内藤了のレビュー一覧

  • パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子

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    石上女史、ガンさん、サー・ジョージの出会いの話。
    石上女史がチョコを偏愛してる理由が本当にウルッとくるし、普段読んでる藤堂比奈子シリーズの2人とは違う初々しさがすごく良かった。

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    2020年01月07日
  • 魍魎桜 よろず建物因縁帳

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    よろず建物因縁帳シリーズ 第5弾。
    最初に向かった先は普通のお宅だったが、そこでサニワ?を
    発揮して、女の敵をケチョンケチョンにしてやった。
    メインの話は、地滑り現場で八百年程前から語られている
    伝承通りに人柱が埋まっていたのだが、同時に老婆の霊も
    目撃されるようになり、調査を依頼された仙龍達。
    樹齢800年を越える枝垂桜に秘められた真実が明らかになる。
    今回は2回ほど泣きました。憑き御寮に出てきた庭師も
    登場して、いい仕事してました。
    隠温羅流導師を継ぐ者は、他界する前夜に
    決まった現象が起こるという。
    仙龍の寿命を思わず逆算してしまい
    呪われた宿命から早く救ってくれと春菜に願う今日この頃。

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    2020年01月01日
  • 夢探偵フロイト -邪神が売る殺意-

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    ちょっとしたきっかけで夢は見るものですが、夢と現実の境界があいまいになるっていうのはちょと怖いかも。

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    2019年12月29日
  • COPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    巨大な組織との戦いが始まることは予想できたけれど、だんだん魔の手が比奈子たちに迫ってくる…。不気味さを感じさせる物語だった。
    比奈子たちは誰も欠けずに最後を迎えることが出来るんだろうか…。心配…。

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    2019年12月21日
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    今までの話が地続きになっていて、いろいろとわかってくる。
    東海林がいない八王子署はどこか寂しい。
    でも新たなメンバーも加わりこれから何かが起こるであろう雰囲気もある。
    終わりに向けて進んでいっている感じがする。

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    2019年12月19日
  • BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    何かが始まる…そんな一冊。
    うーん。続きが気になる。
    永久と保と比奈子の3人の関係に心臓がキューってなる。擬似家族はこれからどうなるのだろう。
    情報が小出しにされて、もどかしい。それは所轄と本庁のことでやきもきしてる厚田班のメンバーと一緒なのかな。

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    2019年12月19日
  • ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    それはzeroからoneになる。
    犯人はなんとなく想像できるこの作品。でもぐって引き込まれます。
    読む手が止まらない。
    シリーズもまだまだありますがおもしろいですね

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    2019年12月18日
  • 犬神の杜 よろず建物因縁帳

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    シリーズ第4弾。
    亡くなった事務職員の描写から始まります。
    何かわからないけど、何かがいる!って感じで掴みはOK。
    そして障りに引き寄せられる春菜。
    でも大きく動き始めるのは後半を過ぎてからなんです。
    蘊蓄とか謂れなんかは、大満足なんですが
    曳きの儀式が一番の見どころでもあると思ってるので
    もう少し詳しくやってほしかったなぁ。
    驚きは最後の方にやってきます。
    犬神憑きの予想はついてはいたんだけど
    そうだったの!と思ったら、とっても切なくなりました。
    いつもとは少々怖さの質の違うお話でした。

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    2019年12月18日
  • ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    zeroまさにこれは始まりの物語なのだと読んでいてわかるはなしでした。今までよりは怖い描写は少なめだけど、不気味さは増している気がします。読みやすいので、早く続きが読みたい。

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    2019年12月14日
  • LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    今回の殺し方もまたまたエグい…
    この作品は想像力というものを放棄したほうがいいのだろうと思うような描写が多い。というか放棄したくなる。
    今回もぐいぐい読めました。
    主人公の藤堂比奈子が魅力的な人だから読めるし引き込まれる。
    他の登場人物もキャラが立っていておもしろい。

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    2019年12月13日
  • 首洗い滝 よろず建物因縁帳

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    よろず建物因縁帳シリーズ 第2弾。
    村のタブーとして隠し続けた首洗い滝。
    幽世(かくりよ)の火の本来の意味と、千体以上の石神仏群。
    見えているものだけでなく、見えぬものこそを見よ。
    仙龍が父親から諭されてきたことだという。
    様々な現象から調査を進め、そこから見えてきた因とは。
    今回も物凄く面白かったです。
    現象には意味があるとは思っていたけれど
    この繋げ方はお見事です。

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    2019年12月11日
  • パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子

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    ムシの描写がグロテスクすぎて、その情報たちが脳内を右から左へ通過していったが為に、「そうだったのか!」と衝撃を受けれたであろう箇所で「ん?どういうこと?」となってしまった。(自分に残念)
    それでも十分楽しめた。
    どんな母親だったら正解って言われるのだろう。

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    2019年12月01日
  • 堕天使堂 よろず建物因縁帳

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    内藤了『堕天使堂 よろず建物因縁帳』講談社タイガ。

    仙龍シリーズ第6弾。

    プロローグに描かれた雪山学生リンチ殺人は古い教会で起きた忌まわしい殺人事件へとつながる……

    今回は何時もにも増しておどろおどらしい展開に期待したのだが、いやに呆気ない結末に些か拍子抜けした。

    設計士の長坂が買い取った古い教会で起きた忌まわしい殺人事件。長坂の依頼を受けた春菜と曳き屋の仙龍は古い教会に巣食う強烈に悪意に立ち向かうが……

    本体価格750円
    ★★★★

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    2019年11月28日
  • 堕天使堂 よろず建物因縁帳

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    シリーズ最新作。
    パグ男が出てくるのか…って思ってたけど、読んだら止まらなくなった^^;
    怖いから夜読みたくないのに、止められなくて大変だった。シリーズで1番怖いかも…次のも楽しみです。来年初夏が待ち遠しいなぁ。

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    2019年11月16日
  • 堕天使堂 よろず建物因縁帳

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    曳き家シリーズ最新刊。
    今回は洋風の教会が舞台で、和風が続いたシリーズの中では異色作。ゴシック建築が好きな方は、聖堂や内陣の描写にわくわくするかもしれません。
    今巻は春菜の宿敵パグ男に焦点があたりますが、厚かましさやいやらしさ全開で暴走します。
    そういう作者が配置した憎まれ役だと思ってなまぬるくも微笑ましく見てたんですが、今回は傍若無人が過ぎるというか、パグ男を下げて春菜や仙龍を上げてる……?って勘繰りたくなるストレス描写にちょっとイラッとしました。
    それでこそパグ男なんですが、最終章で「春菜ちゃんには貸しがあるしね。一肌脱ぐよ」と実はいいヤツなところを見せてくれるんじゃないかと期待してます。

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    2019年11月14日
  • 堕天使堂 よろず建物因縁帳

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    ネタバレ

    プロローグが終わったら、第一章のタイトルが「長坂パグ男の新事務所」。げげっ、いきなりパグ男かよ。萎えそうになって笑いました。

    とにかく楽しみで仕方ない本シリーズ。シリーズ初の洋モノ怪異にあさま山荘事件が絡められていて、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007)を観て以来、「総括」という言葉が使えなくなった私としてはマジで怖い。幽霊は信じないタチですが、やはり禁忌に触れてはいけないと思う。

    やたら可愛げの出てきた春菜ちゃん、妄想シーンが恥ずかしい(笑)。「曳き屋に曳けないものはない」って、カッケー。映像化するとしたらいったい誰が仙龍か、そればかり考えてしまうのでした。

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    2019年11月11日
  • BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    ネタバレ

    このシリーズのグロいのにはずいぶん慣れたはずなのに、冒頭まるで屠殺かのような、いや、屠殺でももうちょっと対象への思いやりが感じられるよと思えるほど、血も涙もない(血ダダ流れやけど(^^;)殺害シーンにワタシ涙目。

    しかし、人の心を持たなかった永久くんが、野比先生を助ようと懸命だったり、友達の証として宝物を未来くんに渡したり、この辺りは嬉しいほうの涙目。それだけに、永久くんが危険にさらされたら平穏な気持ちでは読めそうにありません。

    永久&未来コンビが傷つけられることがありませんようにと祈るばかり。続けて下巻へ。

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    2019年10月05日
  • 魍魎桜 よろず建物因縁帳

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    好きなシリーズの最新作。
    因縁がらみの建物を移す曳き家の仙龍と春奈が活躍する。
    「主人公が嫌い」って意見もあるが、私には理解できない。フツウにまっすぐで好感のもてる主人公だと思うのだが考えすぎでは……?
    読書なんて感じ方は人それぞれだし、キャラの好みも千差万別でいいとは思うが、私は春奈に好感を持っている。
    今作では重役の浮気に本気で怒る所や自然におばあちゃんの手を握る所(+「わんこ」発言)、過去に遡れば一作目の赤子に関係する哀しい真相に感情を乱すところなど、勝ち気で強気、仕事以外では不器用でやや融通が利かないが、そんな青臭いところも含めて応援したくなる。
    仙龍との微妙な距離感や恋愛面でのもどか

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    2019年09月24日
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

    購入済み

    安定して面白い

    相変わらず安定の面白さです。
    鑑みるの使い方に違和感を覚えるのも変わらずですが、物語も佳境、こうなりゃ最後まで付き合います。

    ところで清水刑事~、火を消すのに消化器持ってきたらダメっすよー笑

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    2019年09月15日
  • ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

    購入済み

    安定した面白さ

    相変わらず安定して面白いです。
    半分行かない辺りで、犯人が分かってしまうのも相変わらず。
    ※今回は38%時点だったので、最早記録かも笑
    でもそれが良いんだよね。

    ところで、少し作者の誤用が気になり始めてます。
    前作くらいから多用している「鑑みる」
    これ「考える」「考慮する」って意味ではないのだけど、作者はそう言う意味で使ってる模様。
    また、「クレバー」
    これは動物が賢いときに使う言葉で、人間には使いません。
    ※人な対して使うなら「スマート」

    こういった誤用は少し萎えます。

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    2019年09月09日