下村敦史のレビュー一覧
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またまた、久しぶりの作家さん(下村さん)!
登山か…
全く縁がない…
私なんかが、山登ったら、即遭難しそう…
ハイ、山岳ミステリー!
この話も遭難と無関係やない!
雪崩から、生還した2人…
時間差ありで、救出されたけど、言ってる事がバラバラ…
その遭難で、兄を亡くした主人公。
しかし、兄は、ある事があってから、登山してないのに、急に!!
真実は、山にある!
色んな矛盾した事象が徐々に明らかになる!
解説にもあったけど、ルービックキューブみたいに面白い!
立体型パズルの事やけど、同時並行で発生する事象と過去の事象が、混ざり合い、ややっこしいのが、最後にスッキリって感じ。
面白いかった!
こ -
Posted by ブクログ
足下が崩壊するような、どんでん返しっていいですね!
本書を読むと何も信じれなくなり、宙に浮かされて巴投げされたような気持ちになります。
見て見ぬふり:クラスで起きているイジメを、見て見ぬ振りが出来なかった主人公は、加害者達をSNSで告発するのだが・・・
保護:人生彼女無しのサラリーマンが仕事帰りにコンビニの前で佇むセーラー服の彼女を保護する!?
危険な香りがプンプンしました!!!
完黙:麻薬の売人が捕まった!!!取調官はあの手この手で売人の背後を突き止めようとするが。売人の口は完全に閉ざされていた・・・
二年後売人は釈放されるのだが・・・
ストーカー:人を殺めたばかりの部屋に彼 -
Posted by ブクログ
ネタバレ下村さんのどんでん返し短編集!
•「みてみぬふり」…教室では、同級生の三ツ谷が、古島達3人に毎日弁当を捨てられたり暴力を振るわれていたりと、いじめが止まらなかった。
冬樹は、いじめの状況を担任の石澤に相談するも、石澤は状況を目の当たりにしながら何も行動しない…
みかねた冬樹は先輩に相談すると、捨てアカウントでいじめの事実をSNSで#拡散希望と付けて名前付きで投稿してしまう。
あっという間に投稿は広まり、三ツ谷へといじめはなくなったので、冬樹は内心清々していたが、古島が自殺未遂を起こしてしまう…
2年前に三ツ谷の兄がいじめられていた時、担任は石澤であったのだ。
三ツ谷は敢えて古島達お願いして、い -
Posted by ブクログ
現代社会が抱える様々な課題をテーマに、作品を次々に著す著者が今回選んだのは、終末期医療及び安楽死。
この重たいテーマを主題にした6話からなる連作短編ミステリー。超高齢社会の日本で、誰もが避けることの出来ないこの問題。
ホスピスで起きた不審死で裁判にかけられる神崎医師を主役に、助かる見込みがなく耐えがたい痛みに苦しむ患者とその家族を前にした後輩医師や看護師の苦悩が各話に描かれる。
第4話では、シベリアで抑留されていた男と彼の妹とを主役に展開する。
男の、希望のない永久凍土の地獄で奴隷にされる毎日と妹の癌に冒され耐えがたい痛みに苦しむ毎日とを、オーバーラップさせ小説に膨らみを持たせて、特に印象深い -
Posted by ブクログ
今まで無かった視点でした。
安楽死を与える事は誰にとっての救いなのか?
そして、救われた人と同じ数だけ苦しむ人が増えてしまう・・・
下村さんの小説ですから 仕掛けが無いわけが無いと思い読み進めていくうちに、安楽死に関わる医師の少しずつゆっくりと蝕まれていく何かを少しだけ感じる事が出来ました。
何処からが安楽死=犯罪で、何処までが医療行為に当たるのかにも疑問を感じました。
安楽死を犯罪と定義しているのは法律で、法律は人の命が一番大事という前提で作られているため死に加担する行為を只々禁止しているだけであり、法律自体が人の尊厳を傷つけている可能性があるかもしれない・・・
一方で医療行為ではある -
Posted by ブクログ
デビュー作『闇に香る嘘』への著者による再挑戦と、解説者が述べているとおり、障害によるコミュニケーションが困難な状態で生きる意味を問うミステリー。
確かにデビュー作に匹敵する、それ以上の傑作と言える。
産婦人科医の水瀬真理亜は、「閉じ込め症候群」で入院している女性患者岸部愛華が体調を崩したので診察すると、彼女は妊娠していることが判明。
寝たきりで身体が動かせない彼女に誰が妊娠させたのか。病院は騒然となり、マスコミも知るところとなり、騒ぎは拡大し、愛華の両親は病院を非難する。
真相を探ろうと水瀬真理亜は、話すことが出来ない愛華のために、文字盤を使い彼女の声を聞く。
そして驚天の事実が明らかになるが -
Posted by ブクログ
なんちゅうシチュエーションを考えるのか…
無理心中の生き残りとは…
それも2人。
無理心中され、唯一生き残る。
無理心中をはかったが生き残る。
主人公は、自分以外、家族全員亡くなった前者。
被害者と加害者という相反する2人やけど、これもいつひっくり返るか分からんねんな。
「"加害者"と"被害者"は紙一重」
復讐した瞬間から、加害者に…
復讐された瞬間から、被害者に…
でも、無理心中をさせるまで、追い込まれた、追い込んだ人らを何も責められる事なく、批判の嵐を起こす世間もええ加減で、何だかなぁ〜って感じ。
今も現在進行形で進んでいるネットでの炎上などやな。