あらすじ
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湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「人魚」事件の背後には未解決の児童行方不明事件が関わっているようだ。その後、また新たな謎の遺体が見つかる。保を狙う国際犯罪組織も暗躍し……。
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湖で発見された、ビニールシートに包まれた謎の遺体。
その上半身は少女、下半身は水生生物のように変化しているように思われる。
比奈子が属する八王子西署にも新たな変化が訪れていた。ずっと捜査を共にしていたメンバーの異動があり、さらに新人が配属されてきたのだ。
先輩らしい振る舞いをすることにまだ慣れない比奈子。
少女の「人魚」の遺体は、“死神女史”こと石上博士のもとで検死された。そこで分かったのは、遺体の身体の変異に関する、驚くべき事実だった。
その「人魚」事件にひきつづき、子供の奇妙な部分遺体が発見される事件が起こり……。
現代社会の闇が猟奇的殺人と共鳴する、新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第8弾!【電子版特別付録】次巻『COPY(コピー)』プロローグ原稿
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人魚事件は苦も無く解決してしまった感があるが…あいかわらずグロイのと、全体として段々と大きな絵ができてきているのが、続きを期待させる。スヴェート、ですか…
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人魚の遺体が見つかった。
捜査一課へ昇進した東海林からそう聞かされた比奈子はその遺体を解剖した死神女史に呼び出され見に行くことに。
この春から新しく配属された御子柴を連れて。
彼は安土交番に研修に来ていたエリートで、自ら志願し厚田班にやってきたという。
しかし彼の態度は刑事らしからぬもので、厚田班の活動にもガッカリしている様子。
そんな新体制となった猟奇犯罪捜査班は、人魚の遺体---改め、幼い少女を人魚のように仕立てあげた犯人を一丸となって捜査していく。
ドラマ化された話までは、一巻完結の話だったが、それからの話は何処か繋がりを見せていて、今回のMixでも前巻の殺人事件が関わってくる。
今回の殺人事件の犯人が行っていた研究。それを支援していた謎の組織。暗殺者。センターにいる犯罪者達。
これからどうなっていくのか先が気になる。
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東海林先輩いないと寂しいですね。
新人が君だと思わなかったよ御子柴君。
交番で立番の時、携帯触ってた記憶しかないんで。
御子柴君に対する信用度はマイナス。
けど死神女史を守ろうとしたことによりプラスに行くための階段は出来たので崩れない事を願うばかり。
永久君良かったね。
スサナのUSB気になる。
Posted by ブクログ
八作目!
いやー、事件終盤は相当ハラハラした…めちゃくちゃ手汗かいた…
夢中になりすぎて本と目の距離が気づいたら5センチくらいになってた…笑
猟奇犯罪捜査班に衝撃の新メンバー登場…!
そして、精神・神経研究センター内にも新たなキャラクター、鍵師と呼ばれる司書さんが登場しました。
やっぱり内藤了さんの本はキャラクターが魅力的。
新メンバーにはイラつきつつも、事件終盤は成長を垣間見て将来が楽しみになり、
比奈子が先輩という新鮮さもまた面白かったです。
そして新人以外にも衝撃の人事異動が!
鍵師は寡黙な司書さんで、何やら今後の重要キャラになりそうな予感!
ハリーポッターに出てきそうな燻銀の、実はメッチャ強いジジイを想像しました笑
今回の事件は、ホルマリンで固定されたまるで人魚のような姿の少女が狭山湖に遺棄されるところから始まります。
生命の始まりはどこからか、そんな重たい問題を孕む内容でした。
そして、前作に登場した何やら規模の大きな謎の組織の尻尾が少しだけ見えてきました。
この後どうなっちゃうんだろう…
保がカウンセラーとして心の成長を見守っている永久君にも、徐々に良い変化が見られ始めました。
いやー、注目すべき点いっぱい、覚えておかなきゃいけないこといっぱい!
本筋はついにラスト3冊…!?
絶対比奈子シリーズロスになるな…
次巻も楽しみだっ!
Posted by ブクログ
湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「死神女史」の検死で、身体変異に関する驚くべき事実が判明する。そして八王子西署には人事異動の波が訪れていた。新人とのやり取りに苦戦しつつ捜査を進める比奈子。「人魚」事件の背後には未解決の児童行方不明事件が関わっているようだ。さらに新たに子供の奇妙な部分遺体が発見される事件が起こる。保を狙う国際犯罪組織も暗躍し…。大人気警察小説シリーズ第8弾!
犯人の動機は、もともとキメラの研究が好きだったみたいだが、不治の病にかかって生まれてきた娘をどうにか生かそうとしたっというところは、猟奇犯罪らしくはなかったが、良かったと思う。そして、センターに出てきた影人間や保を狙う犯罪組織スヴェート登場などなどクライマックスに向かってるところが良かった。
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しまった!!
間違えて「ONE」も「BACK」も読まないうちにこっちを先に読んでしまった。
猟奇犯罪ホイホイ・藤堂比奈子シリーズ
さて今度の事件は…
湖で見つかった人魚の遺体。
周辺で起こっていた児童行方不明事件、野比先生を狙う犯罪組織。
この事件の犯人は…
で、To be continued~!
なんかどんどん現実味がなくなってきてる気が…
まあそれでもいいんだけど…
でもって、御子柴~ったらイライラするわ~
って、そんな感想…。
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我が子を救いたかったはずが、誰かのの子供をつかって人体実験を繰り返す研究者に成り果ててしまったやるせなさ。
境界線が歪んでしまう瞬間って、きっと誰にでもふとした瞬間にやってくるのだろうなぁ……と少し恐ろしくなります。
Posted by ブクログ
比奈子がすごくしっかりしてきてる。後輩が後輩だけに余計感じる。
だからか、今後の敵の手強さを感じさせる。
センター内の特殊人物達の活躍を願わずにはいられないな。
御子柴がスパイかもと最初チラッと思ってしまった…(笑)
Posted by ブクログ
シリーズ8作目。
いつのにやら東海林が捜査一課に。
新メンバーの御子柴がどうなのかと思ったけど、ラストに厚田班のメンバーの一員になったようで良かった。
それにしてもなんという組織だ。
おぞましくて寒気がする。
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾。
前作「BACK」の後編かと思っておりましたが、どうやら別物と判明。
前作が途中で終了した感が強かった為勘違い。
本作は科学者が生物のDNAを操作しようとするお話。
主人公のヒナコはどういうわけか、犯罪者を美談にしようとするところが見られる・・・。
そうやって心の均衡を保とうとしているのを表現している模様。
犯人はゴミクズではあるが、話はなかなか興味深い設定でした。
おすすめは・・・・しにくいけど。
Posted by ブクログ
スピンオフの「パンドラ」を読んでからの久々の本編続き。
妙子女史は日比奈子を自分に重ねて見てるのねぇ…
あと、ちょっと御子柴がフィクションで都合のいいキャラ過ぎてあんまり。
Posted by ブクログ
第8弾!
厚田班の原動力は、怒りと悲しみ。
猟奇犯罪を起こした犯人に対しての怒りと、無残に殺された犠牲者への悲しみ。
事情は、あるにせよ。何か人体実験のような…猟奇犯罪というか何というか…
人魚とかテレビや恐怖もんで出て来るのは良いけど、実際に出て来たら怖くて…
人を何と思ってるんや!って読んでても腹立つ!
タイトルもMIXって…確かに混ぜてるけど…
こんなん軍事目的とかで、実際にやってたら、悲しいな。
こんなの非公式な猟奇犯罪班って組織だけで対応できんのか?というかするんか?って話しではあるけど。
内藤さん(作者)がOK出してるので、頑張って下さい!
更に背後に大きな陰謀みたいなのがありそうやけど。
ちと非現実的になって来たけど、面白い!
Posted by ブクログ
御子柴くーん!
しっかりしなよ、って思ったら最後グッジョブ( ¯−¯ )b✧
大きな敵がみえてきて、これからどんな事件になっていくんだろう…ハラハラしながら猟奇犯罪捜査班のみんなを応援していこう!
Posted by ブクログ
あれ一冊飛ばしたかな?と勘違いするくらい急にすすすっと三年経っていた。東海林先輩が遠くに…寂しい…。
前巻でリスタートを切ったと思ったらいきなりの全力疾走だった。
寄り道なしの最短距離を力技でぐいぐい押し通って事件が解明されていくのが本当に気持ちいい。
解明であって解決ではなくて、大きな事件が見え始めてきましたね。続きがまたとても楽しみ。
Posted by ブクログ
御子柴くんにイライラしつつ、最後でちょっと見せ場があって安心。だけど、「実は…」みたいな展開あったら嫌だな…(苦笑)
だんだんスケールが大きくなって、今後の話がどうなるのか楽しみ。
Posted by ブクログ
今までの話が地続きになっていて、いろいろとわかってくる。
東海林がいない八王子署はどこか寂しい。
でも新たなメンバーも加わりこれから何かが起こるであろう雰囲気もある。
終わりに向けて進んでいっている感じがする。
安定して面白い
相変わらず安定の面白さです。
鑑みるの使い方に違和感を覚えるのも変わらずですが、物語も佳境、こうなりゃ最後まで付き合います。
ところで清水刑事~、火を消すのに消化器持ってきたらダメっすよー笑
Posted by ブクログ
御子柴にイラついてしまったが、多少は役に立っているので許そうといった感じ(笑)。
巨大な敵の正体が少しずつ見えてきて、これからどうなる?
捜一に行ったはずの東海林がこんなに出張ってて良いのか(笑)?
Posted by ブクログ
シリーズ第8弾!
今回は幼児が犠牲になった事件。
しかも、下半身が魚という人魚のような遺体が発見されたところから始まる。
あまりの残忍さに怒りまくる厚田班。
新人の御子柴も加わり、ちょっと心配事は増えた感もあるけど、今後に期待。
次回にも続くであろう、黒い組織の影が気になる。
2019.6.27
一気に
一気に読んでしまった。頭の中で、TVドラマ化したら誰がどの役を演じるのか、つい、考えてしまう。(あ!もうドラマ化してたのか…) 石神さんは絶対的に夏木マリなんだよねぇ。
Posted by ブクログ
久々に読み進めているONシリーズ。
今回も辛い事件でしたがぐいぐい読みました。
軍事目的で人体改造の研究をするというのは狂っています。でもきっとこんなマッドサイエンティストはいるんだろうなぁ。。
このシリーズは凄惨な事件ばかりですが、ひとつ前の上下巻から引き続きの、子どもが被害者なのは余計に精神的にきます。
東海林先輩が昇進して所轄を離れている、とか、厚田班に新メンバーの問題児・御子柴が…と、少し変化もありました。永久君も変わりつつあります。金子君も気になるキャラです。
厚田班の面々は、こんな世界でも正しく真っ直ぐでほっとします。
スヴェート。なんだかスケールが大きくなってきました。続きも読みます。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目。
比奈子達の敵がどんどん強大になっていく気がする。そしてそれ以上に猟奇犯罪捜査班の結束が強くなっている。比奈子も後輩ができて逞しくなる。
シリーズも先が見えてきたが、楽しみだ。
Posted by ブクログ
シリーズ第八弾。MIX、上半身が少女で下半身が魚。結局はくっつけただけ?胚の操作は?犯人死亡で詳細不明、モヤモヤ感が残りました。一方で謎の闇組織が関わっているようで、話は次作へと続いていく。
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子 第8弾
となっているけれど “パンドラ”という石上医師のスピンオフを先に読んだ方が良かったのかも
第7弾からの続きではあるけれど
まだまだ事件は続く
狭山湖でまるで人魚の遺体の発見
“MIX”の意味が恐ろしい一作
この人魚の少女の捜索から他の幼児行方不明事件の幾つかは解決を見せる
事件の奥には軍事目的の人体改造の国際犯罪組織まで関係していく
ラストには近づいてきてるけどひなちゃんの扱う事件が大きくなりすぎてきた感じ
新入刑事御子柴くんは成長を遂げるか?
永久くんの心は成長を遂げるか?
Posted by ブクログ
MIXの意味、、、
永遠君かわいいな
藤堂比奈子シリーズは、この作品だけ
読んでも理解できるように
毎回登場人物がどんな人間かと
過去の事件の話が出てくるんだけど
順番に読んでる人からしたら
余計な部分で、いらない。その分今回の事件の
話を書いてほしいと思ってしまう。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目。
東海林が抜けて御子柴がハイリスク、また空気が変わった厚田班。
どんどんスケールが大きく、強大な敵になってくる。
センター内に鍵があるのでしょう。
犯人には犯人なりの理由があり、犯人にとってはそれが理にかなっている行為。
だからこちらの言葉も響かない。
どんどん佳境に入っていく印象。
あとどのくらい続くのでしょうか。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目、もう少し楽しめそうだ。
今回の猟奇犯罪の被害者は人魚らしき児童から始まった。新しいメンバーに御子柴を加えた厚田班が捜査していく。御子柴は警ら中にスマホをいじっていた警察官だ。成績は優秀だったらしい。
人魚のようなご遺体の正体は?誰かが人体実験したのか?それとも遺伝子のなせる技なのか?ただの結合か?その目的は?次々と理由を知りたくなってくる。
比奈子は、精神・神経研究センターを訪ね、保を頼りに鍵師の元へ。題名のMIXとの関連性も見え隠れする。
保が鍵師に言った。「探しているものはあなたと同じ、塀の外に置いてきた命をかけて守りたいもの。」と。それが何かということよりも、その気持ちの表現から温かさ感じてしまう。
永久は保やスサナ以外に一風変わった友人ができる。サバン症候群の金子である。金子のPCにある絵に、センターに運び込まれた検体情報と写真がある。佐藤都夜なども入っている。そして人魚も。金子はBackとカタコトで言う。これまでのシリーズが関係してくるのか?
今回の読みどころは、比奈子の成長ぶり、精神・神経研究センターの役どころ、価値のあるものと判断されると大きな組織が狙ってくる。厚田班が対峙する敵は・・・
ONから始まるこのシリーズは一つの長編として読むと面白い。決して途中から読まない事だと思う。
Posted by ブクログ
06月-01。3.0点。
藤堂比奈子シリーズ第8弾。湖で上半身が人間、下半身が魚の遺体が。死因は全身ガンと診断され。。
鬼畜の所業ともいうべき犯罪。厚田班も怒りながらの捜査。
いよいよクライマックスに向けている感じ。
Posted by ブクログ
猟奇犯罪ということで、ついに人魚まで出てきたか。狭山湖に投げ入れられたホルマリン漬けの人魚としか見えない死体!ここからとんでもない国際陰謀へとつながっていくのだが、えらく事が大きくなってきた。この捜査班だけで対応していけるか、今後心配ではあるが、そこは小説なので、きっと決着を着けるのだろう。特異な能力を持った犯罪者たちを収容して研究させているセンターのプロファイラー中島保や連続殺人犯の少年永久、自閉症の金子たちが重要な意味をもってくるのに違いない。
Posted by ブクログ
藤堂比奈子シリーズ8作目。
前作「BACK」では次の展開への序章という感じで消化不良気味でしたが、今作で背後に潜む黒幕の存在が徐々に明らかになってきて、面白くなってきました。強大すぎる敵にどう立ち向かっていくのか、今後の展開が楽しみ。
東海林が捜査一課に異動になって寂しい…と思ったけど、結局ずっと厚田班に出入りしてる模様(笑)そして東海林の代わりに来たのがあの「AID」で比奈子に叱り飛ばされていた御子柴とは…。相変わらずのナメっぷりでしたが、最後はちょっと頑張りました。彼の成長も楽しみに、続きを読みます。
待ってました!
今回とってもセンセーショナルな被害者の姿に一体何故だろう?と思いながら読んでいきました。ちょっと拍子抜けのおマヌケ犯人?でがっかり感がありましたが…
それでも、新たな仲間も加わり新しい場所へ移動した人もいて、これからが楽しみだなと思いました。ひなちゃん頑張れ!