下村敦史のレビュー一覧

  • 失踪者

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    生還者 に続く下村さんの 山岳ミステリー
    10年前の転落事故でクレバスに置き去りになっている親友樋口を迎えに行く真山…が氷漬けの遺体が何故か年老いていた!? 樋口はあの時亡くなったはず!それとも?
    この謎を軸に真山と樋口の出会いまで遡り、そこからぐいぐい話に引き込まれます。
    さすが下村さん。今回もほぼ一気読み!
    下村さんのおかげで、自然に魅せられ、生死をかけた熱い登山家達の生き様に興味が湧きました。

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    2019年02月11日
  • 失踪者

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    ストイックに山と向き合う真っ直ぐな山男同士の友情は静かな情熱を帯び、ひしひしと胸に迫る。氷の底で二度命を落とした真実が明らかになった時、涙が滲み心が震えた。
    孤高の頂にいたミステリアスな樋口も魅力的だったが、真山との絆に溶かされ、悲しみや埋めようのない空白を知って弱さを垣間見せる彼の姿もまた人間らしい魅力が尽きない。時代が前後する読みにくさを除けば脇役も善悪明解でスッキリ。
    山に魅せられた男たちの間に女の入り込む余地がない一抹の寂しさを感じながら、一切湿っぽさのないカラッとした晴天のような読後だった。

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    2019年01月15日
  • 失踪者

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    友人、と言うには軽すぎる友と過ごした登山。その相棒が登山途中の事故で自分たち達を助けるために、ザイルをみずから切って死亡したと思っていた。その亡骸を見つけ連れ帰って弔おうとしたのだか、事故を起こした時よりも明らかに歳を重ねていた。
    彼はいつどうして、同じ場所で亡くなることになったのか!
    山男の友情に溢れる物語。

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    2018年11月10日
  • 失踪者

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    10年前転落事故で死亡した友の遺体を収容しに、主人公は南アンデスのシラウ・グランデ峰に向かう。しかし、その事故現場で見つけたのは、数年分歳を取っていた友の遺体だった。
    その理由(わけ)は?
    さらに死んだはずの友と同じ登攀スタイルの人物が現れ、オカルト的な謎がさらに深まる。
    そして小説は、2016年の現代と事故当時の06年、大学時代の1991年や92年、さらには99年、03年、04年と、目まぐるしく過去と現代を行き来する。
    著者の巧みな手法に翻弄されながら、読者は頁を捲らざるを得なくなる。
    随所に記される登山シーンは、その場に臨場しなければ描けないほど見事な迫力がある。
    しかし、著者に本格的な登

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    2018年10月26日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    山の壮大さや自然の美しさと恐怖が存分に感じられる。命をかけて雪山に登る意味。一匹狼だった樋口が相棒を得て、一人が寂しいと語る場面が印象的。登山の苦しみ、辛さ、そして何ものにも代えがたい喜びが伝わってくる。樋口が一度は生還したのにまた雪山で、同じ場所で死んだのはなぜか。謎めいたものがあり、一人の人間の過去を追う。取り戻すことのできない時間や後悔はあるけれど希望も感じられる真相でよかった。

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    2018年10月11日
  • 闇に香る嘘

    購入済み

    悔しい!ヤラレタ

    真相が分かったとき、何故その可能性にもっと早く気づかなかったのか、悔しさがこみあげた。
    ミステリーにおいては、この悔しさは満足度と同義語だ。
    少しだけ残念なのは、せっかくタイムリミット付きの誘拐事件まで発展させたにも関わらず、えらくあっさりした解決。
    もう少しハラハラドキドキさせてもらっても良かったかも、
    なので⭐️一つすくなめ。
    ミステリーとしては⭐️5つ間違いない。

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    2017年12月29日
  • アイアムアヒーロー THE NOVEL

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    元ネタのアイアムアヒーローを読んだことも観たこともないのですが、好きな作家さんが多かったので手に取ったら個人的にはあたりのアンソロジー。
    朝井リョウくんの話もさみしい青春、恋愛小説ですき。いじめっ子と人気者と一匹狼的なこのカースト。
    藤野可織さんの話も久しぶりに読んだけどよかったな。やっぱりさみしい。仲間内って難しい。
    最高だったのは佐藤友哉、島本理生夫婦の合作。こんな豪華な作品が辞めるなんて…!!! よかった、かなりよかった。引きこもりと心に傷を負ったシスターの話でよかった

    全部にもちろんゾンビのような感染症の元ネタの設定が絡んでいるのですが話を知らなくても面白かったです

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    2017年09月26日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレ

    3.5
    ネタバレ1で最初の犠牲者を言う意味に引っかかっていて
    読み進めるとちゃんと名探偵っぽいが死んで、素性を偽っていないってのであぁ犯人かと思ってしまって少し楽しめなかった
    ただ、ちゃんと結末までは読めなかった!
    新しいスタイルだしこの本にしか出せない雰囲気で面白かった

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    2026年08月17日
  • 口外禁止

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    外に出ないとドラマは起きないってその通りだけど、家で1人でいるのが好きなのは変えられない〜〜〜〜
    ここまで人間関係に困ってはないけど、会話はやっぱり苦手だし上手いこと返せなかったなって思うし
    第三者目線に立って自分にアドバイスすればもっと上手く返せるのかな

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    2026年08月16日
  • 暴走正義

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    逆転正義の続編。暴走しすぎた正義の行く末を描いた6本の短編集。
    自分の信念に基づいた正義もあれば、ただの私利私欲を正義と言い張っているものもあり、その正義を振りかざす人にあおられた無関係の第三者がSNS上で手の平をクルクル返して対象者を袋叩きにする様子は実際によく見る光景だ。
    逆転正義に登場した人物が各話に少し登場しているようなのですが、逆転正義を読んだのが2年くらい前だったので全く思い出せませんでした。立て続けに読めばもっと楽しめたかも。

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    2026年08月16日
  • 口外禁止

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    ネタバレ

    うまくいかない日々を送る大学生・金崎恵介の元にある日メールが届く。「あなたの人生、プロデュースします」。メールに書かれたW杯の予想が的中したことで、恵介はスーパーAI「AIザム」の「プロデュース」を受けることに。アドバイスに従って女性と知り合うことができ、人生が変わり始めるが…。

    AIの指示に従うことで人生がうまくいく。新しく友人もできて楽しい日々が送れる。これは本当ありそうで、AIに依存していく人の気持ちもわからなくもない。利用されてSNSにより追い詰められて犯罪に巻き込まれていく恵介の様子は妙にリアル。真面目がゆえに指示に従ってしまう。盗撮犯を捕まえようとするはともかく自宅に証拠を盗みに

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    2026年08月16日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    改装のため百年の歴史に幕を下ろすことになる高級ホテルヴィクトリアン・ホテルを舞台に、様々なバックグラウンドを持つ滞在客達の一夜を描いた群像劇。特に大きな事件が起こるわけでもなく、想像していたより読後感が良い作品だった。二度読み必至のキャッチコピーはなるほどなと。

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    2026年08月13日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    読みやすいし、騙されないぞという気持ちで読んでいるので集中して読めた。最後の謎解きは難しいところもあったけど、推理好きには楽しいだろうなと思った。

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    2026年08月12日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    登場人物の感性や人生そのものの変化や、人に向けた善意の行く末を、40年の時間の経過の中で描いた話。
    自分も他人も一面的な目で評価せず、過去の過ちから変化してきていることも受け入れることが大事。
    許されたければ人に寛容になること。
    かつ、寛容になることによって施した他人への善意の行く末まで責任を負わなくてよい。それは個人の問題。

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    2026年08月12日
  • 口外禁止

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    奈良岡登場あたりから、話が斜め28度くらい上に行ってしまい、ストーリーがありえない方向へ。ただしっかり着地したのは良かったし、そこは巧さなのかも。誰かの指示であなたは動かされている人生かもしれない。そんなメッセージが読みとれる作品だった。ハラハラ感はあって一気に読んでしまった。

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    2026年08月11日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    二つの小島がつり橋で繋がれている絶海の島、双紋島。
    宝が眠っているといわれる海底洞窟は嵐の日にしか潜ることができないため、
    参加者たちは嵐がくる前を狙ってこの島を訪れた。
    そこで起きた連続殺人事件は未解決のまま、ミステリー作品として出版される。

    まず7つ、表紙にネタバレが書かれています。
    そこを念頭に読んでいくのですが、
    誰目線?という冒頭からの違和感。
    ネタバレにも翻弄されました。
    最後は怒涛の、というか、いかようにも推理できてしまう感じがしましたが、
    まずまず、クローズドサークルを描いてくださった事が嬉しい。

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    2026年08月11日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    うーん…。ややこしい。
    確かにミステリー。大団円で良かったという感想しか出ず。
    今のネットでの一部のユーザーの誹謗中傷について、わかりやすく言語化してあり納得できた。どの時代も独りよがりの考えではいけないね。

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    2026年08月10日
  • 暴走正義

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    どの話も、今の時代に沿った話だなぁと思った。
    最後にちょっとしたどんでん返しがあり、面白かった!

    最後の死刑賛成反対の話は興味深かったし、考えさせられる話だった。
    下村敦さんの作品は私的にはどれも大ヒット!とまでは全然いかないけど、必ず読んでしまう笑

    新作も出て出たけど、これまた表紙だけ見たらそそられる笑
    すぐではないけど読むんだろうなぁ。

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    2026年08月09日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレがいい仕事してて騙された。
    読みながら違和感感じつつもいい線までゆくも謎は解き明かせず。なるほどねー。
    最初ハードル上げすぎて、うーんって感じ。
    読みやすくはある。

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    2026年08月08日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    凶悪犯の大山正紀と同姓同名の人たちがその名前のためうけた差別などに苦しむ話
    最終的に同姓同名であることからのトリックなどをふんだんに使っていて複雑だった

    Twitterの炎上がとか、人が誰かを私刑するとかの話に飽きてた時期だったのであまり評価高くないです

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    2026年08月06日