【感想・ネタバレ】サハラの薔薇のレビュー

あらすじ

エジプトで発掘調査を行う考古学者・峰の乗るフランス行き飛行機が墜落。機内から脱出するとそこはサハラ砂漠だった。生き残った6名はオアシスを目指して沙漠を進み始めるが食料や進路を巡る争いが生じ!?

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Posted by ブクログ

スケールが大きい読み応えがある冒険小説!まさに徹夜で読んでしまった一冊!砂漠、活劇、のみならず核、環境といった現代の社会問題をも絶妙に絡み合わせて重厚だが疾走感がある描写に脱帽です

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2020年12月19日

Posted by ブクログ

私の好きな小説のジャンルに『旅』と『砂漠』があり、こぬ二つにヒットする作品は決して決して多くありません。

井上靖さんの敦煌、パウロコエーリョ氏のアルケミスト、村山由佳さんの遥かなる水の音などなど・・・

読むたびに砂漠の過酷さとイスラム圏の幻想的な風景がまぶたの裏側に浮かんできます。

本作品はアルジェリアのサハラ砂漠を舞台とした話になりますが、最初に飛行機が墜落します!ミイラが盗まれます?登場人物達が皆怪しいです・・・

下村敦さんの社会派冒険ミステリーを是非ご堪能ください!

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2020年03月02日

Posted by ブクログ

考古学者がフランスへの移動中に乗っていた飛行機が
サハラ砂漠に墜落
他数名の生存者あり
そこに残るものとオアシスを求めて移動するもの
そのあとは追うもの追われるものの展開など
いろいろ盛り込まれています

砂漠を何日も歩き続ける大変さって
どんだけだろうなぁと

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

この間、著者ほどフィールドの広い作家は稀ではないかと書いたが、今作は何と冒険小説。
また、新しい分野を読者に提供してくれた。
しかし、解説によると、著者は80年代の冒険小説の時代に生まれたから冒険小説の申し子といえるそうだ。
舞台はサハラ砂漠、主人公は発掘調査を行う考古学者。
この考古学者、発掘した遺跡の一部を転売してしまうという、こ狡いオヨヨな男。それでも、物語の進展とともに”たくましく”?なって行く。
搭乗した飛行機が砂漠に墜落し、生き残った者たちと砂漠からの脱出を図る。しかし、同行者は皆ワケ在りな者たちばかり。
本性を現した採掘の盗人と戦い、砂漠の危険な動物に遭遇し、ゲリラに襲い掛かられ、追いつ追われつの逃走劇は、読者を捉えて離さない。
その背景にあるのは、”天然原子炉”?
それに関連した国際的な謀略も!
唐突感はあるが、冒険小説に、環境問題やエネルギー問題を絡めたところに、社会派と称される著者の面目を感じる。

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2020年02月21日

Posted by ブクログ

場所がサハラである事に惹かれ読みました。
驚きもあり面白かった
結果、何で最初に永井を殺せと峰に行ったのか。それも陰謀か。
下村敦史さんの他の本も読みたいと思います。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

異国情緒あふれる設定の中、次から次へと訪れる危機を乗り越えて旅を続ける一行の姿はリアルに描かれ、自分も共に砂漠にいるかのような臨場感を感じました。埋蔵物をめぐるミステリー要素もあり、最後まで楽しませてくれた一冊でした。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

飛行機が墜落した場所が砂漠だというだけでもう先を望まなくなりそうなのに、色々な事柄を諦めることなく対処していけるってどんだけ肝が据わってるねん。誰もが怪しく感じる中でなぁ。

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2023年11月03日

Posted by ブクログ

ハラハラする内容だった。自分が砂漠に墜落したらと考えたら身震いがしたし、蠍や砂嵐など精神的に摩耗していた。食糧も底が着きかけサバイバルというイメージだった。死ぬ前に一度は砂漠で星を見たいと思った。

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2022年01月25日

Posted by ブクログ

下村敦史『サハラの薔薇』角川文庫。

サハラ砂漠を舞台にした冒険小説。砂漠や辺境の地を舞台にした冒険小説と言えば船戸与一を思い出すが、本作には船戸作品のような砂漠の匂いは感じられなかった。主人公の峰が発掘調査費を捻出するために発掘品を横流しするようなセコい考古学者という人物造詣が作品を台無しにしているように思う。

エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰はついに念願の石棺を発掘するが、石棺に納められていたのは死後数ヵ月のミイラだった。発掘調査は失敗に終わり、峰が講義先のパリに向かう道中で飛行機が墜落し、サハラ砂漠に不時着する。峰は生命を懸け、生き残った仲間とオアシスを目指すのだが……

峰が何者かに狙われる理由が非常に弱く、サハラ砂漠を巡る大きな謎と陰謀も納得し難いものだった。

本体価格680円
★★★★

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2019年12月30日

Posted by ブクログ

伏線の回収は丁寧にされてた でもストーリーが展開されていく蓋然性が弱い  読み進めるうちに話が肉付けされていくようで 事後報告な感じ

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰は、念願の石棺を発掘するが、見つかったのは死後数ヶ月のミイラだった。失意の中、何者かの襲撃を受け、峰は危うく難を逃れる。だが今度は講義先のパリへ向かう飛行機がサハラ砂漠に墜落する。
僅かな食料と水を分け合い、歩く自信が無い者は飛行機のそばに残った。
オアシスを目指して歩き始めた何人かは、それぞれに秘密を抱え、やがては殺しあう事態になるのだが、私的には殺しあう事態になる後半は興味が削がれた。

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

乗っていた飛行機がサハラ砂漠に墜落。砂漠からのサバイバル中に殺人がおこる。さらにゲリラに襲われるアクションシーンが続く。味方は誰?どうして襲われるのか? 放射性廃棄物絡みの話だったとはねー。

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2022年05月14日

Posted by ブクログ

考古学者が遺跡でミイラを発見した後、飛行機が墜落し、サハラ砂漠のど真ん中でサバイバル!次々と襲う災難をくぐり抜けられるか⁈
砂漠でのサバイバルは臨場感があってとても良かったのだか、途中の戦闘描写がどうもしっくりこなくて、若干残念な感じではあった。
もう少しエジプトの歴史や砂漠行を極めた作品だったら好みだったかも。

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2021年05月20日

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