コープス・ハント

コープス・ハント

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

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※本書は、角川書店単行本『コープス・ハント』を加筆修正のうえ、文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。

「1件は俺の犯行じゃない。“思い出の場所”に真犯人の遺体を隠した。さあ、遺体捜しのはじまりだ」8人を殺害したとして死刑判決を受けた猟奇殺人鬼・浅沼聖悟の告白は世間を震撼させた。事件に疑問を抱く刑事の折笠望美は真相解明に乗り出す。一方、引きこもりの中学生・福本宗太は動画配信仲間から誘われ「遺体捜し」に出かけるが……。2つの物語が交わる時、驚愕の真実が浮かび上がる。予測不能のサスペンス・ミステリ。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    コープス・ハント
  • タイトルID
    :
    20042070
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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コープス・ハント のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初、ミステリーにありそうなベタな犯罪から始まったので、読むのを止めようかと思いつつも、読み進めると、スタンドバイミーっぽくなってきて、何だかワクワクしてきた。
    でも、思いもよらぬ展開になり、犯人は彼だったのか〜と、ミステリー小説を堪能できた。

    しかし、内容的には、とても重く、
    毒親、ひきこもり、SNSでの誹謗中傷や偏見等、、、。

    最後に、命を救われた宗太が、にしやんの祖母と話し、きちんとにしやんの想いを理解できたところに救いがあった。

    0
    2023年04月19日

    Posted by ブクログ

    8人を殺害したとして死刑判決を受けた浅沼聖悟。
    彼は法廷で一件の犯行を否定し、その模倣犯は殺して"思い出の場所"に隠したと告白する。
    事件の真相を追う女刑事と遺体捜しをする少年達が出会うとき、驚愕の真実が明らかになる…。

    物語は刑事の望美と、遺体探しに出掛ける引きこもりの中学生YouTuber・宗太の視点が交互に展開されます。
    特に後半はホラー(人怖)要素が加速し、段々と浅沼の内面に触れていく構成にドキドキしました。
    毒親や親ガチャと言う言葉が浸透する程親から子供への精神的・身体的虐待は後を絶たず、その被害者だったはずの子供が加害者になってしまうこともある。
    そのとき外野は直ぐに生い立ちの偏見や決めつけによって加害者を読み解くが、本当に加害者を形作った分かりやすい元凶を見出すことは出来ない。
    自分の基準を他人に当てはめ憶測するのがいかに傲慢か、最近のSNS論争を見て共感するばかりです。

    この事件は望美さんが諦めずに追い続けたからこそ表に出たのだと思うと、最後まで勇敢で好感が持てました。(個人的に強い女性刑事が好きなので嬉しい…!)
    エピローグでもやるせなさが残り、心抉られ、自分では思い至らなかった人間の深層心理に気付かされる、複雑な読後感です。

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    テンポ良く物語が進むので
    寝るタイミングを失うタイプの本(笑)

    イケメンの連続殺人犯に死刑判決が言い渡された。
    判決が覆る状況ではないにも関わらず、
    黙秘を貫いていた彼が初めて発したことは

    連続殺人のうちの一人は自分ではない。
    しかもその真犯人たちを知っており、
    うち1人は自分が殺し「思い出の場所」に埋めた。

    というもの。
    当時から真犯人がいると思っていた
    刑事の望美は独自に捜査を進めることに。

    また世間では面白がり、
    遺体探しをする人も出始めていた。

    YouTuber仲間のにしやんに誘われ、
    自身もYouTuberである宗太は
    同じくYouTuberのセイと共に遺体探しを始める。

    ストーリーは刑事の望美と
    YouTuberの宗太と交互にくり広げられている。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    初作家さん!!!いや〜初っ端から怖った。久しぶりに心臓バクバクしながら読んでました笑

    2つのストーリーが1つになったとき、なるほどそういうことか!ってなりました(;☉_☉) YouTuberやSNS関連の話題が出てきて現代っぽくておもしろさも増しました。
    あとセイの親が毒親すぎてドン引きでした、、、

    0
    2023年05月22日

    Posted by ブクログ

    プロローグから、読者は一気に小説世界に引き込まれる。
    本章に入ると、猟奇殺人者の告白に、女性刑事が真相を究明せんと捜査を開始する。それを妨害しようと、闇の勢力が彼女の前に立ちはだかる。その戦いは、女性版ダイ・ハードか。
    一方、3人のユーチューバーが「遺体探し」に出かける(現代の出来事に、ユーチューバーの存在は欠かせないようで、テレビドラマでもしばしば登場する)。
    本書では、彼らの行動は途中まで、青春小説かのよう。
    著者は、女性刑事とユーチューバーたちとのそれぞれの行動を交互に描写する。しかしここに、著者の巧みな仕掛けがあろうとは。
    山岳小説、冒険小説、医療小説等々作品ごとに分野を変える著者が、また新しい領域を開いたようだ。

    0
    2022年05月11日

    Posted by ブクログ

    下村敦史『コープス・ハント』角川文庫。

    『コープス』とは「死体(corpse)」という意味なので、タイトルの『コープス・ハント』は「死体狩り」という意味か。

    ミステリー小説。終盤の怒濤の展開から明らかにされる真相に読者は大きく二つのことで、見事に騙されていたことに気付く。一つは作者により、もう一つは連続殺人の浅沼聖悟によって……

    相変わらず最後まで面白く読ませる技量は素晴らしい。しかし、結末には少ししっくり来ないところがあるのも事実だ。

    虐待される子供、異常に純粋培養され過ぎた子供。将来を決定するのは自身のはずが、歪んだ心は……

    ミステリー小説にもしばしばユーチューバーが登場するようになった。そういう時代なのか。

    8人の女性を殺害したとして死刑判決を受けた猟奇殺人鬼の浅沼聖悟は、8件のうち1件は自分の犯行ではなく、その犯行の真犯人を殺害し、思い出の場所に遺体を隠したと主張する。当初から浅沼とは違う真犯人が居るのではないかと事件に疑問を抱いていた休職中の刑事、折笠望美は真相解明に乗り出す。

    一方、引きこもり中学生の福本宗太はネット動画配信仲間のにしやんに誘われ、にしやんの知り合いのセイと3人で死体捜しに出掛ける。

    やがて、折笠刑事により明らかにされる事件の真相……

    本体価格740円
    ★★★★

    0
    2022年03月04日

    Posted by ブクログ

    本作品の社会に向けている方向性については共感が持てる!

    毒親、暴力的・性的嗜好が強い漫画、過剰な人権派、振りかざされる見識の狭い正義・・・

    中庸の徳と言う言葉が示すとおり何方かに全フリでは無く、何でも程よく出来る事と、完璧と潔癖を他者に求めない余裕が欲しいと私は思います。


    8人の主婦を殺害し死刑判決を受けた殺人鬼が【7件は自分の犯行で1件は別な奴の犯行!更にその犯人の一人は既に殺して埋めてます】なんて言い出した!
    SNSやYouTubeでは真犯人の遺体捜しが大盛り上がり!

    休職中の女性刑事が事件の真相を追うA面と死体探しの動画を撮影する少年YouTuber達のB面の物語が交互に展開される!!!



    少年YouTuber達のパートは正に現代のスタンドバイミー!

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    連続猟奇殺人犯・浅沼聖悟が1件の犯行は否認する。それを追求する女刑事・折笠望美。一方で遺体探しを始める3人のユーチューバー。本当に遺体は見つかるのか?うーん、解決はしたが、スッキリしないなー。

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    「加害者と被害者」「偏見と決めつけ」「自己と他者」
    「ジェンダー観」「SNS」
    問題提起が盛りだくさんな感じで、読後もスカッと爽やかではないけれど、テンポ良く面白かった。
    ↓ネタバレあり
    途中まで折笠望美軸と福本宗太軸は同時進行だと思っていたし、セイ=浅本聖悟もまっったく気づいていなかったから、それらがわかった時はめっちゃ声出た。恥ずかしながらこういう推理ものは、なかなか勘が当たらないので、もういっそ毎回素直に驚けるのは徳だなと思うようになってきた。

    作中にも出てきた映画『スタンド・バイ・ミー』
    夏にぴったりの作品だし、また見返したいなあ(もう夏終わるけど)
    stand by me = そばにいて、私の力になって

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    下村敦史作品は初、もう1作品くらい読みたい…という気になりますね。
    追記
    今回、読切に時間掛かってしまったけど、短時間で読切る方が物語に入れる気がしますよねー

    0
    2024年06月29日

コープス・ハント の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    コープス・ハント
  • タイトルID
    :
    20042070
  • 電子版発売日
    :
    2022年02月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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