内藤了のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「警視庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」シリーズ第2弾
今回は、旧家で起きた火災の現場から変なものが発見されたので調査してほしいと青森へと向かう土井と清花。
焼け落ちた母屋の隅にある土蔵内部にあったのは、白無垢や打ち掛け、ウエディングドレスで着飾った14体の花嫁人形だった。
この精密に作られた人形の秘密を探るうちに戦慄の真相に辿り着く。
途中で勇も参加する流れになるのだが、今作は清花の活躍が凄かったように思う。
本物と見間違うような人形は、禍々しく感じて見るだけでも怖いものである。
その上に何体もあるとなると…。
以前TV番組で東北地方に伝わる人形婚を見たことがあったが、それは未婚で戦死した -
Posted by ブクログ
我慢できなかった…。
藤堂比奈子シリーズを読み終わってすぐ永久くんの話が読みたくなった。
だから石上女史や厚田警部補や中島先生の話はおいて、永久の話を先に読んだ。
16歳になった永久。
彼はスサナが居なくなったボディファームとサー・ジョージが行っていた法医昆虫学の研究を引き継いでいる。
16歳になった永久は思う。
「自分は何者なのか知りたい。なぜ生まれ、なぜ生きなきゃならないのか」
「ぼくは無価値なZEROだったけど、本当の意味でONEになりたい」
16歳になったら名乗りたい新しい名前があるのだと言った。それが「ONE」。何もなかった自分にも価値があるんだって、1つの存在になるんだって -
Posted by ブクログ
魔法円が描かれ、その中心に向かって何体もの遺体が配置され、さらにその中央にはくり抜かれた心臓が置かれていた。
始まりは30年前。12年前。そして昨今。
次々と見つかる特殊な遺体と遺体現場。珍しく取り乱す死神女史。
そして事件は次々と繋がっていく。
未来と親しくなった永久は未来が幽霊と呼ぶ影人間の正体を明らかにする。そしてそれを永久から聞いた保は幽霊=影武者=死んだはずの人間に何者かなりすましている事がわかった。
安全だと思っていたセンターは安全ではない。
そして木更津にある土地から大量の人間の骨が出てきて、そのDNAと一致したのは---
永久くんが日に日に人間らしくなっていくのが微笑まし -
Posted by ブクログ
ある雪の日、道端にお札が落ちていた。
一枚、一枚、と落ちているお金を拾っていったその先には、口からお金を詰め込まれた死体が見つかった。
今回の事件は捜査一課が主体となり八王子西署もそこの応援に加わる事となった。
どうやら藤堂のことは噂になっているようで、あちこちから嫌味を言われる厚田班は怒りはするものの、いつも通り地道に、ちょっとの違和感をも見逃さず捜査を進めていく。
そこから浮かびあがる犯人とは??
ドラマにはない、太鼓屋のおばあちゃん、絹さんの話がとても良かった。
一度は捨ててしまった息子、そしてその息子と引き合わせてくれた人物。
そしてそんな絹さんを心配する佐和さん達。
-
Posted by ブクログ
藤堂比奈子シリーズにどっぷりハマり、同じ作家さんということで読み始めましたが、ページをめくる手が進む進む。
人工血液なんてSFの世界かと思いきや、巻末に『日本血液代替物学会』なる団体への謝辞が書かれていて現実に研究されてることを知り、読後感がさらに深くなった。
下町の消防士が急死した妹や周辺の人の謎の死を追っていく姿に応援したくなりました。
藤堂比奈子に出てくる東海林さんや、名前こそ出されなかったが、『スゴ腕のしつこい検視官』はきっと死神先生(石神先生)なんだろうなと思いをめぐらせつつ、ラストまで息を飲む展開でした。
伏線回収もきっちりでよかったです。 -
Posted by ブクログ
よろず建物建物因縁帳第三弾。リニューアルオープンする博物館展示の視察に来た春菜。たが、現場の職人が2人亡くなり仕事は止まっていた。周りの話を聞いた春菜は曳き屋の仙龍に相談する。
このシリーズ物語冒頭にまず何か良くない事が起きる。その良くない事の書き方が上手く今回もそれで掴まれた。ザ・日本の幽霊な見た目の幽霊が幽霊あるあるの生者を誘う。そして幽霊被害者あるあるの呼ばれGOを実行している。読者としてはバッドエンドと分かっているのでドキドキしながら読む。この時点で掴まれていた。
今回の舞台はかつての豪商藤沢家。昔のお金持ちのイメージそのままに主人が後妻の入れ込んでまではあるあるだが、そこからが少々複 -
Posted by ブクログ
ネタバレ“よろず建物因縁帳”の春菜のことをあまり好きでないという人は結構多かったかと思いますが、私は春菜のことは好きで、それよりもこっちの清花のことのほうが最初の最初は鼻についたものです。
それが今やどうですか。左遷されてこのチームに入ってから、刑事としても母親としても温かみのある人間になっている。彼女の義母がまた素晴らしくて、握り飯によだれが垂れそう。私はひそかに澄江さんファン。
親による虐待が頻繁にニュースとなる昨今、少年のことを思うと胸が苦しい。襲ったわけではない、助けてくれたのだとわかったときは涙が溢れました。
星が見えるほうが幸せだと人間の尺度で思いがちだけど、そうとは限らない。チーム -
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾
青森の山間で、火事!
そこから、等身大の花嫁の人形が。
現場に赴いて、人形を見てみると顔もそれぞれ違う。黒子あったり、産毛まで生えてる。
産毛まで?そんなん人形に?
ひょっとして、
えっ?えっ?えっ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アウト!
とは言え、ホラーではない。悲しい時代背景が…
冥婚とか、人形婚とか、聞いた事はあるけど、ただただ哀しい…
でも、形式はそうでも、人形が本物っていうのはインパクトあり過ぎ…
時々、剥製って言葉もちらほらあって…
何ともやわ〜
何の剥製って言う気にもならん…
工房まであって…
確かに、ちゃんと剥製に