内藤了のレビュー一覧

  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保

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    ネタバレ

    猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子シリーズ
    スピンオフ 猟奇犯罪分析官中島保

    中島先生が、スイッチを押すものとして
    研究を続けるその理由は、償いのため
    「ON」として始まったひなちゃんシリーズ
    それに対応させた「OFF」
    保先生のより深い苦悩の描写
    殺人犯の脳に働きかけ犯行を抑止する
    スイッチの開発
    自らの脳にも負荷をかけて指導医師早川亡きあと
    自らスイッチを押す者となる

    保を逮捕したのは比奈子
    しかし保の罪は現在の科学では実証できない
    彼はセンターで研究を続けることになる
    ONで説明しきれなかったスイッチが
    もう少し詳細に描かれている

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    2025年04月18日
  • ハンター・ハンター 憑依作家 雨宮縁

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    前作からちょっと時間空いていたのでうろ覚えスタート。主人公側がピンチになることもなく、敵が罠にかかり終止符が打たれる。
    レクター博士のオマージュを感じるけれどやられる時点で弱い弱い。レクター博士ならそこでもう一回罠仕掛けて逆転勝利するなと思った笑

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    2025年04月16日
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    シリーズ第八弾。MIX、上半身が少女で下半身が魚。結局はくっつけただけ?胚の操作は?犯人死亡で詳細不明、モヤモヤ感が残りました。一方で謎の闇組織が関わっているようで、話は次作へと続いていく。

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    2025年04月13日
  • アイズ 猟奇死体観察官・児玉永久

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    かつて連続殺人を犯した16歳の少年・児玉永久は、天才的プロファイラー・中島保の保護の下、晩期死体現象と法医昆虫学の研究を続けていた。ある日彼らの許に、猟奇犯罪捜査班の厚田巌夫、検死官・石上妙子、新人刑事の堀北恵平が訪れる。発生したのは女児誘拐殺害事件。被害者は瞼を切り付けられ、片眼を刳り貫かれていた。
    事件の解決が過去の償いになると信じ、永久は事件を追い始めるが――。「藤堂比奈子」シリーズ、感動のスピンオフ。

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    2025年04月10日
  • BURN 下 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    国際的テロ組織のTOPミシェルは、比奈子を拉致し、中島保のいるセンターへと乗り込んでいた
    猟奇犯罪捜査班のメンバーは センターの内外からテロ組織と対峙
    ラストなので、当然総力戦でテロを阻止
    センターの存続も望まれ、永久くんも無事

    シリーズを読み始めた時、繋がりが絶妙な事に
    何処から展開を考えていたのかと気になっていました。
    あとがきでONで受賞した後、出版社からシリーズ化しましょうという誘いがあったということです。第2弾CUTから、この終着が考えられていたのかな?
    比奈子さんのこれからも読めたし
    あとは、3冊のスピンオフを残すのみ

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    2025年04月10日
  • COLD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    鳴瀬シリーズも4作目。今回は雪女がテーマだった。3つの場所で起きた事件の共通点は首にできたキスマークのような痣。
    氷のように冷たい外見のイメージとは裏腹にその正体は熱い復讐の炎に燃えているのを強く感じた。

    今回の事件では、ある共通点から亡くなった人たちの過去の出来事や真相にリンクしていく過程を楽しみながら読みました。

    そして、いつもは明るいお祭り男の勇が今回は、いつもとは違う様子で…

    人はそれぞれに色々な物を抱えていて苦しくなるけれど、時には勇のように大きな声で泣いて、そして誰かに頼って、心の荷物を楽にしていくことも大切だなと感じました。

    今作でも母と子がテーマになっていて、母親の子供

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    2025年04月03日
  • COPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子 第9弾

    鑑識官三木と麗華の結婚式もたけなわも束の間
    猟奇犯罪捜査班の面々に新たな猟奇殺人事件の連絡が入る
    30年前と12年前の未解決事件との類似性に謎が深まる
    国際的犯罪組織の周到な潜伏が警察や保のいるセンターにも広がっていた
    スピンオフ“サークル”は9弾の前に読んでおくのがお勧めです
    30年前死神女史と厚田刑事が解決できなかった事件が、全ての発端になるのかな

    さて、ラストへ

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    2025年04月02日
  • 桜底 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    異端のモノは、人の手には負えない。
    越えてはいけない理が世の中にひっそり息づいている。

    重そうなイメージでちょっとグロテスクな場面もありますが、キャラクター達の我が道を行くマイペースさにスルスルっと読めました。

    お漬物とお菓子、美味しそう(笑)

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    2025年03月21日
  • パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子

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    猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子シリーズスピンオフ
    検死官石上妙子こと死神女史の法医学部大学院生時のあれやこれ

    このあたりでスピンオフ何冊か読んだ方が
    本編シリーズが楽しくなりそうなので

    客員教授として英国から招かれた法医昆虫学者サー・ジョージとの出会い
    10代少女連続失踪事件を追う新人だった厚田刑事ことガンさんとの関わり
    ジョージの少しでも前にガンさんに出会っていれば女史のこれからも変わったでしょうに
    ジョージを一瞬でも愛してしまった女史
    不器用に慰める厚田刑事
    いつも女史が食べているチョコレートはガンさんへの偏愛かな
    ひなちゃんが刑事になる前、生まれる前かな?の
    お話でした

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    2025年03月21日
  • DOLL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    「警視庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」シリーズ第5弾

    今回は、「案山子の山に神が依る」との伝承がある中部地方の廃村・ソメ村での事件。

    30年も前に当時14歳だった娘の行方がわからないままで、最近になって夢を見てしまいその場所を探してくれないか?とのこと。
    調べてみるとその村では、昭和の半ばから女性ばかりが失踪して、未解決のまま現在に至っている。

    大規模な工事が始まり工場が建つ前に何とか手掛かりを掴もうと清花たちは、村に潜入する。

    案山子が乱立する不気味な村で、最初に田んぼの中から骨が見つかったが、それはかなり前のもので昔の風習で土葬にした後で掘り出して骨洗いしてから田んぼに移して守り神とす

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    2025年03月15日
  • 桜底 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    主人公の悲哀さに対して周りの登場人物の濃いこと濃いこと。でも内藤さんっぽいなぁ〜という展開。冒頭のオムライスの君が短いながら切なさ極まり印象に残った。

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    2025年03月13日
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    猟奇犯罪捜査班藤堂比奈子 第8弾
    となっているけれど “パンドラ”という石上医師のスピンオフを先に読んだ方が良かったのかも

    第7弾からの続きではあるけれど
    まだまだ事件は続く
    狭山湖でまるで人魚の遺体の発見
    “MIX”の意味が恐ろしい一作

    この人魚の少女の捜索から他の幼児行方不明事件の幾つかは解決を見せる
    事件の奥には軍事目的の人体改造の国際犯罪組織まで関係していく
    ラストには近づいてきてるけどひなちゃんの扱う事件が大きくなりすぎてきた感じ

    新入刑事御子柴くんは成長を遂げるか?
    永久くんの心は成長を遂げるか?

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    2025年03月13日
  • COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平

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    東京駅をよく知っていたら、長い説明も面白く感じるのかも

    過去と交わる設定とか、登場人物や犯人の考えや行動がしっくりこなくてもやもやする
    でもダミちゃんは好き

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    2025年03月03日
  • ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子 第6弾

    第5弾ZEROで 比奈子は何者かに腹部を刺され
    捕らわれる 八王子西署の面々は行方不明の比奈子を必死の捜索

    放たれた殺人鬼・都夜とZEROとの対面はスリリング 自分を逮捕した比奈子に執着する都夜と
    その殺人鬼さえ凌駕するZEROの病的な冷静と興奮

    内藤さんの比奈ちゃんシリーズが面白いのは
    展開の早さにもあるかなと思う
    250pあまりで 驚くほど事件の繋がりを描いて
    登場人物をくまなく活用して
    そして新たな主要人物Oneとなる少年まで
    印象に残して
    さて 第7弾へ

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    2025年02月26日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    芦花公園先生の「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」と新名智先生の「竜狩人に祝福を」が抜群に面白かった。

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    2025年02月21日
  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保

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    このシリーズは大好き。
    いつもは比奈子の方から見ていたのが、これは中島先生の視点。
    比奈子をはたからみるとこうなんだ!みたいなのが感じられて新鮮。
    でも、こんなことが可能かな?と思えて少し減点。

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    2025年02月21日
  • BEAST 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    警視庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花シリーズ 、3作目。

    特捜班メンバーのチームワークが回を追うごとに良くなって、読んでいて清々しくさえ思う。清花の家庭も1作目の時の不穏な雰囲気とは大違いで、ストレスなく安心して読めて良い。事件の内容が何ともやり切れないだけに、チームの仲の良さと清花の家族のほのぼのとした雰囲気が癒してくれている。

    事件そのものはほんとに辛くてやり切れない。結構グロいのも平気で読める方なんだけれど、子供に対する虐待シーンは何か苦手でページを捲る手が止まっちゃう。プロローグを読み終えるまでがちょっと時間掛かっちゃったな。
    全体的に興味深くスルスルと読めたんだけれども、真相は最初で予

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    2025年02月19日
  • メデューサの首 微生物研究室特任教授・坂口信

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    前に一回読んだものの、再読。続編が出ているので復習。
    内藤了さんの作品はいつでも怖いけど、コロナ禍の後に読むとこのお話しはより怖かった。
    内藤了さんの書く女の人が好きなので女の人が主人公の話が面白い。これば初老?の男の人の話だけど、魅力的なおじさんなのでいい。

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    2025年02月18日
  • ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子 第5弾

    比奈子の故郷長野と 東京都内で
    幼児のバラバラ遺体が発見される事件が続く
    しかもバラバラ具合が細かい
    幼児の事件、猟奇的遺体の扱いとなれば
    読むにあたって一番辛い
    でも この巻は続く比奈ちゃんシリーズの重要な
    ところなんですよね

    タイトル ZEROは中島保のプロファイルから
    ONEへの犯人の覚醒か苦悶か

    そしてこの巻は、CUTの連続殺人犯現在独居房の都夜へ届けられる手紙から始まり
    その後 彼女は恐ろしい計画を行動に移すし
    比奈子は 単独行動中に天使のような悪魔に
    出会ってしまうし…
    何も解決されないまま、次巻へ

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    2025年02月04日
  • BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    藤堂比奈子シリーズ第七弾。病院で大量殺人。殺されたのは受刑者たちだった。さらにその病院の看護師長と事務長の殺人遺体が発見され、猟奇犯罪捜査班の出番となる。もう一人、小山美佳はどうなった?実行犯は簡単にわかったが、真犯人はうやむやに。真犯人の目的は中島保の殺害?金子未来って何者?新たな展開を感じつつ次作へ。

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    2025年02月02日