下村敦史のレビュー一覧

  • 逆転正義

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    足下が崩壊するような、どんでん返しっていいですね!

    本書を読むと何も信じれなくなり、宙に浮かされて巴投げされたような気持ちになります。




    見て見ぬふり:クラスで起きているイジメを、見て見ぬ振りが出来なかった主人公は、加害者達をSNSで告発するのだが・・・

    保護:人生彼女無しのサラリーマンが仕事帰りにコンビニの前で佇むセーラー服の彼女を保護する!?
    危険な香りがプンプンしました!!!

    完黙:麻薬の売人が捕まった!!!取調官はあの手この手で売人の背後を突き止めようとするが。売人の口は完全に閉ざされていた・・・
    二年後売人は釈放されるのだが・・・

    ストーカー:人を殺めたばかりの部屋に彼

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    2025年07月17日
  • 逆転正義

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    ネタバレ

    下村さんのどんでん返し短編集!
    •「みてみぬふり」…教室では、同級生の三ツ谷が、古島達3人に毎日弁当を捨てられたり暴力を振るわれていたりと、いじめが止まらなかった。
    冬樹は、いじめの状況を担任の石澤に相談するも、石澤は状況を目の当たりにしながら何も行動しない…
    みかねた冬樹は先輩に相談すると、捨てアカウントでいじめの事実をSNSで#拡散希望と付けて名前付きで投稿してしまう。
    あっという間に投稿は広まり、三ツ谷へといじめはなくなったので、冬樹は内心清々していたが、古島が自殺未遂を起こしてしまう…
    2年前に三ツ谷の兄がいじめられていた時、担任は石澤であったのだ。
    三ツ谷は敢えて古島達お願いして、い

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    2025年07月15日
  • 闇に香る嘘

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    ネタバレ

    どんでん返しなのか。
    「何も話さない助けてくれる人」、何で周りの人はその人物に触れないのかイライラしながら読んでいたけど、そういうことか!
    重い話だけど、ものすごく面白い。
    1日で一気読みしました。以前から満州について興味深いものがあったが(日本人として知るべき)、これを読んで更に興味が湧く。他の満州について、残留孤児についての本を読みたい。凄い良い物語でした。

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    2025年07月06日
  • そして誰かがいなくなる

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    めっちゃ面白かった
    最後の一行で「?」となり、急に現実に引き戻された
    ネタバレなしで読めと勧められたから、帯も見ずに読んでたけど、室内描写がやけに詳しくて、伏線か…?と思ってたら本当に自宅をテーマに作ってるからなのかと納得
    挿絵も自宅の写真やったんか

    冒頭、紙の質が違うところも凝っていて好きだった
    ミステリ好きは必見の本だった

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    2025年06月23日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

     日本を騒がせた猟奇殺人犯と同姓同名で人生を狂わされた10人がオフ会で集まり状況を打開しようと奔走する斬新な切り口のミステリーで、終始「どのような結末を迎えるんだろう?」というドキドキでいっぱいだった。事件に決着がついたと思いきやエピローグで…

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    2025年06月21日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    面白かった!!

    色んな思惑が交差しながら、最後にどんどん謎を解いていく感じ。
    好きです。

    最後にどんでん返しがあるのもめちゃくちゃ好み。

    にしても実際の邸宅を舞台に。ってどんな家住んどんねん。って言うねw
    聖地巡礼したいわ!

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    2025年05月06日
  • 黙過

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    全編通して「命の優先順位」について非常に考えさせられる内容で、各短編はそれぞれで長編ができそうな程濃厚。ですが、最後に更に度肝を抜かれる。
    各短編が実は最後に繋がって…は良くあるが、ここまでの見事の構成は滅多にお目にかかれない。星5です。

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    2025年04月24日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    かわっちゃうものもあるし変わらないものもあるし人それぞれ大事にふる価値観もそれぞれやけど、
    私は人の気持ちを大事にしていきていくことを忘れずに生きていきたいなあ。
    人の気持ちを無視することは簡単だけど無視している、ということに自分の気持ちが沈んじゃうから。

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    2025年04月01日
  • 闇に香る嘘

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    ネタバレ

    お初の方かな?中国残留孤児の兄を持つ、後天的盲目の主人公のお話。孫のためにどうしても腎臓がほしい。だから兄を頼るものの、兄はどうしても首を縦に振ってくれない。本当に兄と血が繋がっているのか?その疑問から始まるミステリ。視覚障害者であることを上手く…ていっていいのかな、見えないことを上手く謎に織り込んでいて面白かった。兄に向けていた疑惑が己に向けられたとき、すべてがひっくり返っていく様が凄まじかった。血筋よりも大切のは長年連れ添った家族の絆。これを読んだ後だとめちゃくちゃに響く。

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    2025年03月09日
  • 闇に香る嘘

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     失明した主人公が二十七年前に帰ってきた中国残留孤児の兄が本人かどうか探っていくというシンプルな謎でありながら、頁を読み進める度に明らかになる中国残留孤児達の悲惨な運命や目が見えない主人公の視点の緻密な描写、そして明かされる驚愕の真相まで最後まで重厚な社会派ミステリーだった。

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    2025年02月23日
  • 闇に香る嘘

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    下村敦史さんの初読みです。
    主人公、全盲の村上和久は孫への臓器移植を望むも、検査の結果、自分の臓器は孫に適さないと診断される。
    そこ兄の竜彦を頼るが、兄は移植どころか検査すらも拒否する。その頑なな姿勢に、和久はとある疑念を持つ。
    「兄は本当に兄なのか?」
    兄弟、親子の温かいお話です。

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    2025年02月22日
  • 闇に香る嘘

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    中国残留孤児と視覚障害の話を軸に家族のアレコレを交えて巧みに話が進む展開は秀逸です。謎解きの要素も加わって飽きずに読み進めました。中国残留孤児の話は最近はあまり耳にしませんが、初めてどういう境遇の人たちなのかを知りました。

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    2025年02月10日
  • アルテミスの涙

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    寝たきりで身体が動かせないが意識はある
    「閉じこめ症候群」の女性が入院中に妊娠してしまう…。彼女を妊娠させたのは誰なのか?

    倫理をつきつける医療ミステリでした。
    設定上いやーな気持ちになって始まりますが、
    命とは?尊厳とは?を考えさせられる良い作品だったと思います。

    とても読みやすい文体で一気に読めてしまいました。下村先生の別作品も読んでみたいな。

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    2025年01月30日
  • 黙過

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    医療ミステリーの短編集のようで、最後の「究極の選択」ですべての物語の伏線回収
    ひとつの物語にもテーマが複数あり、倫理、臓器移植、詐病、安楽死、政治との癒着、収賄容疑、ジャーナリズム、畜産、反種差別、助成金の不正受給、異種移植…と、目を逸らしてはいけないものばかり
    作者の伝えたかったことは…命の選別の是非、ということになるのだろうか

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    2025年01月16日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    終盤の意外な展開。読み進めるたびに迷子になるような、ジェットコースターが下がっていくような、まさに老舗ヴィクトリアンホテルに彷徨ってしまったような、未体験な感覚に陥った。ありふれた感想にはなってしまうが、とてもおもしろい作品だった。

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    2025年01月16日
  • 闇に香る嘘

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     目が見えないことで心が猜疑心でいっぱいになってしまった主人公が、手探りで正体不明に感じられる兄を探る、というお話。満州や戦後の話のリアリティが織り込められた話で、ミステリだけでなく、歴史物としても読み応えがある。
     目が見えない状態での一人称視点で進むミステリーは珍しい。それでも本作はしっかりとそれを描写し切っており、常人ではあまり感じられない視点に共感できるようになっている。何より、主人公がいちいち過去を反省し、悔いてそれでも折れずになんとか頑張っている様が本当にカッコよく感じられた。
    傑作。

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    2024年12月19日
  • 緑の窓口 樹木トラブル解決します

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    最初は市役所の仕事ってこんなに緩くないだろうな、と思ってしまったが、そこにこだわらないと面白かった。
    樹木の知らない事が知れて良かった。
    自分の思い込みだけではなく、冷静に物事をみるのは大切。

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    2024年09月30日
  • 白医

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    現代社会が抱える様々な課題をテーマに、作品を次々に著す著者が今回選んだのは、終末期医療及び安楽死。
    この重たいテーマを主題にした6話からなる連作短編ミステリー。超高齢社会の日本で、誰もが避けることの出来ないこの問題。
    ホスピスで起きた不審死で裁判にかけられる神崎医師を主役に、助かる見込みがなく耐えがたい痛みに苦しむ患者とその家族を前にした後輩医師や看護師の苦悩が各話に描かれる。
    第4話では、シベリアで抑留されていた男と彼の妹とを主役に展開する。
    男の、希望のない永久凍土の地獄で奴隷にされる毎日と妹の癌に冒され耐えがたい痛みに苦しむ毎日とを、オーバーラップさせ小説に膨らみを持たせて、特に印象深い

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    2024年07月02日
  • 警官の道

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    警察もの 読んだことない作家さんも入っていたので 短編ならサクッと読めていいよね~と 読みました
    好きな 呉勝浩さん柚月裕子さんはもちろん面白かったです 初めての作家さんも追ってみたくなりました。

    「聖」は うるっときちゃいました。

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    2024年06月17日
  • 白医

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    安楽死について考えることがあったので、とても胸にささる内容だった。
    私は長く生きることよりも、短くても自由に動き回れる体で好きな事をして生きたい。
    むしろ年老いて一日中ベットで何もすることも無く過ごすのは生き地獄だなと小さい頃から思っていた。
    それプラス生きてるだけで苦痛を伴うとなると、尚更安楽死を望む気持ちは理解できる。
    これは今のところ死が身近じゃないから思うことで、実際に死が迫って来たらやっぱり死にたくと思うのかなぁ…
    大切な人であればあるほど、苦しんで死んでいくくらいなら早く楽にしてやりたいと思ってしまうのは間違いなんだろうか

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    2024年05月28日