下村敦史のレビュー一覧

  • サハラの薔薇

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    エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰は、念願の石棺を発掘するが、見つかったのは死後数ヶ月のミイラだった。失意の中、何者かの襲撃を受け、峰は危うく難を逃れる。だが今度は講義先のパリへ向かう飛行機がサハラ砂漠に墜落する。
    僅かな食料と水を分け合い、歩く自信が無い者は飛行機のそばに残った。
    オアシスを目指して歩き始めた何人かは、それぞれに秘密を抱え、やがては殺しあう事態になるのだが、私的には殺しあう事態になる後半は興味が削がれた。

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    2025年02月17日
  • 警官の道

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    警官にまつわる有名作家たちの小説まとめ集で、半分以上は面白かった。私の好きな中山七里はもちろん面白いが、深町秋生のクローゼットも良かった。最後の柚月裕子の作品は心を掴まれうるっとくる。

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    2025年01月21日
  • そして誰かがいなくなる

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    サクサクと展開が進んで楽しい反面、コロコロと視点が変わるのでややこしかった。タイトルでちょっと予想できちゃったのは残念ですが、舞台が実在の家とのことでそこはテンションが上がりました。絶対住めないけど楽しそう!

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    2025年01月13日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    面白い作品でした。個人的には最後のアナグラムが強く印象に残りました。読んでいる自分の世界に本の世界が干渉してくる所がよかったです。少し先が読めてしまうところもありましたが、全体的には面白かったです。

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    2025年01月12日
  • 告白の余白

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    古本屋さんで見つけて、興味が湧いたので購入。
    京都の人が嫌いになったとか、怖いというクチコミが多いと感じたが、わたしは嫌味や皮肉を上品に相手にぶつける様が面白かった。言い回しやその意図から学ぶこともあったし、言葉の裏の意味が明かされていくのも楽しかった。後半はこの台詞はどんな意味か予想しながら読んでいた。
    最後まで本心が分からない京子に、怖さを感じながら上品で美しくも感じた。

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    2025年01月06日
  • 闇に香る嘘

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    全盲の老人が主人公です。光を失った生活を送るある日、自分の兄が偽物なのではないかと疑念を持ち始め、調べ始めるうちに大きな事件に火巻き込まれて…というお話です。物語を通して中国残留孤児をテーマにしており、勉強になりました。仕掛け的には二転三転あり、中盤ではいったい何が真実か信じられなくなるシーンがありますが、まさに全盲の主人公と同じく闇の中に放り込まれたようでした。ミステリーとしてあまり驚きはありませんでしたが、素直に読める一冊です。

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    2025年01月02日
  • 真実の檻

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    ネタバレ

    展開やストーリーは面白かったが、重ーい結論の割にサクサクと進んだ。
    もっと登場人物の心情などに深掘りしてほしかった

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    2024年12月22日
  • 闇に香る嘘

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    なんとなく結末は予想できたけど、最初から最後までおもしろく一気に読めた。
    ただ主人公に好感が持てないことが残念だった。
    けっこう酷い奴じゃない?

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    2024年11月10日
  • そして誰かがいなくなる

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    読むルームツアー。かと思っていたら、最後にQR読み込んだら実際にお家の画像見れて、すごい!すごい!と感嘆しました。
    すごいお家だった!

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    2024年11月10日
  • 真実の檻

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    冤罪をテーマにした物語

    題材は興味深く読めましたが、登場人物のセリフや行動原理がイマイチよく分からなかった

    初めて読む作家さんでしたので文章の特徴が好みに合わなかったのかもしれません

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    2024年11月08日
  • 白医

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    安楽死やターミナルケアが題材のお話ですが、程よいミステリー要素のおかげで、すごく読みやすくて驚きました。
    ずっとシリアスな展開が続く話ではあるんだけど、わたし個人としては、読んでいて過度に不安を煽られたり苦しくなったりすることはなかった。
    終末期医療について初めて知る部分もあり、物語を通して安楽死について色々考えさせられる、道徳的な教科書みたいな本でした。
    あらすじを見て、気になっている方にはオススメの一冊です。

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    2024年10月18日
  • 情熱の砂を踏む女

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    下村敦史『情熱の砂を踏む女』徳間文庫。

    何時も様々なミステリーやサスペンスで楽しませてくれる下村敦史であるが、今回ばかりは少し空回りが過ぎたようだ。

    スペインの闘牛界を舞台にミステリーを描いたという点は面白いのだが、設定や展開が余りにも強引過ぎるし、終盤に明かされる驚愕の真相も乱暴過ぎたようだ。

    例えるなら素晴らしい小説を原作に二流映画監督が無理矢理、2時間の映画に仕立てたというような作品だった。

    日本人には余り馴染みの無い闘牛であるが、スペインでは文化の一つであり、宗教的な意味合いもあり、儀式的な部分もあるようで、日本の大相撲にも似ている。


    スペインで闘牛士となり、闘牛中の事故で

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    2024年10月09日
  • 告白の余白

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    京言葉?のもつ特性をこの小説からだけで判断することはかなり怖いことだと思いますが、この小説でのローカルルールだと認識するのであれば、なるほど面白い試みだと思いました。

    中盤まではいつまで京都の話するんだ…?と思わなくもなかったですが、終盤で小出しに情報が更新され、二転三転する展開と心情は読んでいて面白かったです。
    こういうミステリーの作り方もあるんですね。

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    2024年10月07日
  • アルテミスの涙

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    久々の下村作品。
    閉じ込め症候群なるものを初めて知る。

    寝たきりの状態になり指1本を動かすことも出来ないが
    意識はあり周囲の事もしっかりと認識できる状態の事をそう呼ぶそうで。
    話すことも出来ず、一見すると植物状態のようだが
    患者本人の意識ははっきりしてると言うのが
    想像するだけで辛い。

    閉じ込め症候群の女性患者が妊娠していることが発覚する。
    倫理観を中々に揺さぶられる社会派サスペンスだった。

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    2024年10月01日
  • コープス・ハント

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    「加害者と被害者」「偏見と決めつけ」「自己と他者」
    「ジェンダー観」「SNS」
    問題提起が盛りだくさんな感じで、読後もスカッと爽やかではないけれど、テンポ良く面白かった。
    ↓ネタバレあり
    途中まで折笠望美軸と福本宗太軸は同時進行だと思っていたし、セイ=浅本聖悟もまっったく気づいていなかったから、それらがわかった時はめっちゃ声出た。恥ずかしながらこういう推理ものは、なかなか勘が当たらないので、もういっそ毎回素直に驚けるのは徳だなと思うようになってきた。

    作中にも出てきた映画『スタンド・バイ・ミー』
    夏にぴったりの作品だし、また見返したいなあ(もう夏終わるけど)
    stand by me = そば

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    2024年09月28日
  • 絶声

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    あらすじがすごく、興味を唆る書き出しとなっているので、ジャケ買いじした。
    全体的に面白かったけど、
    あまり印象には残らなかったです。

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    2024年10月15日
  • そして誰かがいなくなる

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    事件がおきそうな豪華な洋館を建てたミステリー作家。そこに招待されるミステリー作家達や評論家や編集者。なんのイベントが起きるかと思いきや、行方不明になる主催者の御津島。外は猛吹雪、携帯電話は隠され、外部とは連絡とれず。
    これはおふざけか、事件か?
    ミステリー作家らしい推理が作中で繰り広げられるが、本番はそこじゃない。
    この洋館が建てられた意図。そして、タイトル通り、誰かがいなくなる。
    読者が推理ができるギリギリの範囲をつきながら、最後に大どんでん返し。最後の1ページ、1行までどんでん返しが詰まっている!

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    2024年09月17日
  • 刑事の慟哭

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    殺人事件の捜査本部で厄介者扱いされる新宿署の刑事・田丸。彼は捜査本部の誤認逮捕を暴いてしまった過去があった。今回、二つの殺人事件の関連性に気づき、相棒の警視庁捜査一課刑事・神無木と共に捜査本部の方針に従わない捜査を行う。犯人に辿り着くが、以外な行動をとる田丸。裁判員制度の問題点にもふれている。

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    2024年09月01日
  • 闇に香る嘘

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    ネタバレ

    主人公が盲目であり、1人称で語られるのでどんな場面展開になっているのか読者側も想像しながら読み進めていくため、終始何とも言えない不穏な感じで進んだ印象であった。

    和久自身に何らかの秘密があるのだろうなと予想はつくが、語られた真相は予想を超えたものであった事は事実。社会問題と上手く融合しストーリーが展開していくも若干すきっ利しないのは主人公である和久にあまり感情移入できなかったせいかもしれない。

    最後に夏帆が救われたのは良かったと思う。

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    2024年08月18日
  • 告白の余白

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    2024.07.01
    まず著者のファンです。他の作品には好きなもの多いです。だからこそがっかりです。
    双生児だからといって、心を通わせた人のことを間違え「続ける」って考えられますか?
    ちょっと設定にムリがありすぎる。だから展開が苦しくなる。私は京都の人のことはよくわかりませんが、京都の人を敵に回してまでこだわって描くコンセプトでしょうか?
    これは編集担当者がやめましょうというべき作品だったのでは?

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    2024年07月01日