下村敦史のレビュー一覧

  • コープス・ハント

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    本作品の社会に向けている方向性については共感が持てる!

    毒親、暴力的・性的嗜好が強い漫画、過剰な人権派、振りかざされる見識の狭い正義・・・

    中庸の徳と言う言葉が示すとおり何方かに全フリでは無く、何でも程よく出来る事と、完璧と潔癖を他者に求めない余裕が欲しいと私は思います。


    8人の主婦を殺害し死刑判決を受けた殺人鬼が【7件は自分の犯行で1件は別な奴の犯行!更にその犯人の一人は既に殺して埋めてます】なんて言い出した!
    SNSやYouTubeでは真犯人の遺体捜しが大盛り上がり!

    休職中の女性刑事が事件の真相を追うA面と死体探しの動画を撮影する少年YouTuber達のB面の物語が交互に展開さ

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    2022年02月27日
  • 絶声

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    いろいろツッコミどころもあるミステリーなんだけど、なかなか読み応えあるトリックでラストは引き込まれました。
    素人がうだうだせこい根回しをしても、結局法律と専門家には意味がないよね^^;

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    2022年02月07日
  • 生還者

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    初めての山岳ミステリー。
    話についていけるかという心配は、全くの杞憂だった。
    山岳についての知識が無くても理解しやすい文章のため、安心して読める。
    謎が謎を呼ぶ展開が繰り広げられ、ミステリーとしても面白い。
    さすが下村さんと言うべきか、意外な事実に驚かされたと思ったところでもう一撃。
    まさに戦慄。

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    2022年01月31日
  • サハラの薔薇

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    ハラハラする内容だった。自分が砂漠に墜落したらと考えたら身震いがしたし、蠍や砂嵐など精神的に摩耗していた。食糧も底が着きかけサバイバルというイメージだった。死ぬ前に一度は砂漠で星を見たいと思った。

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    2022年01月25日
  • 生還者

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    ネタバレ

    最後救われて良かったです。

    ただ同時に、山を登った者同士にしかわからないなどといった理由(感覚としてあるのかもしれませんが・・・)によって、葉子が報われないというあまりにも身勝手な結果にならなくて良かったとも感じました。

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    2022年01月06日
  • 失踪者

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    山岳ミステリー小説。
    10年前にクレバスに滑落した親友をおいて、再度会いに。明らかに遺体は年を取っていて。
    登山の描画が細かく冬山、8000m超の山、岩壁にちょっと興味を持った。
    山岳小説は新田次郎の「孤高の人」が名作だが、これの現代版と言ってもいいかも。それぞれの立場から資金に悩みながら8000m級の山に登る。スポンサーを募るもの、カメラマンとして同行するもの、代わりに登るもの。それぞれの利害がよく描かれている。最後は友情の証が。


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    2021年12月20日
  • 絶声

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    作品ごとにジャンルを変える著者が今回挑むのは、相続法をテーマに遺産を巡っての相続人たちの愛憎劇。
    膵臓がんに冒された昭和の大物相場師が自宅から失踪。
    彼の子供たちー長男、長女、次男(後妻の息子)の三人は、失踪宣告の成立を今か今かと待ち構えていた。が、成立直前に彼のブログが更新され、さらに彼にしか知り得ない事柄が綴られる。彼は生きているのか。
    次々と更新されるブログに、とんでもない仕掛けがされていたとは、相続人たちとともに読者もアッとさせられる手品のようなどんでん返し。
    著者の謀に見事に欺される。
    「飢えた狼が餌を欲するように人が金を求めれば、目の前にある幸せも見落とし、人間性を失うのかもしれな

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    2021年12月10日
  • 黙過

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    4つの短編それぞれもちゃんと完結しているのに、最後に見事なまとまりだった。

    それぞれの視点から読んだあとの最終章。
    命のありかたについても考えさせられたし、自分だったらどういう選択をするのか…

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    2021年11月17日
  • 絶声

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    巨額の資産を残す昭和の相場師の父が死ぬまであと一時間半!?
    2人の息子と1人の娘は父親の死を待っていたのだが死の宣告の前に突如本人名義のブログが更新された!
    『私はまだ生きている』

    父しか知らない事が、父の罪と後悔が語られる中、子供達の遺産に対する執着が語られる・・・

    長女のような人が身近に居たら距離置きたいです。





    三人兄弟と使用人、家裁の職員、借金取りのチンピラを巻き込んだ骨肉のマネーバトルが今、はじまる!

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    2021年11月07日
  • 黙過

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    ネタバレ

    いやいやいや、たまげました。60頁前後の短編4つと160頁ほどの中編1つ。久坂部羊っぽいなと思いながら読み始めた短編4つは、完全に独立した読み物でした。いえ、そう思われました。

    病院から突然消えた危篤患者。重病人のふりをする元官僚。子豚が忽然と消えた養豚場。科研費の不正受給に関わっていたと見られる研究者の自殺。

    それが中編に入ろうというときに、前の4つを必ず先に読むように言われる。えーっっっ、これが全部ひとつにまとまるのか。

    正直なところ、その4つはさして心に響くものではなかったのですが、最後にこうなるとは。お見事としか言いようがありません。

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    2021年10月08日
  • 真実の檻

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    ・読み始めてすぐくらいに真犯人が何となく分かった気がしながらも、色んな角度から想像を掻き立てることが出来て面白かったです。

    ・愛する人の代わりに犯人になる思考回路は、色んな作品を見ても未だに腑に落ちない部分。

    ・どんな理由があれど、我が子の記憶を守る為に嘘をつくのって...どうなんだろう。

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    2021年10月07日
  • 悲願花

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    帯にいろいろ書かれすぎていたせいか
    それほどではなかったです
    展開はよかったですけどね
    一家心中で生き残った娘が大人になり
    そこで展開する物語
    別な心中で生き残った母と娘が絡む
    主人公の女の思いはおおむね理解できました

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    2021年10月04日
  • 告白の余白

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    読みやすくて一気読み
    引き込まれる
    最後までえっ⁉️が止まらなくて、読み終わっても興奮してる
    もう一度読み直したい

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    2021年09月26日
  • 黙過

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    途中までは「…期待はずれだったかな?」と思いつつも色々考えさせられながら読んでいたら、五つ目の物語に入ったところでガラリと印象が変わった。そして読後に知る、タイトルの本当の意味。

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    2021年09月04日
  • 黙過

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    本屋さんで「あなたは5回騙される」という帯に惹かれて購入。帯の通り何度も騙されてしまった。

    ミステリー小説だが、「命の重さ」や「尊厳死」についてなど、命や生き方について考えさせられた。

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    2021年09月02日
  • 刑事の慟哭

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    作品ごとに新しいジャンルを開拓する著者が今回取り組むのは、警察小説。
    主人公に据えるのは、過去に単独行動で真犯人をあげ、警察内で厄介者扱いされている刑事・田丸。
    「きっと、人は誰しも居場所を探して生きているのではないか」と、惑う刑事の孤独=「居場所がない」が、テーマでもある。
    今また、捜査本部が捉えた容疑者は冤罪だと見抜き、「組織が動かなければ個人が動くしかないでしょう」と、独自の捜査を続ける。
    しかし、容疑者は起訴され、裁判員裁判へ。
    田丸と思いを同じにする弁護士が、検察と丁々発止に弁論対決する法廷場面は、この箇所だけでも一冊の小説になりそうな見応えがある(それは、巻末の参考文献の数を見ても

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    2021年08月26日
  • 刑事の慟哭

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    誤認逮捕された犯人がいながら、自力で真犯人を挙げた田丸。彼は警察の面目をつぶしたとして、署内で厄介者扱いされる。そして今度も事件でも、多くの捜査員とは異なる見解を持つ。はたして真犯人は逮捕されるのか?というお話。
    田丸と相棒の神無木の関係がなんとなくさわやかでよかった。

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    2021年08月13日
  • 刑事の慟哭

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    本書に登場するマスコミ、組織の縦社会、個人の正義を振りかざす人々が実際に存在している事に対して非常に残念に思う・・・

    裁判員裁判、ブラック企業、メディアの切り取り報道と出し抜き報道、熱しやすく冷めやすい割にネチネチしている世論などが物語の主軸に組み込まれている。


    新宿署の刑事【田丸】は捜査本部の方針に逆らって真犯人を挙げた事がある!?その結果、組織からは干され、重要な捜査からは外されてしまい、どうでもいいような事ばかり押し付けられてしまう・・・
    ある時,管内で起きた二つの殺人事件に共通点を見つけるのだが、干されている田丸の話は重要視されない・・・
    しかし、そんな田丸に手を差し伸べてくれる

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    2021年07月30日
  • 刑事の慟哭

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    下村敦史『刑事の慟哭』双葉文庫。

    警察ミステリー小説。

    プロローグに描かれたブラック企業の化粧品会社を狙った爆弾事件、本編に描かれる裁判員候補者の選任拒否を考える中沢剛、新宿警察署管内で起きたOLの絞殺事件を捜査する刑事の田丸と全く関係無さそうな事件と人物はこの先、どんな関わりを見せるのか……

    余りにも偶然が重なり過ぎた事件の真相に今一つ納得出来なかった。偶然が重なれば必然性が生じるのかも知れないが、ストーリーからは説得力が感じられなかったのだ。

    1年前に連続殺人事件を巡り、捜査本部の捜査方針に独り逆らい、真犯人を逮捕してから、組織の裏切者と疎まれ続ける刑事の田丸。田丸は新宿警察署管内

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    2021年07月23日
  • 生還者

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    山登りに知識、経験が少しでもあれば共感して楽しめたかもしれない。山の描写や装具、なかなか実感もって想像出来なかった。 
    亡くなった人を思いながら推理して真相に迫っていくのはハラハラして読めた。ラストはまさかのオチがありそれもありかと納得。

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    2021年04月10日