黙過

黙過

小説・文芸
968円 (税込)

4pt

瞠目の医療ミステリー
下村敦史はあくまでもミステリの枠内に留まり、濃厚な謎解きの味わいと〈どんでん返し〉を盛った上で、死を真正面からテーマにしてみせた。構築の美に感動さえ覚える。作家・有栖川有栖
読み終わったとき、思わず胸に手を当てずにはいられなかった。
東京慈恵会医科大学 教授・嘉糠洋陸。移植手術を巡り葛藤する新米医師――「優先順位」。安楽死を乞う父を前に懊悩する家族――「詐病」。過激な動物愛護団体が突き付けたある命題――「命の天秤」。ほか、生命の現場を舞台にした衝撃の医療ミステリー。注目の江戸川乱歩賞作家が放つ渾身のどんでん返しに、あなたの涙腺は耐えられるか。最終章「究極の選択」は、最後にお読みいただくことを強くお勧めいたします。(解説・有栖川有栖)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    黙過
  • タイトルID
    :
    839733
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年09月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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黙過 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全編通して「命の優先順位」について非常に考えさせられる内容で、各短編はそれぞれで長編ができそうな程濃厚。ですが、最後に更に度肝を抜かれる。
    各短編が実は最後に繋がって…は良くあるが、ここまでの見事の構成は滅多にお目にかかれない。星5です。

    0
    2025年04月24日

    Posted by ブクログ

    医療ミステリーの短編集のようで、最後の「究極の選択」ですべての物語の伏線回収
    ひとつの物語にもテーマが複数あり、倫理、臓器移植、詐病、安楽死、政治との癒着、収賄容疑、ジャーナリズム、畜産、反種差別、助成金の不正受給、異種移植…と、目を逸らしてはいけないものばかり
    作者の伝えたかったことは…命の選別の是非、ということになるのだろうか

    0
    2025年01月16日

    Posted by ブクログ

    『黙過』〜知っていながら黙って見逃すこと。

    下村 敦史さんのメディカル・ミステリー。
    最初に四つの独立した短編があり、それぞれ登場人物も背景も流れも異なり、一応、謎の解決を見る。

    しかし、最後、五つめの短編て、前四つの話が巧妙に絡み合い、最後、驚きの真実が明らかになる。

    ・優先順位
    ・詐病
    ・命の天秤
    ・不正疑惑
    ・究極の選択

    人と人、命の重さとは?
    人間の命と動物の命の重さは?
    いろいろ難問が出てきますね。
    どんでん返しは、さすがです。

    0
    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    医療ミステリとしてツイッターでおススメいただいたので読んでみた初めての作家さん。
    短編かと思いきや、<最後の話でそれまでのすべてがつながる系>だった。
    勘のいい方はもっと早く気づくのだろうけれど、私は最後の話で、「え?」「ええ~っ!」となりました。

    こう説明すると、「あ、どんでん返し系ね」との認識で終わってしまうかもしれないけれど、本書のテーマは「命」です。
    テーマが命とは、これまたありがちじゃんと思われる向きもあるかもしれませんが、けっこうガチで「命に順列はあるのか」と突き付けてきます。
    それも人間だけでなく動物をも含め、そしてこれをさらに突き詰めていくと、植物ももちろんのこと、この世の生きとし生けるすべてのものを含んでいくんでしょう。

    そう考えたとき、本書でASGが声高に主張する内容はこれまた一方的な見方にしかすぎず、ただただ煽情的で正義とは程遠いものだとわかります。

    結局ありきたりではあるけれど、私は「自分という命がここに存在している以上、かならず他の犠牲の上にあり、だからものをいただくときには、感謝しておいしく残さずいただく」ということ、「ものを使うときには大切に長く使う」ことが大切だと今まで以上に心に刻んだ次第です。

    なお本書に低評価をつけている方には、最終的な問題である”あれ”が荒唐無稽すぎるという意見がありますが、それは現実を知らなすぎるおめでたい意見だな、と。
    少なくとも私はこの本で取り上げられている最終的手段の心臓移植と同じ手術が先日他国でなされたというニュースを新聞で読んでいます。

    はじめての作家さんでしたが<社会派>の方だそうなので、今後も追いかけてみたいなと思いました。

    ★黙過=だまって見のがすこと。知らないふりをしてそのままにしておくこと。

    ====データベース=====
    第7回徳間文庫大賞受賞!!

    瞠目の医療ミステリー

    移植手術を巡り葛藤する新米医師――「優先順位」。安楽死を乞う父を前に懊悩する家族――「詐病」。過激な動物愛護団体が突き付けたある命題――「命の天秤」。ほか、生命の現場を舞台にした衝撃の医療ミステリー。注目の江戸川乱歩賞作家が放つ渾身のどんでん返しに、あなたの涙腺は耐えられるか。最終章「究極の選択」は、最後にお読みいただくことを強くお勧めいたします。

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    各短編が最後にまとまり真相が明らかになってよかった。騙されるというよりも倫理的問題のほうが印象に残ったから売り文句に違和感

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    騙された!
    短篇か思ったら騙された!
    5回?なんかもっと騙された感がある。
    壮大な問題。
    愛犬のだったら・・・・・とか思ってしまうぐらい。(ありえない事だけど)
    目的は同じで、手段が違うだけ。 
    凄いテーマじゃないか。もっとエンタメ強くして長編を読みたい気分。
    面白かった。

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    全てが繋がった時、少し行き先が垣間見えて、読むスピードが止まったのですが、最後まで読まなかったら、突きつけられた問いを、また曖昧にやり過ごしてしまうところでした。

    0
    2023年12月29日

    Posted by ブクログ

    すごく好きな作家さん。
    短編集と思って読んでおり
    今回はどの話もぐいぐい読ませるけど
    落ちが弱いというかゆるいなーと思っていたが
    最後の話を読み始めてふるえた
    やっぱり好きだなー

    0
    2023年06月29日

    Posted by ブクログ

    最終章で話が合わさると、ガラッと一気に思わぬ方向にもっていかれる構成。真相は明らかでも答えはなくて、逆に考えなさいよって問いかけられるような...こういう話を知れただけでも身になるお話。

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    4つの短編それぞれもちゃんと完結しているのに、最後に見事なまとまりだった。

    それぞれの視点から読んだあとの最終章。
    命のありかたについても考えさせられたし、自分だったらどういう選択をするのか…

    0
    2021年11月17日

黙過 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    黙過
  • タイトルID
    :
    839733
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年09月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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