中江有里のレビュー一覧
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最寄り駅内の小さな書店の新刊コーナーで見つけた一冊。
黄色と緑と赤というとても目につく配色!
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実は、
まわり道は
一番近いのだ。
不登校だった沙羅は、
通信制高校で幼なじみと再会。
本を通じて2人が
成長していく傑作青春小説。
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本は時を越えて人を救う力がある。
不登校だった沙羅が再会した小笹馴染みの万葉。
作内には、いくつかの本が登場します。
そのなかで「砂の城」は、実際に読みました。
そっか、沙羅は泰子のことを受け身って思ってたのか、と。
私は芯のブレない強い女に見えていましたが、読 -
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万葉と沙羅は、小学校前の幼馴染で2人が再会したのは通信制高校である。
万葉は、両親が別れた後に母を亡くし父は再婚後にドイツへ赴任、その後叔父と暮らしていた。
沙羅は、中学で友人関係に苦しみ不登校になり、1年遅れで通信制高校へ入ったところでの出会いだった。
再会した万葉は、叔父の古本屋でバイトをしていて本にも詳しく、沙羅も自然と読書の奥深さに目覚めていく。
2人の関係や友人との付き合い方など、その折々に触れて絵本や小説なども登場する。
お互いに感想を言い合ったり、どの本のどこが好きなのか…
こういう相手がいると楽しいだろうなぁと思いながら青春時代に読めばもっと深く心に染みてたかも…
本との出合 -
Posted by ブクログ
28人の著名人が紹介する大好きなお店。食べ歩きが趣味の人にピッタリの本でした。餃子が美味しそう。食べたいっ
美味しい物を食べる時ってほんとに幸せ。外で食べると、意外な食材の組み合わせとか、味付けとか参考になる事がいっぱい。帰ってから、新メニューに挑戦するのもいいな。
私のお気に入りの和食屋さんは、マスターが骨折してしばらくお休みだったけど、今週から再開。今が旬の鱧食べたいなぁ。年に一度のお楽しみ。スーパーの湯引きは細かな骨が気になり残念な時があるけど、こちらは骨切りが上手い。生肝を胡麻油と塩で。揚げたらサク、ふわ。煮ものとの優しい味わい。しゃぶしゃぶは、さっとくぐらせ、はながひらいたら食べ -
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ネタバレ好きな作家さんが名前を連ねていたので手に取った1冊
作家さんだけでなく、タレントさん、漫画家さんなど
28名の方が 自分のイチオシだったり、思い出のお店を紹介しているエッセイ集。
作家さんが食べ物ネタの取材に行きつけのお店を使っていたり、行きたいけど著名人だから顔を覚えられて、気恥ずかしくて足が遠のいたり・・・いつもは本の末尾で名前を拝見するだけの方の日常生活がのぞけて 楽しい。
お店の名前も住所もついているから 近くに行く機会があったら寄ってみたい。
まずは 塩谷舞さんお勧めの「あのガパオ」
オチも含めて 私も食べてみたいと思う。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレある結婚式に関わる人たちの、6つの物語。
誰しも、人にはあまり言いたくない過去を持っている。
でも、その過去があるからこその今があり、未来がある。
良くも悪くも、その瞬間でした決断が、1秒後の自分の未来を作る。
そんなことを思いました。
6話のうちの「愛でなくとも」「愛のかたち」が特に好きでした。
この本全体を通して要になるのが、新郎の伊勢田友之です。
そして私は、友之がすごく好きでした。
だから、彼のことがよくわかる話が一番面白く思ったのだと思います。
全体としては面白かったのですが
⚫︎さらさらーっと読めてしまいすぎて、もうすこしそれぞれの心情がわかる場面が欲しかった
⚫︎1話ずつは