【感想・ネタバレ】同姓同名のレビュー

あらすじ

~ミステリ作家からの挑戦状~
登場人物全員、同姓同名!
大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。

大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て
練習に励んでいた。そんな中、日本中が悲しみと怒りに駆られた女児惨殺事件の犯人が捕まった。
週刊誌が暴露した実名は「大山正紀」ーー。報道後、不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった
“名もなき"大山正紀たちの人生が狂い始める。
これは、一度でも自分の名前を検索したことのある、
名もなき私たちの物語です。

書き下ろし短編「もうひとりの同姓同名」収録

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Posted by ブクログ

沢山の大山が出てきて混乱したけどどの大山が犯人かを想像しながら読んでいくと途中「えっ!?」となるような感じで裏切られる場面がありとても面白かった。このような本を探したい。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

めっちゃわくわくしました!
同姓同名の人が10人近く出てくるミステリーって
あらすじだけで面白そう!って思い
読み始めて混乱させられてもというか
混乱あってこそのこの物語の面白さなのだなと思いました。

アレもコレも伏線だったの!?ってばかりに色んなトリック?が散りばめられてて最後の最後まで真相が頭の中で理解しかけていた?結末ひっくり返されまくっておもろかった!!!

展開の面白さだけじゃなくて今の社会、とりわけSNSとの在り方・付き合い方ってところの問題提起もなされてて考えさせられた。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

すごく混乱する話だった。登場人物のほとんどが大山正紀で、今どの大山正紀が喋ってるの、今どの大山正紀について語られてるの、と立ち止まってしまった。本筋自体はシリアスだし深刻な問題の筈なのに、大山正紀が多すぎてところどころ忍び笑いが漏れてしまう。
今まで自分の中では深く考えたことがなかった同姓同名問題が、思考実験のように様々な観点で検証されているようでとても興味深かった。同姓同名故の展開も真犯人の正体も捻りが効いていて面白い。
一方でSNSって地獄だなと思った。特に負の側面が強調されて描き出されているせいもあって重い溜め息をついてしまう。とは言え決して極端な話でもなく確かに既視感があるので始末が悪い。発言の前には沈黙は金、言わぬが品性、あたりを思い起こしたい。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

登場人物、全員大山正紀(おおやままさのり)という狂気の一冊。めっちゃ面白いし、キャラクターの書き分けが上手いから意外と頭がこんがらがることなく読めた。ただ、間で休憩するの一回くらいにしないと、リセットしたらめっちゃややこしくなりそう(笑)

最初にがっつり登場する大山正紀は、プロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟く日を夢見て練習に明け暮れる日々。活躍を機に有名大学へのサッカー推薦が決まるが、そんな矢先、日本中を震撼させる女児惨殺事件が起きる。犯人はすぐに捕まったのだが、その名前が大山正紀だった。それが原因としか思えないタイミングでサッカー推薦が消えてしまう。

それから7年後。プロサッカー選手になれなかった大山正紀は、殺人事件の犯人が少年であり、刑期を終えて出てくることを知る。さらにネットには「大山正紀同姓同名被害者の会」が立ち上がっていた。参加してみると十数人の、殺人犯と同じ名前ということが理由で人生がうまくいかなかった大山正紀たちが集まっていた。彼らは協力して自分が殺人犯ではないことを証明するために、犯人の住所を特定し、顔を公開することを思いつく。

展開がめちゃくちゃ面白くて、ページを捲る手が止まらず、最後どうなるのか楽しみに読み切った。

あらすじでは伝わらないけれど、めちゃくちゃ社会性のある小説だった。殺人犯と同姓同名という事実と、SNSの暴力性をこれでもかと突きつけられた気がする。自分が何もしていないことを証明すること、そんな方法を考えている間にも大山正紀を非難する投稿は増え続ける。

ネットの普及で情報が溢れ、簡単に検索される時代、自分の名前を検索したら殺人犯が表示されてしまうやるせなさ、本当に日本のどこかで起きている話だと思う。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

めっちゃおもろい。普通のミステリーかと思ったら社会風刺も入っててみんなに見てほしい。叙述トリックすぎてまだよく分かってない。だがこれでいい。

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2026年03月02日

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同姓同名の別人たちが出会い、それぞれの思惑が交錯するミステリー。リアリティがあり、読み手が地続きの世界にいることを忘れさせない。下村さんの他の作品も読んでみようと思います。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めちゃくちゃ好き
同姓同名だからどの人だっけとかややこしくなるかなって思ったけどそんな事なくて分かりやすかったし、結びつくから面白かった
本だからこその叙述トリック満載で大好物でした
どちらの最後もちょっと胸糞だったけどね

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

同姓同名の人が犯した犯罪によって同姓同名たちが苦しんでいる。。。誰が誰だかわからないはずなのにちゃんと読める。何度も繰り返される反転のミステリー。すごく読みやすく読み進めたくなる本。
現代社会の問題点にも気付かされた本です。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「大山正紀」が次から次へと出てきたが頭の中で整理しながら読み進めることができた。何回か騙されることがあって、次はどうなるのか?次は??とページを捲るのが楽しみでサクサク読むことができた。
・1番怖いのは自分には誹謗中傷していい人間を決める権利がある、と信じている人間たちである。
・ 奴は俺たちの人生に踏み入ってはいないんです。俺が、俺たちが大山正紀であることは変えられないし、犯人が大山正紀であることも変えられないんです。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

小説紹介クリエイターのけんごさんのオススメ本。
日本中を騒がせた女児惨殺事件の犯人の名前は大山正紀。将来有望なサッカー部、コンビニのバイト、アニオタ、家庭教師、研究者の大山正紀など同姓同名の人物たちの人生が狂い出す物語。

登場人物が同姓同名だからこそ可能な内容で最後は予想してなかった展開と結末で面白く読ませてもらいました。ただ、誰がどの大山正紀なのか混乱しながら、ページを戻りながら読み進めたので少し疲れたのも事実です。
SNSで身勝手な正義感から容疑者を特定しようとしたり拡散したりと聞きますね。本人が良かれと思ったことが、むしろ迷惑なことや自身が傷付くこともあり得るのでSNSを利用する時は良く考えて行動したいものです。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

女児が惨殺され、その犯人は16歳の大山正紀だった。少年法により犯人の名前は出ないはずなのに、週刊誌が報道したことをきっかけに、SNS等で拡散してしまい、それにより同姓同名の彼らの人生が歪んでしまう。
同姓同名の彼らは被害者の会を設立し、自分たちの人生を取り返そうとする。
同じ名前しか出て来ないので、登場人物の混乱が起きるのでは?と危惧しましたが、そんなこともなく、一気に読めました。寧ろ、同姓同名であるが故のトリックというか技巧に唸らされました。お話も二転三転して、とても楽しめました。
同姓同名というシンプルなアイデアなのに、ここまでお話を面白くできるのが本当に凄い。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

みんな同じ名前ということで混乱しないか不安だったけれどすんなり読めた。どの大山正紀か分からない部分はもちろん叙述トリック。そこも含めてこんなに綺麗につながるとは!“まさき”の登場もハラハラした。もうひとつの…も、この設定はショートショートも行けるのかと驚くばかり。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

漫画や映画のように絵がなく文字だけで個人を識別する小説において全員同姓同名でという発想の勝利というべき本
それだけに留まらず
現代の社会問題や生き方について考える点もあり、その上で起承転結もあり秀逸
ただ頭は混乱する笑

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

私は同姓同名の方と会わずに死ぬでしょう。と言っても過言ではないほどに珍しい名前です。苗字もある地域にしかおらず、下の名前はありふれた読み方なのですが「え、これでこう読むの?」というものです。顔はどこにでもいそうな顔なんですけどね笑

なので彼らのように悩むことはないでしょうが、確かに名前って早い者勝ち?不便?な部分があるなとこの作品を読んで改めて思いました。

同じクラスに「なな」という子が2人いたのですが、苗字から1文字取って「『ふ』なな」と「『た』なな」と呼ばれていました。今思うともう少しいいあだ名の付け方があったのではないか?という疑問を持ちます(^^;;

珍しい姓名だと間違われて書かれたり読まれたりして不快な思いをすることが多々ありますが、同姓同名である方々にも私には想像できない苦悩があり、こんな風にミステリーに落とし込む作家さんはすごいなと思いました。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

読む前から分かってたけどやっぱり混乱して納得いったようなそうでないような…名前が早いもの勝ちという言葉は物語通して印象に残った。

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2026年02月18日

購入済み

挑戦的かつ社会的

小説における禁忌に挑むような作品。
凶悪犯罪によって悪名となった大山正紀という名前。
人生を狂わされた複数の大山正紀の視点が交差し描かれるミステリ。
社会的なテーマもありつつ、アクロバットな曲芸を華麗に決め着地するような、そんな作品でした。

#ドキドキハラハラ #深い #共感する

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

10人の大山正紀の特徴が分かりやすかったため、読めたがところどころ頭が混乱して理解するまでに時間がかかった。
名前が同じだからこそ後々の展開で、そっちの大山正紀だったのかと感じて面白かった。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

同姓同名の登場人物を使った叙述系ミステリの面もあるが、個人的には私刑(特にSNSなどでの)に対する批判的な内容が印象的だった

自分の発言は意見であって人を傷つける意図がないとか、犯罪者相手だから何を言っても良いと言うような理屈で攻撃的なこと(発言)をしてしまわないように気をつけないといけない

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

凶悪犯だか少年法で守られてメディアでは名前も顔も伏せらた。
しかしSNSで名前が『大山正紀』晒され
同姓同名の『大山正紀』が人生を狂わされる。
多くの『大山正紀』の登場で少し混乱したが読みやすかったが頭をフル回転で読んだ
最後は、そうなんだこの『大山正紀』か‥
推理の様なパズル様な小説だった

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯罪者と同姓同名だったことで誹謗中傷される、今どきはネットで瞬く間に広まり晒し者にされる。この怖さを存分に味わえる。サッカー部だった大山正紀が自力で自分を再生する行動を取るのが強く印象に残る。気になるからネットから距離をとる、そうだよね。
文字のみでたくさんの大山正紀を書き分けた筆力はさすが!

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

コンセプトが分かりやすくて面白かった。題名の通り同姓同名の人物が一度に沢山出てくる話だが、表現が工夫されていて意外と混乱しなかった。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

よく練られたストーリーだと思ったし、解説に書かれている通り密度が濃かった。ただ、自分の読解力や理解力が乏しいせいか、少しくどいなと思ったのと、ご都合主義的な気がしてしまった。下村さんの違う作品にも触れて再トライしたい。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

なにがなんだかわからなくなったりもしたけど、何度もどんでん返しがあって引き込まれた。後味悪い終わり方だけどおもしろかった。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大山正紀の話。
読んでいて「ん?」と引っ掛かると、後で「ああ、そういうことね」となる引っ掛けがあちらこちらに仕掛けられていてトリッキーなミステリー。
というだけでなく、SNSで正義を振りかざし他人を誹謗中傷する社会の問題や、学校などで偏見から他者を攻撃する残酷さが散りばめられていて、読んでいて胃が痛くなった。

他人の事にごちゃごちゃ言いたくなる人はSNS向いてないね。
言いたいことはネットに書き込むのではなく、山の中に穴を掘ってその中に叫んだ方が誰も傷つけなくて良い。

終盤、ネットから離れて自分を見つめ直して前を向く大山正紀に感動した後、最後の展開には正直萎えた。
うーん、そうかー…。
自分の好みでは無かったかな。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

友達に勧められて。
同姓同名について考えたこともなかったけど、殺人犯と同じ名前は本当に生活しづらそう…
新たな視点が増えて楽しかった

もし自分と同姓同名に会ったらを考えたら、自分が揺らぎそうで怖くなった

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤はある事件の加害者と同姓同名の人たちがその事件をきっかけに人生の変化?や環境の変化をそれぞれの視点で描かれていた

なので、序盤は割とそれぞれの物語って感じで、少し読む手が止まるところも

そこから同姓同名の被害者の会を通じて、物語が加速

同姓同名なので、誰が誰かわからなくなるような感じもしたが、実際はそれもこの小説では大切な要素であり、ギミック

最後の答え合わせまで、あれ、そっちだったかって驚かされた
人から聞いた情報やネットで見た情報など、断片的な情報で決めつけるのはよくないと改めて感じた作品でした

なので、最後サッカーの大山と犯人の大山で向き合う姿勢の対比にも少し考えさせられた

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

ちょ、。

訳分からんくなってくるわ!

大山大山って( ºДº)/オイ

しまいにゃマサキまででてきておい(^o^)/

そんなに大山まさのりおるかっての!!

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

名前が明記されている登場人物の大半が同姓同名・大山正紀で構成されているため、物語の中で"どの"大山正紀が出てきたか判断するには"その"大山正紀の容姿や職業といった文章内で表すことのできる特徴しかなく、言動はわかっていても"どの大山正紀"の言動か後に明かされるまでわからないところが面白かった。これはドラマでも映画でも漫画でもアニメでもなく、明確に容姿を表すことができない、すなわち文字でしか表すことができない小説だからこそ出せる面白さだと思った。
普段小説を読んでいる時、脳内で勝手に映像を作り上げて物語を噛み砕いていくためここはメディア化するならどう表現されるだろう、キャスティングはどうしよう、などと考えているがこの作品に関してはメディア化しないでほしいとまで感じた。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

ミステリーではあるが、社会問題も鋭くえぐった社会派ミステリーでもある。SNS問題は、まさに同意だが、それを呟いたら、ボコボコになりそうだ。
自分の同姓同名の人も、平凡な名前なので、日本にいるんだろと思うが、検索は止めておこう。
肝心の小説は、作者に翻弄された。最終的に大山正紀は何人いたんだっけ?

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話題だった時に、積読リストに入れていました。
凶悪犯罪者が自分と同じ名前「大山正紀」だったために、理不尽に人生を振り回された「大山正紀」たちの物語です。

凶悪犯罪とはいえ少年犯罪だったため名前や顔は伏せて報道されていたのに、正義を振りかざした人々がSNSで犯人のプライバシーを明かしてゆきます。
の結果、犯人ではない「大山正紀」は名前を明かすだけで嫌悪感をあらわにされたり、学校推薦や就活で不利になったり、いじめにあったり・・・
更に、同姓同名の無関係者を犯人だと決めつけて拡散されるという悪循環が続いてゆく・・・
誰にもわかってもらえないこの苦しみを慰みたいと、SNSで同じ被害にあっている人々を募り、「大山正紀」を名乗る人物が9名集まって・・・というお話です。

展開にちょっと無理があるのですが、現実の世の中でもマスク警察など、正義を振りかざす人々は出現しますし、TV報道はされていなくてもネットの世界ではプライバシーがない、という状況はよく見かけます。
なぜそんな、会った事もないような他人のことが気になるんでしょうかね。
SNSで批判したり暴露したりがエスカレートしたら誰も幸せになれないのに・・・

そして、その延長でエコーチェンバー現象(共鳴室現象)が起こる・・・
これはSNSなどで同じ主張の者同士が集まり、互いの主張を肯定し合ううち、この主張が絶対的に正しく常識的だと思い込み、他の主張を一切認めなくなる現象。閉鎖的なコミュニティは必ず攻撃的になるそうです。
SNS上ではいわずもがな、「大山正紀」の会でもそうなったし、なんか本当に現代って生きづらいとうんざりしながら読みおえました。
SNSとの付き合い方はなんとかしないと、特に若い子は世界が狭いから本当に救いがなくなるよ。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

小説紹介本を読んで気になっていた作品。

一件の猟奇殺人事件をきっかけに、犯人と同姓同名の人々の人生が狂っていくー…。登場人物全員同姓同名!前代未聞のミステリー。

登場人物が全員同姓同名なのだが、その数、なんと、10人以上…!!
一場面で10人出てくる時もあった。
それなのに、一人一人の個性が強くて、ちゃんと区別して読めるのがすごい!!
それでも時々混乱した。
それも計算済みなんだろうなぁ。

事件に絡めて様々な社会問題が扱われている。
少年法、実名報道、死刑、私刑など…
一番印象的だったのが、SNSでの誹謗中傷、倫理の同調圧力。
登場人物の投稿が炎上していく様はリアルそのもので、恐ろしかった。
時には人の命まで奪ってしまうが、取り締まろうとすると他の法律が関係してくる。難しい問題だ。

収録されている「もうひとりの同姓同名」は、とある事件の被害者と同姓同名の人の短編。
どちらも新たな視点でのミステリーだった。

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2026年04月25日

購入済み

難しい…

難しかった… 頭を使って読まないといけないので好みが分かれるかなと思います

#深い

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2023年03月29日

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