下村敦史のレビュー一覧

  • ガウディの遺言

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    サグラダ・ファミリアに関するミステリーだけど
    面白い
    スペインの歴史 文化の香り
    ガウディの想像力
    その意志を継いで聖堂にハンマーを振るう石大工
    建設中の聖堂の中で起きた殺人事件に
    巻き込まれた日本人親子
    何となく関係の中に違和感があった親子だが
    イタリア旅行中に殺された母親のことも絡んで
    解決する
    イタリアの情婦やスリの子どもなど
    生活も想像できて読みごたえがあった

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    2023年07月27日
  • 法の雨

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    成年後見人制度の恐ろしさが分かります。
    弁護士や司法書士の先生方の小遣い稼ぎでは?と疑いたくなる様な制度です。

    更に、裁判とは起訴されたらこんなにも有罪率が高いのかというのにも驚きました。


    主人公の一人である大神検事は度重なる逆転無罪を一人の裁判からくらい打ちひしがれていた・・・

    ヤクザの組長殺しの疑いで一審で有罪判決を受けていた看護師の高裁での裁判でまたしても、無罪病判事が無罪判決を宣言した直後裁判官が倒れた?

    物語にはもう一人の主人公、幸彦は医大に合格し、友人達から祝杯を受けている時にある事実が知らされる・・・

    二つの物語は交錯していく!!!



    作者の小出し小出しにする技術

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    2023年07月15日
  • 緑の窓口 樹木トラブル解決します

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    『全ては樹木が語ってくれました。』
    柊さんの決め台詞が出ると、スカッとします。

    樹木にまつわるトラブルを請け負う『緑の窓口』。
    まるで新幹線の窓口の様ですが、ここは区役所の一部署。
    異動初日に、区役所職員の天野くんは、人より植物を愛する不思議な樹木医・柊 紅葉さんと出会う。

    様々な揉め事に巻き込まれる天野くん達。
    しかし、柊さんの知識に助けられて、徐々に成長する自分に気づく。
    そして、柊さんと天野くんの仲も?
    心温まるハートウォームミステリー。

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    2023年06月24日
  • コープス・ハント

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    最初、ミステリーにありそうなベタな犯罪から始まったので、読むのを止めようかと思いつつも、読み進めると、スタンドバイミーっぽくなってきて、何だかワクワクしてきた。
    でも、思いもよらぬ展開になり、犯人は彼だったのか〜と、ミステリー小説を堪能できた。

    しかし、内容的には、とても重く、
    毒親、ひきこもり、SNSでの誹謗中傷や偏見等、、、。

    最後に、命を救われた宗太が、にしやんの祖母と話し、きちんとにしやんの想いを理解できたところに救いがあった。

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    2023年04月19日
  • ガウディの遺言

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    「情熱の砂を踏む女」に続く下村スペイン作品第2弾。サグラダファミリアやアントニオ・ガウディを題材にしながら、バルセロナ・カタルーニャの迫害の歴史も学べる、超お得な歴史ミステリー。すごく準備されて上梓されたことがわかる歴史部分もミステリー部分も中身の非常に濃い内容で、超絶面白かった。何か賞を取らせてあげて、もっと売れて、下村作品を読む人が一人でも増えてほしいと思う。

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    2023年03月08日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    3日前に読み終えた著者の山岳ミステリー「生還者」からの続け読みとなりましたが、しっかりと完成度が上がってますねぇ〜(^^)

    同じ山岳ミステリーですが、登場人物も含めて全く別の作品で決して前作の続編ではありません。

    主人公は真山道弘、助演が真山の親友である樋口。

    10年前の転落事故でクレバスに置き去りにした樋口を真山が迎えに行くシーンから物語は始まります。

    クレバスの底で発見した樋口の遺体は10年前より歳を重ねていた。

    これが本作最大のミステリー。

    その謎を解き明かす為、真山は樋口の過去を追うことを決意する。

    そして、2人が山岳部に所属していた過去へと物語は遡り、過去と現在を行き来

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    2022年12月14日
  • 真実の檻

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    人間ドラマとミステリの面白さ、そしてなにより社会派の絡み合いが良くて引き込まれなおかつ意外な結末に感情がうってなりました。

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    2022年09月30日
  • 黙過

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    『黙過』〜知っていながら黙って見逃すこと。

    下村 敦史さんのメディカル・ミステリー。
    最初に四つの独立した短編があり、それぞれ登場人物も背景も流れも異なり、一応、謎の解決を見る。

    しかし、最後、五つめの短編て、前四つの話が巧妙に絡み合い、最後、驚きの真実が明らかになる。

    ・優先順位
    ・詐病
    ・命の天秤
    ・不正疑惑
    ・究極の選択

    人と人、命の重さとは?
    人間の命と動物の命の重さは?
    いろいろ難問が出てきますね。
    どんでん返しは、さすがです。

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    2022年09月23日
  • 絶声

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    めっちゃ壮大な絵本読ませられてるような感覚

    特に大きな場面切り替えなし
    登場人物少なめ

    やっぱり最後は
    ええええ⁈
    となった作品

    必ず2回読みたくなる!

    とかよく聞く広告ことば

    いや、私はホントに2回読んだよ(笑)
    なぜなら…
    読み方が…

    あー!!もう何言ってもネタバレになる!

    また忘れた頃に
    絶対に読もう〜

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    2022年07月23日
  • 生還者

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    登山に興味ないし、出だしから、彼がとか、男はとかって、って一体誰?って思うと、なかなか読み進められず一年放置してて、再度それを我慢して読み始めると、次々と謎が深まり気がつけば一気に完読。とても楽しい読書の旅でした。

    印象に残った一文-------
    「生きるためには誰もが様々な選択をしている。赦されるもの、赦されないもの。外から判断して責めるのは簡単だろう。だが、果たしてそれは正義だろうか。」

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    2022年05月03日
  • 真実の檻

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    初めての下村敦史さん。
    私には読みやすい文章でさくさく読めた。
    一記者が一学生と一緒に仕事とは言えない状況でこんなに動ける?仕事抜きでそんなに付き合ってくれる弁護士さんとかいる?みたいな少々引っかかる所はあったけど…。
    ラストの衝撃で細かい事はどうでも良くなった。
    いくつかの事件を調べ直す、遠回りのストーリーのようだったけど、後半であぁそういうことなのね〜繋がったスッキリ感の方が優った。

    また下村敦史さん。読んでみたい。

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    2022年04月09日
  • 真実の檻

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    ネタバレ

    冤罪に関する特番の中で冤罪被害者家族の家の本棚にあったのが映っていて気になって購入した作品
    その直感を信じてよかったと思うくらいには面白くて引き込まれた作品

    父親の事件の前にもいくつかの事件を調べていくんだけど #警察 の操作手法への疑問や闇が描かれたりしている

    勿論この話は #フィクション でありそんな事実はないけれど、実際には色んな冤罪や不祥事等が発生している事から似たような事はあるのではとつい思ってしまう

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    2022年03月13日
  • 黙過

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    医療ミステリとしてツイッターでおススメいただいたので読んでみた初めての作家さん。
    短編かと思いきや、<最後の話でそれまでのすべてがつながる系>だった。
    勘のいい方はもっと早く気づくのだろうけれど、私は最後の話で、「え?」「ええ~っ!」となりました。

    こう説明すると、「あ、どんでん返し系ね」との認識で終わってしまうかもしれないけれど、本書のテーマは「命」です。
    テーマが命とは、これまたありがちじゃんと思われる向きもあるかもしれませんが、けっこうガチで「命に順列はあるのか」と突き付けてきます。
    それも人間だけでなく動物をも含め、そしてこれをさらに突き詰めていくと、植物ももちろんのこと、この世の生

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    2022年03月08日
  • 叛徒

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    警視庁の通訳捜査官の七崎 隆一。
    過去に、同じ職にあった義理の父の不正を告発し、そのせいで、義父は自殺。
    そこから、家庭も職場も、針の筵となった。

    歌舞伎町で起こった中国人の刺殺事件。
    その直後、息子の部屋で隠していた血だらけのジャンパーを発見する。
    もしかして、息子は、事件と関係しているのか?

    息子を守るため、独自に捜査を始める。
    職場で、わざと通訳内容(中国語)を変えたり、捜査方針を変えたり。
    気が付けば、やっていることは、義理の父と同じことでは?

    最後にどんでん返しがありますが、更に、もう一枚のどんでん返しも...凄いですね。

    正義の在り方を問うミステリーです。
    必読の一冊ですね

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    2022年01月08日
  • 生還者

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    登山知識が乏しく、「カラビナ」という専門用語しか分からなかった為、ザイル、ビバーク、アイスアックスとか一つ一つ用具の写真や意味を検索しながら読んだので、時間が掛かりました。どういう展開になるのかドキドキし、一気読みしてしまいました。

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    2022年01月02日
  • 悲願花

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    幼い頃、両親による一家無理心中に巻き込まれ、ひとり生き残ってしまった女性。彼女は最愛の両親に殺されかけた記憶を抱え、他人への信頼や愛情を疑いながら生き続けた。

    そんな主人公が偶然出会ったのは、無理心中で娘を殺害したが、自らは生き残り、懲役刑を終えた女性。主人公は自分の過去を隠し、彼女に接近する。

    家族に殺害された女性と家族を殺害した女性。2人の心情の変化を軸に展開されるストーリー。途中、主人公家族の死の原因を作った男が登場。ここから、一気にストーリーは盛り上がり、意外な方向へ。

    家族殺人に関わる登場人物たちの揺れ動く心情をしっかり描写しつつ、ミステリー性も両立している見事な作品。さらに、

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    2021年09月24日
  • 刑事の慟哭

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    先が気になって一気読みした。
    冒頭のシーン、裁判員制度、2件の殺人事件。
    全てが繋がった瞬間の高揚感は凄まじいのに、ストーリー自体はやるせない。
    誰もが自分の居場所を探していて、それは主人公の田丸も同じで。
    ホント歯痒くて、お願いだからもうちょっと器用に立ち回ってくれと何度思ったことか。

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    2021年09月19日
  • 真実の檻

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    2015年 大学生の石黒洋平が 母の残した写真から【実の父親が1994年、 現職の検察官がおこした殺人事件の犯人】
    であると知ってしまう
    しかし調べるうちに冤罪の可能性も?…

    雑誌記者や 当時敵対していた弁護士達と一緒に
    過去の冤罪事件などの関係者達との出会い

    何が正義か
    正義とは【病】なのか?
    人はどのように墜ちて行くのか?

    事件の真相は!?

    この作品は なかなか面白かったです(゜ロ゜;ノ)ノ
    最後の結末に かなり驚かされましたΣ(゜Д゜)

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    2021年08月15日
  • 悲願花

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    文庫帯に書かれている各感想が、決して誇張ではないと実感できる傑作。
    圧巻なのは、終盤での墓場のシーン。
    まさに、オセロで黒が白に次々と反転するかのよう。
    さらに、主人公たちに希望を持たせる爽やかなエピローグ。
    著者の巧まざる技と仕掛け(ある個所で、主人公と同様気づかなかった)に、やられた!との充足した気持ちに満たされた読後感。
    一家心中の果てに生き残り、両親を加害者と思い、被害者意識を持ち続け苦しむ娘幸子。
    子どもを巻き込む無理心中を図り生き残ってしまった母親の雪絵。
    被害者と加害者ともいうべき二人が出会うことによって、事態が動き出す。
    そして、雪絵の生き残った娘美香、両親を心中に追いやった加

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    2021年07月06日
  • 生還者

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    2転3転する展開に夢中になる。

    普段は1冊読むのに数日にかけて読むのですが思わず一気読み。

    文句なしの星5個評価です!

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    2021年04月29日