下村敦史のレビュー一覧

  • 失踪者

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    10年前転落事故で死亡した友の遺体を収容しに、主人公は南アンデスのシラウ・グランデ峰に向かう。しかし、その事故現場で見つけたのは、数年分歳を取っていた友の遺体だった。
    その理由(わけ)は?
    さらに死んだはずの友と同じ登攀スタイルの人物が現れ、オカルト的な謎がさらに深まる。
    そして小説は、2016年の現代と事故当時の06年、大学時代の1991年や92年、さらには99年、03年、04年と、目まぐるしく過去と現代を行き来する。
    著者の巧みな手法に翻弄されながら、読者は頁を捲らざるを得なくなる。
    随所に記される登山シーンは、その場に臨場しなければ描けないほど見事な迫力がある。
    しかし、著者に本格的な登

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    2018年10月26日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    山の壮大さや自然の美しさと恐怖が存分に感じられる。命をかけて雪山に登る意味。一匹狼だった樋口が相棒を得て、一人が寂しいと語る場面が印象的。登山の苦しみ、辛さ、そして何ものにも代えがたい喜びが伝わってくる。樋口が一度は生還したのにまた雪山で、同じ場所で死んだのはなぜか。謎めいたものがあり、一人の人間の過去を追う。取り戻すことのできない時間や後悔はあるけれど希望も感じられる真相でよかった。

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    2018年10月11日
  • 闇に香る嘘

    購入済み

    悔しい!ヤラレタ

    真相が分かったとき、何故その可能性にもっと早く気づかなかったのか、悔しさがこみあげた。
    ミステリーにおいては、この悔しさは満足度と同義語だ。
    少しだけ残念なのは、せっかくタイムリミット付きの誘拐事件まで発展させたにも関わらず、えらくあっさりした解決。
    もう少しハラハラドキドキさせてもらっても良かったかも、
    なので⭐️一つすくなめ。
    ミステリーとしては⭐️5つ間違いない。

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    2017年12月29日
  • アイアムアヒーロー THE NOVEL

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    元ネタのアイアムアヒーローを読んだことも観たこともないのですが、好きな作家さんが多かったので手に取ったら個人的にはあたりのアンソロジー。
    朝井リョウくんの話もさみしい青春、恋愛小説ですき。いじめっ子と人気者と一匹狼的なこのカースト。
    藤野可織さんの話も久しぶりに読んだけどよかったな。やっぱりさみしい。仲間内って難しい。
    最高だったのは佐藤友哉、島本理生夫婦の合作。こんな豪華な作品が辞めるなんて…!!! よかった、かなりよかった。引きこもりと心に傷を負ったシスターの話でよかった

    全部にもちろんゾンビのような感染症の元ネタの設定が絡んでいるのですが話を知らなくても面白かったです

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    2017年09月26日
  • そして誰かがいなくなる

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    前半で丁寧に説明して後半で回収する
    クローズドサークルの基本、入門編みたいな話
    犯人もトリックも予想がつくし、
    最後のどんでん返しも裏切られない程ではない
    でも、面白くないわけではない
    可もなく不可もなく
    The・普通

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    2026年07月04日
  • そして誰かがいなくなる

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    これ、実際の著者さんの自宅をモチーフにした作品ということで読みました。
    スラスラ読めてどんてん返しもありますが他者の館シリーズに比べるとイマイチかな。

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    2026年07月02日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    タイトルと冒頭で「あーこれは読者に挑戦系かー」って思って読み始めた
    なんか本のページも3部に色分けされてるし
    黒ページは導入とルール説明

    本編の薄グレーページは作中作
    内容はベタなクローズド・サークル物で割とこれみよがしに怪しいところや違和感が出てくる
    そして割とあっさりと終わってしまう

    その後白ページに移るとなんか作中作に対する読者のお手紙紹介になって「あーこれは考察系ドラマの楽しみ方みたいに色んな人が考察でワチャワチャしてるのを楽しむタイプの小説?」って思って読んでたらそんな事もなく真相に……

    真相は結構ストレートたぶんミステリー読み慣れてる人はすぐ分かったのでは……
    良くある最後の

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    2026年06月30日
  • そして誰かがいなくなる

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    結構楽しめる。

    大雪の日、大人気作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。
    招かれたのは作家と編集者、文芸評論家と……。
    最初は和やかな雰囲気だったが、次第に雲行きが怪しくなっていく。
    奇想天外、どんでん返しの魔術師による衝撃のミステリー!


    個人的には吹雪の館ものだと、ホラー風味が効いてて、不穏な雰囲気を醸す話が好きなので、物足りなくは感じる。
    あと犯人の動機がそれなりに軽いと感じてしまい、それでいいのか・・・?と腑に落ちない点が引っかかる。

    でも、伏線張りまくり、仕掛け盛りだくさんで送られるクローズドサークルミステリーでかなり楽しめる一冊。
    物語中の描写だった

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    2026年06月29日
  • アルテミスの涙

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    閉じ込め症候群という身動きが取れない主人公・愛華が妊娠した。
    このような状況で主人公を妊娠させたのは誰なのか?
    という流れが主軸であるが、話は想像以上に複雑である。

    倫理と論理の狭間で、医師達の心は翻弄する。

    「命」という誰にも簡単には出せない問題。
    あなたはどんな風に考えますか。


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    2026年06月29日
  • 闇に香る嘘

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    腎臓移植が必要な孫を救うため盲目の主人公が実の兄に臓器提供をお願いするが断られ、ずっと兄だと信じてきた男が本当に兄なのか、疑い始めたらおかしな点が多く…という話、面白いは面白かったけど個人的には普通に面白いって感じかな、中国残留孤児とか戦争、盲目とか、そう言うことを知れて単純に良かったなと思った、ミステリとしてもラストの伏線回収は気持ちよかった

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    2026年06月28日
  • 口外禁止

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    割と、最後の方の展開は読めていた感じ。

    AIとの距離が近くなった今だからこそ、向き合い方を考え直すべきなのかも。

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    2026年06月25日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    最初から7つのネタバレが書かれている
    斬新なクローズドサークルミステリー!!
    色々引っかかる点があって
    誰が犯人か推理しながら読むのは面白かったし
    その違和感が回収されて気持ちよかった。

    作中作でなければ最後まで面白かったかもしれないが、
    その本当の犯人を探る現在の話になった途端、
    白けてしまったように感じる。。。
    とはいえネタバレ開示という新しいスタイルには
    振り回されるという新感覚の読書体験をさせてもらった。

    あと嵐を描写するシーンがだんだんしつこく感じて
    嵐よ早く止め〜と思った。笑

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    2026年06月22日
  • 口外禁止

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    ネタバレ

    疾走感があって読みやすかった。
    映像化しやすそう。

    私はAIに人生相談をしたことはないけど、そういう人も多いらしいから闇バイトの融合は近い未来あり得そう。

    この小説では実際には中身が人間だったけど、夜中爆睡してる時とかに話しかけられたらどうしてたんだろう…
    しかも裏では常に3人で行動してないと無理だよね…

    SNSで文句ばっかり言ってる人の言語化はさすが小説家さん!すごいと思った。

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    2026年06月22日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレ

    ネタバレミステリーというジャンルは確かに新しかった。とは言え、多少推測出来たこともあったので、ただただ驚いたかというとそこまででもなかったかな。方舟の方が衝撃が大きかった。比べるのも良くないですが。

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    2026年06月21日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    うーん。☆4でもよかったけど…やっぱり3!
    序盤が、なかなか読み進められず、入り込めず…
    セリフが多いので、サクサク読める感もあるけど、途中で誰が喋ってるか分からなくなったり。
    あとは、同じような説明を何回も語られるところがあるので、もう、飛ばし飛ばし読んだ。
    んで。下村敦史作品なので、きっと最後に救いがあるはず!と思って最後まで読んだけど、さほど救いはなくて…ちょっと期待外れ(泣)

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    2026年06月21日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    家族に面白いから…と薦められて読みました。
    確かに他にない斬新なオンリーワンな感じのミステリーでした。

    …と割と冷静に感想かいてるのは、何といっても構成と内容が難解なためなのか…。冒頭に7つのネタバレ(犯人に辿り着くための条件)が載ってて、その後に当時その場にいた人による手記が続くんですよ。で、実際の本を見ると本の前半4/5と残り1/5でページの色が微妙に違っててなんだろーと思いながら読んでたんですが、後半の方が解決編的な位置付けなんですね。なので、我々読者は前半の冒頭の手記(これが刊行された本という位置付け)を読みながら、冒頭のネタバレという名の先入観に惑わされつつ、この先どうなるの!?と

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    2026年06月21日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    タイトルと設定からもう絶対読みたい!と思ってすぐに購入。ネタバレの内容をしっかり把握して、謎解きするぞ!と意気込みながら読んだ。

    事件部分はなかなか読みやすくて、あーでもないこーでもないと考えながら面白く読めた。
    解決編も楽しみに読み始めたんだけど、、、
    なんか解決編になった途端すごく読みづらくなった。複雑なのは全然良いんだけど、重要部分を強調する点々(正式名称わからない、文章の右につく点のことです)が多用されてとっ散らかった感を感じてしまい、偽名と素性詐称の謎解きで把握が難しくない、最後に 叙述トリックでそれはダメだろ なセリフが飛び出して、一生懸命読むことを諦めてしまった。

    なにより、

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    2026年06月21日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    斬新なスタイル。
    表紙に「ミステリー作家は犯人ではない」「共犯者がいる」などというふうに書かれている。
    タイトルのとおり、がっつりネタバレしている。
    それでも自分には複雑で、頭の中がぐるぐるしてしまった。

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    2026年06月20日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    「“双紋島”は逃げやしませんよ」
    “双紋島では何が待ち受けているのか。
    過去の清算は可能だろうか。

    ちょっと不思議なミステリ
    読んでる自分も巻き込まれてしまう
    でもやっぱり、んっ?と思ったいくつかの違和感にも理由があって最後はなるほど

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    2026年06月19日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ヴィクトリアンホテルに来た5人の視点を通して描いた世界。前半は同じ日の出来事のように感じられ素敵るが、実際は40年前から10年ごとの1日を描いた作品。
    話がこんがらがってしまい、これは何年前かどうかとかはもう一旦気にならなくなった。

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    2026年06月19日