中江有里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シングルマザーの里美は、娘の汐里と2人で暮らしている。
若い頃に傷害事件を起こして前科があり、家族とは疎遠で生活に困窮しては窃盗をしていた。
汐里が成長してから再び、窃盗をしたことで汐里は実家の両親のもとへ。
その後、里美は汐里との関係性を告白し…。
里美と汐里の距離感がわからなくてもどかしい。
お互いに必要としているはずなのに1人でいたがるのは何故なのか…。
里美が悪い男にひっかかり、刃物で傷つけ逮捕され、その後未婚のまま自分の子ではない子どもを引き取る。
挙げ句の果てに子どもという見えない鎖に縛られて、どこにも自由に行けず、生活に困窮し幾度か罪を犯して、それを間違いというのだろうか。
そうじゃないはずだと汐里を必要としたからだと思った。
いびつな関係だとは感じられないが、全体的に靄がかかったようなちょっと暗さのある2人だった。
未来が見えるようで見えないもどかしさが残った。
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Posted by ブクログ
最寄り駅内の小さな書店の新刊コーナーで見つけた一冊。
黄色と緑と赤というとても目につく配色!
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実は、
まわり道は
一番近いのだ。
不登校だった沙羅は、
通信制高校で幼なじみと再会。
本を通じて2人が
成長していく傑作青春小説。
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本は時を越えて人を救う力がある。
不登校だった沙羅が再会した小笹馴染みの万葉。
作内には、いくつかの本が登場します。
そのなかで「砂の城」は、実際に読みました。
そっか、沙羅は泰子のことを受け身って思ってたのか、と。
私は芯のブレない強い女に見えていましたが、読み手によって見える景色も印象も違うんだなと。
沙羅と万葉の日常と進路と。
二人とも良い子だから、頑張ってほしいなと。
親戚の伯母さん目線でした。苦笑
著者の文庫版特別エッセイが収録されていますが、
本が非常口というのはとても共感です。
私は人見知りだし、
人間好き!というわけではないけど、
人が書いた本に救われているから。 -
Posted by ブクログ
万葉と沙羅は、小学校前の幼馴染で2人が再会したのは通信制高校である。
万葉は、両親が別れた後に母を亡くし父は再婚後にドイツへ赴任、その後叔父と暮らしていた。
沙羅は、中学で友人関係に苦しみ不登校になり、1年遅れで通信制高校へ入ったところでの出会いだった。
再会した万葉は、叔父の古本屋でバイトをしていて本にも詳しく、沙羅も自然と読書の奥深さに目覚めていく。
2人の関係や友人との付き合い方など、その折々に触れて絵本や小説なども登場する。
お互いに感想を言い合ったり、どの本のどこが好きなのか…
こういう相手がいると楽しいだろうなぁと思いながら青春時代に読めばもっと深く心に染みてたかも…
本との出合いは、人との出会いのようでもあり、人とを繋げるものでもあると感じた。