下村敦史のレビュー一覧

  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    話自体は定番ミステリーなのに、二転三転どころじゃないです。
    違和感はたくさんあって、コレは真実じゃないなってのは分かるんですけど、答えには辿り着けない。

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    2026年05月01日
  • 暗闇法廷

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    あらゆる後天的障害を抱えた人たちが入所し、生活訓練を受ける施設で施設長が刺殺されます。
    容疑者である全盲の女性は容疑を否認。
    彼女の弁護を引き受けた竜ケ崎弁護士が主人公の法廷ミステリーです。

    証人尋問により思惑通りのコメントを引き出す話術。
    裁判員たちへの印象付けの鮮やかさ。
    検事とのかけひき。
    依頼人の無実を信じ切る強さ。
    スタイリッシュな竜ケ崎弁護士に痺れます。
    そして明るみにされていく真相。
    続きが気になってあっという間に読み切りました。

    冒頭、目が見えない女性が施設内を歩くシーンから始まるのですが、
    空間察知の仕方などが未知の事ばかりで一気に引き込まれました。
    法廷での裁判のシーン

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    2026年04月19日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    面白かった。
    山岳カメラマンの主人公と、その相棒だった天才クライマー樋口を中心とした話。友情とロマン。最後は少し泣けた。ここまで信頼できる相棒を持てるって、なんだか羨ましくなる。
    終盤にいくまで過去と現在が入れ替わり立ち替わりで時系列がよく分からず、今どんな状況だったっけ?と少し混乱したけど、読み進めてく内にだんだん馴染んできて終盤はすらすら読めた。メインのネタが少し複雑なのもある。
    あと主人公お前、なんでそこで会社をとるんだ。何年も苦楽を共にした樋口をなんでそんな簡単に捨てるんだよ。樋口が可哀想すぎた。が、最終的には相棒には全部理解できたようで良かった(良かったのか??悲しすぎるな

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    2026年04月15日
  • 失踪者

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    知らない世界を垣間見れるミステリー。
    臨場感溢れる描写、浮かび上がって来る謎。なにより幸せだったころの二人の様子が、心の結びつきを感じでグッときました。
    その分切なさも倍増ですが、ラストで真相が明かされた時、まさかこんな展開になるなんて、と驚きと寂寥感と納得感で、しばらく余韻に浸るほど。
    山より海派の私でも山に行きたくなる魅力に溢れたミステリーでした。

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    2026年04月15日
  • 同姓同名

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    めっちゃわくわくしました!
    同姓同名の人が10人近く出てくるミステリーって
    あらすじだけで面白そう!って思い
    読み始めて混乱させられてもというか
    混乱あってこそのこの物語の面白さなのだなと思いました。

    アレもコレも伏線だったの!?ってばかりに色んなトリック?が散りばめられてて最後の最後まで真相が頭の中で理解しかけていた?結末ひっくり返されまくっておもろかった!!!

    展開の面白さだけじゃなくて今の社会、とりわけSNSとの在り方・付き合い方ってところの問題提起もなされてて考えさせられた。

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    2026年04月14日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    いっぱいミスリードさせられ楽しめた作品でした。
    某映画を思い浮かべながら読んでいたので人間模様にすごく注目して読んでいたら色々違和感を感じて楽しめました。
    もう一度読みたいです。

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    2026年04月06日
  • 同姓同名

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    すごく混乱する話だった。登場人物のほとんどが大山正紀で、今どの大山正紀が喋ってるの、今どの大山正紀について語られてるの、と立ち止まってしまった。本筋自体はシリアスだし深刻な問題の筈なのに、大山正紀が多すぎてところどころ忍び笑いが漏れてしまう。
    今まで自分の中では深く考えたことがなかった同姓同名問題が、思考実験のように様々な観点で検証されているようでとても興味深かった。同姓同名故の展開も真犯人の正体も捻りが効いていて面白い。
    一方でSNSって地獄だなと思った。特に負の側面が強調されて描き出されているせいもあって重い溜め息をついてしまう。とは言え決して極端な話でもなく確かに既視感があるので始末が悪

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    2026年03月25日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    久しぶりに貪るような読書体験をした。
    ホテルを起点に交差する、普段関わりのない人たちの人生。
    大きな事件が起きるというより緩やかに進む物語といった感じ。
    先を早く読みたいと言う焦りはあるものの、物語自体が切羽詰まったものではなかったので、おおらかな気持ちで読めてよかった。

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    2026年03月19日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    読んでで、「あれ、おかしいな」と思うところが何か所かあった。その時の興奮は読書の醍醐味だった。
    トリックが分かったうえでもう一度読みたい作品です!

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    2026年03月19日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    何年もなぜか 寝かせてしまっていた本。
    思い切って読んだら、素晴らしかった。たった1人で生きてきた樋口の真山に向ける想いが切ない。
    こう言う人生の人は対人の距離感を掴むのが下手なんだろうなぁ。0か100かみたいになっちゃうんだろうなぁ。
    2人で語り合った夢やザイルで繋いで登った思い出が樋口の全ての楽しかったことに繋がっていたんだなぁとつらくて泣ける。

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    2026年03月12日
  • 同姓同名

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    登場人物、全員大山正紀(おおやままさのり)という狂気の一冊。めっちゃ面白いし、キャラクターの書き分けが上手いから意外と頭がこんがらがることなく読めた。ただ、間で休憩するの一回くらいにしないと、リセットしたらめっちゃややこしくなりそう(笑)

    最初にがっつり登場する大山正紀は、プロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟く日を夢見て練習に明け暮れる日々。活躍を機に有名大学へのサッカー推薦が決まるが、そんな矢先、日本中を震撼させる女児惨殺事件が起きる。犯人はすぐに捕まったのだが、その名前が大山正紀だった。それが原因としか思えないタイミングでサッカー推薦が消えてしまう。

    それから

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    2026年03月04日
  • 同姓同名

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    めっちゃおもろい。普通のミステリーかと思ったら社会風刺も入っててみんなに見てほしい。叙述トリックすぎてまだよく分かってない。だがこれでいい。

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    2026年03月02日
  • 闇に香る嘘

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    絶対映像化できない面白さ。

    失明した人物の抱える恐怖や不安が細やかに描写されており、暗闇の中で生きることの緊張感や孤独がひしひしと伝わってきた。

    特に後半、これまでの布石が一気にひっくり返る展開には鳥肌。。。

    ミステリーとしての完成度の高さはもちろん、社会問題への切り込み、そして家族愛の描写まで、どの要素も見事に描かれていて引き込まれた。

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    2026年02月26日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    いわゆるクローズドサークルの館モノかと思いきや、タイトル通り、混沌のストーリー。万華鏡を小説にしたら、こうなるのかという激しい展開に。SNS時代の今、連続テレビドラマにもなるのでは。

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    2026年02月18日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    途中の自白劇が長いな〜と飽きてくるものの、最後まで読めば「それも全て理由あってのことなのね…」とすんなり飲み込めます。ページ数の割に読みやすかった!

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    2026年02月12日
  • 闇に香る嘘

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    ネタバレ

     中国で生まれた全盲かつ高齢の主人公が、中国残留孤児であったが数十年前に帰国した兄が、実の兄かどうか疑念を解消するミステリー。
     主人公が全盲であるからこそ、そして物語の起点が幼少期(主人公は中国で幼少期を過ごしていたが、短い期間)で記憶が曖昧だからこそハラハラさせられる物語の展開。しかし、最後にはロジックの通ったネタバラシだけでなく、当初疑っていた兄や娘、孫、母の温かみを知ることになり心温まる。
     読んでよかった。

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    2026年02月07日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    ネタバレ

    SHIKAGAWA社の発売した電動自転車のブレーキ性能欠陥のために事故が多発した。過熱する世論に耐えきれなくなったと思われる社長の縊死体が社長室から見つかった。その事件に関わっているとみられる7人がある廃虚に集められる。「48時間後に事件の犯人以外は毒ガスで殺す」と謎のゲームマスターから告げられた彼らは自白合戦を繰り広げることとなる。
    大変ワクワクさせられたと同時に考えさせられる話だった。ネット社会の現代、特にSNSを使う人間には他人事とは思えない話ではないか。「加害性に無自覚」と話した記者の言葉は、戒めとして心に刻みたいと思うぐらい衝撃を受けた。
    ミステリーとしてもよくできていると思った。読

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    2026年02月05日
  • 逆転正義

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    短編のタイトルをひとつひとつ確認しながら読みました。仕事も家庭でも、わかってもらえないことも多い。わかってあげれてないことも多いのか。

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    2026年01月29日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    見事に騙されました笑
    終盤に差し掛かるまで全く気付かず、うん?あれ?っと思った時には清々しく騙されていました☺️
    正しいこと、間違ったこと、知らず知らずに傷つける人、傷ついてしまう人。
    最近の自分の中のモヤモヤが分かりやすい言葉で表現されていて、何だかしっくりきました。そんなつもりで読み始めた本ではなかったけど、私にとって、ある意味とても優しい物語でした。

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    2026年01月19日
  • ガウディの遺言

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    ネタバレ

    サグラダファミリアが好きで、21年前に生で見て彫刻一つ一つに感動したことを思い出しつつ
    スペインの歴史や、ガウディの建築について、宗教についてなども散りばめられててとても面白かった
    主役が日本人女性目線というのが良かったです
    メインの事件解決後の話で
    お母さんの事件も関係があったのか!という驚きと
    その犯人にも驚きでした。
    スペインに行きたいとコロナ前からずっと言っているのでますます行きたくなりました

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    2026年01月19日