下村敦史のレビュー一覧

  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    この作品は題名にもありネタバレあり7つのネタバレでもう読んでいて傑作のクローズドサークルのミステリーが充実しています。いまだかつてないミステリーを堪能して下さい。『双紋島の殺人』は書き下ろしではなく連載作品だったということです。連載時にはネタバレはありませんでした。

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    2026年04月06日
  • 口外禁止

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    人と接することが苦手な恵介は、人工知能を用いたロペにプロデュースされ、奈良岡や穂香と親しくなる。
    穂香と社会制裁系YouTuberの奈良岡に協力しているうちに冤罪事件を引き起こしてしまい、さらには窃盗事件、殺人事件へと繋がっていってしまう……。

    人工知能✖️闇バイトという、現代ならではのテーマ。
    共通して言えることは、主体性の欠如、洗脳と思考停止。
    現代の風潮に警鐘を鳴らす作品。

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    2026年04月05日
  • 逆転正義

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    気づいたものもあり、びっくりしたものもあり。

    「死は朝、羽ばたく」とても良かった。
    スカッとするし、泣ける。

    最後に素晴らしい物語があると前の物語が薄れてしまいがちだけど、思い返してみると「完黙」も良かったな。

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    2026年04月04日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    廃墟に集められた男女7人。ある人物を殺害した「犯人」だけが生き残れるデスゲームが始まった…。
    我こそが犯人だと名乗りを上げるが、他の人物が容疑を否定していく。しかも全員が殺害された人物の被害者だった。
    いつもは犯人を捜すのがミステリーの定説なのに、逆を行くという面白さ!犯人になる=命が助かる、というので、殺害方法を披露するも穴だらけだったり…
    終盤の種明かしも面白かった。新鮮な読書体験でした!

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    2026年03月31日
  • そして誰かがいなくなる

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    ミステリーの醍醐味ともいえるクローズドサークル
    怪しい言動、素敵な邸宅
    環境設定も良いし、話も良かった

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    2026年03月28日
  • 暗闇法廷

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    盲目の女性が入所していた施設の施設長を殺した容疑者にされ、その妹から弁護の依頼を受ける。
    発見された時、容疑者の女性と被害者しかおらず、犯人が逃げれる場所もなかった。さらに、容疑者の女性は何か隠し事をしているように思える。かなり不利な中で、盲目だからこそ不可能な点や、証人の証言のわずかな違和感等から少しずつ積み上げていき、最終弁論での盛り上がりに夢中で読んだ。面白かった!

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    2026年03月24日
  • ガウディの遺言

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    下村敦さんは、スペインを舞台にした小説『情熱の砂を踏む女』と題して闘牛の話を書いております!
    本書は舞台を同じくスペインとし、ガウディとサグラダ・ファミリアを題材としたミステリーとなっています。

    しかし本書はミステリーではありながら、ガウディの事やスペインの内戦とその歴史についても軽く学べる仕様にもなっているようです!!!


    闘牛やフラメンコによる情熱の国!
    世界最高峰のサッカーリーグ『リーガエスパニョーラ』!!
    大航海時代に無敵艦隊を擁し世界の覇権を握っていた国!
    パブロ・ピカソやダリといった芸術家を生み出した風土!!
    そして、アントニ・ガウディが造り始めた未完の世界遺産!!!!

    スペ

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    2026年03月24日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    みんな同じ名前ということで混乱しないか不安だったけれどすんなり読めた。どの大山正紀か分からない部分はもちろん叙述トリック。そこも含めてこんなに綺麗につながるとは!“まさき”の登場もハラハラした。もうひとつの…も、この設定はショートショートも行けるのかと驚くばかり。

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    2026年03月22日
  • サハラの薔薇

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    面白かったー!
    ハラハラドキドキの連続。途中から逃亡劇になって、苦手意識がありつつも先が気になり読んでしまう。逃げても逃げても追ってくる敵に、なんで居場所が分かるんだ?と色々考えちゃって、とにかく皆の言動が怪しく見える。

    下村さんの作品では珍しい(というか私が読んだ中では初めてかも?)官能的なシーンも少しだけあって新鮮だった(笑)

    冒険小説なのに後半は下村さんらしくしっかり社会問題を取り上げている。

    モヤモヤは少し残る。
    アフマドはなぜ西を目指した?なぜ撃たなかった?峰の肩は痛み止めだけで化膿もせずにいられるのか?など。
    そしてラクダよ…

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    2026年03月22日
  • 闇に香る嘘

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    ネタバレ

    全盲の男性が主人公というのも珍しいと思って読み始めたが、全盲ゆえに、日常の出来事も「本当のこと」なのかわからないという、設定を上手く生かした構成になっていた。書店の売り文句で、衝撃のラストとなっていたので期待が大きくなり過ぎたのはあるが、最後は心温まる終わり方となり、いい作品だったと思う。

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    2026年03月21日
  • ガウディの遺言

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    サクラダ・ファミリアの尖塔で吊るされた死体。強烈なワードから始まるお話。
    サクラダ・ファミリアの建築や当時のスペインの歴史。聖母マリア。またガウディが手がけた作品群と人生を遡って石版の謎を解いていく。
    歴史を知りながら真相に近づいていく展開はワクワクして面白かった。
    カタルーニャ語のカスティーリャ語の言語の表現の違いが鍵になるとは…発想がすごい。
    最後伏線を綺麗に回収し、「聖家族」に帰結していく展開には感動した。

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    2026年03月19日
  • 同姓同名

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    漫画や映画のように絵がなく文字だけで個人を識別する小説において全員同姓同名でという発想の勝利というべき本
    それだけに留まらず
    現代の社会問題や生き方について考える点もあり、その上で起承転結もあり秀逸
    ただ頭は混乱する笑

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    2026年03月19日
  • 暗闇法廷

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    ネタバレ

    はじめの事件現場で、だいたいは読めていたが、最後の2発はわからなかった。でも、ミステリーでここまで読めたのは初めてか、まぁ久しぶりかも!
    ただ、ストーリー以上に言葉の面白さと検察官と弁護人の賢さに興味惹かれた。同じことの説明でも、どんな印象を与えたいのかでどう問いかけて説明させるか、どの言葉を繰り返し使うか、心証を勝ち取るための工夫がすごい。ただ、依頼者の意に沿って情報を集めたり、誰もが納得しやすいストーリーを考えるだけでなく、それをどう見せるのかを含めて、こんなことまで考えているんだ!って驚き。ミステリーの謎解き部分より、個人的に裁判所でのやり取りが面白かった!!最後、ちゃんと報われるような

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    2026年03月17日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    どんな表現にも傷つく人は必ずいる
    善意にも傷つくと訴える人がいるのも事実だが、多くは助けられていると感じている。少数の傷つく人に遠慮して善意を控える人が増えるのがいい世の中なのか?
    自分にとっての善が他人にとっての悪にもなりうる。優しさとは?
    様々な角度で優しさと善意について考えさせられる話だった。読んで良かった。

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    2026年03月17日
  • ガウディの遺言

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    緻密なミステリーでありながら、濃厚な人間ドラマとしても楽しめる、どんな人にもおすすめできる一冊。
    物語の中で主人公の志穂の立場に立つと、状況が二転三転し、どんどん何もかもが信じられなくなっていく不安感があった。しかし、登場人物たちそれぞれに抱えている想いがあり、最終的な結末は良かった。
    言語や文化の背景を活かした見事な仕掛けに「なるほど!」と素直に唸らされた。そして、物語の結末。ガウディが遺したメッセージの「真実」を知ったとき、彼の壮大な心意気と建築へのロマンを感じた。サグラダ・ファミリアやスペインの歴史描写があまりにもリアルで、「果たしてこの物語はどこまでがフィクションなのだろうか?」と錯覚

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    2026年03月16日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    星3.5くらいの評価にしたかったけど、できないので星4での評価。
    クローズドサークルのデスゲームもの。ただし途中で人が死ぬわけではないので、少し緊張感には欠ける。犯人だけが助かるという特殊なルールが肝。誰もが自分が犯人と主張し、ほかの誰かがその矛盾を指摘し、さらにその矛盾を解決した主張を繰り返す。
    序盤は面白いのだが、微修整の主張の繰り返しで飽きてくる。とは言え、駆け引きとなる告白やどんでん返しもあるので楽しめる作品ではある。

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    2026年03月15日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    1人1人にスポットを当てて話が進むスタイルはとても好き。半日で一気読みしてしまいました。
    著者の作品はどれも楽しく引き込まれるように読むのですが、いつも感じてしまうことが。一つのことを言葉を変えて、いや、結構同じ言葉や言い回しで何度も繰り返し伝えてくること。本作なら優しさについて。とても大切で深い話ではあるけど、あまりにも繰り返されると、お腹いっぱいになってしまう。そんな風に感じるのは私だけですか?

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    2026年03月12日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    読み終わったとき、「どんな人生を歩めばこんな話を書けるんだ?」と思いました。
    最後に向かうに連れ、逆転、逆転のどんでん返し…
    それが答えか〜!となる結末でした。

    読んでる最中、「みんな一般人なのにトリック思いつくの早いな、頭良すぎ」とか、のほほんと思ってました…いや、本職探偵かい…

    登場する全員に良くも悪くも人間味がある。
    実際似たような状況に陥ったら同じ行動を取ろうとする人もいるだろうし、避難するとき他の人を陥れたり攻撃したりして自分が助かろうとする人もいると思います。そういうときに自分はどういう行動を取るか。まあ、本書のような事件には巻き込まれないと思いたいですね。

    事件自体が再現劇

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    2026年03月10日
  • 白医

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    ネタバレ


    自分の大事な人が苦しんでいたら
    私自身が苦しんでいたら
    早く楽にして欲しい。死なせてあげたい。と思う感情が湧き上がると思った。

    何を持って“死”なのかを考えさせられた。そして、
    “死なせる人”という立場があることに気付かされました。

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    2026年03月09日
  • 同姓同名

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    私は同姓同名の方と会わずに死ぬでしょう。と言っても過言ではないほどに珍しい名前です。苗字もある地域にしかおらず、下の名前はありふれた読み方なのですが「え、これでこう読むの?」というものです。顔はどこにでもいそうな顔なんですけどね笑

    なので彼らのように悩むことはないでしょうが、確かに名前って早い者勝ち?不便?な部分があるなとこの作品を読んで改めて思いました。

    同じクラスに「なな」という子が2人いたのですが、苗字から1文字取って「『ふ』なな」と「『た』なな」と呼ばれていました。今思うともう少しいいあだ名の付け方があったのではないか?という疑問を持ちます(^^;;

    珍しい姓名だと間違われて書か

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    2026年03月09日