内藤了のレビュー一覧
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スマイルハンターって、何のことなん?って感じやったんやけど、笑顔の人を狩る事やったんや〜
幸せのままにしといてあげたらええのに、そんな人を不幸にする事が、コイツの幸せなんか…理解不能や!
こんな難解な事件を解決する作家。憑依作家と呼ばれている雨宮縁。
もう、多重人格というか変人というか…
事務所の庵堂さんが、何かカッコ良いけど、この2人!怪しい!
まだまだ、出始めで、縁さんの事分からん事ばっかりやけど、事件を解決できたのは、地道な捜査とか、そんなんやなくて、犯人と同族やから、普通に分かったんちゃうか?
って思ってしまうのは私だけ?
分かって、同族でも何でも良いから、そんなヤツらを駆逐する -
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六作目!
今回は五作目からの続きで、一つの事件の完結編でした!
今回は特に、猟奇犯罪捜査班の秘密の協力者によるプロファイルが活躍を増していました!
足で稼ぐ刑事、遺体の声を聴く法医学者、地を張り現場の遺留品を見つけ出す鑑識、犯行状況から犯人の精神に「潜入」しその人物の輪郭を鮮明にしていくプロファイラー。
なんだか戦隊モノのような胸熱感があります。
以前の巻に登場した連続殺人鬼が絡んでくるなど、長編としての魅力が発揮されているなという楽しみがありました!
今作は特に、特徴的な建物や人物の見た目の表現が細かだったので頭の中で情景描写がしやすくて面白かったです。
事件の内容は重かったけど…
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三作目!
今回は、自死を取り巻く悲しいお話でした。
結構ページ数のある本かつ、テーマ的にも心苦しくなるような部分があり、途中少し読むペースが落ちたりもしましたが、後半の怒涛のスピード感がたまらんです!
最後の疾走感とエピローグで読後感は個人的に良いものでした。
今回もたくさんの登場人物が描かれていましたが、鑑識課・三木捜査官の彼女、麗華さんが深掘りされており、素敵なキャラクターでした!
2人はアニメやゲームが大好きな所謂オタクで、麗華さんは秋葉原のカフェの有名店長さん。
持ち前の強さと優しさで、三木捜査官の窮地を救います。
猟奇犯罪捜査班のメンバーじゃないっぽいけど、倉島刑事がさりげないダ -
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ネタバレシリーズ完結。
フロイト先生の追ってた悪夢と直接対決した…と思ったらアッサリでした。それにしてもペコの荒唐無稽、強い。
恋愛になりそうでならなかったのも良かったです。友情しか深まらなかったし、ペコを始めとしてヲタ森も姫香も翠も成長しました。
夢で繋がる、って凄い。電気信号を脳に送り込んで映像やメッセージを共有、と言われれば(……いずれ出来るかも?)となるのにもハッとしました。技術の進歩よ〜
追ってた悪夢の根源はリングっぽかったです。
ナタリアは貞子より酷い人生なので全てを呪いたくもなり、殺すという悪意だけを夢の中に遺していったのも頷けます。
夢科学研究所と対峙出来て彼女も少しずつ救われていく -
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一作目!
「東京駅うらおもて交番 堀北恵平」シリーズがとっても面白かったので、順序が逆になりましたが本作を読み始めました。
だいぶ胃が重たくなる凄惨な事件が描かれており、読む人を選ぶかもしれませんが
(タイトルからして猟奇犯罪と書いてあるから、そりゃそうなんですけど笑)
恵平シリーズで、著者の内藤了さんが描くキャラクターの良さがやみつきになったので、この先長く続く物語が楽しみです!
健やかに日常生活を送っていた人々が、ある日突然命を奪われる理不尽。
例え犯人が裁かれても、被害者、その周囲の人々の痛みや辛さは解消されるものではない。
何より被害者は帰ってこない。
また、その犯人が凶行に至る経 -
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ネタバレ内藤了さんのお話はずっと気になってて。オーディオブックにてやっと。ドラマは既に観てます。それもあり脳内で波瑠さんが動き回ってました。
サイコホラー?警察小説?なんかどれもしっくり来ない不思議な感覚の小説です。
ちょこちょこグロい描写などがありましたが、そこまで気になりません( 苦手な方は苦手だと思います )
猟奇的というより嫌悪感を抱くような嫌な事件の描写も多く、途中で中断しては戻り…を繰り返してしまいました。
真相は知っていましたが、やっぱり原作はいいな。
犯人側の気持ちが分からなくもないと思ってしまうので、何となくやるせない気持ちの読後感でした。
テンポもよくとても面白かったです。