あらすじ
鑑識官・三木と恋人の麗華の結婚を祝うのも束の間、比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」の面々に事件の知らせが入った。
心臓がえぐりだされた2遺体が八王子の廃ビルで発見されたのだ。
実は、一昨日も同様に心臓がくり抜かれた成人男性3人の遺体が日本橋で見つかっており、「死神女史」こと石上妙子教授が検死を担当していた。
その現場は、被害者の血痕で奇妙な「魔法円」が描かれていたという。
比奈子は、12年前そして30年前に同じような事件が起こっていたことを聞かされる。それらは未解決事件であった。
過去の事件の犯人が再び活動を開始したのだろうか?
そして、国際犯罪組織から狙われている中島保が身を隠しているセンターでは少年・永久がある発見をしていた……。
現代社会の闇が猟奇的殺人と共鳴する、新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第9弾! いよいよクライマックスへ!
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【電子版特別付録】次巻『BURN(バーン)』プロローグ原稿
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前作からの伏線が更に広がり、事件の背後で蠢く組織の陰謀が徐々に明るみになっていく描写から目が離せませんでした。
伏線回収を期待しつつ次回作へ。
Posted by ブクログ
三木さんと麗華さんの結婚式いいですね。
新婚旅行と引き出物も最高。二人らしさがいい。
こんな繋がり方があるのか。
あれもこれも繋がる。
繋がって欲しくないところも繋がる。
死神女史は本当に凄い。
永久君と金子君の関係は永久君の成長でもっともっと良くなるだろうか。
鍵師と法医昆虫学者は確かに信用出来ると思う。
でもなるべく鍵師の方って思ってしまう。虫が無理すぎる。
物語も佳境
一気読みしました。ここまで読み続けて、物語も佳境な感じ。読み終わるのがもったいないけど、早く先も知りたくて複雑です。それにしても毎回事件の描写がエグいなあ。
Posted by ブクログ
三木と麗華の華々しい結婚式から、一転。
30年前の忌まわしい事件が、再び。
都夜の脳をコピーかと思っていたら、まさかのクローンでコピー……これが可能な技術を考え出した人間って、つくづく恐ろしい生き物だよなぁと考えてしまいました。
Posted by ブクログ
魔法円が描かれ、その中心に向かって何体もの遺体が配置され、さらにその中央にはくり抜かれた心臓が置かれていた。
始まりは30年前。12年前。そして昨今。
次々と見つかる特殊な遺体と遺体現場。珍しく取り乱す死神女史。
そして事件は次々と繋がっていく。
未来と親しくなった永久は未来が幽霊と呼ぶ影人間の正体を明らかにする。そしてそれを永久から聞いた保は幽霊=影武者=死んだはずの人間に何者かなりすましている事がわかった。
安全だと思っていたセンターは安全ではない。
そして木更津にある土地から大量の人間の骨が出てきて、そのDNAと一致したのは---
永久くんが日に日に人間らしくなっていくのが微笑ましくもあり、永久くんがこのまま安全に育つのを願ってしまう。
事件が解決されるのはいつなのか?次巻に持ち越し!
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読んでいて恐ろしいけど、面白い!
人を人とも思わない、スヴェートがこわすぎるし、厚田班同様なにがなにやら、どこがどーつながるのか続きが気になる
Posted by ブクログ
九作目!
物語が佳境に入ってきた感じがします!
今まで散りばめられていた謎がまとまって繋がってきて、強大な悪の組織に加え、比奈子らが解決した過去の事件の犯人も、姿を変えて再び立ちはだかってくるのか…!?
精神・神経研究センターの面々、保、永久少年、スサナ、金子君…彼らについても気になることだらけ
司書の鍵師は何か悪の組織について訳知りの様子だし…
早く続き読みたい!!
人体改造に人体実験、猟奇殺人…
えぐい話が飛び出す中、鑑識の三木捜査官と麗華嬢の結婚式は束の間の癒しだった。
最強オタク夫婦の晴れやかな式の様子は、頭に画が浮かんでとてもカラフルでした!
物語の続きも気になるけど、この先の人間関係も気になる。
比奈子のロマンスはどうなるんだろうか!
いよいよ次は本編最終回の上巻となります…
が、その前に!猟奇犯罪捜査班のリーダー、厚田警部補の若かりし頃のスピンオフが入ります!
法医学者・死神女史のスピンオフもとても面白かったので、本編の続きめっちゃ気になるけど、ガンさんスピンオフの世界へ行って参ります!
Posted by ブクログ
前巻あたりから一気に話が動いてきた。このまま次の巻も読む!
★追記★
この次に読むのは既刊順の「サークル」がいいです。スピンオフ作品となってますが、読んでから最終巻へ突入した方が良さそう!(まだサークル読んでる途中やけど)。あと、パンドラも読んでない人がいたら「サークル」の前に読む方がいいと思います。
Posted by ブクログ
シリーズ第9弾。
鑑識官・三木と恋人の麗華さんが結婚♪
その披露宴の最中に事件の知らせが舞い込む。
12年前と30年前の事件を連想させる猟奇殺人。
更に千葉県の牧場では多数の人骨が出て来て
そこからとんでもないことが判明。
一体全体、どこが始まりでどこへ向かっているのか
考えるだけで恐ろしい。
早く続きが読みたい!って思ったら、
次の「BURN」で本編完結らしいです。
もっと読みたかったぁ~
しかし、次に出るのはガンさんの番外編です。
Posted by ブクログ
遂に第9弾!
COPYちゅうのは、クローンのことかな?
相変わらず、エグい殺人があちこちで、心臓取り出して、真ん中に集めて…(ーー;)
もうかなり前から、あちこちに、潜入されてそうで、野比先生のいるセンターもやばい。元々、野比先生を狙ってたんやしな。
背後に忍び寄る怖い組織の実態が徐々にはっきりと!
これは、クライマックスへの序章って感じで、あんまりちゃんと終わった気がせんけど…逆にクライマックスへの期待は高まる!
何か終わりがみたいような、終わって欲しくないような微妙な気持ちです!
自粛期間中で読書は進む〜
Posted by ブクログ
比奈ちゃんシリーズ
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やっぱり面白い!!
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なんと言っても登場人物が最高なんです!!
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グロいの好きな人はきっと好きになると思います。
Posted by ブクログ
30年前と12年前の事件、
今回の事件2箇所
牧場の遺骨…
影人間
沢山事件や問題があって頭の中で整理するの大変だったー( ˊᵕˋ ;)
でも繋がるんだよね~凄いなー
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ、9作目。
いよいよシリーズも終盤になってきたか、ということで、ここに来てこれまでの事件がいろいろ複雑に絡まり合い、シリーズを通して読まないと何のこっちゃか分からない展開になっています。しかも、これまでの事件いづれにも、実は裏に黒幕組織が控えていたという、、、。大仰になり過ぎて多少置いてけぼり感はありますが、そもそも中島先生や永久くんのいるセンター施設が非現実満載だったなと思い直し、恐らくシリーズ最初から黒幕の存在に関して作者のイメージの中にはあったのだろうと感じます。次作が完結編となるようですから、どのように事件が落ち着くのか期待したいと思います。
そして、著しい比奈子の成長。正直、シリーズ最初の頃は苦手で仕方なかったけど、今はすっかり受け入れられているぞ、私。読み手の私が慣れてきたわけじゃなくて、ちゃんと比奈子が刑事として成長しているのを実感。本来の感情の豊かさと、刑事としての強さとしたたかさが上手く両立しているように感じます。七味缶の登場が少なくなってきたのもその証しかも。次作が比奈子の刑事としての集大成にもなってくれたらいいな。
Posted by ブクログ
今年12冊目。クライマックスが近いということでイッキに読んでしまおうかと。事件は凄惨極まりないし、不穏な空気が漂い過ぎていて読み終えるのが怖かったけど、まだ滑走路という感じ。クライマックスが怖すぎる(楽しみすぎる)…。
Posted by ブクログ
巨大な組織との戦いが始まることは予想できたけれど、だんだん魔の手が比奈子たちに迫ってくる…。不気味さを感じさせる物語だった。
比奈子たちは誰も欠けずに最後を迎えることが出来るんだろうか…。心配…。
Posted by ブクログ
あまり解決と言う解決はしていない感じがしてしまったなぁ。
そしてどんどんフラットにセンターに行けるように(笑)。
とりあえずもう三木・麗華夫婦が幸せならなら良いかな(笑)。
でもコミケの徹夜は駄目、絶対。
Posted by ブクログ
シリーズ9作目、まだまだ謎がちりぼめられていく。
比奈子の周りで起こる全ての事件は繋がっているのだろうか?その黒幕はどんどん強大になっていく。
いよいよ最終章に突入です。
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ第九弾。心臓をくり抜かれた遺体が発見された。タイトルのCOPYとはつながらないなと思っていたら、話は国際的犯罪組織がらみになっていく。そうCOPYとはクローン人間作成のことであった。クライマックスが近づいている。
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子 第9弾
鑑識官三木と麗華の結婚式もたけなわも束の間
猟奇犯罪捜査班の面々に新たな猟奇殺人事件の連絡が入る
30年前と12年前の未解決事件との類似性に謎が深まる
国際的犯罪組織の周到な潜伏が警察や保のいるセンターにも広がっていた
スピンオフ“サークル”は9弾の前に読んでおくのがお勧めです
30年前死神女史と厚田刑事が解決できなかった事件が、全ての発端になるのかな
さて、ラストへ
Posted by ブクログ
シリーズもの。
セキュリティ万全な場所でも、科学が発展すると穴ができるんだなと思いました。
あたたかい人と関わり続けると、人は良い方向に変わっていけるんだと感じました。
Posted by ブクログ
シリーズ9作目。
ついにスヴェートの影が見え隠れする。
センター内にも不穏な空気があり、
身内にも敵がいるかもしれないという緊張感。
残忍な話だが、比奈子がしっかりクッションに。
完全に対スヴェートモードになりました。
Posted by ブクログ
題名のCOPYは、どんな意味を持つのだろう。
遺伝子操作によるクローンが最初に思いつく。そう思いながら本書を手に取り、表紙を捲った。
八王子で二つの遺体が出る。どちらも心臓を抉り取られており、12年前と30年前に同様の事件があった事を比奈子は知る。死神女史が検死を担当した。国際犯罪組織との関係はあるのか?
また、精神・神経研究センターの保や永久がどうなるのか?
現代社会の闇を猟奇犯罪により炙り出す。
国際犯罪組織の一員である痕跡は局部に光の刺青が入れてある事らしい。奇形の遺体を作った犯人とその人物を殺害した犯人の関係が朧げに見えてくる。
そしてCOPYの意味が、前作までの布石を回収しながら明らかになった。
次第に壮大なストーリーになっていっているが、外発的動機付けのためだろうか?できれば内容の充実で読みたい気持ちを駆り立ててもらいたいと思うのである。
Posted by ブクログ
07月-2。3.0点。
藤堂比奈子シリーズ。鑑識三木の結婚式、同時に心臓を抜かれる遺体が発見される。過去に石上女史が検死した遺体に共通点があり。。。
いよいよ敵組織の目的がわかってきて、クライマックス近い感じ。
Posted by ブクログ
またもや凄い猟奇犯罪。しかもそれが国際陰謀につながっていて大変なことになってきた。中島保や永久のいるセンターにも魔の手が迫っていることが分かる。バイオテクノロジーを使ったテロなんて起こったら地球は滅んでしまうぞ。八王子西署の猟奇犯罪捜査班だけで大丈夫なのか。大風呂敷を広げてしまったが、さてどう収拾するのか。それに、脳ミソだけ保存されたあいつが蘇ってきそうだしな。
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班の相手が大きい…事件が起こっても、明確に犯人この人!とならないのでゾワゾワします。今回の事件も凄惨でした。
誰も悪意にやられないでほしい。大丈夫だろうけど。
永久くんがとてもつらい。保先生以上に彼の方が狙われるんじゃなかろうか。
死神先生も心配。本当に、スヴェートがなんとかなるまで誰も欠けないで欲しいです。
三木捜査官と麗華さんの結婚式だけが癒やしでした…
Posted by ブクログ
藤堂比奈子シリーズ9作目。
ラストに向けて大きく物語が動いた巻でしたが、結局一番印象に残ったのはメーテル三木とゴルゴ麗華さんだったという…(笑)
あまりにもスケールのでかすぎる敵に対し、比奈子達はどう戦うのか、野比先生はどうなってしまうのか、次は最終巻の「BURN」だけど、その前にガンさんのスピンオフに進みます。このシリーズは皆キャラが濃いので、死神女史とガンさんだけでなく、全員のスピンオフ作品が読みたいくらいだ。
Posted by ブクログ
殺した人間の血で描かれた魔法円。
しかも、心臓をくり抜いた遺体を並べて囲っているという残虐性。
ただ、同じような事件が30年前と12年前にも起きていて、未解決。その関連性が疑われる。
中島保がいるセンターでもある事実か確認され、事件は更なる謎へと進む。
まだまだ事件は次作に続く。
2020.06.04
Posted by ブクログ
じりじり追い詰めているのか、追い詰められているのか。
そして全てが繋がっていたことに気付く。結局、都夜。
厚田班の個性がしっかりしてきて、良いチームになってきたな、と思うところで終わりが見えてきて寂しい限り。
Posted by ブクログ
鑑識官・三木さんと麗華さまの結婚式中に入った殺人事件の知らせ。
3体の遺体で描かれた「魔法円」の現場は12年前と30年前の未解決事件と酷似してたことから同一人物の仕業と思われたのだが…
オーノー!
なんてこったい!
「ONE」もその後のシリーズも読んでいないのに間違ってこっちを先に読んじまったよ
私のカバカバカバ!
とそれは置いといて…
いや~なんかもう話が壮大かつ複雑になってて
(ってその前の話を読んでないから私が悪いんだけど)
ついていくのに必死だわ~
でもまあ、三木さんと麗華さま、お幸せに★