下村敦史のレビュー一覧

  • 暴走正義

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    逆転正義の続編。暴走しすぎた正義の行く末を描いた6本の短編集。
    自分の信念に基づいた正義もあれば、ただの私利私欲を正義と言い張っているものもあり、その正義を振りかざす人にあおられた無関係の第三者がSNS上で手の平をクルクル返して対象者を袋叩きにする様子は実際によく見る光景だ。
    逆転正義に登場した人物が各話に少し登場しているようなのですが、逆転正義を読んだのが2年くらい前だったので全く思い出せませんでした。立て続けに読めばもっと楽しめたかも。

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    2026年08月16日
  • 口外禁止

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    ネタバレ

    うまくいかない日々を送る大学生・金崎恵介の元にある日メールが届く。「あなたの人生、プロデュースします」。メールに書かれたW杯の予想が的中したことで、恵介はスーパーAI「AIザム」の「プロデュース」を受けることに。アドバイスに従って女性と知り合うことができ、人生が変わり始めるが…。

    AIの指示に従うことで人生がうまくいく。新しく友人もできて楽しい日々が送れる。これは本当ありそうで、AIに依存していく人の気持ちもわからなくもない。利用されてSNSにより追い詰められて犯罪に巻き込まれていく恵介の様子は妙にリアル。真面目がゆえに指示に従ってしまう。盗撮犯を捕まえようとするはともかく自宅に証拠を盗みに

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    2026年08月16日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    改装のため百年の歴史に幕を下ろすことになる高級ホテルヴィクトリアン・ホテルを舞台に、様々なバックグラウンドを持つ滞在客達の一夜を描いた群像劇。特に大きな事件が起こるわけでもなく、想像していたより読後感が良い作品だった。二度読み必至のキャッチコピーはなるほどなと。

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    2026年08月13日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    読みやすいし、騙されないぞという気持ちで読んでいるので集中して読めた。最後の謎解きは難しいところもあったけど、推理好きには楽しいだろうなと思った。

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    2026年08月12日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    登場人物の感性や人生そのものの変化や、人に向けた善意の行く末を、40年の時間の経過の中で描いた話。
    自分も他人も一面的な目で評価せず、過去の過ちから変化してきていることも受け入れることが大事。
    許されたければ人に寛容になること。
    かつ、寛容になることによって施した他人への善意の行く末まで責任を負わなくてよい。それは個人の問題。

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    2026年08月12日
  • 口外禁止

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    奈良岡登場あたりから、話が斜め28度くらい上に行ってしまい、ストーリーがありえない方向へ。ただしっかり着地したのは良かったし、そこは巧さなのかも。誰かの指示であなたは動かされている人生かもしれない。そんなメッセージが読みとれる作品だった。ハラハラ感はあって一気に読んでしまった。

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    2026年08月11日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    二つの小島がつり橋で繋がれている絶海の島、双紋島。
    宝が眠っているといわれる海底洞窟は嵐の日にしか潜ることができないため、
    参加者たちは嵐がくる前を狙ってこの島を訪れた。
    そこで起きた連続殺人事件は未解決のまま、ミステリー作品として出版される。

    まず7つ、表紙にネタバレが書かれています。
    そこを念頭に読んでいくのですが、
    誰目線?という冒頭からの違和感。
    ネタバレにも翻弄されました。
    最後は怒涛の、というか、いかようにも推理できてしまう感じがしましたが、
    まずまず、クローズドサークルを描いてくださった事が嬉しい。

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    2026年08月11日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    うーん…。ややこしい。
    確かにミステリー。大団円で良かったという感想しか出ず。
    今のネットでの一部のユーザーの誹謗中傷について、わかりやすく言語化してあり納得できた。どの時代も独りよがりの考えではいけないね。

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    2026年08月10日
  • 暴走正義

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    どの話も、今の時代に沿った話だなぁと思った。
    最後にちょっとしたどんでん返しがあり、面白かった!

    最後の死刑賛成反対の話は興味深かったし、考えさせられる話だった。
    下村敦さんの作品は私的にはどれも大ヒット!とまでは全然いかないけど、必ず読んでしまう笑

    新作も出て出たけど、これまた表紙だけ見たらそそられる笑
    すぐではないけど読むんだろうなぁ。

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    2026年08月09日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレがいい仕事してて騙された。
    読みながら違和感感じつつもいい線までゆくも謎は解き明かせず。なるほどねー。
    最初ハードル上げすぎて、うーんって感じ。
    読みやすくはある。

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    2026年08月08日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    凶悪犯の大山正紀と同姓同名の人たちがその名前のためうけた差別などに苦しむ話
    最終的に同姓同名であることからのトリックなどをふんだんに使っていて複雑だった

    Twitterの炎上がとか、人が誰かを私刑するとかの話に飽きてた時期だったのであまり評価高くないです

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    2026年08月06日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    すっかり騙されてしまったけれど、こういうトリックを使わなくても良い話だと思うので普通に読みたかった。でも再読して確かめてみるほどでもないかな。
    最後の泥棒君がちゃんと改心して良い人になっているところ、よかった。

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    2026年08月05日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレ

    予想に反したダイビングミステリーだった。宮古島の魔王の洞窟とか雲見の牛着岩とか懐かしい。どっちも複数回潜ったしロゴシーズも使ってた。

    冒頭は事件から二年後に本屋で作家が記したミステリー小説が刊行されているところから。未解決事件のルポなのに巻頭ネタバレは「最初の犠牲者は名探偵」「作家は犯人じゃない」「一人は偽名」「名探偵の素性は偽ってない」「島では四人死ぬ」「ある章は過去」「共犯者がいる」
    ーーー
    ・7人で4人死んで、作家は生き残るなら残りは3人で、共犯者がいるなら生き残りの作家以外はほぼ犯人グループじゃん
    →明示的すぎる。なんかあるかも。謎の怪しげな管理人もいるか。

    ・作家以外の目線があれ

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    2026年08月01日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    最初にネタバレ条件が与えられるミステリ。
    途中までふつうに読んで、推理を始めたころ、そういやヒントがあったんだった!ていう感じで忘れていました。
    ヒントを与えられるミステリ、それでもきちんと裏は作っておく、それはそれで新鮮です。

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    2026年07月28日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレ

    クローズドサークル系

    嵐の孤島で起きる連続殺人、だがこのミステリーは7つのネタバレが表紙に記載ありです

    表紙のネタバレを誤導ではなく犯人自身が付け足したというところは面白かった

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    2026年07月27日
  • ガウディの遺言

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    ガウディが残したとされる設計図を、サグラダ・ファミリアを舞台としたミステリ。建築物だと思っていたサグラダ・ファミリアは本当は楽器だったのではないか、とまで言われるほど精密な構造であることを著書から読み解ける。天才の頭の中ほど、記録も含め明白にすることは本人も難しいと思う。その中で、改めてガウディの凄さに気付かされる一冊。
    時代背景やガウディについても知れば知るほど面白い。
    ミステリ的な部分よりも、ガウディやサグラダ・ファミリアについて知られる部分に関心が傾くかもしれない。

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    2026年07月27日
  • 生還者

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    面白いんだけど集中して読んでなかったせいもあるんだろうけど、何かよく分からずついていくのがやっとの内容だった。

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    2026年07月25日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    装丁の面白さに惹かれて購入。
    犯人特定に繋がるいくつかのヒントが表紙や書き出しに散りばめられていたため、登場人物と役職、描写を照らし合わせながら読み進めた。
    叙述トリック要素が強く、そのような特徴のミステリーが好きな人には謎解きができる面白い小説。
    探偵視点でゴリゴリの推理を進めていくような王道ミステリー好きには物足りないかも。
    真相に辿り着くのは難しいかもしれないが、ヒントを踏まえるとある程度真相に近づけそうな気もしたので、著者からの挑戦状に挑みたいという謎解き好きや、ミステリー本好きの中でも、ライトなミステリーを読みたいという人にはちょうど良い。

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    2026年07月24日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレ

    序盤からずっとモヤモヤし続けていたことが最後にやっと明かされたが、その違和感が気になりすぎて、道中のトリックやら事件やらのことがあまり気にならなかった。

    お前は誰なんだよ。という気持ちが島に着く前からあるのはどうなんだろうと思った。
    最後の帳尻合わせ感も否めなかった。

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    2026年07月22日
  • ガウディの遺言

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    聖堂石工の父を探しに行った志穂はサグラダ・ファミリアの尖塔に吊り下げられた死体を発見。父は失踪し、犯人と疑われる。真相を探る彼女は、サグラダ・ファミリアを巡る陰謀に巻き込まれていく…
    事件の背景となるガウディとサグラダ・ファミリアの歴史、現状について詳しく描かれていて、ある意味事件のサスペンスよりそちらの方に重点があるように感じられた。スペインの内戦時代のことをもう少し知りたいと思った。

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    2026年07月17日