内藤了のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
内藤了『夢探偵フロイト ナイトメアの殺人実験』小学館文庫。
シリーズ完結編。
夢とは不思議なもので目覚めると内容を覚えていなかったり、はっきりと覚えていたりする。仕事でなかなか解決出来なかった問題を夢の中で解決し、翌日、それを試すと上手く行ったりする。
そんな不思議な夢をテーマにしたシリーズも、シリーズを通して最大のテーマであったフロイトが長年に亘り追い求めて来た『人を殺す悪夢』の謎とついに対決する時が来たようだ。
鈴木光司の傑作ホラー小説『リング』のような……
フロイトの元に介護福祉施設で相次ぐ悪夢による不眠を伴った謎の感染による心臓麻痺の事案の調査依頼が入る。感染者が他者に呪いの -
-
購入済み
桜底
特殊な能力を持ちながらそれを呪いのように感じて生きて来た怜。内藤了さんのおどろおどろしい描写は本当に凄い。恐いだけの話ではなく怜の持つ心の芯の部分の光が安堵感を感じました。
-
-
-
Posted by ブクログ
よろず建物因縁帳シリーズ 第6弾
木賀建設の曳家を見学させてもらった春菜。
社長は仙龍の昔馴染みだったのだが、持仏堂を曳いた後、
怪異が起こるようになり、住職に相談されて鐘鋳建設を
訪れていたが、隠温羅流の因はなくても春菜が来た。
ってことは、そういうことでしょうと依頼を受ける。
こういう瞬間がワクワクします。
待受けていたのは凄まじい恨みと呪い。怨毒(エンドク)。
それが凝ると鬼になる。
シリーズの転機となる本作。
春菜は、いよいよ隠温羅流の過去に立ち向かう覚悟を決める。
棟梁から大切な手帳を預かって、前に進む。
春菜と仙龍の背中を押したのは、コーイチだよねぇ。 -
Posted by ブクログ
よろず建物因縁帳シリーズ 第7弾
今回のお話は二通りの流れがあります。
1つは、隠温羅流の流れを追う話。
もう1つは、常務として春菜の会社に入った最低男と、
そいつに纏わる怪奇現象。
棟梁から大切な手帳を預かった春菜だったが、
パグ男の先を行く最低男が災難と怪異をまき散らす。
隠温羅流の起源を辿る旅も途中で中止。
今回は建築に関する蘊蓄だけでなく、怪奇現象に関する
話も盛りだくさんでドキドキしました。
最低男の常務は、もっと酷い目に遭わせてやりたかった。
まぁ~こうやって考えるから魂が汚れるのね・・・
気は強いけどサニワにはなれないわ(^◇^;)