下村敦史のレビュー一覧

  • 白医

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    面白かった。
    前半の引き込まれかたはさすが下村さん。
    最後の終盤で少し盛り上がりきれなかったかも。
    でも読み応えがある作品でした。

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    2026年07月30日
  • 闇に香る嘘

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    改めて、闇に香る嘘というタイトルが秀逸。
    盲目ゆえの怖さ、もどかしさ、感性の敏感さ。それに歴史的背景が重なる。

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    2026年07月26日
  • 同姓同名

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    登場人物の整理が苦手な私。同姓同名。これはわけわからんことになるぞ、メモ必須か…!と思いつつ読み始めましたが、メモをとらずとも頭の中は綺麗に整理された状態で読み終えました。よく出来たミステリです。

    自分の中で犯人を予想してみたり、著者が仕掛けようとしてるミスリードの可能性を考えつつ読みましたが、私の頭では全く敵わず綺麗に騙されました。

    様々な社会問題が絡んでいるのもいいですね。

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    2026年07月23日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    各エピソードを同じ時間軸の話として読み進めていたら途中から違う年代の出来事が出てくるようになって、、、時間系の叙述トリックってやつですね
    残念ながら主要キャラにあまり魅力が感じられず読み返すまではしなかったけど、作中で語られる”優しさ”と”善意”についての話は興味深く
    SNS等で他人の優しさや善意を批判する輩に対して靄っとしていたことが言語化されていて少しすっきり

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    2026年07月22日
  • 闇に香る嘘

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    60回乱歩賞受賞作。乱歩賞作品を読むと、毎回思うのが「このレベルでデビュー作なのか⁉︎」とレベルの高さに驚く。今作も新人の作品とは思えない、内容だった。盲目の視点者×残留孤児問題とベテランが書いても苦労しそうなテーマを作品にまとめて上げていた。なんと9年間も応募し続けて受賞したらしい。やはり、書き続けることで筆力を上げたのだろう。素晴らしい作品だった。

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    2026年07月20日
  • 同姓同名

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    かなり混乱するけれど、意外とスラスラ読める。今まで「どうして報道では加害者の情報を簡単に公開しないのか」と思っていたが、なるほど同姓同名の人が被害を被るケースもあり、今までその考えに至らなかった事を反省。新視点を持つことができた作品でした。

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    2026年07月19日
  • ロスト・スピーシーズ

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    面白かった!
    「サハラの薔薇」では砂漠、本作品では密林が舞台の冒険小説。ページをめくる手が止まらなくなるのはもう流石です。
    さらに、ゴムの木の種子を持ち出した英国冒険家や渡伯した日本人たちなど、知らなかった歴史の勉強になることも多い。

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    2026年07月15日
  • 口外禁止

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    下村敦史さんの『口外禁止』を読んだ。一読して荒唐無稽な展開に「いやいや、そんなことあるわけないよね」と切り捨てそうになったけれど事実は小説よりも奇なりでこれはドキュメンタリーなんだよと言われたら本当にありそうな気もしてくる…それぐらいこの大SNS時代はおかしなことが起きてるからね!

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    2026年07月12日
  • そして誰かがいなくなる

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    下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』を読んだ。例によって何も知らず手にとった。描写がやけにリアルだし挿入される写真が作品世界そのもので凄いなと思っていたら、何と真実は逆だった。そのことだけで余計に楽しめたので、やはり読書に予備知識は不要だと思う。賃貸派だけど家を建てたくなる!

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    2026年07月12日
  • そして誰かがいなくなる

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    満足の面白さ。けどすごく印象深いトリックではないかな。多少予想もできたし。

    舞台が本当に著者の家なのがすごい。館ものは館の構造や間取りが複雑で説明が長くなりがちでついていくのが難しいものも多いけどこれは部屋数も少なく割とシンプルな館なのでついていきやすい。テンポもよく読みやすくて、これが伏線ですよ!って主張しているかのごとくたくさんある伏線も最後にしっかり回収。視点がコロコロ変わるのは最初のうちは慣れなくてちょっと混乱したりもしたけど、読んでいるうちに慣れて最後に意味が分かるので面白い。

    何枚か挿絵的に部屋の写真があるけど、先に見てはいけません!私は見てしまってちょっとネタバレしてしまった。まあ誰もが予想した通りだからそこまで落胆はしないかな。

    しかし殺された方、可哀想すぎるだろ。。笑

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    2026年07月11日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    高速列車に乗っているような心地で読み終わりました。最後にやってくるどんでん返しの連続はもちろんのこと、どんどんストーリーに引き込まれていきます。にしてもこんな豪邸を建てられるのは純粋に羨ましいです。

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    2026年07月11日
  • ガウディの遺言

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    下村敦史作品、読むのは3作目。
    同姓同名、全員犯人〜、ガウディの遺言。

    スペインの歴史、ガウディの総合芸術、サグラダファミリアについて学ぶことができた。スペインに行きたくなる。







    以降ネタバレを含む






    これまで触れてきた作品とは異なり、一人の視点で進んで行く。こんな繊細な描写ができてしまうのかと驚いた。群像劇、視点が目まぐるしく変わることがないからこそ、一人の心情に寄り添って進められるのだろう。さらに本作は、すごく未来を感じさせる作品だった。下村敦史といえば…!という形式ではないのかもしれないが、好き。

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    2026年07月09日
  • コープス・ハント

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    8人を殺害したとして死刑判決を受けた浅沼聖悟。
    彼は法廷で一件の犯行を否定し、その模倣犯は殺して"思い出の場所"に隠したと告白する。
    事件の真相を追う女刑事と遺体捜しをする少年達が出会うとき、驚愕の真実が明らかになる…。

    物語は刑事の望美と、遺体探しに出掛ける引きこもりの中学生YouTuber・宗太の視点が交互に展開されます。
    特に後半はホラー(人怖)要素が加速し、段々と浅沼の内面に触れていく構成にドキドキしました。
    毒親や親ガチャと言う言葉が浸透する程親から子供への精神的・身体的虐待は後を絶たず、その被害者だったはずの子供が加害者になってしまうこともある。
    そのとき外野は直ぐに生い立ちの偏見や決めつけによって加害者を読み解くが、本当に加害者を形作った分かりやすい元凶を見出すことは出来ない。
    自分の基準を他人に当てはめ憶測するのがいかに傲慢か、最近のSNS論争を見て共感するばかりです。

    この事件は望美さんが諦めずに追い続けたからこそ表に出たのだと思うと、最後まで勇敢で好感が持てました。(個人的に強い女性刑事が好きなので嬉しい…!)
    エピローグでもやるせなさが残り、心抉られ、自分では思い至らなかった人間の深層心理に気付かされる、複雑な読後感です。

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    2026年07月07日
  • 暗闇法廷

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    まさかのオチでかなり驚き。
    法廷のやり取りがリアルで面白かった。
    あとは後天的な全盲って本当に大変そう。

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    2026年07月03日
  • そして誰かがいなくなる

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    理解は7割か。面白い。全く結末が読めない。人が殺されているのに密室とはいえ、平然とした感じの登場人物らに違和感を抱く。しばらくはいいかな、ミステリーは。難しい。

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    2026年07月01日
  • 同姓同名

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    登場人物が同姓同名だと、誰だか分からなくて読むのが難しいのではと思ったが、それぞれ特徴があって楽しく読むことができた。
    ずっとハラハラしながら読めて、犯人はお前だったのかってなった作品。

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    2026年06月27日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    実際の作者が建築した自宅(館)が舞台の小説。
    写真が出てくるたびに、『いや、こんな家ほんとに住んでるのかこの作者(笑)』と思ってしまう。

    内容としては家の中の描写が多くて想像する頭が疲れてしまう(立体図形苦手)ので、同作者のほかの作品より進みが遅く、一気読みできなかったが、
    ラストの謎解きシーンは一気に回収して気持ちよかった。
    あまりに回収早すぎて、『あっけなかったなー』からのひとひねり。
    これがこの作者だなぁ、と思わせられるオチでよかった。

    全く関係ないが
    錦野ォ!!気持ち悪いぞ!!!
    と定期的につっこんでいた。

    あと途中退場した子どもが気になる。
    子ども目線だとこの館での記憶、嫌な記憶すぎるだろーなー

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    2026年06月26日
  • 刑事の慟哭

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    ほんの些細な共通点から犯人像や動機を探っていく展開は先が気になって後半は一気読み。
    主人公の所轄刑事の田丸は過去、上司に歯向かって手柄を立てた事で四面楚歌状態。
    これって普通にいじめじゃないの?
    警察組織って絶対服従てイメージあるけどこんなにも露骨なものなの?
    上司の管理官はホンマに優秀なん?
    田丸が優秀すぎてそんな感想ばかり浮かんでしまった(^_^;)

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    2026年06月26日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    同姓同名な人物がいっぱい出てくる珍妙でコミカルな話かと思いきや、なかなかに社会を抉る作品。
    最後のオチにもひとひねりあり。
    誰が誰だか分からなくなりそうで、唯一こいつだと読者が分かる人物だと思っていたのが、いやお前かい!という。。。
    どんでん返しというよりかは、ある意味偏見を指摘されたような。

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    2026年06月22日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    家を建築するような話から始まり、なんだかふわっとしたようなクローズとサークルの館。
    クリスティのオマージュなのかなと思えど続々と死ぬわけでもない。
    と思ってたら下村さんの家で作中作だったのね。
    今まで見たことない様な展開で、そりゃ一世一代の特大ミステリーですわ。

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    2026年06月21日