【感想・ネタバレ】犬神の杜 よろず建物因縁帳のレビュー

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萬建物因縁帳 犬神の杜

菊ちゃん 2020年09月06日

人が私利私欲のために創り出した憑物がある。何となく本当にその様な憑神が存在してもおかしくないと思えてしまうほど人の心の闇は計り知れない。その因縁の幕引きのきっかけが春菜の朔子に対する思いやりの言葉や態度があったからだと思う。自分も他人から思いがけず嫌な事をされたり言葉を浴びせられたりした事もあるが腹...続きを読むを立てるばかりでなく、多分あの人は同じ言葉を浴びせられ続けたのだろう…と思うことがあった。
人として自分に恥じない言動をしようと思う。怖いだけじゃなく、素敵な話でした

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Posted by ブクログ 2019年02月18日

シリーズ四作目。やっぱり面白い。
怖くてほの暗く湿っていて、そして二度と取り返せない切なさで胸がぎゅっとなる。ごめんなさい。ラストに泣けたなぁ。
仙龍は相変わらずかっこいい。春菜ちゃんはなんなら常にスニーカー持っていこう。女心わかるけど!じれじれの二人のこれからどうなるのかな。
次作も買ってあるから...続きを読む読むの楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月26日

2018/8/24
あーおもしろかった。
藤堂比奈子シリーズがちょっと暗いので救われます。
仙龍と春菜の仲もうずうずするのがいいよね~逆に新鮮。
おばさんもキュンとするわ。
それに最初苦手やなぁと思ってた春菜がホントに優しくていい子なんだ。
だから朔子さんも救われた。
独立してすぐの作家を支援しよう...続きを読むとする仕事に対する情熱も素敵やし、作品の良さを見抜く目も確か。
ポケットパークの仕事もしっかり取ってくる。
デキる女やなぁ。
今回はパグ男においしい話がなくてざまみろでした。
魂汚れるからあんまり言っちゃダメだけど。

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せつない

のん 2020年10月28日

今回は切ない終わりでしたね。ある人物に関しての予想は出来ました、やっぱりなという感じで。犬神だとあまり怖くないんじゃ?と思いましたが、人を呪う、呪われるという恐怖はしっかり感じることが出来ました。

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Posted by ブクログ 2019年12月18日

シリーズ第4弾。
亡くなった事務職員の描写から始まります。
何かわからないけど、何かがいる!って感じで掴みはOK。
そして障りに引き寄せられる春菜。
でも大きく動き始めるのは後半を過ぎてからなんです。
蘊蓄とか謂れなんかは、大満足なんですが
曳きの儀式が一番の見どころでもあると思ってるので
もう少し...続きを読む詳しくやってほしかったなぁ。
驚きは最後の方にやってきます。
犬神憑きの予想はついてはいたんだけど
そうだったの!と思ったら、とっても切なくなりました。
いつもとは少々怖さの質の違うお話でした。

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Posted by ブクログ 2018年11月30日

シリーズ四作目。女性社員の変死が相次いだトンネル建設現場に出向させられることになった春菜。……どこからどうみても危険すぎるシチュエーションにどきどきです。しかも今回は建物がないので、いったいどうやって「曳く」のだろう、という興味も。
霊とはまた一風違う恐怖も読みどころです。制御のできない犬神の恐ろし...続きを読むさ、そして哀しさ。「犬神憑き」の正体があの人かも、というのは予想したのだけれど。まさかあんな状態だっただなんて! 「犬神あげる」に泣きそうになってしまいましたよ。いつもながらとんでもなく怖いこのシリーズですが、今回はどうしようもなく悲しく思えました。

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Posted by ブクログ 2018年07月23日

内藤了『犬神の杜 よろず建物因縁帳』講談社タイガ。

シリーズ第4弾。やっとパターンが解ってきたかな。無論、『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズの方が格段に面白いのだが、パターンが解ればまあまあ読める。

今回は犬神がテーマである。嘉見帰来山のトンネル工事が進行する中、工事会社の女性事務員二人が相...続きを読む次いで変死を遂げる。憑き物体質の高沢春菜は事件の謎を調査する。そんな春菜を助けるべく、曳き屋の仙龍が突如、嘉見帰来山に現れる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月01日

地震後は軽めで明るい話にしか手が伸びずにいましたが、これは別。今度は犬神に祟られた山のトンネル工事に呼ばれた春菜。前作と前々作ほど切なさがないのが残念なうえに、怖さも控えめですが、犬神筋の哀しさにホロリ。なぜか読者に不人気な春菜ちゃんだけど、私は好きだなぁ。彼女が新規顧客とのやりとりに心を砕く姿には...続きを読む、大人になったのも感じられて嬉しくなる。「すっかり嫌われたかと思ったよ」って、ええかげんにせえよ、パグ男め。登場人物のキャラが皆きわ立っていて、ときどき笑ってしまう、私にとっては元気をもらえる珍しいホラーです。

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Posted by ブクログ 2018年06月26日

今回の舞台は、嘉見帰来の山を通す風切トンネルの工事現場。

その現場を仕切る建設会社、橘高組で働く女性二人が相次いで不審死をとげる。

その遺体には無数の噛み傷があったという噂も。

ひょんなことから高沢春奈は、不穏な噂の正体を探ることを頼まれ、嘉見帰来山の現場に出向することになった。

今回の相手...続きを読むは、成仏させることができる怨霊とは異なり、「人の我欲が生み出した憑き物」。

己の不幸を呪い、人を羨み、妬み、憎む心に憑き、決して離れることなく、時として術者にも跳ね返る犬神。

その巣は嘉見帰来山にあった。

「その発現は穢れの極み。御仏の力にすがれない」。

雷介和尚でもどうしようもない。

仙龍がひねり出した秘策は、山を曳くというものだった。


この作品でも、春奈の負けん気の強さは、そこここに表れる。

だが、それは、底意地の悪さでも性格の悪さでもない。

まっすぐな強さだ。

それがあるからこそのサニワなのだろう。

そして、切なくも痛ましい出会いが、ここにもあった。

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Posted by ブクログ 2020年03月28日

シリーズ第四弾。

今回はトンネル工事現場を舞台に起きた不審死が発端。

怖さはさほどなく、むしろ ひたすら 犬神信仰、祟り、蠱毒、人の妬み恨みに興味を惹かれるストーリー。

そして案の定、サニワの春菜の身にも危険が…。

仙龍が曳くもの、そのスケールの大きさに驚くと共に「曳き屋に曳けないものはない...続きを読む」と言い切る仙龍に惚れ惚れ。

毎回最大の見せ場の儀式は今回は物足りなさを感じたけれど、それを払拭するぐらい、納められた想い、漂う もの哀しさがたまらなかった。

これは静かに手を合わせたくなる読後感。

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Posted by ブクログ 2018年08月10日

シリーズ最初があまりに恐ろしかったので毎回ビクビクしながら読む。冒頭の夢の一件やトンネル工事現場からして今回は怖そうだったけれど、春菜が怖がらないとこっちも怖くならない。強いわ~。

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