内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本シリーズで読み終えた作品の中ではやはり「魍魎桜」が最高傑作、本作「堕天使堂」はそれに次ぐ大満足の作品でした。
本作で仙龍が曳くのは「オリバー・カード聖教会堂」。
本作はシリーズ初となるサタン(洋物)を鎮めます。
日本人であるが故に、日本古来からの霊や因縁、怨念などというものに恐怖を感じ、室内の温度が下がったような感覚や、物音、気配...それらのものに恐怖を感じます。
反対に「ポルターガイスト(映画)」などに代表されるような所謂洋物は少し引いた立ち位置から俯瞰的に見ていた気がしますが、本作はその辺りが上手くミックスされているというか、何というか...
しっかり怖さを感じながら読み進め -
Posted by ブクログ
ネタバレ「鬼の蔵」「首洗い滝」に続くシリーズ第3作。
順番を無視し、本シリーズにハマるきっかけとなった「魍魎桜」の次にのめり込み、恐怖を感じた一冊でした。
まだまだ未熟な私には物語の舞台となる豪商・藤沢本家にまつわる人物の相関関係が理解し難く、おそらくそれ故の☆4つ。
しっかりとした恐怖を味わえた分、自らの読解力不足が悔しくてたまりません。
藤沢本家に纏わる女性の呪い。
そこに隠された複雑な人間関係と哀しき歴史。
そんな呪いを断ち切るべく、今回もいつものコンビ(春菜と仙龍)が自らの命をかけて立ち向かう。
いやぁ、久々に恐怖を感じながらもページを捲る手が止まりませんでした。
説明
内容 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「on」の後、比奈子さんが、中島保をぜんぜん疑っていなかったけど、読者として、最後まで疑ってかかってました(笑)。それが、この巻で払拭されました。
「on」と別視点で書かれたため、わからなかった、知りえなかったものが浮き彫りにされて、面白かったです。疑いもせず、思い込んでいたものが、覆されて、新たな発見もあって、同じ事件で真相を知っているにもかかわらず、展開にドキドキしました。
彼の、悲しみと危うさが、どんどん深刻な事態を引き起こしているのに、自ら「弱い」と思い込み、止められないという口実見つけ出しては、深みに嵌っていくところに真実味がありました。境界線などないのだと、出会ってしまったもの -
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Posted by ブクログ
よろず建物因縁帳シリーズ 第9弾
いよいよクライマックスって感じで、本格的に
因縁を解くために動き出したから、ドキドキが止まらない。
温羅(ウラ)という鬼を隠すと書いて隠温羅(おうら)流。
そのルーツをたどる為、岡山に向かう春菜と仙龍とコーイチ。
光が強いほど影は濃くなる・・・
「黒子のバスケ」のセリフみたいだ(^◇^;)
色々な謎が繋がって、流れは浄化に向かっている。
そんな本作で、一番浄化されたのはエピローグ!
コーイチの法被式と、うおぉ(゚〇゚ ;)ぉぉおおお!!と
心で叫んでしまったシーン!!
全ての期待を込めた完結編『隠温羅』は
冬に発売予定です!
待ち遠し過ぎる!!待つけれども!!