下村敦史のレビュー一覧

  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりの下村さんの本!
    面白かったし、何よりスペインに行きたくなったーー!
    10年以上前に行ってサクラダファミリア等本に出てくる場所に行ったけど、全く覚えてない。

    この本を読むと、また改めてスペインに期待し、何よりサクラダファミリアをゆっくり見たいと思った!

    0
    2024年02月16日
  • 生還者

    Posted by ブクログ

    ネパールの山で雪崩に巻き込まれて死亡した兄の遺品を整理していて、弟の直志は兄の死因に疑惑を抱く。
    そんな折、兄の登山隊に関係する二人の男が相次いで生還を果たす。
    だが、二人の証言は全く違った。
    単独登山者だった高瀬が登山隊に出会って助けを求めた時「足手まといになる」と一蹴されたのだが、登山隊の加賀谷が高瀬を追ってきて助けてくれた。

    その後、行方不明だった東が生還。
    彼は「加賀谷はみんなの荷物を奪い、一人逃げた」と。
    閉ざされた環境の中で何が起こったのか。
    その謎を追うジャーナリストと直志。
    次から次と生まれる謎。

    0
    2024年01月25日
  • 生還者

    Posted by ブクログ

    2回読んだ。まあまあかな。お兄さんの婚約者の女性の行動がよくわからない。そんなに優秀なクライマーだったら何で雪山で動くのだ?

    0
    2024年01月20日
  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

    ガウディには以前から興味があったけど、なかなか触れ合う機会がなかった。そういう意味ではとても勉強になった。ストーリー的にはうーんという感じでした。

    1
    2024年01月04日
  • アルテミスの涙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    202311/部外者にあっさり話したり、文字盤に気づくの遅いとか、ツッコミ所もあるけど、勢いとうまさで読ませる。やはり下村敦史は面白いし毎回意欲を感じる。愛華の判断等は、現実には女性のほうが共感しにくいような気がする。

    0
    2023年12月23日
  • 叛徒

    Posted by ブクログ

    警察通訳官のお話。
    途中まどろっこしい展開が続く。最後に義父の自殺に絡んだエピソードが展開されるが、時既に遅し!だいぶ飽きてしまっていた。
    テンポ良く、スリル感を味わえる小説が読みたい。

    0
    2023年11月29日
  • アルテミスの涙

    Posted by ブクログ

    閉じ込め症候群で寝たきりの女性が妊娠した。誰の子なのか?そして産むか中絶するかの本人の意思確認はどうするのか?というお話。
    寝たきりで動けなくてもよりよく生きたいという思いは理解できるが、はたして自分がそのような立場になったときにどう感じるのか、よくわからない。
    ただ、お話の中にあった「愛するものがあれば生きる希望になる」というのはその通りで、人は誰しも「愛するもの」があるから生きて行こうと思えるのだと感じた。

    0
    2023年11月25日
  • 刑事の慟哭

    Posted by ブクログ

    裁判員制度の欠陥と警察組織の居場所がなくなってしまった刑事に焦点を当てた小説。
    終わりの場面では、ほろっとくる箇所もあり、読後もしばらく余韻にひたっていられる。
    田丸刑事のシリーズがあれば読んでいきたい。

    0
    2023年11月18日
  • 法の雨

    Posted by ブクログ

    202307/面白かった…。毎回テーマも舞台も趣向もキャラも見事で一気読み&作家買い必至の下村敦史。

    0
    2023年10月25日
  • 悲願花

    Posted by ブクログ

    結構、複雑な話だった。
    確かに幸子の行為は行き過ぎだと思ったし、結果的に間違ったことをしたわけだが、子供の時に負ってしまった傷はそれだけ大きかったということでしょう。でも知らなくても済んだかもしれない真実を知ってしまってこれからどう立ち直っていくのでしょうね。

    0
    2023年10月08日
  • 黙過

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編かと思いきや、最後の一章"究極の選択"で全てが絡み合う良構成。
    命の尊厳、種の優位性などの重いテーマながら、患者喪失の謎や厄介な詐病等々織り込まれるミステリが良い。

    0
    2023年10月06日
  • 絶声

    Posted by ブクログ

    思惑が思惑を呼び、事実と解釈が絡み合う遺産相続サスペンス。
    父が失踪し、死亡届が受理されようとするそのとき、更新されたブログを中心に利己心が衝突していく。
    展開のスピードがテンポ良く、読みやすいがキャラクターの魅力というより、ストーリーとしての面白さに重きを置いた作品。

    0
    2023年10月02日
  • 悲願花

    Posted by ブクログ

    大好きな下村淳史作品
    …だったけど

    どうしても幸子のことが好きになれず…

    被害者は被害者という肩書の武器をもっているので
    なんでも許されるのかというとそれは違う
    ということ

    共感と同情は違う

    なんて考えながら
    幸子にイライラしながら読んでた

    最後までしっかり読んでるあたり
    やっぱり面白かったんだと思います

    0
    2023年09月25日
  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

     スペインの都市、バルセロナ。歴史的建造物のサグラダ・ファミリアを舞台にしたサスペンスミステリー。
              ◇
     サグラダ・ファミリアの尖塔に吊り下げられた死体が発見された朝。聖堂建設のため石工として働く父親が失踪したことに志穂は気づく。

     吊られた死体がアンヘルという父親の友人だったことから警察が父親を容疑者として捜査しているのを知った志穂は、自らも聖堂建設の関係者への聞き込みを開始。

     自分の行動も警察からマークされることは想定していた志穂だが、あるとき警察以外に自分を尾行する男がいることに気づいた。そして、図面は残さないはずのガウディが、ある石板を残していたことを知る。

    0
    2023年07月22日
  • 法の雨

    Posted by ブクログ

    無罪判決を連発する裁判官嘉瀬。彼に無罪を何度も出された検察官の大神。看護師による組長殺人事件でも無罪判決を下された。判決を決めてすぐに嘉瀬は倒れ、認知症となってしまう。大神は施設に嘉瀬を訪ね、判決について問いただすが、、、というお話。その中に嘉瀬の孫などの絡み合い、なかなか面白いリーガルミステリーだった。

    0
    2023年07月19日
  • 黙過

    Posted by ブクログ

    本筋とはあまり関係ないけれど、中盤に少し登場の天童教授が魅力的でした。

    「本来、無知は罪ではない。90パーセントの一般人が答えられる常識問題を間違ってしまった人でも、90パーセントの一般人が答えられない非常識問題の答えを知っているかもしれない。
    誰もが知っている知識を知らなかったからといってその人を馬鹿にした言葉は、いずれ自分に帰ってくる。どんな人も自分にはない何かしらの知識を持っている、という当たり前の事実を理解していたら、おいそれと他人を見下せない。とはいえ、無知ゆえに人を追及し、名誉を貶め、苦しめたとしたら、それは罪よ。」

    0
    2023年07月05日
  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

    冒頭から死体が、カタルーニャ地方にサクラダファミリアは、あるんですね。
    ガウディが、実家の土地を売り払ってまで建てたかったこの教会は何だろうと。考えて、本とは脱線して、サクラダファミリアをググって見た、2030年には出来上がるとか、ただ彫刻写真を観るには、塔の上の方はチャエーンソーで削った様にかくかく荒削りで( ^ω^)・・・、人の手で一体一体掘っていたのに、確かTVで見たよーな・・・それで良いのかサクラダファミリアと言いたい。  新たなデザインだわ。

    0
    2023年07月05日
  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ガウディーの意思や現状がよく理解できた。
    あくまでの小説の中の話だが、ガウディーの本当の意思とは別に建築が進んでいるという設定には面白さを感じた。
    完成がかなり前倒しになったという話は聞いている。またみに行きたい。

    0
    2023年06月30日
  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ガウディとサグラダファミリアが好きって人、または興味があるって人は必見かな。物語を抜きにしても下手なガイドブック読むよくよくわかる。それほどに登場人物が熱く、それは猛烈に熱く語りつくしてくれるから、これホント小説なの?って疑問を抱いてしまうほどだった。下村さんの本はこれ!と言ったおすすめ本があるわけでもなく、特に何がいいってわけでもないけど、モチーフとタイトルがいいんだろうね、今回も思わず手にして、読んで、あれ?思ったのと違ったぞとなる。
    今回はミステリーな内容で事件の真相を追っているうちにガウディの詳細に詳しくなり、スペインはバルセロナの時代背景にも及び深く調べられたんだろうなと窺えた。フィ

    0
    2023年06月09日
  • ガウディの遺言

    Posted by ブクログ

    アントニ・ガウディやサグラダ・ファミリアの蘊蓄がくど過ぎる。
    世界遺産の本ならわかるがミステリ小説でそこまで必要なのか?

    1
    2023年06月07日