あらすじ
微生物学者の坂口がある日発見した新型ウイルス。感染したラットは互いを獰猛にむさぼ
り喰い、死んでいった。後輩に処分を任せたが後日、ウイルスを手に入れたという謎の団
体から首相官邸に犯行予告が届く。人質は、全国民。目的は何なのか? 毒舌女刑事・海谷
とウイルスを捜すが、都内では次々と爆破事件が発生し――衝撃連発のサスペンス開幕!
感情タグBEST3
ハラハラワクワク
展開が早くて一気に読んでしまった。
登場人物が皆魅力的で、とても楽しめた。
映画化されたら凄く素敵な映画になると思う
Posted by ブクログ
坂口先生、奥さんが亡くなってから分からないことだらけで手探りながらもちゃんと生活をしようとしてるのがいい。
米を洗剤で洗う人って本当にいるんですよね。逆に凄いって思ってしまう。
ウイルスのせいもしれない!ってなる度にかなり緊張した。
チャラさんなかなかの運転技術をお持ちのようで。
チャラさんが、自衛隊に息子さんが居なければどうなっていたか。
偽物のゾンビウイルスだったとしてもばらまかれてすぐに偽物かどうか分かるわけでは無いからとんでもないパニックになっていたと考えたら本当に坂口先生凄い。
坂口先生がシェルターで次男に仮死状態になった後の指示をしている時泣きそうになった。良い家族だ。
チャラさん良い人。話し方も好き。
Posted by ブクログ
全国民を人質として、ゾンビ・ウイルスをばら撒くという謎の集団からの犯行予告!
いやあ夢に出てくるほど結末知りたかった本は初めて!!何気ない会話にもキーワードがあって面白かった!
匿名
コロナ初期の頃を思い出しました。
あの恐怖を知っているからこそ、未知のウイルスには恐怖しました。
研究社の方達がいるからワクチンもできる。色んな人達が自分の見えない所で頑張ってくれている。
Posted by ブクログ
託されたウイルスは、恐ろしいものだった。
一体何がしたくて、こんなものを産んだのか…。
副産物なのか、目指した果てなのか。
それ以前に、処分をお願いした人物が亡くなり
その妻は消えて、あのゾンビ鼠の映像が公開され
爆破予告があるという、恐ろしい展開。
どうなるのか、どうするのか。
どこに本物が仕掛けられているのか。
右往左往して、そして…の最後。
ものすごく力が抜けました。
良心って、大事です。
Posted by ブクログ
狂犬病とインフルエンザがコラボしたゾンビウィルス発見!
そんなデータとかを後進に託すなよ〜
コロナもあって、何か他人事とも思えないやん。
しかし、こんなん武器に反抗予告したら怖い〜〜〜!
こういう怖い細菌兵器級のヤツって、何かどっかの研究所にありそう。武器か何かにするために…
しかし、もう日本にはないけど、狂犬病って怖いな。かかったら、ほぼ100%死ぬみたいやし。
科学者というか、人間の良心でなんとか…
でも、何も罹らんのもそれはそれで…
あかん事やけど…
相変わらず、この作者のはサキサク読める(^-^)v
ちなみに、うちのワンちゃんは、毎年注射してます〜
こんなのになったら、どうしようって思う(T . T)
メンデューサーの首
今世界中を騒がせているコロナウィルスがゾンビウィルスじゃなくて良かったと思いましたが、やはり感染から発症までのスピードが速く死に至るという恐怖は凄かった。唯一守衛のケルベロスの場面は楽しかった。会ってみたいとさえ思ってしまう。
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微生物学者の坂口がある日発見した新型ウイルス。感染したラットは互いを獰猛にむさぼり喰い、死んでいった。後輩に処分を任せたが後日、ウイルスを手に入れたという謎の団体から首相官邸に犯行予告が届く。人質は、全国民。目的は何なのか?毒舌女刑事・海谷とウイルスを捜すが、都内では次々と爆破事件が発生し‥
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2020/3/10
現在の内藤了ストックラスト。
早く新刊出てくれ。
幻冬舎は医療系で行くのかしら。
シリーズ化かと思ったらそうでもなかったようです。残念。
坂口先生もいいんだけど脇のケルベロスやタイ人のチャラがいいキャラやな。
出番少なくて寂しいわ。
またどこかで会えることを祈ってます。
今回も知り合いを探したんだけどわからなかった。
跳ねっ返りのハブられ仲間の後輩が知ってる人かもしれんね。ぐらい。
この作者にしては珍しく主人公がお年寄りで、それだからこそ奥さん亡くなったり斜陽な感じ。
たまにはいいんだけど身につまされるからたまにでいいです。
できればケルベロス並みに吹っ切れたお年寄りがいい。
フィクションだから。
Posted by ブクログ
特に今ウイルスで騒がれている世の中では、本当に怖い出来事だと思います。
犯人の目的は分かりやすいものでしたが、そこに至るまではハラハラして面白かったです。
Posted by ブクログ
やばいウィルスが町にばら撒かれて阿鼻叫喚!を期待してはいけない。笑
冒頭からグロい感じかなーと思ったので、その点では物足りなかったけれどエンタメとしては一本の映画な感じで面白かった。短い中にも良いキャラ揃っているなという感じ。
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内藤了さんの描く登場人物は、
どこかほんわかしていて、品があって好きだ。
比奈子ちゃん、坂口センセー。
そして、グロとほんわかの対比ね。
チャラよかった。どこかでまた会えるかな?
Posted by ブクログ
藤堂比奈子シリーズの作家さん
微生物学者の坂口が恩師から託された新型ウィルス。
処分したと思われた矢先、そのウィルスを使った犯行予告が日本政府に届き…
読み始めて「うわ~おもしろい~」
でもって、なんか途中からいい感じのバディらしき毒舌女刑事やら、お助けマンが登場したりでわくわくする~
んだけど…
ラスト、なんか拍子抜け~
え?そんな犯行計画?
もっとどば~とぎょえ~となるかと思てたのだけど…。
あらら~な結末なのよね…。
Posted by ブクログ
定年退職後の特任教授が頑張るお話ですが
科学者が禁忌に手を付けた物を残してくれたせいで
謎の組織がウイルスを手に入れて、脅迫してきた?
こりゃ大変だぁ~って思ったいたんですけどね。
サスペンス仕立てってことで落着ですかね?
融通のきかない門番のケルベロスが頼もしかった。
タイ人のチャラが、言葉が勇敢でグッジョブです!
コロナが再度猛威を奮い始めている中では、怖さ倍増でした。
Posted by ブクログ
狂犬病とインフルエンザの強さを併せ持つ恐ろしいハイブリッド・ウイルスが盗まれた。
しかも、ワクチンは、存在しない。
なぜ、恩師は、この最恐のウイルスを作ったのか?
退職した微生物学者・坂口は、恩師の残したウイルスの処分を後輩に任せだが、後日、ウイルスを手に入れた謎のテロリスト達から、首相官邸に犯行予告が届く...
そして、相次ぐ爆破事件。
毒舌の女刑事・海谷と共にウイルスを探すが、やがて明らかとなる真実とは?
最後まで、黒幕の正体はよく分かりませんが、最後、坂口の身を挺した驚愕の行動に、ハラハラドキドキします。
Posted by ブクログ
定年退職後のお父さんが頑張るの素敵!
老兵ケルベロス最高!
結局、犯人が誰としない終わり方でそこだけが残念だったとこ。
大掛かりな犯罪計画だったから個人では無理なのは分かるけど…本当の黒幕は助手か…?奥さんが…?なんて勘ぐっちゃって
Posted by ブクログ
悪魔のゾンビウイルスが紛失し、謎の爆破予告が。最後がバタバタであっけなく終わってしまった感があるので、もうちょいパニックさが欲しかったかも…。
でも坂口特任教授をはじめ、海谷さんや、門番のケルベロス爺さんたちがいい味出してるので、またこのメンバーの続編も期待したい。
Posted by ブクログ
テンポが良くて読みやすい。
ただ、サスペンスとしては、スリルはあるけど、雑な印象。
主人公が高齢のせいか。
もっと、吹っ切れた爺さんでもいいのに。
Posted by ブクログ
ジジむさい(笑)。内藤さんの著作はこれまでシリーズものしか読んだことがなくて、想像しただけでときめくイケメン曳き師とか、高ビーだけど可愛げのある女子とか、思わずギュッと抱きしめたくなる女性刑事や警官ばかりを見てきたから、定年退職後の特任教授の爺やとなるとなんか調子が狂う。グロさは相変わらずで、変異して自分の手を噛みちぎるネズミなんてやっぱりホラーなんですが。
爺やが倒れたら困るから、応援したくなるという点では同じかな。私の苦手な「ジジイの妄想」に走ったら嫌だなと思っていましたが、美人捜査官相手でも節度あるのがイイ。
捜査一課のあの人はあの人ですよね!?
Posted by ブクログ
内藤了『メデューサの首 微生物研究室特任教授 坂口信』幻冬舎文庫。
書き下ろし作品。65歳の微生物学者・坂口を主人公にしたサスペンス。坂口の亡き恩師・如月が残したウイルスが致死率100%のゾンビ・ウイルスで、それが謎の団体に奪われるというストーリー。
ウイルスによるテロが起きてパンデミック状態になり、人類滅亡の危機が訪れるのかと期待に胸を膨らませ読み進めば、何とも呆気なく、拍子抜けする結末に愕然。
本体価格650円
★★★