下村敦史のレビュー一覧

  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    高速列車に乗っているような心地で読み終わりました。最後にやってくるどんでん返しの連続はもちろんのこと、どんどんストーリーに引き込まれていきます。にしてもこんな豪邸を建てられるのは純粋に羨ましいです。

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    2026年07月11日
  • ガウディの遺言

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    下村敦史作品、読むのは3作目。
    同姓同名、全員犯人〜、ガウディの遺言。

    スペインの歴史、ガウディの総合芸術、サグラダファミリアについて学ぶことができた。スペインに行きたくなる。







    以降ネタバレを含む






    これまで触れてきた作品とは異なり、一人の視点で進んで行く。こんな繊細な描写ができてしまうのかと驚いた。群像劇、視点が目まぐるしく変わることがないからこそ、一人の心情に寄り添って進められるのだろう。さらに本作は、すごく未来を感じさせる作品だった。下村敦史といえば…!という形式ではないのかもしれないが、好き。

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    2026年07月09日
  • コープス・ハント

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    8人を殺害したとして死刑判決を受けた浅沼聖悟。
    彼は法廷で一件の犯行を否定し、その模倣犯は殺して"思い出の場所"に隠したと告白する。
    事件の真相を追う女刑事と遺体捜しをする少年達が出会うとき、驚愕の真実が明らかになる…。

    物語は刑事の望美と、遺体探しに出掛ける引きこもりの中学生YouTuber・宗太の視点が交互に展開されます。
    特に後半はホラー(人怖)要素が加速し、段々と浅沼の内面に触れていく構成にドキドキしました。
    毒親や親ガチャと言う言葉が浸透する程親から子供への精神的・身体的虐待は後を絶たず、その被害者だったはずの子供が加害者になってしまうこともある。
    そのとき外野

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    2026年07月07日
  • 暗闇法廷

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    まさかのオチでかなり驚き。
    法廷のやり取りがリアルで面白かった。
    あとは後天的な全盲って本当に大変そう。

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    2026年07月03日
  • そして誰かがいなくなる

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    理解は7割か。面白い。全く結末が読めない。人が殺されているのに密室とはいえ、平然とした感じの登場人物らに違和感を抱く。しばらくはいいかな、ミステリーは。難しい。

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    2026年07月01日
  • 同姓同名

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    登場人物が同姓同名だと、誰だか分からなくて読むのが難しいのではと思ったが、それぞれ特徴があって楽しく読むことができた。
    ずっとハラハラしながら読めて、犯人はお前だったのかってなった作品。

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    2026年06月27日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    実際の作者が建築した自宅(館)が舞台の小説。
    写真が出てくるたびに、『いや、こんな家ほんとに住んでるのかこの作者(笑)』と思ってしまう。

    内容としては家の中の描写が多くて想像する頭が疲れてしまう(立体図形苦手)ので、同作者のほかの作品より進みが遅く、一気読みできなかったが、
    ラストの謎解きシーンは一気に回収して気持ちよかった。
    あまりに回収早すぎて、『あっけなかったなー』からのひとひねり。
    これがこの作者だなぁ、と思わせられるオチでよかった。

    全く関係ないが
    錦野ォ!!気持ち悪いぞ!!!
    と定期的につっこんでいた。

    あと途中退場した子どもが気になる。
    子ども目線だとこの館での記憶、嫌な記

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    2026年06月26日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ネタバレ

    私は登場人物たちの自白シーンを考察しながら読んでいたので、他の人が言うような中だるみはしなかった。よくあんなに多くの間接的な自白と直接的な自白を考案できたものだと思う。ネットの嫌なところがチクチクと指摘されていたり、時代を反映しているのも良かった。多少の説明臭さは感じたけれども。

    が、あれらが全て演技でしたで興醒め。それ、いる? あの人を犯人にしなければいけないから? 演技を真相とみなして生存者を無実にしてしまう警察おかしくない?

    犯人は序盤から想像がついていて、ゲームマスターの章の地の文で奥さんを名前で読んでいるところで確信した。このあとどうやって犯人につなげるんだろうと楽しみにしていた

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    2026年06月26日
  • 刑事の慟哭

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    ほんの些細な共通点から犯人像や動機を探っていく展開は先が気になって後半は一気読み。
    主人公の所轄刑事の田丸は過去、上司に歯向かって手柄を立てた事で四面楚歌状態。
    これって普通にいじめじゃないの?
    警察組織って絶対服従てイメージあるけどこんなにも露骨なものなの?
    上司の管理官はホンマに優秀なん?
    田丸が優秀すぎてそんな感想ばかり浮かんでしまった(^_^;)

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    2026年06月26日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    同姓同名な人物がいっぱい出てくる珍妙でコミカルな話かと思いきや、なかなかに社会を抉る作品。
    最後のオチにもひとひねりあり。
    誰が誰だか分からなくなりそうで、唯一こいつだと読者が分かる人物だと思っていたのが、いやお前かい!という。。。
    どんでん返しというよりかは、ある意味偏見を指摘されたような。

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    2026年06月22日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    家を建築するような話から始まり、なんだかふわっとしたようなクローズとサークルの館。
    クリスティのオマージュなのかなと思えど続々と死ぬわけでもない。
    と思ってたら下村さんの家で作中作だったのね。
    今まで見たことない様な展開で、そりゃ一世一代の特大ミステリーですわ。

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    2026年06月21日
  • 闇に香る嘘

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    中国残留孤児という、とても重い出来事がテーマの作品。

    恥ずかしながら私はその言葉を知っているだけだったので、この作品を通して当時の歴史について学ぶことができた。

    「兄」は本当に実の兄なのか。
    母の命を狙っているのは誰なのか。
    そして、本当の「兄」とは誰なのか。

    主人公が盲目ということもあり、不安感や猜疑心がより強く伝わってきて、後半は読む手が止まらなくなった。

    後半では驚くべき真実が明らかになるが、主人公を取り巻く人々の温かさに、私の心も救われた。

    この小説を通して、戦争の悲惨でつらい歴史の中にも人間性の尊さや愛があることを感じ、静かな感動を得ることができた。

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    2026年06月20日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ラストよくわからなくなってしまった。作中作のパターンは頭が混乱してしまい苦手かもしれない。真相知ってからもう一度読めば伏線がピタッとはまって気持ちよく読めそう。

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    2026年06月20日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレという作者にとっても不利なことを
    うまく利用した変わり種としてはとても王道を
    走るミステリー。
    色々と考察した中で正解には辿り着けなかったが、
    違和感が全て正解につながっていたのが嬉しい。

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    2026年06月20日
  • 真実の檻

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    母の死で遺品を整理していると屋根裏から死刑囚と母の仲睦まじい写真が。洋平は死刑囚の子だった。
    冤罪事件のライターと触れるうちに父の事件も冤罪なのではという疑いが。
    冤罪をテーマに何件かの事件を触れさせて警察や検察の横暴というエサを撒いておいて、実は別にそこではない真実を見せる。もっとどんより重そうな雰囲気もあるけれど、サクサク読めるような感じにしたのは作者の心意気かな。

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    2026年06月18日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    今まで読んだことがないタイプの本。前半は、なかなか殺人も起こらないしただの孤島の探検?冒険の話?みたいな感覚で読み進めていたら、いきなり第一の殺人。そこからドキドキしながら読み進めた。
    最初からネタバレしていても、犯人を当てることが出来なかった。「私」の存在も気付いてゾクゾクした。
    これは再読して伏線回収しないと。

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    2026年06月14日
  • 同姓同名

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    4.3
    一気読みしちゃった!
    読み切って一番思ったのはすれ違いざまに人に言わないようなことはSNSで言うなってこと本当に。平和な世界になりますように。
    あと読み終わったらみんな絶対自分の名前検索するよね!私もした!ちょっと嫌な気持ちになる!
    ちなみに今は目を閉じるたびに大山正紀。頭の中にずっと大山正紀。私って誰だっけ?多分今日は夢に大山正紀が出てくるのりね。

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    2026年06月10日
  • そして誰かがいなくなる

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    館ミステリー。題名からアガサクリスティーのオマージュかな?と予想しながら読み進めました。全員が語り手で全員怪しい。ラストの種明かしは叙述トリックも含めて唸るものでした。探偵がしっかり謎解きをしますが、大事なのはそこじゃないんだ…。そしてこの館本当にあるの…?実際に建てる下村さん、本当にミステリを愛してるんだな…私もミステリ好きだけど怖くて住めないよ…。色んな驚きのある一冊でした。

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    2026年06月08日
  • アルテミスの涙

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    『アルテミスの涙』は、医療ミステリーとしての緊張感と、人間の尊厳や生命倫理について考えさせるテーマが印象的な作品だった。

    物語は、閉じ込め症候群(ロックドイン症候群)の患者・岸部愛華の妊娠という衝撃的な出来事から始まる。まばたきだけでしか意思を伝えられない愛華の思いを、産婦人科医の水瀬真理亜が懸命に読み取ろうとする姿に強く引き込まれた。

    事件の真相が明らかになるにつれ、「命とは何か」「本人の意思をどう尊重すべきか」という重い問いが浮かび上がる。予想を超える展開に驚かされる一方で、登場人物たちの葛藤や選択には深く考えさせられた。読後には切なさとともに大きな余韻が残る、印象深い作品だった。

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    2026年06月08日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    「私が犯人です!」「俺が犯人だ!」、全員犯人です!
    社長室で社長が殺された。

    それに「関わる」メンバーが7人ある廃墟に集められる。未亡人、記者、社員2人、運転手、清掃員、被害者遺族ーー。

    やがて密室のスピーカーからある音声が流れる。「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる」。

    犯人以外は全員毒ガスで殺す、と脅され、7人は命をかけた自供合戦を繰り広げるがーー

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    密室で7人が自らの罪を自白し合う。

    自分が犯人だと認められなければ、毒ガスによって殺されてしまうから。

    自分が犯人であることの根拠と手口を語った後で、残りの6人がその犯行の穴や矛盾をつく。

    そし

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    2026年06月07日