下村敦史のレビュー一覧
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「失踪宣告」しても、しなくても、うちには、そんな莫大なお金ないからね!
なので、こんな事件起こり得ない…
ハァー…
こんな財産ある家に生まれたら、どんなにええか!って思うけど、現実には、あんまり居心地が良いもんやないのかもしれん。
父親も金の亡者で、その子らもあんまり変わらん感じだし…
「世の中銭や!」
を地で行く家族やけど、楽しいん?
あるに越した事はないけど。
(めっちゃ欲しいのも確かやけど^^;)
で、得意の遺産争い。
お父ちゃんは、行方不明のまま。失踪宣告して、法律上は死んだ事にして、濡れ手に粟。
本当に亡くなったのか?
失踪宣告を前にブログの更新が…
しかし、こんな晩年嫌やな…
私の場合、更にお金もないし…
ただ、嫌がられて死ぬだけやん…
寂し〜(−_−;)
金が全てという価値観になった人間の末路は孤独死だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怒りと憎しみ、恨み、復讐、負の感情で支配されていく幸子。
ずっと暗闇の中。
読んでいて苦しかった。
元々、何か言われれば、否定的なことを思うし、恋愛に発展しても相手の言動一つ一つに緊張。
幸せになりたいのに、できない、いいのかと遠ざける。
自分の思いをぶつけることができる相手を見つけては、復讐心が加速する。
手紙にしても矛盾が、違和感があるのに、点と点を無理やり繋げて、自分の考えだけの物語の完成。
彼女が作った物語が崩れたときの葛藤。
幸子が見ていた景色が変わる。
雪絵、美香、郷田の告白。事実。
加害者、被害者、怒り、復讐、赦しとは。
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下村敦史『法の雨』徳間文庫。
ひと筋縄ではいかないリーガルミステリーである。二転三転の展開と驚愕の結末。嘉瀬裁判官は認知症を患ったまま判決を下していたのかと腑に落ちない点もあるが、まあまあ面白かった。
それにしても成年後見人制度というというのは何とも酷い制度だ。家族が自由に預金を引き出せないなど有り得ない。もっとも近年は特殊詐欺が横行したお陰で自分の預金でさえもATMで自由に引き出せない。高齢者ともなるとさらに引き出せる金額も制限されるのだ。
有罪率99.7%を誇る日本に於いて逆転無罪判決は、検察官にとって死を意味する。
看護師が病院内でヤクザの組長の財布を狙った窃盗を働き、組長に見付かるや、組長を殺害した事件の裁判で無罪判決が下される。担当検事の大神護は4度目の無罪判決に打ちひしがれる。余りにも逆転無罪判決を連発するので無罪病判事と呼ばれる裁判官の嘉瀬は、大神が担当した裁判で無罪判決を下した直後に法廷で倒れる。
一方、嘉瀬の孫の幸彦は念願の私立医科大学の受験で合格を勝ち取り、友人との合格祝いの最中に一緒に暮らす祖母から電話を受ける。祖母の話によると重度の認知症の夫に成年後見人に就いた弁護士が幸彦の学費を負担することを拒んでいると言うのだ。
大神は嘉瀬が逆転無罪判決を連発する理由を知りたくて、嘉瀬の元を訪れる。そんな中、組長を殺害した看護師が組の下っ端に射殺される。
逆転無罪判決と成年後見人の2つは何時しか1つの事実に繋がっていく。
本体価格820円
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内部で疎まれ、厄介者扱いされる新宿署のダメ刑事・田丸。
彼がいるとお宮入りになるとの噂から、ついたあだ名が『オミヤ』。
しかし、本当の彼はとても優秀で熱い刑事であった。
別作品で、すでに『オミヤ』となっていた田丸が、『オミヤ』と呼ばれるまでになった過去の話。
管内でOLの刺殺体が発見される。更に、歌舞伎町の人気ホストの遺体が発見される。
当初、別の事件と見ていた本部に対し、田丸は、驚くべき共通点を見出した。
それは、裁判員制度に絡む謎であった。
本部の誰にも信じてもらえない状況のなか、唯一の相棒・神無木との信頼関係は、どうなるのか。
最後に、ウルウルします。
『もう俺を守ろうとするな。相棒は対等なもんだろ。』 -
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未完の建造物であるサグラダ・ファミリアで起こった殺人事件。
1991年、バルセロナで暮らす佐々木志穂は殺人事件があった日に父が行方不明になっていることから事件に関わっていると考え、手がかりを求めて奔走する。
恋人を巻き込んで、危機迫る中ひたすら真相を突き止める姿に逞しさを感じる。
すべてが解明されたとき、10歳で母をその地で亡くした原因まで知ることとなる。
罪からは決して逃れられないが、人間、罪を負う者を赦すことはできる。
この一言に意志の強さと重さを感じた。
この物語は壮大でありガウディについても深く知ることができ、バスクとスペイン内戦のことなど歴史的なこともわかり、より一層バルセロナという地にそしてサグラダ・ファミリアに興味が湧いた。
ガウディ没後100年である2026年は近い。
いつ完成するのだろうか。