義で冷静に解決へ導いていくところが、読み心地の良さにつながっているかなと思います。参考文献には藤森栄一『信濃の美篶』が挙がっており、土地の伝承を踏まえた舞台設定が感じられる。ちなみに静岡山間部にも「お君の滝」という伝承をもつ滝があり、全国的に“滝と怨念”の結びつきは深そうです。

    次巻へのつなぎとしても軽快に読める一冊です。

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    2025年12月03日
  • トラップ・ハンター 憑依作家 雨宮縁

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    12月-01。3.0点。
    憑依作家シリーズ。編集者真壁の同僚が殺害される。遺体には「加工」が。敵との戦いも近く。。。

    いよいよ決戦近し。

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    2025年12月02日
  • 鬼の蔵 よろず建物因縁帳

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    比奈子ちゃんシリーズでおなじみの内藤了さん。
    今回は雰囲気を変えて「よろず建物因縁帳」シリーズ。

    第一弾は『鬼の蔵』。
    舞台は山深い寒村の旧家・蒼具家に伝わる因習、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」。
    文化財級の蔵を含む土地に開発計画が持ち上がり、広告代理店の営業女性・春奈と、因縁物件専門の曳き屋・仙龍が関わることに。
    現実的な視点と、霊的な観点の二人が組んで、建物にまつわる怪異を収束させていく。

    描かれる現象は、どこかで聞いたことがあるような、日本の怪異の「平均値」を呼び覚ますようで、すっと物語に入り込める。
    シリーズの始まりとして、出し惜しみ感がちょうど良い感じ。これからどう広がっていくの

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    2025年12月01日
  • DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    今回展開先読みできたけど先読みできた以上に胸糞悪い事件だった。

    AIが出てきて昔見た近未来的生活が本当に形つくられるかもしれない、という時代にまだこんな世界が多分残ってる気がしてそのことがまだゾッとする。

    2025.11.30
    213

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    2025年11月30日
  • ハニー・ハンター 憑依作家 雨宮縁

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    11月-12。3.0点。
    憑依作家、第3弾。
    人体の一部を切り取る殺人鬼、連続だと雨宮が指摘。
    アカデミーとの関連は。。

    雨宮と庵堂の関係も少しずつ見えてきた。次作も期待。

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    2025年11月26日
  • 凶変 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    ミカヅチメンバーに危機が迫り、極意の妹・真理明がチームに加わって扉の謎も分かってきてどんどんクライマックスが近づいてきているのが分かる。成長も見られるけれど玲がチームに加わってまだ1年。展開が早いな~。重苦しい中の三婆ズの変わらなさが救い。

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    2025年11月23日
  • スマイル・ハンター 憑依作家 雨宮縁

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    11月-09。3.0点。
    憑依作家雨宮縁、第二弾。
    出版社の元社員、結婚退職したが夫が自殺し、家はゴミ屋敷、本人も自殺未遂。
    真壁、カメラマンが調査していくと驚きの事実が。。。

    読みやすい。短いが結構面白い。大きな敵に少しずつ近づく。

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    2025年11月18日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

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    2025年11月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    堕ちる

    内藤了さんの作品はいつも怖い。他の方も怖いと言えば怖いですが、、読み慣れてないせいか途中で読むのをやめてしまった物もありました。

    #怖い

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    2025年11月12日
  • ネスト・ハンター 憑依作家 雨宮縁

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    11月-06。3.0点。
    登場人物に完全に憑依する作家。編集者の同僚母子が、自宅で無理心中。疑う編集者、作家と共に捜査。。

    読みやすい。根底に流れる大きな敵、今後に期待。

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    2025年11月11日
  • ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    自分が犯した殺人と、同じ方法で自殺したと思われる遺体が連続して見つかる。ホラー文庫?と思ったけど、確かにホラーかも。方法に問題はあるとしても、罪を犯して、後悔も反省もせず、償うこともしていない人間は、報いを受けても仕方がないと、心のどこかで思ってしまう。主人公の藤堂比奈子は、抜群の記憶力があるものの、特殊能力者というわけではない、普通の刑事。どうしてドラマではあんなキャラになったんだろう。

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    2025年11月02日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第2弾。
    第1弾と第3弾は読んだので、読み残してた1冊。

    以下印象的だった作品。
    新名智「竜狩人に祝福を」
    ドラゴンに支配された世界でドラゴンを倒すために旅立つ主人公。
    ゲームブック形式は無条件にわくわくしてしまう。通常ルートで進むとたどり着かないページが点在していてそこを読むと主人公の背景が徐々にわかってくるんだけど、そのページが結構ぶつ切りになっていて、どうせならゲームブックの中に組み込まれて自然にたどり着くようになってたらさらによかったのになぁと思った。

    内藤了「函」
    突然一等地のお屋敷を相続することになった主人公。売

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    2025年10月30日
  • 呪街 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    Audibleにて聴書。
    当時人物のキャラクターがテレビドラマ的でちょっと引く。サンババアーズとか万能キャラだし。シリーズ物なので次作に期待。

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    2025年10月24日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    ネタバレ

    【収録作品】
    梨「イオ」
    内藤了「CHURCH ――恐界――」
    藤ダリオ「サイコロあそび」
    伴名練「押し入れの宇宙飛行士」
    澤村伊智「しゃぐらどりの娘」

    「イオ」 皮肉。すぐわかる。
    「CHURCH…」 ミッション系の女子校が舞台。健全で安全なホラー。
    「サイコロあそび」 グロい。そして理不尽。まさにホラー。
    「押入の…」 エモい。
    「しゃぐらどりの娘」 著者が著者だけに、やっぱりなと思わされるが。これもまさにホラー。ミステリ仕掛けもうまい。

    緩急つきすぎ。さすがのアンソロジー。

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    2025年10月17日
  • DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    やはり不気味
    いつもこのシリーズの事件は不気味なので、安定の不気味さ。昔からのならわし、案山子に神をおろす…
    どこにでもありそうな慣習がこんなことになるとしたら
    今は少なくなった案山子を、もし見掛けたらこの話しを思い出すだろうなー

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    2025年10月11日
  • 妖声 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    ネタバレ

    怜の出生の秘密と、アマネの過去などがわかる
    赤バッジの声がした電話が掛かってくる怪異。
    100%悪魔のせいだと分かってましたよ
    異能の持ち主は大変やな〜狙われ続けるなんて。

    甘いテノール声、神様にも伝わる声だとは!
    だから悪魔に狙われてたんだね。
    最後、おっさん殺してしまったし、、、てか死んじゃったし、、、
    赤バッジも、無事だといいけど。

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    2025年10月09日
  • MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平

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    Audibleで聞くにはちょうどいい感じの聞き応え。
    事件の内容はとても陰惨なものだけど、主人公や相棒の刑事の様子がテンポよく心地よく聞ける。
    映画やドラマにしかないような恐ろしい事件の裏側。

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    2025年10月08日