下村敦史のレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ホテル

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    老舗高級ホテルの最後の夜、いろんな客が集う
    三谷幸喜の有頂天ホテルを思い出すテイスト

    ファニーなあの映画との違いは、みんな何かを抱えていて繊細でダークネスな優しさの呪いにかけられた人々の物語であるということ

    いかにも実写化向きな話だなと思ってたけど
    後半大きく物語は進んでいき、時間トリックだと気づき
    小説だからこそのお話だったんだと噛み締める

    二度読みたくなる構成だし、良いお話だけど何かちょっと物足りなくて2度目は読まないだろうなとは思いつつ楽しめたので◎

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    2026年04月30日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    表紙にネタバレがある本は初めてでした。

    が、これは絶対何か仕掛けがあるだろうなと
    思いながら読んでいました。
    後半の推理パートが好きな人には刺さりそうですが
    個人的に少し食傷気味に感じてしまった。

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    2026年04月28日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    こんな内容は確かに生涯に一度きりしか書くことができない。
    家に隠し部屋があったら、そりゃ楽しいに決まっている。
    現実と虚構の境目が曖昧になり、だんだんメタな感じもしてきて…

    ただ、自宅を舞台にするというスケールの大きさとお話の面白さは必ずしも比例するものではない。ミステリーを読み慣れている人には、伏線がそのままオマージュのようになっていて、気づいてしまうものもちらほらあった。

    ということを差し引いても、やっぱりこんな自宅に住んでみたいと思ってしまうのである。

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    2026年04月26日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    思わせぶりな・・・が多い(笑)
    何度も前に戻りながら読み進めました。

    途中からは犯人捜しは止めて、本を楽しもうと思い気楽に読むようにしました。

    犯人どうこうよりラスト3行ですっきりしました。
    ただ、自分の好みではなかったかなと思います。

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    2026年04月26日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    何が起きているのか、それとも何も起きていないのか、そういった『人は消えるが何が起きているかわからない時間』が長すぎて、少し間延びを感じてしまいました

    あと、これは自分の思い込みが原因なのですけど、裏表紙のあらすじを見て邪推をしてしまいまして、
    「仕掛けに満ちた『館』で巻き起こる怪事件の真相とは?」
    という一文を読んで、ああ怪事件ね、殺人ではないのね、ふーん、なんて決めつけながら読んでしまいました

    それでなおさら『何かが起きそうで起きない時間』を、はいはい、でも何も起きてないんでしょ?みたいな感じで読み進めたために、余計に物語の間延びを感じてしまったりして、そこは素直に作品に対してごめんなさ

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    2026年04月26日
  • 同姓同名

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    なにがなんだかわからなくなったりもしたけど、何度もどんでん返しがあって引き込まれた。後味悪い終わり方だけどおもしろかった。

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    2026年04月25日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    大山正紀の話。
    読んでいて「ん?」と引っ掛かると、後で「ああ、そういうことね」となる引っ掛けがあちらこちらに仕掛けられていてトリッキーなミステリー。
    というだけでなく、SNSで正義を振りかざし他人を誹謗中傷する社会の問題や、学校などで偏見から他者を攻撃する残酷さが散りばめられていて、読んでいて胃が痛くなった。

    他人の事にごちゃごちゃ言いたくなる人はSNS向いてないね。
    言いたいことはネットに書き込むのではなく、山の中に穴を掘ってその中に叫んだ方が誰も傷つけなくて良い。

    終盤、ネットから離れて自分を見つめ直して前を向く大山正紀に感動した後、最後の展開には正直萎えた。
    うーん、そうかー…。

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    2026年04月25日
  • そして誰かがいなくなる

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    何かが起こりそうな洋館を建てたいんだよ。
    大雪の日、大作家・御津島磨朱李が細部までこだわった新築のお披露目会が催された。
    仕掛けに満ちた「館」で巻き起こる、怪事件の真相とは?


    世にも珍しい、著者の自宅を舞台にしたミステリ。
    この世には実に多くの小説家さんが存在していますが、ガチの自宅を舞台にしてミステリ小説を書いた人はなかなかいないのでは。
    詳細なディテールの説明といい、何枚も挿入される写真といい、どれだけ自慢の自宅なのか、どれだけ楽しんで書いたのかが想像できるというもの。
    建築愛・ミステリ愛と、遊び心とワクワクが詰まっていてなかなか面白いです。

    ちなみに、こちらの下村邸て手がけた「ユニ

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    2026年04月20日
  • 暴走正義

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    令和のSNS時代とそれに振り回される人間模様をしっかりシニカルに描いている。SNSヘビーユーザーに読んでほしい。

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    2026年04月18日
  • 真実の檻

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    大学生である主人公の実の父親が死刑囚だと分かり、冤罪なのではないかと疑い、雑誌記者や弁護士の協力を得て真実を追求していくお話。
    本筋の父の事件を追う中で、痴漢冤罪事件や覚醒剤使用疑惑、ヒ素混入無差別殺人など、様々な事件についても調べることになるのですが、それらの事件についてもちゃんと真実が明らかにされるので、短編集を読んでいる気分も味わえてお得です。
    警察や検察の闇、裁判官が世間とズレている理由、目撃証言があてにならない件など、興味深いことがよく書かれていて、個人的にはとても楽しく読めました。

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    2026年04月15日
  • そして誰かがいなくなる

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    はじめは全館空調や2×4工法、家具のことばかり話していて、これは一体どんな本なんだろうと不安になった。
    それがひとたび本編が始まると、よくこんなに色々と思いつくなというくらいトリック満載の館ミステリーだった。名探偵コナンを連想した。

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    2026年04月15日
  • 逆転正義

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    読みやすい短編集。
    「保護」と「ストーカー」は読んでてゾワゾワした。
    「完黙」と「死は朝、羽ばたく」はもっと読みたいと感じるほど良い話で好きでした。

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    2026年04月14日
  • そして誰かがいなくなる

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    実際のご自宅が舞台!
    何それすごい。なんだこの家。と、写真でも楽しめる。
    部屋や設備や家具なんかの説明が多めで少し気になる所ではあったけれど、とても面白い設定。

    視点がコロコロ入れ替わるのも、そういう事かー!と、後から思い返してみると、この時この人が、と気づく事が多くて、心地良い騙され感。

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    2026年04月10日
  • ガウディの遺言

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    スペインの歴史やガウディの建築物、スペインの国民性など初めて触れる知識ばかりで新鮮だった。人間関係については物足りない印象を受けた。

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    2026年04月09日
  • ガウディの遺言

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    他の方の感想にも結構ありますが、ミステリーとして読むとイマイチだと思いました。
    また、スペインの歴史とかガウディに関する歴史的な話とかが多かったので、妙に間延びしている、と言うか推進力があまりありませんでしたね。
    逆にスペインの歴史とかに興味のある方には面白いかも知れませんが。

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    2026年04月07日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    どういう繋がりかわからなくなった時に明らかになる過去と未来が交錯している事実が面白い。もう一度始めから読みたくなる1冊。
    優しさに責任なんて必要ない、優しさの連鎖に心が温かくなった。

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    2026年04月07日
  • 暗闇法廷

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    犯人自体は検討がつきましたが、その後のどんでん返しの方は素晴らしくかったです。いつも警察、検察側からの作品を読む事が多く、弁護士側からの作品だったのも良かったです。

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    2026年04月06日
  • ガウディの遺言

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    中盤がほぼガウディの歴史や作品紹介で物語的な進行が無く、だれた印象。
    建築のことなど知識として色々知れるのはよかった。

    それぞれの父の愛がよかった。

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    2026年04月04日
  • そして誰かがいなくなる

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    下村敦史『そして誰かがいなくなる』中公文庫。

    下村敦史の作品としては珍しくハズレのミステリー小説だった。

    巻頭に贅を凝らした邸宅の写真と建物の図面が掲載され、雨穴の『変な家』の香りもしたが、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』のパスティーシュのような作品だった。

    大雪の日、ミステリー作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新しい邸宅のお披露目会が行われ、作家や編集者、文芸評論家、探偵が招待される。御津島はそこで盗作犯を暴くと宣言するが、次々と怪事件が巻き起こる。

    本体価格920円
    ★★★

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    2026年03月29日
  • ガウディの遺言

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    2026.03.26

    本の舞台は1991年バルセロナ。私は1992年と、1993〜1994年にスペインにいたので当時のバルセロナを思い出しながら読んだ。

    カタルーニャの歴史は本当に複雑なのに、とても丁寧に、それなのにあっさりと描かれていて、参考書レベルにカタルーニャを知ることができるとてもいい読み物ではと思った。スペイン人の人と為り、口調が「ちょっと威圧的で説教的」なところも懐かしく、彼らのスペイン語とその様子が見え聞こえするようだった。

    果たしてガウディは本当に暗号として「遺言」を残したのか。この本を読んで、彼は本当は後の世の人々のために、サグラダ・ファミリアのために「遺言」を残したか

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    2026年03月27日