ガウディの遺言

ガウディの遺言

小説・文芸
950円 (税込)

4pt

サグラダ・ファミリアの尖塔に、なぜ死体が吊り下げられたのか――。1991年、バルセロナ。現地で暮らす佐々木志穂は、夜中に出掛けたきり帰ってこない聖堂石工の父を捜索している最中に、父の友人であるアンヘルの遺体がサグラダ・ファミリアの尖塔に吊り下げられているのを発見してしまう。父の失踪もこの殺人事件に絡んでいると考えた志穂は、手がかりを求めてサグラダ・ファミリア建設に関わる人々を調べ始めるが、その過程でガウディが遺した「ある物」を巡る陰謀に巻き込まれていき……。江戸川乱歩賞受賞の作家、渾身の傑作ミステリ!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文芸文庫
  • タイトル
    :
    ガウディの遺言
  • タイトルID
    :
    2136024
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年01月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ガウディの遺言 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ​舞台は1991年のスペイン・バルセロナ。
    未完の大建築といわれるサグラダ・ファミリア贖罪聖堂を背景に、稀代の天才建築家アントニオ・ガウディが遺した真実をめぐる歴史ミステリーです。

    ​物語のベースとなるのは、歴史的な建造物を巡る重厚な謎。独自のアイデンティティを守るために戦ってきたカタルーニャの歴史や文化を知っていればいるほど、作品に漂う切実さと深みがより一層際立ちます。

    ​そんな荘厳なサグラダ・ファミリアの尖塔に、突如として見つかる冷たき遺体。遺体の友人であり、事件に関する大きな秘密を知る日本人石工を父に持つ佐々木志穂が、警察すらも信用できない極限の状況の中で、真実にたどり着くために「遺された物」を必死に追い求めていきます。

    ​やはり下村作品の真骨頂というべきか、物語は二転三転し、読者を最後まで翻弄し続けます。歴史のロマンと予測不能なサスペンスが美しく融合した、まさに『ダ・ヴィンチ・コード』のような知的興奮が好きな人にはたまらない一冊です。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    ☆4.2

    2月にスペインに行って色んなガウディの作品を見てきた
    カサ・ミラ、カサ・バトリョ、サグラダ・ファミリア、グエル公園…
    他にもこの本に出てくるモンセラートの丘の協会とか、大聖堂、たくさんスペインで見てきた景色を思い出しながら本を読めて楽しかった

    お料理も現地の食べ方、よく食べるものを教えてもらってたから食べたなぁ、こんな味やったなぁとか思いながら読んでた

    内容は、ガウディが大切にした設計図のない建築、家族が大事にされていることをミステリーの念頭に置いた作品。
    このタイミングで読めて嬉しかった!!
    伏線部が明確にされてて、分かりやすかった

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    そこまで知識はないですが、タイトルに惹かれて購入した作品
    あらすじからは想像していませんでしたが、親子や家族愛が感じられる作品でした。
    また、宗教的なものに触れてきていない立場からすると非常に根深いものがあるんだなと考えさせられました。
    ガウディもサグラダ・ファミリアも興味がある程度でしたのではじめて知る内容がほとんどでしたが、読みやすかったという印象です。
    完成までの間に是非行ってみたいという気持ちにもなれました。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    作品ごとに新しい世界を提供してくれる著者の今回は、何とガウディのサクラダ・ファミリアが舞台のミステリー。
    サクラダ・ファミリアの建設に関わる石工を父に持った佐々木志穂が主人公。
    父の友人の遺体がサクラダ・ファミリアの尖塔につるされており、父の失踪はそれに関係するのか、志穂は友人のホリヘとともに父の行方を探す。
    「ガウディの設計図」を巡り、石工たちの陰謀に巻き込まれた志穂は・・・。
    スペインやバルセロナ、ガウディに関するなどの膨大な参考文献を駆使した著者の労作。
    謎解きに、カタルーニャ語とカスティーリャ語の違いが絡むとは。

    0
    2026年05月08日

    Posted by ブクログ

    下村敦さんは、スペインを舞台にした小説『情熱の砂を踏む女』と題して闘牛の話を書いております!
    本書は舞台を同じくスペインとし、ガウディとサグラダ・ファミリアを題材としたミステリーとなっています。

    しかし本書はミステリーではありながら、ガウディの事やスペインの内戦とその歴史についても軽く学べる仕様にもなっているようです!!!


    闘牛やフラメンコによる情熱の国!
    世界最高峰のサッカーリーグ『リーガエスパニョーラ』!!
    大航海時代に無敵艦隊を擁し世界の覇権を握っていた国!
    パブロ・ピカソやダリといった芸術家を生み出した風土!!
    そして、アントニ・ガウディが造り始めた未完の世界遺産!!!!

    スペインについて、もっともっと知りたい人は、ぜひ本書をお取り下さい!!


    1991年のバルセロナ!?
    現地で暮らす日本人の佐々木志穂は、石工の父が帰ってこない事に不穏を感じる・・・
    案の定、父の仕事仲間がサグラダ・ファミリアで殺され、死体を尖塔に吊り下げられているのが見つかる!!!?
    そして、行方不明の父からの突然の電話!?



    『サグラダ・ファミリアにもガウディにも、絶対、関わるな』


    と強烈なメッセージを残して電話は切られる・・・


    物語は主人公の志穂とガウディを中心に動きはじめる!!!



    0
    2026年03月24日

    Posted by ブクログ

    サクラダ・ファミリアの尖塔で吊るされた死体。強烈なワードから始まるお話。
    サクラダ・ファミリアの建築や当時のスペインの歴史。聖母マリア。またガウディが手がけた作品群と人生を遡って石版の謎を解いていく。
    歴史を知りながら真相に近づいていく展開はワクワクして面白かった。
    カタルーニャ語のカスティーリャ語の言語の表現の違いが鍵になるとは…発想がすごい。
    最後伏線を綺麗に回収し、「聖家族」に帰結していく展開には感動した。

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    面白かった。前半はスペインの文化、歴史、スペイン語、ガウディという人物、ガウディの建造物などを主人公の志穂と一緒に学んでいくストーリーのため、個人的には物語というよりも教科書のような感覚になった。ここら辺を学びたい人にはとても面白く感じると思う。が、私のようにミステリーとしてこの本を手に取った人には少々退屈に感じる瞬間がある。中盤からはいよいよこの物語の核である、父の友人を殺したのは誰か。という謎解きに入っていく。ここで前半の学びがかなり生きてくるし、謎を全て知ると、前半部分に散々伏線が貼られていたなぁという感じになる。そのため前半部分でつまづいた人もぜひ終盤まで頑張って読み進めてみてほしい。(終盤に入るとかなりドキドキハラハラする場面も多く面白い!)

    また、この物語にはもう一つ「家族とは」というテーマがある。(まさにサクラダファミリア=聖家族(スペイン語で))このテーマに関してはかなり読み手それぞれの感想になると思う。

    余談ですがこれを読んで、サクラダファミリアは立派な観光地になっているが、何かの宗教を信仰している人はここ行けるのかな、、?と思った。それくらい自分が想像していたよりも宗教感が強い建物だと感じた。

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    下村敦史『ガウディの遺言』PHP文芸文庫。

    サグラダ・ファミリア、或いはガウディの歴史を下敷にした重厚なミステリー小説にして、家族の物語でもあった。

    下村敦史の作品はまさに変幻自在というくらいにその都度、舞台や作風を変化させるので、なかなか底が見えて来ない。これだけサグラダ・ファミリアやガウディについて調べることは並大抵のことではないだろう。そして、それを小説という形に昇華させる腕前には驚かされた。


    舞台は1991年、スペインのバルセロナ。現地で父親と共に暮らす佐々木志穂は、真夜中に出掛けて帰ってこないサグラダ・ファミリアの聖堂石工である父親を探している最中に、父親の友人であるアンヘルの遺体がサグラダ・ファミリアの尖塔に吊り下げられているのを発見する。

    父親の失踪もアンヘルの殺人に関係していると考えた志穂は、手掛りを求めてサグラダ・ファミリア建設に関わる人々を調べ始めるが、その過程でガウディが遺したサグラダ・ファミリアの幻の設計図を巡る陰謀に巻き込まれていく。

    本体価格1,000円
    ★★★★

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    ガウディが残したとされる設計図を、サグラダ・ファミリアを舞台としたミステリ。建築物だと思っていたサグラダ・ファミリアは本当は楽器だったのではないか、とまで言われるほど精密な構造であることを著書から読み解ける。天才の頭の中ほど、記録も含め明白にすることは本人も難しいと思う。その中で、改めてガウディの凄さに気付かされる一冊。
    時代背景やガウディについても知れば知るほど面白い。
    ミステリ的な部分よりも、ガウディやサグラダ・ファミリアについて知られる部分に関心が傾くかもしれない。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    スペインの歴史やガウディの建築物、スペインの国民性など初めて触れる知識ばかりで新鮮だった。人間関係については物足りない印象を受けた。

    0
    2026年04月09日

ガウディの遺言 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文芸文庫
  • タイトル
    :
    ガウディの遺言
  • タイトルID
    :
    2136024
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年01月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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