あらすじ
東京駅おもて交番の目の前で通り魔事件が発生。白昼凶行に及んだ犯人を何とか取り押さえた恵平だが、事件現場から持ち主不明の「心臓の落とし物」が見つかり――。
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居酒屋ダミちゃんいい所ですよね。
美味しご飯が食べたくなる。
柏村家って良い家族ですよね。
親を尊敬している。
恵平ちゃんも平野さんも自分ではなくて相手の心配をしているし、桃田さんは実際に見たわけでは無いけど二人の心配をしていて本当にいい関係だなと思います。
柏村さんは毛髪と爪を60年後に残すんじゃなくて恵平ちゃん達に直接渡すつもりだったんだろうか。
山川さんがあの恐ろしい遺失物の中身確認している時、こう言っちゃあれですけどなんか好き。頑張ってる。中身は洒落になりませんけど。
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恵平がおもて交番に帰ってきた!
早々に通り魔事件に遭遇。犯人と対峙した様は読み手にもリアルでドキドキした。
救えなかったと、もっと何か出来ることがあったのではないかと自分を責める恵平に涙してしまった。
通り魔だけでもお腹いっぱいなのに、箱にはいった心臓まで出てきてびっくり。
そしてプロローグの永田がもーひどい!
そして記者の老人がまた怖い。
早く続きが読みたい!
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6作目!
ついに恵平も正式配属され丸の内へ帰ってきました。しかし、白昼にとんでもない事件と遭遇してしまいます。そしてさらにそこからとんでもない展開になり、別の事件へと…
うら交番のことも着々と進行しています。
シリーズも終盤に差し掛かっている感じがしてなんだか寂しい!でも続きが気になる!
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柏村の息子と孫が登場し、謎の核心に近づいていく。他方、過去にも不穏な動きが…
そんな中、通り魔事件ととある落とし物事件で恵平に迷いが生じる。そんな中、ある人物が恵平に優しい言葉をかけてくれる。
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2022/2/8
恵平ちゃんの名刺欲しい。
悪用されないデザインにして特典しおりにするのはどうだろう。
今回は気持ち悪さがお見事でした。
臭いの表現で眉間にしわがよったもの。
悪意の塊のような通り魔と悪意の全くない祈祷の殺人。
これを同じ軸に乗せて展開したのね。相乗効果だね。
恵平ちゃんの成長が頼もしい。
過去編もだんだん明らかになってきて楽しみ。
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〇自分の至らなさに目がくらみながらも、心臓の謎を探る!
堀北恵平(けっぺい)・東京駅おもてうら交番シリーズの第6弾。
今回は、様々なこれまでの伏線回収回…か?!
冒頭、刑事の永田の回想シーン。
刑事の永田は、弾みで警察官の古賀を殺してしまい、それをバラバラにしたが処分に困り町はずれの農作業小屋へ向かう。しかし子供に見つかってしまい、口を封じる。いつバレるのか、ドキドキしているとその動きをつかんでいたのはなんと「明野のジジィ」だった―――
本編。
研修を終え、無事に東京おもて交番に配属になった恵平。
同じ刑事の桃田と平野と一緒に、「東京駅うら交番の柏村」のルーツを探りに、群馬県の柏村の息子と孫娘を訪ねた。そこで二人とかかわりあう中で、柏村の遺品のノート類を入手する。その中に桃田は毛髪を発見し、DNA鑑定にかけるが。
別の日、おもて交番で立番をしていた恵平は、品川の白蛇神社に行きたいおばあさんを応対する。―その時、ヒステリックな声と共に、刃物を振りかざす男の姿が見える。混乱する恵平だったが、無我夢中で抵抗し、無事逮捕される。
その後、そのおばあさんが置いていった箱からは、なんと異臭のする生の心臓だった―――
自分の至らなさに目がくらみながらも、心臓の謎を探る!
至らなさ、と書いた直後に至らなさの解説をするのも何なんだが、(笑)
恵平の至らなさが、とてもかわいい。警察官としてまだ新人、そんなに落ち込まなくてもいいのに、とつい思ってしまうが、そこは内藤了先生の書かせる責任感のある主人公像なんだな、という視点でも見てしまう。
心臓を置いていくおばあさんもおばあさんだし、それをわずかな手がかりから追っていき真実にたどり着く恵平たちもすごい。そんなことが日本社会にまだ信仰として残っているんだ、それがこうして事件に発展してしまうのだ、という筆者の想像力に今回も感服するのであった。
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シリーズで買っている。
向こうの時代から現代へ来ている人間もいるのではという展開にぞくっとした。
永田の物語とケッペイの物語がリンクする展開が待ち遠しい。
今回も一気読みでした
毎回怖いお話なこのシリーズですが、今回はリアルというか生々しさが凄くて、怖い怖いと思いながらも一気読みでした。実際に起きた事件がモデルになっているのでますます怖いんでしょうね。通り魔なんて、いつ誰が巻き込まれてもおかしくないし、思い込みや盲信だって誰しも取りつかれるかもしれないし。
ケッペーちゃんを応援しつつ、佳境に入ってきた物語からも目が離せません。
早く続きが読みたい!!
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やっと本物の警察官になった早々
恵平の目の前で通り魔殺人が発生
その騒動のあとに届けられた落とし物は「心臓」だった
人の悪意も弱さも優しさも強さも様々なものが詰まっている一冊でした
話がもしかして…と益々面白くなって来ました
次も楽しみ
東京駅うらおもて交番 堀北恵平
なぜ東京駅に過去と現在を往き来出来るのか? 謎が深まるばかり!過去の柏村さんは何者? 警察官の方々は悪者ばかり相手をしていて自分の心は壊れないのか?私も以前から思っていた。どうやって乗り越えるのか?先輩警察官の方々に是非聞いてほしい。一気に読んでしまいました。
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少しずつ過去と現在が交差している部分が見えてきた。それでも謎は深まっていくような感覚。とにかく先が気になって、次の巻もすぐに読みたい!全てが解き明かされるのが楽しみ。
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意外とすんなりコロナが話題にならなくなってる??
てか、スティーブンキングやん!?
てか同じような向こうからもやってくる系のホラー映画がなかったかしら...?
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シリーズ第6弾。
東京駅おもて交番に配属された恵平。
うら交番の柏村の遺族とコンタクトに成功し、
柏村の遺品を受取る桃田と恵平。
別の日、交番で道案内の最中に恵平の目の前で
突如起こった無差別殺人と腐った臓器の落とし物。
『うら交番』へ行ったものは1年以内に死ぬ。
平野を巻き込んでしまった事を悔やむ恵平
タイムリミットが迫る中、うら交番への入り口が
開発計画により取り壊される事になった。
柏村の遺品の品をDNA鑑定にかけたら興味深い結果が出た。
うら交番での事件とリアル世界での事件が重なる?
この進展は、緊張感が加速する!
早く続きを!!
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新人女性警察官の恵平は警察学校を卒業し、東京駅おもて交番へ正式に配属される。気持ちも新たに交番に立ちながら、先輩刑事の平野・桃田と、時間を超える「うら交番」の調査を進め、謎の核心に迫っていた。そんな中、交番の目の前で通り魔事件が発生。白昼凶行に及んだ犯人を恵平は何とか取り押さえるが、事件現場から持ち主不明の「心臓の落とし物」が見つかり――。
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恵平ちゃんシリーズも毎回事件の凄惨さを更新してきます。恵平ちゃん警察学校卒業して正式に警官なったと思ったら即これ。
今回は通り魔と、恵平ちゃんのおじいちゃんが言うところの『盲信殺人』だったしつらい…現実でもこういう事件あるけど理解できない。死者は蘇りません。。
うら交番行っても柏村さんと会えなかったのも初でした。柏村さん出てこなかったなぁ、その代わり恵平ちゃんのおじいちゃんがヒントくれました。若さにギラつく掘北清司さん。平野先輩のスーツは昭和の男性にはとてもハイカラ、柏村さんも平野先輩のスーツ気になってたっぽいし。
恵平ちゃんの勤務先の先輩の山川巡査を、西武ライオンズの山川穂高選手に変換して読んでしまいます。イメージ完全に山川。。
遠くからはるばる息子(の臓器)を大事に抱えて憑き物落としの神社へやってくる老母を想像したら、死者は蘇らないことを解ってても声高に「あんたは間違ってる!」って糾弾出来ないですわたしは…(この人どうかしてるな)と目を逸らして無かったことにして終わりにしてしまいそう。こういう人にも向き合わないといけないからつくづく警察は大変です。現場で対応するのは交番勤務の巡査たちで、刑事は事件の事を遺族に報告しに行ったりその後の捜査したりと何もかも起こった後というのがまた。。この指摘は「確かに」と思いました。被害者が出てからしか警察は対応しないとはいえ(これは困ります)、巡査と刑事はまた違うなぁ。。
Posted by ブクログ
うーん、もしかしたら永田が昭和から令和にタイムスリップして逃走してるとしたら、、恐ろしい。
しかも永田は警察だったのにもう根本的なところから殺人鬼になってる。
しかもえげつない。柏村さんを殺した犯人が永田説出てきたなーー
ただの警察ものじゃなくてタイムスリップが絡んでるの面白い。
Posted by ブクログ
裏交番の柏村の部下永田敏夫の話から始まった。
永田は職務中に謝って若い警察官を殺害してしまい、自首をせずバラバラにし墓地の墓に頭など身分わかるものは埋め、他は川に流した。
そこからバラバラ殺人事件の帳場が立ったが未解決になった。
その作業中に子供に見つかってしまい咄嗟に殺してしまった。その子も墓地に埋めた。
その事をよくしる老記者「明野ジジイ」とよばれているものがよく永田が務めている所轄にきていた。
明野は永田の殺人と埋葬を知っていた。
→明野は埋めた死体を処理すると言い出した。
何も見返りもなく、ただこういう事をやるのは私と言って、その後永田は自宅の畳に大量の血痕を残し行方不明になり、殺人事件となったが犯人は捕まらず。
→この事件が柏村の託したい事件なのか?
表交番では通り魔事件が起きた。
その時に交番前に落とし物があり、その中身が人間の心臓だった。
それを落としたのは道案内で交番に立ち寄ったおばあちゃんだった。
そのおばあちゃんは息子が暴力を振るいおかしくなったのを清める為内臓を取りだし神社で清める為兵庫から東京まで来てい。
おばあちゃん含め家族も内臓を清めてから体に戻すと生き返ると思い込んでいた。もしくは自分達にそう思い込ませ、現実から逃げていた。
これを妄信殺人といい、裏交番に行った際恵平の祖父清司から聞いた話がヒントになった。
その時は柏村には会えなかった。
※妄信殺人は昔医療など発達していない時代の事件と思っていたが現代でも実際に起きるのは人間の心が自分の許容範囲を超えてしまうと起きるてしまうのか。
そういう風に考えることで悪夢を考えなくてすむ自己防衛なのかもしれないと思った。
其の後メリーさんからは裏交番に続く道が近々取り壊しになると聞かされた。
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第6弾!
研修も終わって、やっと一人前?のお巡りさん!
交番は、予想通り「東京駅おもて交番」!
相変わらず、エグい…
でも、通り魔殺人は、スルーして、木箱に大切に入った落とし物のハート(心臓)の方がメイン!
何かに取り憑かれたから、清めるのに、内臓分けて木箱に入れて、神社で祓ってもらうのか…
それで、生き返るって…そう思い込んでる自体が病んでるやん!怖わ〜
でも、血ドバドバはええ感じ(⌒-⌒; )
そろそろ、うら交番の秘密も徐々に、明らかになりそうやし。
クライマックスが近づいて来た感じ。
でも、今回は、その序章で、さぁ謎を解き明かすで!で終わってるんで解決したというか何というか…
分かっわ!次読め!っと事やな!
言われんでも読むわ!(^-^)v
しかし〜研修終わるまでの短期間で、こんなにエグい事件続くか〜?は言ってはいけない^^;
人ってね、自分のためには頑張らないのに、誰かのためなら頑張れるのよーメリーさんの言葉が頭に響く。
Posted by ブクログ
現在の事件よりも、うら交番で起こっていることが、どう繋がって、二人がどうなっていくのか、そっちの方が気になります。なので、今回は短編として読むミステリーとしては、目立った印象はなかったです。
今回の食べ物で気になったのは、里蕗のコンポートです。甘い蕗を食べる事があるって知らなかったです。それに、「アンゼリカ」ってフキだったんですね。そもそも、クッキーとかに入ってるあれが、アンゼリカって食べ物だってことも初めて知りました。ルバーブジャムも蕗みたいだし、結構お菓子として食べられているんですね。
Posted by ブクログ
東京駅おもて交番前で起きた通り魔事件と、心臓落とし物事件。憑き物事件って本当にあった話聞いたことあるけど怖い…
過去の事件も気になるし、現在の話も気になるし、とりあえず早く続きを読みたくてウズウズする…
Posted by ブクログ
これまでと趣向を変えたシリーズの『幕間』のような作品。
恐らくこれから始まる最終章に向けて、これまでのまとめの位置付けにあたるのではないだろうか。
人間の弱さと悍ましさ、それらに対峙する主人公の心の機微が丁寧に描かれていて、趣きは異なっても好感の持てる一作だった。
作中、無差別殺傷犯が登場するが、現実世界でもこういった事件が頻出している。
コロナ禍に於いて格差社会は益々顕著になり、厳しい境遇に追いやられる人達が後を立たない中、この手の犯罪が増加するのではと危惧している。
子供の頃見たアニメなどでよくある描写に、何かしら選択を迫られた登場人物の頭の周りをその登場人物と同じ顔をした天使と悪魔がクルクル周りながら、それぞれが彼を戒める言葉と悪事を唆す言葉を交互に繰り返す。
人間は自分が不幸だと感じる時、他人に対して寛容になれない。結果、悪魔の囁きに耳を預けてしまう。先のアニメの話の中でも触れたが、甘言を囁きかける悪魔は登場人物と『同じ顔』をしている。
それは悪しき心は誰の中にも存在するというメタファーのように思える。
齢を重ね、正邪を知った上でその狭間に立ち、それでも道を違えない者こそが聖者だと個人的に考えている。このシリーズの主人公にはそういう神々しさを覚える。
そして、そんなシリーズもいよいよ佳境。
物語はどんな風に結ばれていくのか興味津々…
来春の刊行が楽しみ。
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こんなところでto be continuedとは。藤堂比奈子シリーズなら上下巻となりそうな展開。そろそろ大詰めということなのでしょうか。
昭和前半と現代を行ったり来たり、突飛なはずなのに違和感なく、物語に毎度没頭させられます。なぜだか最近狐憑きや悪魔憑きの話に縁があり、これもそうだからビビる。おぞましいプロローグに始まり、憑かれた人を切り刻めば祓えると信じている様子を想像すると怖すぎます。
ケッペーが初心を忘れることはきっとない。死んじゃう伝説は吹き飛ばして、立派なおまわりさんになって。
次、早くお願いします。
Posted by ブクログ
ここで終わり?!と思ったけれど、ラストに向けて話が進んでいってるのかな〜。前中後編の前巻って感じだった。
物語は、そう言えばこれ主人公たちが警察だからつい推理やミステリーものだと思っちゃうけど、本のジャンル的には「ホラー」だったね……という内容でした。
幽霊とかそういうホラーではなく、人間がいるからこそ生まれる怖さが恐ろしい。結局生きてる人間が一番怖い、なんだけども……なんだかそれだけでは済ませられないような、どうすることも出来ない怖さもあるというか……。
巻が進むごとに事件のグロさが増していっているので、次巻はどうなることやら……。
Posted by ブクログ
何だろう、ちょっと不思議だ、というのが感想。
現代の科学をメインとした考えと、昔ながらの土着信仰。
話のメインとして、現代(令和)と昔(昭和)を行ったり来たりのファンタジーを織り交ぜながらがあるので、この話はう〜ん、なるほど。と思うところもあった。
相変わらず事件の起きた直後の描写はエグいけど、前シリーズほどじゃないからまだ許容範囲。
物語がクライマックスに向かってきている。続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
過去と現代が繋がっていくのが楽しいですね。
しかし、今回は私の苦手な描写が(;^_^A
でも、ケッペイちゃん達も頑張る姿は素敵ですね。
続きが楽しみ♪
Posted by ブクログ
12月-14。3.0点。
東京駅おもてうら交番シリーズ。
訓練を終え、地域対策課の警官となった恵平。白昼、目の前で通り魔事件が。同時に「人間の心臓」を入れた桐箱を拾得し。。。
いよいよ佳境に向かう感じ。
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東京駅おもてうら交番・堀北恵平シリーズ、6作目。
今回は凶悪通り魔事件と「心臓の忘れ物」事件が同時に起こるものの、二つとも特に目立った推理展開もなく犯人逮捕で終わった印象。一方で、おもて交番とうら交番が繋がった真相には着々と近づいていっているようなひりひりとした感じは受け取れる。刻限が迫っていることもあり、うら交番で起こっている事件がその真相にどう繋がってくるのか、次作以降の展開に期待。
Posted by ブクログ
ここまでくるとケッペイちゃんと平野刑事が生き延びることができるのかと裏交番の結末をどのように持っていくのかが興味津々。ストーリーの中で起きる事件はあまりなんとも思わないです。
Posted by ブクログ
内藤了『EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』角川ホラー文庫。
シリーズ第6弾。
次々と過去と現代で凄惨な事件が発生し、新たな謎ばかりが描かれる割にはストーリーがなかなか進まずに次巻へ続くでお茶を濁された感じ。
プロローグに描かれる『うら交番』の時代のかなりグロい猟奇事件。本編に入ると『おもて交番』に正式配属された堀北恵平のほんわかした日常が描かれ、ホッとするのも束の間……
白昼に堀北恵平が配属された交番の目の前で通り魔による殺傷事件が起きる。恵平たちの活躍で何とか犯人を取り押さえるが、事件現場で桐の箱に入った人間の心臓が見付かり……
本体価格640円
★★★