下村敦史のレビュー一覧

  • 警官の道

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    上級国民:葉真中顕/許されざる者:中山七里/
    Vに捧げる行進:呉勝浩/クローゼット:深町秋生/
    見えない刃:下村敦史/シスター・レイ:長浦京/
    聖(あきら):柚月裕子

    作家もいろいろ 物語もいろいろ
    読んだことのない作家さん出会うのも おもしろい

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    2024年04月05日
  • 警官の道

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    警官も人。
    悩みもあれば間違いもする。
    そんな中でも信念をもって行動し生きている人はかっこいい。
    どの作家さんの作品も響きました。

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    2024年02月29日
  • アルテミスの涙

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    事故の影響で意思の疎通を目のまばたきのみで行うという推理小説
    子を産む、中絶をするという命に関わることとはどういうことかということも考えさせられる作品

    良い悪いの二者択一しかないという問題では無いからこそ読者に考える余地があるのが良い

    身体が動かない、意思の疎通もままならないことからの先入観、思い込みを逆手にとったのはやられた

    ラストのキレイな終わり方もGood

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    2024年02月23日
  • 警官の道

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    ネタバレ

    「警官」という職業に焦点を合わせているのが面白い。するっと読むつもりだったのに、好きな作家が多すぎて没入。急いで読むことができなくて、思いのほか時間を要しました。

    まずひとつめの葉真中さんで掴みバッチリ。以降、コロナに寄せた話もちらほらあり、あまりに寄せすぎるのは私は苦手なのですが、世間がパニックになっている間に作家たちはなんとかこれに絡めた話を書けないものかと考えていたのだなぁと思ったりも。

    警官だって普通の人間。LGBTをカミングアウトする時期に悩む姿なども描かれ、その生き様が興味深い。

    柚月姐さん、好きです♪

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    2024年02月20日
  • 真実の檻

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    最近軽めの作品ばかり読んでいて久しぶりに重厚な社会派ミステリーを読みました!冤罪がテーマで法律の専門的な言葉も多くちょっと難しかったけどしっかり読み応えはありました。ラストのどんでん返しはまさに衝撃の一言!

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    2024年02月08日
  • 警官の道

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    警察小説の短編集
    葉真中顕、中山七里、呉勝浩、深町秋生、下村敦史、長浦京、柚月裕子
    今読まれているこの作家達の警察小説アンソロジーという事で、期待しまくって読み進めましたが・・・
    作品によって大きく好き嫌いがある感じですかね?中山七里と柚月裕子はさすがの面白さでしたが、長浦京は警察小説ですらなく、「リボルバー・リリーの現代版」の様相だし・・・
    他の方にも是非読んでいただき、感想を聞きたいです。

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    2024年02月01日
  • 悲願花

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    ある5人家族が火事による一家心中を図った。小学生の幸子が一人生き残った。十七年後に家族の墓で一人の女性・雪絵と出会うが、雪絵には子供3人と心中を図った過去があった。さらに子供のうち一人・美香が生き残っていた。被害者、加害者の立場で苦しむ幸子、雪絵。さらに衝撃の事実が明らかになる。

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    2024年02月01日
  • サハラの薔薇

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    異国情緒あふれる設定の中、次から次へと訪れる危機を乗り越えて旅を続ける一行の姿はリアルに描かれ、自分も共に砂漠にいるかのような臨場感を感じました。埋蔵物をめぐるミステリー要素もあり、最後まで楽しませてくれた一冊でした。

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    2024年01月21日
  • アルテミスの涙

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    閉じ込め症候群について考えると私はとても怖くなる。
    自分の身体が動かず、声を発声する事もできず、表情を変える事もできない・・・
    しかし、意識はある!
    そんな状況で私は耐えられるかを考えると恐怖が浮かび上がってくる。
    私の身体が五体満足に稼働する事に感謝します!!!

    併せて、個人の価値観について考えさせられる・・・
    メディアに乗りやすい美談には気をつけて、個人的な正義は誰かにダメージを与えている可能性がある事を考えなければならない!!!


    閉じ込め症候群の女性患者が妊娠した?
    彼女を妊娠させたのは誰なのか?
    警察と病院と女性患者の家族は彼女を誰が妊娠させたのかについて調べ始めたところ、ある男

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    2024年01月03日
  • 黙過

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    全てが繋がった時、少し行き先が垣間見えて、読むスピードが止まったのですが、最後まで読まなかったら、突きつけられた問いを、また曖昧にやり過ごしてしまうところでした。

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    2023年12月29日
  • 警官の道

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    葉真中顕、中山七里、呉勝浩、深町秋生、下村敦史、長浦京、柚月裕子『警官の道』角川文庫。

    7人の作家の短編を収録した警察小説アンソロジー。7人の作家全員が自分の好みというのはなかなかあり得ないことだ。読んでみれば、柚月裕子の『聖』がピカイチで後は平凡な短編ばかりで、少しがっかりした。


    葉真中顕『上級国民』。本作に描かれる刑事事件とされなかった交通死亡事故は、2018年に東京都港区で起きた元東京地検特捜部長による自動車死亡事故を思い出す。実際にこういうことはありそうだ。90歳の佐々木嘉一が交通事故で亡くなった。しかし、車を運転していた谷田部洋は逮捕されなかった。その裏には驚愕の事実が隠されて

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    2023年12月25日
  • サハラの薔薇

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    飛行機が墜落した場所が砂漠だというだけでもう先を望まなくなりそうなのに、色々な事柄を諦めることなく対処していけるってどんだけ肝が据わってるねん。誰もが怪しく感じる中でなぁ。

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    2023年11月03日
  • 真実の檻

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    冤罪か…
    しかも、育ての父と血の繋がった父とどっちかが犯人って…
    母が亡くなってはじめて知る真実。
    死刑確定して捕まってる実の父。今まで、お父ちゃんと思ってた人とは、血が繋がってない。
    でも、血より絆やろ!って私なら思う!

    思うけど、そら捕まってるお父ちゃんが、無実で、育ててくれたお父ちゃんが真犯人かもしれんってなったら話は別やわな。

    確かに時効になってるんで、真犯人は罪には問われんかもしれんし、自白したって自分は何もないし、無実の人だけ助かるって言ってもな。
    刑務所入らんでも、社会的制裁ってヤツがね。マスコミに追われ、後ろ指さされ…

    何か解決しても、素直には喜べん気持ちやな。

    殺され

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    2023年10月25日
  • 悲願花

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    何かの被害に遭ったとき、腹を立てるのも、悲しむのも当然の感情です。苦しいのも当然です。しかし、憎しみからは決して平穏は生まれません。どうか、増悪に囚われ、大事なことを見誤らないでください。p254

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    2023年10月23日
  • 真実の檻

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    『冤罪』をテーマにした作品でいろいろ法律用語(?)も出てきて難しい感じもしましたが、続きが気になり1週間もかけずに読みきってしまいました!  
    お互いの父の自白には驚かされました。

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    2023年10月14日
  • 悲願花

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    一家心中で生き残った幸子の17年間の苦悩と再生のミステリー。

    ずーっとずーっと自分の過去に囚われ前を向く事、幸せになる事から自ら遠ざかり、苦悩と向き合ってきた幸子の心の叫びが300ページ近く綴られている。
    悲痛な叫びに読んでいて本当に苦しくなる。
    このまま何の光も見えず終わってしまうのかと不安になったけれどラスト数十ページに救われた。
    思わぬ展開になり少し驚いたけれど、このラスト数十ページこそおそらく作者が伝えたかった事だろうと勝手に解釈している。
    加害者と被害者の思いがぶつかり合った先に見えた真実は残酷だけれど、それを知る事で前を向ける時もある。
    その立場にならなければ分からない想いがある

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    2023年10月14日
  • 絶声

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    そう来たかー!色々仕掛けてくるなぁ。
    お金は人を狂わせる。登場人物みんな悪巧みがあるから、最終的に誰が遺産を勝ち取るのか想像がつかなくて、最後まで楽しめた。

    解説にあった下村さんのご自宅、王様のブランチで見た!人を楽しませたいというお気持ちで建てられたご自宅、素敵だった。
    次はどんな仕掛けで騙されるのか、まだまだ読むぞ!

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    2023年10月07日
  • 法の雨

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    法の正義と成年後見人が主題のリーガルミステリ

    近年、無罪を頻繁に出すようになり「無罪病判事」と揶揄されている裁判官の嘉瀬清一
    看護師によるヤクザの組長殺害事件の結審直前に倒れたが、その裁判でも有効とされた判決は「無罪」
    自身が手掛けた裁判では四度目の無罪判決となった検事の大神による「無罪病判事」の真意、そして事件の真相の追求

    医学部に合格しながらも、入学金を出してくれるはずだった祖父が認知症になり、成年後見人制度により弁護士が後見人になったため預金が降ろせずに納入期限が迫っている高校生の幸彦

    果たして、法とは誰のためのものなのか?を問う物語


    刑事裁判の有罪率99.7%となっている現代

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    2023年09月28日
  • ガウディの遺言

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    ガウディの建築物が大好きなので、タイトルに惹かれました。
    サグラダファミリアで起こった殺人事件。
    サグラダファミリアで石工として働く日本人の父がガウディの遺言にまつわる謎に巻き込まれ逃亡。父の無実を証明するため、またガウディの遺言の謎解きをすることになる娘。
    物語途中でガウディの情報を集めるため、いろんな関係者に話を聞く形で、サグラダファミリアや他の作品やガウディ自身にについて、知識も得られてしまうおまけ付き。

    サグラダファミリアの建築の行方もを左右されてしまうほどの壮大なスケールの話で、これは実在する世界的に有名な建造物であるだけに、どうやって収拾するのかとハラハラしながら読みましたが、き

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    2023年09月25日
  • 法の雨

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    題名の「法の雨」は、雨が万物を潤すように、仏法が衆生をすくうことのたとえ」だそうだ。
    様々なテーマで現代の問題にメスを入れる著者が、今回問いかけるのは、「法の正義とは」と「成年後見制度の闇」。
    公判検事の大神護は、「無罪病判事」と呼ばれる裁判長の裁判で、今回も無罪判決を受ける。
    その裁判長が判決直後法廷で倒れ、無罪となった被告は死亡する。
    大神検事は、関連があるのかと調査を始める。
    一方、嘉瀬幸彦は医学部受験に合格し、入学金を祖父に払ってもらう予定だった。その祖父が認知症になり、成年後見制度を適用されてしまう。
    入学金の振込期限が迫るが、後見人の弁護士に支払いを拒否される。
    入学金は果たして払

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    2023年09月14日