下村敦史のレビュー一覧

  • 闇に香る嘘

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    60回乱歩賞受賞作。乱歩賞作品を読むと、毎回思うのが「このレベルでデビュー作なのか⁉︎」とレベルの高さに驚く。今作も新人の作品とは思えない、内容だった。盲目の視点者×残留孤児問題とベテランが書いても苦労しそうなテーマを作品にまとめて上げていた。なんと9年間も応募し続けて受賞したらしい。やはり、書き続けることで筆力を上げたのだろう。素晴らしい作品だった。

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    2026年07月20日
  • 同姓同名

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    かなり混乱するけれど、意外とスラスラ読める。今まで「どうして報道では加害者の情報を簡単に公開しないのか」と思っていたが、なるほど同姓同名の人が被害を被るケースもあり、今までその考えに至らなかった事を反省。新視点を持つことができた作品でした。

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    2026年07月19日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    ネタバレ

    本を開く前からネタバレをされているという斬新なミステリー小説。ここまでネタバレされていたらさすがの私でも真相に気づくに決まってるじゃないですかー。
    そしてその後どうなったのかはみなさんお察しのとおり。はい、まったく気づきませんでした。いつもどおりのボンクラを晒しました。悔しいです!!!!!!
    ここまで著者の思惑のとおり操られる読者って私ぐらいなんじゃない?ミステリー小説を読んで驚く姿を周囲に見せつけて宣伝するみたいな役割が何かの間違いで私に依頼されることを心待ちにしております。

    本編は作中作のような形で展開され、途中で一旦の完結を見せるんだけど、もし本当にあんな終わり方のミステリー小説が実在

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    2026年07月17日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    7つのネタバレ!この影響で迷走する!何処が誰が!お前誰?読みながら、またページを戻して確認。しかも作家名が違う。どんどん沼に嵌まる!抜け出せるか?

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    2026年07月16日
  • ロスト・スピーシーズ

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    面白かった!
    「サハラの薔薇」では砂漠、本作品では密林が舞台の冒険小説。ページをめくる手が止まらなくなるのはもう流石です。
    さらに、ゴムの木の種子を持ち出した英国冒険家や渡伯した日本人たちなど、知らなかった歴史の勉強になることも多い。

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    2026年07月15日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    きちんと解けるように書かれていた。ミステリ慣れしているならトリックの候補が浮かぶ要素がいくつかある。
    ただし、悲しいことに解けるようにつくられていることと、解けることは別なので、私の推理は少しはずれていた。
    これから読む人はトリックを完璧に破るつもりで楽しんで欲しい。

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    2026年07月12日
  • 口外禁止

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    下村敦史さんの『口外禁止』を読んだ。一読して荒唐無稽な展開に「いやいや、そんなことあるわけないよね」と切り捨てそうになったけれど事実は小説よりも奇なりでこれはドキュメンタリーなんだよと言われたら本当にありそうな気もしてくる…それぐらいこの大SNS時代はおかしなことが起きてるからね!

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    2026年07月12日
  • そして誰かがいなくなる

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    下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』を読んだ。例によって何も知らず手にとった。描写がやけにリアルだし挿入される写真が作品世界そのもので凄いなと思っていたら、何と真実は逆だった。そのことだけで余計に楽しめたので、やはり読書に予備知識は不要だと思う。賃貸派だけど家を建てたくなる!

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    2026年07月12日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    下村敦史さんの『ネタバレあり 双紋島の殺人』を読んだ。下村さんの作品には純粋な1人のミステリーファンとしての矜持と愛が溢れているからいつも共感できる。本作もご本人がとても楽しんで書かれたのだろうなということが随所から伝わってきた。真相に近いところまで自力で推理できたのも嬉しかった!

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    2026年07月12日
  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    表紙にネタバレあり。実際に起きた殺人事件を記し、書籍にしたものを読んでいく。嵐の中閉ざされた島。海に隠された財宝を探しに行くがアクシデントが起きる。そして殺人事件が起きる。続きが気になり一気に読んだ。表紙のネタバレを確認しつつ、この章は過去なのか?誰が偽名なのか?共犯は誰なのか?とか考えつつ読んだが、見事にだまされた。面白かった。

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    2026年07月11日
  • そして誰かがいなくなる

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    満足の面白さ。けどすごく印象深いトリックではないかな。多少予想もできたし。

    舞台が本当に著者の家なのがすごい。館ものは館の構造や間取りが複雑で説明が長くなりがちでついていくのが難しいものも多いけどこれは部屋数も少なく割とシンプルな館なのでついていきやすい。テンポもよく読みやすくて、これが伏線ですよ!って主張しているかのごとくたくさんある伏線も最後にしっかり回収。視点がコロコロ変わるのは最初のうちは慣れなくてちょっと混乱したりもしたけど、読んでいるうちに慣れて最後に意味が分かるので面白い。

    何枚か挿絵的に部屋の写真があるけど、先に見てはいけません!私は見てしまってちょっとネタバレしてしまった

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    2026年07月11日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    高速列車に乗っているような心地で読み終わりました。最後にやってくるどんでん返しの連続はもちろんのこと、どんどんストーリーに引き込まれていきます。にしてもこんな豪邸を建てられるのは純粋に羨ましいです。

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    2026年07月11日
  • ガウディの遺言

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    下村敦史作品、読むのは3作目。
    同姓同名、全員犯人〜、ガウディの遺言。

    スペインの歴史、ガウディの総合芸術、サグラダファミリアについて学ぶことができた。スペインに行きたくなる。







    以降ネタバレを含む






    これまで触れてきた作品とは異なり、一人の視点で進んで行く。こんな繊細な描写ができてしまうのかと驚いた。群像劇、視点が目まぐるしく変わることがないからこそ、一人の心情に寄り添って進められるのだろう。さらに本作は、すごく未来を感じさせる作品だった。下村敦史といえば…!という形式ではないのかもしれないが、好き。

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    2026年07月09日
  • コープス・ハント

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    8人を殺害したとして死刑判決を受けた浅沼聖悟。
    彼は法廷で一件の犯行を否定し、その模倣犯は殺して"思い出の場所"に隠したと告白する。
    事件の真相を追う女刑事と遺体捜しをする少年達が出会うとき、驚愕の真実が明らかになる…。

    物語は刑事の望美と、遺体探しに出掛ける引きこもりの中学生YouTuber・宗太の視点が交互に展開されます。
    特に後半はホラー(人怖)要素が加速し、段々と浅沼の内面に触れていく構成にドキドキしました。
    毒親や親ガチャと言う言葉が浸透する程親から子供への精神的・身体的虐待は後を絶たず、その被害者だったはずの子供が加害者になってしまうこともある。
    そのとき外野

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    2026年07月07日
  • 暗闇法廷

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    まさかのオチでかなり驚き。
    法廷のやり取りがリアルで面白かった。
    あとは後天的な全盲って本当に大変そう。

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    2026年07月03日
  • そして誰かがいなくなる

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    理解は7割か。面白い。全く結末が読めない。人が殺されているのに密室とはいえ、平然とした感じの登場人物らに違和感を抱く。しばらくはいいかな、ミステリーは。難しい。

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    2026年07月01日
  • 同姓同名

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    登場人物が同姓同名だと、誰だか分からなくて読むのが難しいのではと思ったが、それぞれ特徴があって楽しく読むことができた。
    ずっとハラハラしながら読めて、犯人はお前だったのかってなった作品。

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    2026年06月27日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    実際の作者が建築した自宅(館)が舞台の小説。
    写真が出てくるたびに、『いや、こんな家ほんとに住んでるのかこの作者(笑)』と思ってしまう。

    内容としては家の中の描写が多くて想像する頭が疲れてしまう(立体図形苦手)ので、同作者のほかの作品より進みが遅く、一気読みできなかったが、
    ラストの謎解きシーンは一気に回収して気持ちよかった。
    あまりに回収早すぎて、『あっけなかったなー』からのひとひねり。
    これがこの作者だなぁ、と思わせられるオチでよかった。

    全く関係ないが
    錦野ォ!!気持ち悪いぞ!!!
    と定期的につっこんでいた。

    あと途中退場した子どもが気になる。
    子ども目線だとこの館での記憶、嫌な記

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    2026年06月26日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ネタバレ

    私は登場人物たちの自白シーンを考察しながら読んでいたので、他の人が言うような中だるみはしなかった。よくあんなに多くの間接的な自白と直接的な自白を考案できたものだと思う。ネットの嫌なところがチクチクと指摘されていたり、時代を反映しているのも良かった。多少の説明臭さは感じたけれども。

    が、あれらが全て演技でしたで興醒め。それ、いる? あの人を犯人にしなければいけないから? 演技を真相とみなして生存者を無実にしてしまう警察おかしくない?

    犯人は序盤から想像がついていて、ゲームマスターの章の地の文で奥さんを名前で読んでいるところで確信した。このあとどうやって犯人につなげるんだろうと楽しみにしていた

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    2026年06月26日
  • 刑事の慟哭

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    ほんの些細な共通点から犯人像や動機を探っていく展開は先が気になって後半は一気読み。
    主人公の所轄刑事の田丸は過去、上司に歯向かって手柄を立てた事で四面楚歌状態。
    これって普通にいじめじゃないの?
    警察組織って絶対服従てイメージあるけどこんなにも露骨なものなの?
    上司の管理官はホンマに優秀なん?
    田丸が優秀すぎてそんな感想ばかり浮かんでしまった(^_^;)

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    2026年06月26日