下村敦史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんとなくアンリミだったから読んでみた。よくあるホテルを舞台にした群像劇かなと思っていたけど途中から違和感を感じ始めて結末としては、あーそういうつながりあったのか〜っていう。小説だからこそできることだね。すぐに2周目読んで検証したところ、すでに第2章で違和感が書かれていた。いかに注意深く小説を読んでいないということがわかった。どこで気づいた?と共有することで、いつもどんなふうに読書をしているのかがわかる。
全ての人を救うことはできないし、物事も見方によっては意味が変わってくる。誰かを救ったら誰かは傷つく。そんなテーマを一貫して捉えたけど、読書体験としてもそれをメタで感じた。 -
Posted by ブクログ
「どういうことですか?そんなことある?」
タイトルを見た時、そう思いました。
でも、読み進めるうちに思います。
「全員犯人、だけど被害者、しかも探偵だなー。」
と。
「SHIKAGAWA社」が発売した電動自転車は、ブレーキに欠陥があり、それにより死者も出て、大きな社会現象となる。
多くの人々から糾弾される志賀川社長。
罪の意識に苛まれたのか、志賀川は社長室で首を吊っているのが発見される。
後日、密室の廃墟に集められた7人。
7人とも志賀川の死に関わる人物。
廃墟のスピーカーから指示が出る。
「志賀川は誰かに殺害された。志賀川を殺した犯人だけは命を助けよう。」
期限は4 -
Posted by ブクログ
志賀川社長を殺した犯人だけが生き残れる密室なので、全員が自分が犯人だと様々なトリックを述べたて、他人を蹴落とすために自白の穴を探す。
なかなか面白い趣向で、一気に読んでしまいました。
志賀川の電動自転車でブレーキが効かず、死者が出ていた。当初から欠陥は社内で指摘されていたが、社長は隠蔽したが、それもバレた。自殺と思われる死に方をした。
7人の関係者に手紙が来て、何者かに集められた。ライターの神嶋、社長運転手の倉持、社長室清掃係の林、社長夫人、被害者の会代表千場夢子、開発室所属かつ告発者の石和田、営業の竜胆。彼らは社長室を模した密室に閉じ込められ、48時間後に社長を殺した犯人以外は毒ガスで殺 -
Posted by ブクログ
あらゆる後天的障害を抱えた人たちが入所し、生活訓練を受ける施設で施設長が刺殺されます。
容疑者である全盲の女性は容疑を否認。
彼女の弁護を引き受けた竜ケ崎弁護士が主人公の法廷ミステリーです。
証人尋問により思惑通りのコメントを引き出す話術。
裁判員たちへの印象付けの鮮やかさ。
検事とのかけひき。
依頼人の無実を信じ切る強さ。
スタイリッシュな竜ケ崎弁護士に痺れます。
そして明るみにされていく真相。
続きが気になってあっという間に読み切りました。
冒頭、目が見えない女性が施設内を歩くシーンから始まるのですが、
空間察知の仕方などが未知の事ばかりで一気に引き込まれました。
法廷での裁判のシーン -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
山岳カメラマンの主人公と、その相棒だった天才クライマー樋口を中心とした話。友情とロマン。最後は少し泣けた。ここまで信頼できる相棒を持てるって、なんだか羨ましくなる。
終盤にいくまで過去と現在が入れ替わり立ち替わりで時系列がよく分からず、今どんな状況だったっけ?と少し混乱したけど、読み進めてく内にだんだん馴染んできて終盤はすらすら読めた。メインのネタが少し複雑なのもある。
あと主人公お前、なんでそこで会社をとるんだ。何年も苦楽を共にした樋口をなんでそんな簡単に捨てるんだよ。樋口が可哀想すぎた。が、最終的には相棒には全部理解できたようで良かった(良かったのか??悲しすぎるな