下村敦史のレビュー一覧

  • そして誰かがいなくなる

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    下村さん
    全てがラグジュアリーすぎる

    ラグジュアリーすぎで
    館の紹介のシーンは、ちょっと置いてきぼりを食らった感じ

    でも、最後のページを見た時
    「下村さんらしい!!!」
    と、拍手を送りたくなりました

    クローズドサークルって
    結構集中して読まないとわからなくなるんだけど(私だけ?)
    下村さんの作品は、読みやすすぎ
    今回も気持ちよかったです!

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    2025年05月19日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    主要人物ほぼ大山正紀というタイトル通りの同姓同名ミステリー。
    場面が何度も変わり、どの大山正紀も怪しく見えるが…展開は読めそうなものの見事に騙されてしまいました。
    エピローグ含めて裏切りの連続でした。
    同姓同名にあったことはあるものの偽物と思ったり、嫌悪感を抱いたりなどなかったので共感しきれない部分もありましたが、事件に関係するとまた考え方は変わるのかなと感じました。
    感想を書いている間も殺人事件についての報道が流れ、加害者と被害者と同姓同名の方は思うことがあるのかなと考えさせられました。

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    2025年05月17日
  • 白医

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    人生の最期が近づいている中で安楽死を望む患者と、決して実行することができない医者。医療の本当の意義とは何なのか。
    また、生きている以上『死』は避けられないがターミナルケアの重要性は増していると感じる。

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    2025年05月16日
  • 同姓同名

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    面白いが、伏線、ひっかけ、社会的なメッセージなどがぱんぱんに詰まりすぎていて読み終わった後も一息つきながらしっかり反芻する時間が必要な複雑な一冊だった。

    「同姓同名である」というなかで、でき得る全てのひっかけがしっかりと隠されており、見破ってやると意気込んで読み始めたものの、しっかりとひっくり返されてしまった。そして、このひっかけをこんがらがらずに最後まで読者を引っ張っていった著者の力に感動する。

    個人的には、この本にでてくる正義を主張する人たちの苛烈な誹謗中傷の恐ろしさに震えつつも、なくはない…と更にぶるってしまった。

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    2025年05月14日
  • 同姓同名

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    加害者と被害者の2人だけかと思っていたら複数の「大山正紀」が登場で大混乱!そして最後に大どんでん返しがあり面白かった。

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    2025年05月11日
  • サハラの薔薇

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    場所がサハラである事に惹かれ読みました。
    驚きもあり面白かった
    結果、何で最初に永井を殺せと峰に行ったのか。それも陰謀か。
    下村敦史さんの他の本も読みたいと思います。

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    2025年05月06日
  • コープス・ハント

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    ネタバレ

    真犯人の遺体を探せという連続殺人犯の一連の事件について真犯人の目星がついているが色々あって休職させられている女刑事と、遺体探しをするユーチューバー少年たち、2つの話が同時に進められていく形式。
    展開として真新しいものがあるかというとそうでもないのだが、読みやすくてさっくり読めるし、読んだ後にしっくりきた!で終われる良い作品でした。

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    2025年05月06日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    最近テレビでご本人をお見かけした。
    ご自宅で取材を受けていらっしゃって、とにかく色々面白い方で、早速読んでみようと思って選んだ一冊目。

    ずっと、登場人物の人となりを見ている感じで話が進む。個性豊かと言うより…何だこの感じ…。
    と思って中盤以降、自分なりに考察するもそんな訳ないでしょうよ、ぐらい陳腐な考えしか出てこなかった。
    終盤も終盤あたりで、ようやく、あれ⁈あれ⁉︎が増えて、一気にそうゆう事ぁ!と色々繋がった。
    ミステリーとかで、何だこの感じ…となる時は、作者にいいように転がされてる時だと、何度も経験しているじゃないか。

    人の死なないミステリーは優しさで溢れていたけれど、人の善意とは何か

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    2025年04月29日
  • 同姓同名

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    女児惨殺事件の犯人と同姓同名の人たちのストーリー。SNSやネットの情報だけで無関係の人を非難したり、現代的な問題だと思った。同姓同名がたくさん出てきて少々混乱する。

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    2025年04月25日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    おすすめ度 ★★★★☆
    どんでん返し度 ★★★☆☆

    トリックとしては最高、舞台もよかった!
    後半につれて難しいトリックもあったが
    スラスラと読みやすく一気読み。
    最後の一言で、あ、この人なんやってなった

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    2025年04月20日
  • ガウディの遺言

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    スペイン旅行に先立って読書しているが、現地の話、サグラダファミリアの話がかなり細かくひょうげんされており、とても学びにつながって良い

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    2025年04月20日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    確かにあんなことやこんなこと…
    伏線はたくさんあったのね

    ホテル内であれやこれや
    エンタメとしてとても読みやすい

    優しさは、優しさだけで、それだけで誰の心にも着地して欲しいものです
    メッセージ性もありました

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    2025年04月16日
  • 闇に香る嘘

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    満州中国残留孤児をテーマに、全盲の主人公が
    中国から帰って来た兄が本当の兄か疑い出したことから
    物語が展開し、様々な状況に巻き込まれるミステリー。

    何より全盲の主人公の文章表現が上手過ぎる。
    見えない故の緊迫感や不自由感がヒシヒシと伝わる
    文章は読んでいてのめり込ませる迫力がある。

    ミステリーとしても一級品な上に最後は気持ちよく
    終わらせる素晴らしい作品だった。
    人生で読むべき1冊である。

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    2025年04月14日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    区切りられた複数のフィルムをつなぎ合わせて、ひとつのストーリーとなる。歴史は繰り返されることを感じた。随所に登場する作家の言葉が印象的。

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    2025年04月14日
  • 告白の余白

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    賛否両論あるようですけど、お上品、気遣い、謙遜の京言葉の裏の意味があとからじわじわボディブローのように効いてきて、私はおもしろく読めました
    バックグラウンドが違えば言葉の意味も変わってくる
    そこに含まれる絶妙なニュアンスも変わる
    「人の気持ちは、“京女”にかぎらず、容易には分からないものだ」その通りだなぁと思いました

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    2025年04月12日
  • そして誰かがいなくなる

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    大人気ミステリー作家御津島磨朱李の新邸披露会に招かれた7人。何かが起こりそうな洋館をあえて建てた御津島は、「あるベストセラー作品が盗作であることを公表する」と宣言した後姿を消す。余興なのか事件なのか判断がつかないまま、吹雪に閉じ込められた7人は不安な2日間を過ごすことに。

    作者下村敦史の自邸をそのまま利用したミステリーといういうことで、見取り図だけではなく写真が頻繁に登場してイメージが湧きやすい。冒頭の建築士との打ち合わせの会話もリアルで楽しかった。しかし、そこで得た情報を“読者だけが知っている”と錯覚して読んでいたため、作者の術中に嵌った感がある。思い込みにやられた。
    最後の大オチは概ね予

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    2025年04月10日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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     まんまと騙された!やっぱり固定観念はいけないなぁと思いつつも、固定観念がないと、こうしたどんでん返しが楽しめないから、これでいいのかな。

     この小説にはヴィクトリアン・ホテルに宿泊するそれぞれの人物の章があって、キモとなるワードは『優しさ』。
     みんな『優しさ』に反応し、苦い思いをしている。

     途中から、あれ?あれ?と違和感に気づいていくんだけど、最後にはあからさまな答え合わせが。読者には優しいのかもしれないけれど、ここまでのヒントは必要ないんじゃないかなとも思ってしまった。

     あー、色々書きたいんだけど、すこしでも書いたらネタバレになってしまうので、そこは読んでのお楽しみということで

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    2025年04月08日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    かなり面白い!触れ込みとか先入観に騙されたというか、自分の偏見で勝手に思い込んでたのが裏切られてスッキリ(?)して面白い。
    二度読み必須とか映像化不可能という謳い文句はとても納得で、小説でしか味わえない面白さだった。

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    2025年04月02日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    本屋さんで目に留まって直感で手に取った!
    評価と口コミは見ないと決めて 自分の直感を信じて読めたことに満足してる!笑

    いやーー最後の最後に、あれ?え?まじか!!と
    しっかりやられました笑

    途中で所々確かに違和感は感じたんだけど
    スルーして読み進めてしまってしまったよ
    そして本当にこのラストはちゃんと矛盾してないんか?!と戻って確かめてしまった笑

    読み手の先入観てすごいなと思わされた!
    歴史あるホテルに行きたくなりましたとさ

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    2025年04月01日
  • 同姓同名

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    登場人物が大山正紀だらけという突飛な設定ではあるものの、加害者・被害者と同姓同名という経験はあり得なくもない。
    ただその名前を果たして世間の人はどれほど覚えているだろうか。世間を騒がせた事件について、事件の名前や犯人のキャッチコピー(頂き女子りりちゃんなど)は知っていても、関わった人のフルネームは正直覚えていない。作中にもそのような心理描写があったけれど、結局渦中の外の人間にとっては良くも悪くもそんなもんなんだと思う。
    だからもしこの作品の世界線で生きていたとして、大山正紀に出会ったとき、私は何の感情も抱かないだろう。大山正紀が同姓同名を理由にこれほど生きづらさを感じているとしたら、同情はする

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    2025年03月29日