下村敦史のレビュー一覧

  • 暗闇法廷

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    ネタバレ

    ミステリーとして非常に面白く、専門的な用語についても分かりやすい説明があるため、読みやすい。誰が嘘をついているのか、というようなミステリー小説を読む時には当然の疑問や、障害がある人の生活について考えながら読み進めていた。

    怪しい人物はみえているものの、どう結末を迎えるのか予想がつかないまま残り少ないページ数になり、ようやく真相に辿り着いた。その途端、信じられないほどに驚愕した。今まで読んだ小説で様々などんでん返しの結末を見てきたが、私の中では本作が一番である。

    実際に起きたら前代未聞な事件だが、色々と考えさせられる小説だった。表現が難しいが、本当に読んでよかった。
    現代における裁判員制度は

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    2025年11月24日
  • 口外禁止

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    読み始めは自己啓発本なのかな?
    と思い読み進めた。
    凄く良い事も書かれてるが、これが最後まで続くと飽きるかな・・?
    私もプロデュースして欲しいなぁ〜と思いながら読んだが

    途中からハラハラしたり、どうなるなか・etc
    読みやすく楽しませてもらえた。
    面白かった。

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    2025年11月22日
  • 失踪者

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    久しぶりに山岳小説を読んだ。

    国内外の最高峰の山を舞台に主人公の真山道弘と親友の樋口の友情の話。
    ミステリー要素が重なり、物語に没頭できた。
    時系列がバラバラの構成が少し読みづらいが、行きつ戻りつしながら物語は最終場面へ進んでいく。
    友を信じ抜く勇気こそ、この物語のテーマだと思う。

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    2025年11月18日
  • 口外禁止

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    ネタバレ

    面白かった!!

    最初はワクワク、途中で「なんかつまんないな……もうちょっとAIってところを活かしたすごい話に持ってけただろ……」と失望したものの、最終的には「なるほどね!!!」と納得。

    主人公にずっとエールを送っていたので、その主人公が不幸にならなくて本当に良かった。

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    2025年11月18日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ネタバレ

    タイトルがストーリーを言い得て妙。
    どこからこんな展開を思いついてたんだろうと思うくらい、全員が犯人で被害者で探偵役だった。
    フェイクで動画も作れる中、何が真実で何が偽造なのか、どれが正しい情報なのかは難しい。ましてやSNS等の情報は宛にならない。でも振り回される。
    最後にそういうことかと思ったけど、これだけ大掛かりに再現までして犯人を見つけない警察ってあるか?というくらい警察の関与が薄かった。
    でもストーリーはとてもおもしろかった。

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    2025年11月09日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    超高級ホテル、ヴィクトリアンホテルが100年の歴史にいったん幕を下ろす
    その最後を見るために集まった人々のお話…かと思いきや?
    後半で次々と伏線回収、そうだったのか!と衝撃

    メッセージ性がとても強く、作者の下村さんの訴えがひしひしと伝わってくる
    いまだからこそ、いろんな人に読んでもらいたい物語でした

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    2025年11月09日
  • 闇に香る嘘

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    これはほんと面白い。個人的に好き。残留孤児物語、題材として好き、視覚障害の主人公の世界観がすごく伝わる。そして病と男のプライド、この辺のやるせなさが堪らなく切ない。
    日本と中国、太平洋戦争、満州建国この辺の好きな人は是非。
    そして江戸川乱歩賞だけあり、江戸川乱歩読みたくなる。

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    2025年11月02日
  • 白医

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    安楽死をテーマにした下村さんの作品。
    ホスピスで起きた三件の不審死。そして、安楽死措置を行ったとして、神崎医師が逮捕され裁判にかけられる。

    神崎医師は、裁判で黙秘を貫く。
    なぜ、患者思いの優しい彼は、安楽死措置を行ったのか?
    そして、なぜ、黙秘を貫くのか?
    そこには、深い苦悩があった。

    それぞれの立場から綴られる物語。
    ・望まれない命
    ・選択する命
    ・看取られる命
    ・奪われた命
    ・償う命
    ・背負う命

    命のあり方や、人の生き方など、すぐに答えは出ませんが、どれも深いテーマの内容です。
    特に、第四話の『奪われた命』は、涙なしでは読めません。

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    2025年10月25日
  • ガウディの遺言

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    この夏、サグラダファミリアを2度訪れ、完全にハマり、もっとサグラダファミリアを知りたい!背景やガウディの意図を知りたい!と思っていた私にとっては、この本はその願望を叶えてくれるピッタリな本だった!!!ミステリー要素ももちろん楽しかったし、これは書棚に大切に保管しておこう(^ー^)

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    2025年10月23日
  • アルテミスの涙

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    ネタバレ

    中盤までは予想した通りにストーリーが展開されました。もうこれ以上悲しいストーリーにはならないで欲しいと願いながら読みました。
    しかし、その考えも終盤にひっくり返されます。これは読む価値ありです。扱っている内容は、賛否両論あると思いますが、自分がこの医師だったらどう動くのかも含めて考えさせられる一冊でした。

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    2025年10月22日
  • 逆転正義

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    ネタバレ

    どんでん返しの短編集。中山七里らしい巧妙な仕掛けをギュッと詰め、どの話も満足のいく騙され方をする。本当に無駄のない文章で、これだけ密度の高い短編を作れるのは流石だと思う。読書初心者におすすめしやすい一冊!

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    2025年10月12日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    うわぁうわぁうわぁ!!!

    と、途中から何度も心の中で叫びながら読んでいた。
    セリフの応酬、しかも仮定と否定の繰り返しなので、ずっと読んでいると頭が痛くなってくるが、それでも面白い。

    合間にチラ見えする奇妙な違和感のある『多分伏線』が気持ち悪すぎて(褒め言葉)、早く結論を知りたい!と思いながら読んだ。
    竜胆が一瞬志賀川か?と推理したが違った(笑)

    なんかもう、緻密すぎてため息が出る。ミステリー作家には毎回「どんな頭してるんだ」って思わされるけど、本当どうなってるんだろ。かといって、難しいわけでも複雑なわけでもなく読みやすい。

    一章目(プロローグ除く)のタイトルが
    『結末であり、始まり③』

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    2025年10月11日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    これぞ群像劇の醍醐味。高級ホテルを舞台に、女優、作家、スリ、広告代理店、老夫婦、それぞれの物語が少しずつ重なりながらも独自に展開され、そしてグランドフィナーレ。誰にでも薦められる作品。面白かった!

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    2025年10月09日
  • 口外禁止

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    側にドラえもんがいてくれるような心強さの中
    好転して行く人生と支配されていく生活。
    とても楽しく読ませて頂きました。
    現代の問題をうまく表現できていて、かつ読みやすくもあったので中高生にも勧めたい一冊です。

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    2025年10月08日
  • 逆転正義

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    現代社会の「正義」を巡る複雑さと危うさを巧みに描いたミステリー短編集として、非常に印象深い作品だった。
    各話の叙述トリックとどんでん返しが鮮やかで、読み進めるごとに視点の変化がもたらす驚きと深みが楽しめた。
    実際には叙述トリックを多用した本格ミステリではあるものの、単なるエンタメに留まらず、倫理や社会の矛盾について深く問いかける作品だった。
    短編集ながらどの章も読み応えがあったが、特に最後の「死は朝、羽ばたく」は個人的にはお気に入りで、文中の違和感、叙述トリックを用いたどんでん返し、社会的な問いかけの全てが物語の中でうまく調和している短編だった。

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    2025年10月04日
  • 同姓同名

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ好き
    同姓同名だからどの人だっけとかややこしくなるかなって思ったけどそんな事なくて分かりやすかったし、結びつくから面白かった
    本だからこその叙述トリック満載で大好物でした
    どちらの最後もちょっと胸糞だったけどね

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    2025年09月24日
  • 逆転正義

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    ネタバレ

    どんでん返しモノが好きなので、レビュー見て購入。短編だと難しいのでは?と思ったが、無駄のない情報と読みやすい文体、そしてどんでん返しに楽しく読むことができた(といっても重めの話も多いのだが)。

    全体を通して
    ・一見加害者にも背景がある
    ・過去に罪を犯したからと言って第三者が『正義』を振りかざして攻撃していい理由にはならない
    ・その自称『正義』が加害になることもある
    ・加害者と思いきや被害者、被害者と思いきや加害者という可能性もある
    ・正義とは?罪とは?

    といったテーマが感じられた。

    どんでん返しを楽しむのはもちろん、いろいろ考えさせられる内容だ。
    自分の価値観もひっくり返される、という意

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    2025年09月15日
  • 逆転正義

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    スピード感があって一話ずつがあっという間。
    毎話ラストの種明かしではいろんな事が一度に明らかになり、これがこうであれがこうでと情報処理に忙しい。短編集なので短いスパンで何度も忙しい。
    ちょっと狙いすぎな感じもあったけど楽しかった。

    今回もSNSが絡んでいたり叙述トリックがあったりで、この作者の本は3冊目だがどれも好きな感じ。
    他の作品も読んでみたい。

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    2025年09月07日
  • 同姓同名

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    同姓同名の人が犯した犯罪によって同姓同名たちが苦しんでいる。。。誰が誰だかわからないはずなのにちゃんと読める。何度も繰り返される反転のミステリー。すごく読みやすく読み進めたくなる本。
    現代社会の問題点にも気付かされた本です。

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    2025年09月05日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    あらすじ
    リコールを隠して販売した電気自転車で死亡事故が起こり、遺族や記者からのバッシングで製造会社社長が自殺。
    社長を自殺に追い込んだであろう、遺族や記者、妻や社員などが脅迫めいた文言で呼び出され、「社長を殺した者のみが生き残れる」新たな傾向のデスゲームが始まる。

    かんそう
    デスゲームが起こりうる世界線のお話。
    社長が自殺した社長室を完全再現した建物が舞台な時点で、ミステリを愉しむ世界で起こったお話なんだなと受け入れて楽しく読めた。
    やりたい放題詰め込まれた感じが好きな人におすすめ。
    その世界線の中では、筋は通した!という書かれ方をしているが、紛れ込んだ子供に関しては、話の展開に関わるので

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    2025年08月31日