下村敦史のレビュー一覧

  • 失踪者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    胸が熱い。
    こんな友情のはなし、胸が熱くなるよ。
    願望としては、どっかの山で2人がばったり会うとか、K2に2人で登って欲しかった。
    ただただ宮崎嫌い。
    生還者もそうですが、最後になってどんでん返しがくる。他の作品も。
    あっという間に読み終わり。ありがとうございました。刊行順に読んでます。

    0
    2025年08月12日
  • 生還者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あとがきのルービックキューブのように、という例えがあまりに当てはまりすぎる。一つの面がそろっても他の面が揃わない。そして生還者2人の意見が異なる、どちらが嘘をついているのか。つぶしてもどんどん湧いてくる穴は全て最後に回収されるのがすごい。
    相手を信頼していれば手を広げ後ろに倒れることができる。ザイルを組むとは互いの人生に責任を持つこと。雪山の過酷さも魅力も未経験だが、一緒に登っている感じが味わえる。ラストの結婚式で安心した。

    0
    2025年08月12日
  • 白医

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホスピス天心病院の神崎医師は安楽死の疑いで起訴され裁判中。医師側の内情を書いた本は少ない、多くの医療者は悩み苦悩して患者の事を考えているはず。簡単な問題ではないが皆が幸せになる法律って無いのかな。現状の安楽死(正確には自殺幇助)が海外に行くことができる財力、知力、体力がある人しか可能性が無い、ではこの先心配でならない。苦しむ身内を見ているのは本当に辛く、その後もその姿がこびりついてしまう。いい別れの記憶のためにも大切な問題だと感じた。

    0
    2025年08月08日
  • 同姓同名

    Posted by ブクログ

    登場人物全員、同姓同名という設定に興味を惹かれて手に取った。
    被害者の会が結成されてからの犯人は誰なのかを探っていく過程は、同姓同名だからこそできるトリックもあったり、ちょっとした描写が伏線になってたり、ミスリードもあり、展開が予想できず面白かった。
    ただ登場人物がやや他責だったりイラっとするところもあった。そこを回収してくれる展開もあるんだけど、少し説教臭いなぁとは感じてしまった。
    エピローグで本当の真実が明かされて後味が…でも同姓同名の人達はきっと前を向いて生きていけるでしょう!

    そして全員正紀なのに混乱しないで読める文章がすごい。

    0
    2025年07月28日
  • フェイク・ボーダー~難民調査官~

    Posted by ブクログ

    良かった。
    途中、好きな海外ドラマの名前が出てきて嬉しかった。微表情で相手の感情を読み取るという文章で、あ!あのドラマだ!ってわかりました。なにはともあれ、難民問題は深刻ですね。とりあえず難民申請をすれば日本に期限付きではあるが残れる。実際に関わったこともあるので凄い興味深い話でした。
    次作も楽しみ。

    0
    2025年07月23日
  • 真実の檻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い!
    違う物語のようなのもあり(繋がってはいるが事件を追っていく中での別の話)、なるほど。と思った。
    真ん中いかないくらいで、もしや真犯人って・・・と気づいたけど、すごく面白かった。実際にこんな事件あったら気の毒すぎる家族。正義を貫くって凄いな。こういうのか正義だよね。「絶対正義」という小説も好きだけど、あれは行き過ぎた正義で面白い。
    とにかく良かった。次は難民調査官!

    0
    2025年07月19日
  • 叛徒

    Posted by ブクログ

    通訳捜査官なんて初めて聞いた。
    そして興味のある、入管とか中国とか出てくる。読まないわけがない。
    面白かったけど、最後は胸が痛くなる。
    小説や映画、漫画とか何かを創り出すって凄いな。

    0
    2025年07月13日
  • 暴走正義

    Posted by ブクログ

    『逆転正義』とどこかでなにかが繋がっています。暴走した正義の行方をお見逃しなく。と言う不思議不可解な言葉。今風のSNSを駆使したミステリーの登場です。正義とは何か深く考えずにはいられない読み応え充分な作品特に「エスカレート」の息もつかせぬどんでん返しの極致のお話でした。下村敦史さんのいまだかつてない作品集に拍手喝采でした。あなたもぜひ読んでこの醍醐味を味わってください。

    0
    2025年07月10日
  • 生還者

    Posted by ブクログ

    最後、あせったー!
    良かった。
    推理に推理で面白く読めました!
    次は下村敦史さんの、何を読もうかな
    できれば刊行順に読みたい。
    山って怖いな。

    0
    2025年07月09日
  • 逆転正義

    Posted by ブクログ

    「保護」の章が一番好きでした。全体的にどんてん返しがちゃんとしててよかったです。下村敦史さんニ作目でした。

    0
    2025年07月09日
  • 同姓同名

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多くの大山正紀が登場する作品。

    現代のSNSの問題と絡めたミステリーでありとても面白かったです。
    ただ、どの大山が話しているのかが分からなくなることが少しありました。
    どの大山が話しているのかが分からないとトリックに気づくことも出来ないので、しっかり理解することをお勧めします。

    サッカー部だった大山正紀さんはとても強い人だなと思いました。後日談が描かれることはないと思いますが、プロ目指して頑張ってほしいです。

    本屋で見かけた時そんなミステリーを描くことが出来るのかと不思議に思いましたが、想像以上の面白さで楽しませてくれる作品でした。

    0
    2025年07月04日
  • 闇に香る嘘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国残留孤児のことは、名前を聞いたことあるくらいの乏しい知識量だったので、この本で知ることができて良かった。
    全盲の主人公、それも中途の視覚障害者の大変さも知ることができて良かった。

    岩手の兄と母の優しい嘘に、血よりも濃い家族の絆を感じた。
    弟に疑われながらも、何度も弟の命を救った兄に心を打たれた。

    0
    2025年06月30日
  • 逆転正義

    Posted by ブクログ

    1短編目、そういうことか人の思い込みとは本当に怖いものだなあとしみじみ。
    パターンは同じだったが、読みやすい小説であった。

    0
    2025年06月30日
  • 同姓同名

    Posted by ブクログ

    先が気になるミステリーで500ページ位あるんだけど読むのが遅い俺が2日で読み終えた。
    それくらい面白かったです。

    0
    2025年06月21日
  • 告白の余白

    Posted by ブクログ

    本音を明かさない京都の文化。
    生みたくないがためにそうしたのに派生するズレや摩擦、これ普通に職場や近所付き合いでよくあるよねーなんて(京都以外でも)
    京子さんが、普通に怖い。

    0
    2025年06月20日
  • ヴィクトリアン・ホテル

    Posted by ブクログ

    最後30ページくらいから
    あれ?ってなってきて
    違和感を解決できないまま
    終わってしまったꉂ笑꒱

    人には様々な面があって
    良い人悪い人の判断を
    安易に付けてはいけなくて

    人それぞれ育った環境や
    大事にしている価値観があるわけで
    誰も傷つけない正義なんてない

    なんて事なんかを
    考えさせられるお話でとても深い ·͜·♡

    事件は起こらないヒューマンドラマ作品でした✩︎⡱
    深くて考えさせられるいいお話でした*⸜( •ᴗ• )⸝*

    0
    2025年06月17日
  • 告白の余白

    Posted by ブクログ

    京の女に誑かされて兄が死んだと考えた双子の弟が京都に行ってその真相を探す中で、京都人とやりとりをしていく中で、京都風のコミュニケーションで真意が分かりにくいまま進んでいき、最後に基礎設定が明らかになったところで真意がジワジワとわかってくる。その伏線回収を分かりやすく主人公が気付いた形で示してくれて分かりやすい。いいことがそうでないかは別として率直なコミニュケーションだけが全てではないし、相手を思いやる言い方にもなるということがよくわかる。物語としても背景にある京文化の読み物としても面白かった。

    0
    2025年06月08日
  • 闇に香る嘘

    Posted by ブクログ

    中国残留孤児だった兄を、ある出来事から偽物ではないかと疑い始める。視覚障害を持つ主人公は一人で調査を始める…
    読み始めてすぐに、先に読んだ下村作品の「同姓同名」とかなり異なる空気を感じて驚いた。
    あちらは一つの事件からある日突然、運命がガラリと変わってしまった若い世代の人たちのストーリーだったが、本作は日本政府や戦争によって、長年蔑ろにされ苦しんだ年配者たちにスポットライトが当てられている。

    共通するのは、どちらもSNSと政府という、どこか漠然とした大きな存在によって、日常を脅かされ不安に苛まされる人々の姿を描いている。全体を通して漂うその不安感は、物語をどんどん前に進め、読むのがやめられな

    0
    2025年06月06日
  • 逆転正義

    Posted by ブクログ

    六つの「正義」が主軸となった短編集。それぞれ異なる価値観が提示され、読むたびに正しさとは何かを問い直される。緻密に構築されたミスリードに翻弄される快感も相まって、知的な刺激と純粋な読書の愉しみが見事に両立している作品だった。

    0
    2025年05月30日
  • 真実の檻

    Posted by ブクログ

    読み終わってから約1か月経つけど、
    なんだか忘れられないので感想を。

    ストーリー展開としては、割とサクサク進んでいき、途中でなんとなく、こういう結末になるのかな…?と思った通りになった。

    印象に残っているのは、元裁判官の方にお話を聞きに行った場面。
    死刑に関する考え方も、もちろんだけど(今までちゃんと考えたこともなかったけど)、人間の器を決める水瓶を、何で満たすかについて。

    これまで私がどれだけ水瓶を満たすことができたかわからないけど、これからどんどん歳を重ねていっても、水瓶に水を汲み続けられる人になりたいと思う。

    ストーリーの本筋ではないし、この本で最も伝えたいメッセージではないと思

    0
    2025年05月27日