下村敦史のレビュー一覧

  • 告白の余白

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    本音を明かさない京都の文化。
    生みたくないがためにそうしたのに派生するズレや摩擦、これ普通に職場や近所付き合いでよくあるよねーなんて(京都以外でも)
    京子さんが、普通に怖い。

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    2025年06月20日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    最後30ページくらいから
    あれ?ってなってきて
    違和感を解決できないまま
    終わってしまったꉂ笑꒱

    人には様々な面があって
    良い人悪い人の判断を
    安易に付けてはいけなくて

    人それぞれ育った環境や
    大事にしている価値観があるわけで
    誰も傷つけない正義なんてない

    なんて事なんかを
    考えさせられるお話でとても深い ·͜·♡

    事件は起こらないヒューマンドラマ作品でした✩︎⡱
    深くて考えさせられるいいお話でした*⸜( •ᴗ• )⸝*

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    2025年06月17日
  • 同姓同名

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    久々のミステリー。面白かった。
    自分と同じ名前だ!とか、人生で一回はみんな思ったことあると思う。でも、自分と同じ名前が殺人犯だったら?とは考えたことがなかった。
    ただのミステリーではなくて、昨今の日本でよく見る光景への問題意識や自分の持っている偏見などを見直すきっかけにもなるそんな本!よかった!

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    2025年06月15日
  • 告白の余白

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    京の女に誑かされて兄が死んだと考えた双子の弟が京都に行ってその真相を探す中で、京都人とやりとりをしていく中で、京都風のコミュニケーションで真意が分かりにくいまま進んでいき、最後に基礎設定が明らかになったところで真意がジワジワとわかってくる。その伏線回収を分かりやすく主人公が気付いた形で示してくれて分かりやすい。いいことがそうでないかは別として率直なコミニュケーションだけが全てではないし、相手を思いやる言い方にもなるということがよくわかる。物語としても背景にある京文化の読み物としても面白かった。

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    2025年06月08日
  • 闇に香る嘘

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    中国残留孤児だった兄を、ある出来事から偽物ではないかと疑い始める。視覚障害を持つ主人公は一人で調査を始める…
    読み始めてすぐに、先に読んだ下村作品の「同姓同名」とかなり異なる空気を感じて驚いた。
    あちらは一つの事件からある日突然、運命がガラリと変わってしまった若い世代の人たちのストーリーだったが、本作は日本政府や戦争によって、長年蔑ろにされ苦しんだ年配者たちにスポットライトが当てられている。

    共通するのは、どちらもSNSと政府という、どこか漠然とした大きな存在によって、日常を脅かされ不安に苛まされる人々の姿を描いている。全体を通して漂うその不安感は、物語をどんどん前に進め、読むのがやめられな

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    2025年06月06日
  • 同姓同名

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    同姓同名の別人が殺人事件を起こした

    同姓同名の人、学生時代に同じクラスにいたことあるけど、〜部の誰々って言うふうに分けてたなあ

    あまり考えたことはなかったけど、テレビで自分の名前が殺人者として読み上げられる気持ちってどんなものなんやろう?
    いい気分ではないやろうな、、、

    でもだからと言って、自分に振りかかる“悪いこと”全てを名前のせいにするのは違うんやろうな。
    そこに縋りたくなってしまう気持ちも、わかる。
    今まで考えたことない視点で考えさせられた。

    ミステリーとしても、同姓同名を生かしたミスリードがあって楽しかった!

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    2025年06月03日
  • 逆転正義

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    六つの「正義」が主軸となった短編集。それぞれ異なる価値観が提示され、読むたびに正しさとは何かを問い直される。緻密に構築されたミスリードに翻弄される快感も相まって、知的な刺激と純粋な読書の愉しみが見事に両立している作品だった。

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    2025年05月30日
  • そして誰かがいなくなる

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    ちょいネタバレになるかも。
    隠し部屋が見つかるまでは正直、ちょっと退屈だった。
    でも隠し部屋を見つけてからの推理は怒涛の流れでおもしろかった。
    んで、最後のページのアナグラムも最高でした❢

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    2025年05月28日
  • 真実の檻

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    読み終わってから約1か月経つけど、
    なんだか忘れられないので感想を。

    ストーリー展開としては、割とサクサク進んでいき、途中でなんとなく、こういう結末になるのかな…?と思った通りになった。

    印象に残っているのは、元裁判官の方にお話を聞きに行った場面。
    死刑に関する考え方も、もちろんだけど(今までちゃんと考えたこともなかったけど)、人間の器を決める水瓶を、何で満たすかについて。

    これまで私がどれだけ水瓶を満たすことができたかわからないけど、これからどんどん歳を重ねていっても、水瓶に水を汲み続けられる人になりたいと思う。

    ストーリーの本筋ではないし、この本で最も伝えたいメッセージではないと思

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    2025年05月27日
  • コープス・ハント

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    テンポ良く物語が進むので
    寝るタイミングを失うタイプの本(笑)

    イケメンの連続殺人犯に死刑判決が言い渡された。
    判決が覆る状況ではないにも関わらず、
    黙秘を貫いていた彼が初めて発したことは

    連続殺人のうちの一人は自分ではない。
    しかもその真犯人たちを知っており、
    うち1人は自分が殺し「思い出の場所」に埋めた。

    というもの。
    当時から真犯人がいると思っていた
    刑事の望美は独自に捜査を進めることに。

    また世間では面白がり、
    遺体探しをする人も出始めていた。

    YouTuber仲間のにしやんに誘われ、
    自身もYouTuberである宗太は
    同じくYouTuberのセイと共に遺体探しを始める。

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    2025年05月25日
  • 逆転正義

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    下村敦史『逆転正義』幻冬舎文庫。

    6編収録のどんでん返しミステリー短編集。何れの短編も設定やテイスト、仕掛けが異なり、十二分に楽しめる。

    『見て見ぬふり』。理屈っぽい感じのどんでん返しで、その真相は言い訳にしか聞こえない。

    報道などで知る限り、最近の虐めはかなり陰湿で執拗になっているようだ。さらにはSNSの普及が、陰湿な虐めに輪を掛けているらしい。昔は虐めなどは余り無く、子供同士の喧嘩はあったが、決着が着けばまた普通に遊んでいた。

    高校のクラスで、ある日突然始まった陰湿で過激な虐め。主人公の冬樹が見るに見兼ねて職員室に向かい、担任に密告するのだが、担任は見て見ぬふりを決め込む。冬樹は堪

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    2025年05月24日
  • 同姓同名

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    伏線がすごかったし騙されました。
    途中で会が暴走していくところは恐怖だった。

    久々にゾワっとするミステリーを読んだ。
    嫌いではない。
    けどものすごく考えさせられた。

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    2025年05月23日
  • そして誰かがいなくなる

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    下村さん
    全てがラグジュアリーすぎる

    ラグジュアリーすぎで
    館の紹介のシーンは、ちょっと置いてきぼりを食らった感じ

    でも、最後のページを見た時
    「下村さんらしい!!!」
    と、拍手を送りたくなりました

    クローズドサークルって
    結構集中して読まないとわからなくなるんだけど(私だけ?)
    下村さんの作品は、読みやすすぎ
    今回も気持ちよかったです!

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    2025年05月19日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    主要人物ほぼ大山正紀というタイトル通りの同姓同名ミステリー。
    場面が何度も変わり、どの大山正紀も怪しく見えるが…展開は読めそうなものの見事に騙されてしまいました。
    エピローグ含めて裏切りの連続でした。
    同姓同名にあったことはあるものの偽物と思ったり、嫌悪感を抱いたりなどなかったので共感しきれない部分もありましたが、事件に関係するとまた考え方は変わるのかなと感じました。
    感想を書いている間も殺人事件についての報道が流れ、加害者と被害者と同姓同名の方は思うことがあるのかなと考えさせられました。

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    2025年05月17日
  • 白医

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    人生の最期が近づいている中で安楽死を望む患者と、決して実行することができない医者。医療の本当の意義とは何なのか。
    また、生きている以上『死』は避けられないがターミナルケアの重要性は増していると感じる。

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    2025年05月16日
  • 同姓同名

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    面白いが、伏線、ひっかけ、社会的なメッセージなどがぱんぱんに詰まりすぎていて読み終わった後も一息つきながらしっかり反芻する時間が必要な複雑な一冊だった。

    「同姓同名である」というなかで、でき得る全てのひっかけがしっかりと隠されており、見破ってやると意気込んで読み始めたものの、しっかりとひっくり返されてしまった。そして、このひっかけをこんがらがらずに最後まで読者を引っ張っていった著者の力に感動する。

    個人的には、この本にでてくる正義を主張する人たちの苛烈な誹謗中傷の恐ろしさに震えつつも、なくはない…と更にぶるってしまった。

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    2025年05月14日
  • 同姓同名

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    加害者と被害者の2人だけかと思っていたら複数の「大山正紀」が登場で大混乱!そして最後に大どんでん返しがあり面白かった。

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    2025年05月11日
  • サハラの薔薇

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    場所がサハラである事に惹かれ読みました。
    驚きもあり面白かった
    結果、何で最初に永井を殺せと峰に行ったのか。それも陰謀か。
    下村敦史さんの他の本も読みたいと思います。

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    2025年05月06日
  • コープス・ハント

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    ネタバレ

    真犯人の遺体を探せという連続殺人犯の一連の事件について真犯人の目星がついているが色々あって休職させられている女刑事と、遺体探しをするユーチューバー少年たち、2つの話が同時に進められていく形式。
    展開として真新しいものがあるかというとそうでもないのだが、読みやすくてさっくり読めるし、読んだ後にしっくりきた!で終われる良い作品でした。

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    2025年05月06日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    最近テレビでご本人をお見かけした。
    ご自宅で取材を受けていらっしゃって、とにかく色々面白い方で、早速読んでみようと思って選んだ一冊目。

    ずっと、登場人物の人となりを見ている感じで話が進む。個性豊かと言うより…何だこの感じ…。
    と思って中盤以降、自分なりに考察するもそんな訳ないでしょうよ、ぐらい陳腐な考えしか出てこなかった。
    終盤も終盤あたりで、ようやく、あれ⁈あれ⁉︎が増えて、一気にそうゆう事ぁ!と色々繋がった。
    ミステリーとかで、何だこの感じ…となる時は、作者にいいように転がされてる時だと、何度も経験しているじゃないか。

    人の死なないミステリーは優しさで溢れていたけれど、人の善意とは何か

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    2025年04月29日