下村敦史のレビュー一覧
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ネタバレ『同姓同名』が中国でベストセラー、TikTokで話題、中学生ビブリオバトルでチャンプ本に!
どんでん返しの名手によるエンタメミステリ短編集。
どんでん返された数が多ければ多いほど、あなたの頭は凝り固まってる!
常識とか普通とか思い込みとか。まっさらにして読んでみてください。
SNSにも正義警察が蔓延る現代日本。
「あなたはそんなに正しいの?」あなたの知らない自分に出会える目から鱗だらけのミステリ集。
「見て見ぬふり」 教室のいじめ。みんな見て見ぬふりをするけれど
「保護」 コンビニの前で制服姿の彼女に出会った僕は
「完黙」 素人相手にクスリは売らない闇社会の男は
「ストーカー」 トイレで彼 -
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後天的な障害を抱える人々がリハビリなどを行う施設NPO『天使の箱庭』の施設長、荒瀬が殺された。殺人の容疑者は全盲の入所者・美波優月。だが美波は、深夜に荒瀬に呼び出されて襲われたが殺してはいない、と主張。弁護依頼を受けた刑事弁護人の竜ヶ崎恭介は絶対不利な状況のなか、真相解明に乗り出すが…。
『同姓同名』などで話題になった下村敦史さん。ようやく初読み。
数週間前、テレビで自宅を公開していたけど、なかなかクセのある邸宅で、ユーモアあふれる方だった。
読み始めてすぐに犯人の目星がついてしまうのはちょっと残念。だけど、そこに行きつくまでのストーリーを楽しむことができた。
法廷でのやり取りは実際に -
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安楽死をテーマにした下村さんの作品。
ホスピスで起きた三件の不審死。そして、安楽死措置を行ったとして、神崎医師が逮捕され裁判にかけられる。
神崎医師は、裁判で黙秘を貫く。
なぜ、患者思いの優しい彼は、安楽死措置を行ったのか?
そして、なぜ、黙秘を貫くのか?
そこには、深い苦悩があった。
それぞれの立場から綴られる物語。
・望まれない命
・選択する命
・看取られる命
・奪われた命
・償う命
・背負う命
命のあり方や、人の生き方など、すぐに答えは出ませんが、どれも深いテーマの内容です。
特に、第四話の『奪われた命』は、涙なしでは読めません。
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現代社会の「正義」を巡る複雑さと危うさを巧みに描いたミステリー短編集として、非常に印象深い作品だった。
各話の叙述トリックとどんでん返しが鮮やかで、読み進めるごとに視点の変化がもたらす驚きと深みが楽しめた。
実際には叙述トリックを多用した本格ミステリではあるものの、単なるエンタメに留まらず、倫理や社会の矛盾について深く問いかける作品だった。
短編集ながらどの章も読み応えがあったが、特に最後の「死は朝、羽ばたく」は個人的にはお気に入りで、文中の違和感、叙述トリックを用いたどんでん返し、社会的な問いかけの全てが物語の中でうまく調和している短編だった。 -
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ネタバレどんでん返しモノが好きなので、レビュー見て購入。短編だと難しいのでは?と思ったが、無駄のない情報と読みやすい文体、そしてどんでん返しに楽しく読むことができた(といっても重めの話も多いのだが)。
全体を通して
・一見加害者にも背景がある
・過去に罪を犯したからと言って第三者が『正義』を振りかざして攻撃していい理由にはならない
・その自称『正義』が加害になることもある
・加害者と思いきや被害者、被害者と思いきや加害者という可能性もある
・正義とは?罪とは?
といったテーマが感じられた。
どんでん返しを楽しむのはもちろん、いろいろ考えさせられる内容だ。
自分の価値観もひっくり返される、という意