下村敦史のレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ホテル

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    見事に騙されました笑
    終盤に差し掛かるまで全く気付かず、うん?あれ?っと思った時には清々しく騙されていました☺️
    正しいこと、間違ったこと、知らず知らずに傷つける人、傷ついてしまう人。
    最近の自分の中のモヤモヤが分かりやすい言葉で表現されていて、何だかしっくりきました。そんなつもりで読み始めた本ではなかったけど、私にとって、ある意味とても優しい物語でした。

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    2026年01月19日
  • ガウディの遺言

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    ネタバレ

    サグラダファミリアが好きで、21年前に生で見て彫刻一つ一つに感動したことを思い出しつつ
    スペインの歴史や、ガウディの建築について、宗教についてなども散りばめられててとても面白かった
    主役が日本人女性目線というのが良かったです
    メインの事件解決後の話で
    お母さんの事件も関係があったのか!という驚きと
    その犯人にも驚きでした。
    スペインに行きたいとコロナ前からずっと言っているのでますます行きたくなりました

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    2026年01月19日
  • 逆転正義

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    ネタバレ

    『同姓同名』が中国でベストセラー、TikTokで話題、中学生ビブリオバトルでチャンプ本に!
    どんでん返しの名手によるエンタメミステリ短編集。
    どんでん返された数が多ければ多いほど、あなたの頭は凝り固まってる!
    常識とか普通とか思い込みとか。まっさらにして読んでみてください。
    SNSにも正義警察が蔓延る現代日本。
    「あなたはそんなに正しいの?」あなたの知らない自分に出会える目から鱗だらけのミステリ集。


    「見て見ぬふり」 教室のいじめ。みんな見て見ぬふりをするけれど
    「保護」 コンビニの前で制服姿の彼女に出会った僕は
    「完黙」 素人相手にクスリは売らない闇社会の男は
    「ストーカー」 トイレで彼

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    2026年01月15日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ラストの本当の真相に
    思わず「おもろ!」って声が出ていた。
    タイトル回収がこんなにも何十にもされているのは初めてかもしれない。
    読んでいる途中の違和感がすべで解消した瞬間、気持ち良さしかやってこなかった。
    途中ドロドロしすぎていて心苦しくなったけどそれもまた、全て繋がっていて本当よかった。

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    2026年01月10日
  • 同姓同名

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    同姓同名の別人たちが出会い、それぞれの思惑が交錯するミステリー。リアリティがあり、読み手が地続きの世界にいることを忘れさせない。下村さんの他の作品も読んでみようと思います。

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    2026年01月08日
  • 暗闇法廷

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    後天的な障害を抱える人々がリハビリなどを行う施設NPO『天使の箱庭』の施設長、荒瀬が殺された。殺人の容疑者は全盲の入所者・美波優月。だが美波は、深夜に荒瀬に呼び出されて襲われたが殺してはいない、と主張。弁護依頼を受けた刑事弁護人の竜ヶ崎恭介は絶対不利な状況のなか、真相解明に乗り出すが…。

    『同姓同名』などで話題になった下村敦史さん。ようやく初読み。

    数週間前、テレビで自宅を公開していたけど、なかなかクセのある邸宅で、ユーモアあふれる方だった。

    読み始めてすぐに犯人の目星がついてしまうのはちょっと残念。だけど、そこに行きつくまでのストーリーを楽しむことができた。

    法廷でのやり取りは実際に

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    2025年12月26日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    しっかりと騙された 笑
    "思いやりでさえ人を傷つける"
    "善意でとらえるか悪意でとらえるかで人の印象は変わる"
    "人間の見方は、本人が気がついていないだけで、自分の偏見をさらけ出しているのと同じ"

    印象に残った言葉たち

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    2025年12月13日
  • 暗闇法廷

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    これこれ、こういう下村作品が読みたかったのよ。中山七里作品のお株を奪うようなヘルタスケルターっぷりは見事で、かつそこで終わらず、全盲の闇から介護NPO法人の闇を炙り出す展開手法もホント見事。改めて下村作品を見直したわよ。

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    2025年12月07日
  • 暗闇法廷

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    読み始めは、なんとなくでした。
    でも読み進める毎に、一気に読み進めるようになりました。
    まさか、双子の姉妹が入れ替わっていたとは…
    最後もめでたしめでたしって感じで、面白かったです。

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    2025年12月07日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    救われた。

    きっとこの本は、物語に仕組まれた「仕掛け」が一番の魅力、売りなのだろう。舞台が由緒あるホテルであるからこその魅力がたっぷり詰まっている。
    ミステリー好きならきっとニヤニヤしながら結末を読み満足できるだろう。

    ただ、私が救われたのは、登場人物たちが『思いやり』で苦しんでいることだ。誰かにもらった思いやりが苦しく感じてしまうとき、それは受け取る自分に余裕がなかったり、誰かのせいにして生きているときだったりする。

    多分、今の自分がそう。
    自分がダメになっていることに気が付いた。
    ちょっと休んだらまた誰かと力を合わせて、頑張れる。
    気がする。多分。

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    2025年12月06日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」が、明日100年の歴史にいったん幕を下ろす。
    ホテルを訪れるのは、女優、スリ、作家、宣伝マン、老夫婦。一貫した主人公のいない、群像劇だ。ただ、仕掛けがある。
    女優の印象が変わること、文学賞の回数、震災、パンデミック、どこで気がつくかは読む人次第だけど、いや〜してやられた!

    最初は嫌なやつと思っていた人物が、ある人と出会った事で変わったり、心中を考えていた夫婦が踏みとどまったり、スリが更生を決意したり。物語は多岐に渡るが、だいたいが良い方向への変化で、いい気持ちで読み終えることができた。

    そして、登場人物の様々な「ことば」がとても良い。当たり前か

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    2025年11月28日
  • 口外禁止

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    ネタバレ

    主人公は冴えない大学生・金崎恵介。ある日突然「あなたの人生、プロデュースします」という謎のメールが届き、最先端AI「AIザム」とロペの指示によって恵介の生活が少しずつ変わり始める。穂香や奈良岡と出会い、3人は盗撮、冤罪、窃盗といった“事件”に巻き込まれていくが、その裏ではすべてが「口外禁止」という依存関係のもとで仕組まれていた。 ラストはやや無理のある展開に感じたが、AIが個人のサポーターとして振る舞う未来は十分あり得る。だからこそ、便利さの裏にある“依存の恐怖”がリアルに迫ってくる作品だった。⑤

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    2025年11月25日
  • 暗闇法廷

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    全盲の女性が入居する施設の施設長殺しで逮捕された。
    竜ヶ崎弁護士は全盲の女性美波を弁護してゆくのだが…。

    法廷闘争を主にしているので、検事と弁護士の論争の視点が次々と攻防を替えていく展開が面白い。
    物語の結果は無罪か有罪か?という視点で読み進めたのだが、全盲の女性美波の思いがけない告白からの大転換する事件の展開は、読者を十分に驚かせ大変満足できる結末になっていた。
    面白かった。

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    2025年11月25日
  • 暗闇法廷

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    ネタバレ

    ミステリーとして非常に面白く、専門的な用語についても分かりやすい説明があるため、読みやすい。誰が嘘をついているのか、というようなミステリー小説を読む時には当然の疑問や、障害がある人の生活について考えながら読み進めていた。

    怪しい人物はみえているものの、どう結末を迎えるのか予想がつかないまま残り少ないページ数になり、ようやく真相に辿り着いた。その途端、信じられないほどに驚愕した。今まで読んだ小説で様々などんでん返しの結末を見てきたが、私の中では本作が一番である。

    実際に起きたら前代未聞な事件だが、色々と考えさせられる小説だった。表現が難しいが、本当に読んでよかった。
    現代における裁判員制度は

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    2025年11月24日
  • 口外禁止

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    読み始めは自己啓発本なのかな?
    と思い読み進めた。
    凄く良い事も書かれてるが、これが最後まで続くと飽きるかな・・?
    私もプロデュースして欲しいなぁ〜と思いながら読んだが

    途中からハラハラしたり、どうなるなか・etc
    読みやすく楽しませてもらえた。
    面白かった。

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    2025年11月22日
  • 失踪者

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    久しぶりに山岳小説を読んだ。

    国内外の最高峰の山を舞台に主人公の真山道弘と親友の樋口の友情の話。
    ミステリー要素が重なり、物語に没頭できた。
    時系列がバラバラの構成が少し読みづらいが、行きつ戻りつしながら物語は最終場面へ進んでいく。
    友を信じ抜く勇気こそ、この物語のテーマだと思う。

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    2025年11月18日
  • 口外禁止

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    ネタバレ

    面白かった!!

    最初はワクワク、途中で「なんかつまんないな……もうちょっとAIってところを活かしたすごい話に持ってけただろ……」と失望したものの、最終的には「なるほどね!!!」と納得。

    主人公にずっとエールを送っていたので、その主人公が不幸にならなくて本当に良かった。

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    2025年11月18日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ネタバレ

    タイトルがストーリーを言い得て妙。
    どこからこんな展開を思いついてたんだろうと思うくらい、全員が犯人で被害者で探偵役だった。
    フェイクで動画も作れる中、何が真実で何が偽造なのか、どれが正しい情報なのかは難しい。ましてやSNS等の情報は宛にならない。でも振り回される。
    最後にそういうことかと思ったけど、これだけ大掛かりに再現までして犯人を見つけない警察ってあるか?というくらい警察の関与が薄かった。
    でもストーリーはとてもおもしろかった。

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    2025年11月09日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    超高級ホテル、ヴィクトリアンホテルが100年の歴史にいったん幕を下ろす
    その最後を見るために集まった人々のお話…かと思いきや?
    後半で次々と伏線回収、そうだったのか!と衝撃

    メッセージ性がとても強く、作者の下村さんの訴えがひしひしと伝わってくる
    いまだからこそ、いろんな人に読んでもらいたい物語でした

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    2025年11月09日
  • 闇に香る嘘

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    これはほんと面白い。個人的に好き。残留孤児物語、題材として好き、視覚障害の主人公の世界観がすごく伝わる。そして病と男のプライド、この辺のやるせなさが堪らなく切ない。
    日本と中国、太平洋戦争、満州建国この辺の好きな人は是非。
    そして江戸川乱歩賞だけあり、江戸川乱歩読みたくなる。

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    2025年11月02日