下村敦史のレビュー一覧

  • 刑事の慟哭

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    とても良かった。終盤はもどかしさたっぷりで見守り、このまま終わってしまうのか?とモヤモヤし、、そして最後は泣く。
    田丸刑事がこの後どんな刑事人生を歩んでいるのか知りたくなった。「叛徒」読んでみようと思う。

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    2023年07月06日
  • 黙過

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    すごく好きな作家さん。
    短編集と思って読んでおり
    今回はどの話もぐいぐい読ませるけど
    落ちが弱いというかゆるいなーと思っていたが
    最後の話を読み始めてふるえた
    やっぱり好きだなー

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    2023年06月29日
  • 刑事の慟哭

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    内部で疎まれ、厄介者扱いされる新宿署のダメ刑事・田丸。
    彼がいるとお宮入りになるとの噂から、ついたあだ名が『オミヤ』。
    しかし、本当の彼はとても優秀で熱い刑事であった。

    別作品で、すでに『オミヤ』となっていた田丸が、『オミヤ』と呼ばれるまでになった過去の話。

    管内でOLの刺殺体が発見される。更に、歌舞伎町の人気ホストの遺体が発見される。
    当初、別の事件と見ていた本部に対し、田丸は、驚くべき共通点を見出した。
    それは、裁判員制度に絡む謎であった。

    本部の誰にも信じてもらえない状況のなか、唯一の相棒・神無木との信頼関係は、どうなるのか。
    最後に、ウルウルします。
    『もう俺を守ろうとするな。相

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    2023年06月03日
  • コープス・ハント

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    初作家さん!!!いや〜初っ端から怖った。久しぶりに心臓バクバクしながら読んでました笑

    2つのストーリーが1つになったとき、なるほどそういうことか!ってなりました(;☉_☉) YouTuberやSNS関連の話題が出てきて現代っぽくておもしろさも増しました。
    あとセイの親が毒親すぎてドン引きでした、、、

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    2023年05月22日
  • ガウディの遺言

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    未完の建造物であるサグラダ・ファミリアで起こった殺人事件。

    1991年、バルセロナで暮らす佐々木志穂は殺人事件があった日に父が行方不明になっていることから事件に関わっていると考え、手がかりを求めて奔走する。
    恋人を巻き込んで、危機迫る中ひたすら真相を突き止める姿に逞しさを感じる。

    すべてが解明されたとき、10歳で母をその地で亡くした原因まで知ることとなる。

    罪からは決して逃れられないが、人間、罪を負う者を赦すことはできる。

    この一言に意志の強さと重さを感じた。

    この物語は壮大でありガウディについても深く知ることができ、バスクとスペイン内戦のことなど歴史的なこともわかり、より一層バルセ

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    2023年05月22日
  • ガウディの遺言

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    ガウディの建築物など、遺された物が多いのだなと、歴史も語られ、興味深かった。
    殺人事件というよりは、謎解きよりだった。
    建物を検索してみつつ、読み進めて面白かった。
    いつかは行きたい所だな、と思う。

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    2023年05月15日
  • 真実の檻

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    ページを捲る手が止まらない。何度も一旦ここで区切ろうと思っても、次が気になり本に手が…洋平くん(涙)
    久しぶりに社会派ミステリーを読んだ。最近軽めの本ばかり読んでたから、難しい部分もあったけど読み応えはしっかりたっぷり。
    現実の世界の検察官や裁判官はどうなのだろうとちょっと不安になる。

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    2023年05月11日
  • 叛徒

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    ネタバレ

    内容(「BOOK」データベースより)
    通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町での殺人事件の捜査直後、息子の部屋で血まみれの衣服を発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるが…。“正義”のあり方を問う警察ミステリー。

    友情は大事かもしれないが、命はもっと大事だと思う。

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    2023年04月25日
  • ガウディの遺言

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    サグラダ・ファミリアに死体が吊るされた直後に失踪した彫刻家の父。バルセロナに住む志穂は父の無実を信じながら、事件について調べ始める。やがて明らかになる、ガウディが遺したとあるものの存在とそれを巡って繰り広げられる攻防。スペインの歴史や名だたる建造物とガウディの物語、そしてサスペンス感溢れる事件を描いた重厚なミステリです。
    殺人事件の謎はもちろんとして、ガウディとサグラダ・ファミリアを巡る謎が実に壮大です。そしていまだにスペインに根付いている過去の遺恨の物語も読みごたえがありました。このようなことはほぼ何も知らなかったけれど、ぐいぐい引き込まれます。ガウディの遺したものがいったいどちらの手に渡る

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    2023年03月30日
  • 悲願花

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    ラストにかけて加速する伏線回収がとにかく苦しい。

    主人公は、凄惨な境遇が故に全てを黒い側面で捉えることしかできなかったんだろうな。
    郷田さんのような聖人君子ほど、顔の見えないSNSの世界では格好の餌食なのか。
    被害者と加害者って紙一重だね。恐ろしい。

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    2023年02月28日
  • ガウディの遺言

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    ガウディの作の建物や公園について知ることができました。地中海性気候の青空に映えるガウディの建物や公園に行ってみたいな。

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    2023年02月28日
  • 緑の窓口 樹木トラブル解決します

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    作品ごとに新しい分野を小説世界にする著者が、今回取り上げたのは、マイナーな存在とも言える樹木医。
    樹木に関する相談を受け付けるために新設された『緑の窓口』に配属された、真面目でお人好しの区役所職員天野と、人とのコミュニケーションに難があるが植物に関しては無敵の美人樹木医柊紅葉。
    区民から寄せられる揉め事に携わるうちに、二人の仲はほんわかムードに。
    著者の今までの作品とは一線を画するような、文庫の表紙とも相まってライトノベル的感覚の心温まるミステリー。
    しかし、巻末の参考文献で、この作品に対する著者の並々ならぬ創作スタイルが感じ取れる。

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    2023年01月29日
  • 生還者

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    一気読み。手が止まらなかった。
    始めの「男」「彼」は誰なのか予想しながら、途中でその予想を変えてみたり戻してみたり全然違うこと想像してみたり、そんな読み方ができたので楽しかった。
    サバイバーズギルトの感情もすごくよく伝わってきた。
    カンチに挑むのはちょっと現実味に欠ける気もするけど。

    そして最後、良かったーそっちで!ちょっとした叙述トリックか?これは笑
    こうであってほしいと思っていた結末ありがとう。

    なぜもう一通の存在を隠していたのか分からない。

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    2023年01月08日
  • 黙過

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    最終章で話が合わさると、ガラッと一気に思わぬ方向にもっていかれる構成。真相は明らかでも答えはなくて、逆に考えなさいよって問いかけられるような...こういう話を知れただけでも身になるお話。

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    2022年12月30日
  • 失踪者

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    真山道弘が友人だった樋口友一の遺体を遭難現場で確認した場面から始まる物語だが、過去と現在の事象が交錯しながら謎を明らかにしていく展開が楽しめた.遺体の樋口が年を取っていたことを発見した真山は、彼の生存を確認しその理由を探る.榊智輝や宮崎洋介などクライマーが登場するが、真山の探究に多くのヒントを与えてくれている.謎の人物 谷本勇一の存在を探ることで、樋口の思いを確認した真山.感動的な終結だ.

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    2022年12月28日
  • 絶声

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    策士策に溺れるという感じです。頭のいい人たちの遺産争いは恐ろしい。作品の仕掛けにもまんまと騙されたというか、私が主人公の立場でも主人公と同じ結末を辿ったと思います。

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    2023年03月31日
  • 告白の余白

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    日本人に限らず外国人も憧れる京都。おっとりとして日本の女性を象徴しているように言われる京女。
    …をディスった本?
    読み始めは、京都の言葉が鼻について疲れてしまったけど、これって敢えて嫌らしくしてる?と思ってから面白くなった。

    読み終えて改めて表紙の後を読んだら、ちゃんと書いてある。「腹黒の街。美しき京女の正体を暴けるか?」読み出す前に、ここを読むべきでした。

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    2022年12月06日
  • 叛徒

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    下村作品4作目。
    今年に入ってからは3作目です。

    中国語の通訳捜査官である七崎は、かつて意図的に誤訳をし冤罪を生んだ同じ職に就く義父を告発した過去を持つ。
    義父は自殺し、以降署内では身内を売ったとされ、家庭でも居場所を喪った。
    ある日、歌舞伎町で殺人事件が起き、第一発見者の通訳を担当する。
    その直後、妻から息子の不登校と家に戻らないことを聞かされた七崎は息子の部屋で中国人狩りをしていたらしい形跡と、血まみれの衣服を発見する。
    息子が事件に関わっている可能性を危惧した七崎は、かつての義父と同様に誤訳をすることで息子を操作対象から逸らし、個人的に事件の真相を暴こうとするー。

    下村氏の作品は、日

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    2022年09月04日
  • 緑の窓口 樹木トラブル解決します

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    作者の作風らしからぬカジュアルな雰囲気が良かった。
    割と怖さのある物語が多いイメージだったので。

    樹木の何気ない様相でとんでもないトラブルが起こってるなんてよっぽど木が好きじゃないと気づかないよ。

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    2022年08月08日
  • 生還者

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    雪山で遭難死した人。生還者の異なる証言。どちらが正しいのか。
    個人的には、なるほど、と謎の回収がとてもすっきりした。
    また、適宜なんども、現時点で、どこが食い違っていて、どこが謎なのか、主人公達の会話で振り返ってくれるから、深く考察しながら読んでいるわけではない自分のような読者にもわかりやすいのも良い。
    死者がどう思ったのか、どう行動したのか、絶対の正解はないけれど、解釈が納得できるし、残酷すぎず良い。

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    2022年06月08日