下村敦史のレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ホテル

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    100年の歴史に幕を閉じる ヴィクトリアン・ホテル。その最後の夜の宿泊客たちが織りなす人間模様。登場人物も多く、舞台もあちこちするのにとっちらかっておらず、読みやすかった。
    それだけでもすごい。

    で、読みながらちょっとした違和感は覚えるものの、それを序盤ではトリックと気づかせないのも見事。
    そして、後半でヒントを少しづつ小出しにして、ラストで一気に解決編。鮮やかでした。

    人が死ぬこともなく、傷ついたままの人もなく、全員が救われて終わる、とても優しいミステリーでした。
    めっちゃおもしろい!!読まなきゃ損!!必読!!ってテンションで勧める感じじゃないけど、いいお話だから一回読んでみてよ。程度に

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    2025年06月22日
  • そして誰かがいなくなる

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    大御所作家の御津島が建てた大豪邸のお披露目会に作家や評論家など6名が招かれる。御津島の「ある作家の盗作を暴露する」との発言を機に、不穏な出来事が起こり始め…
    冒頭で語られる隠し部屋の存在をキーに、2重3重の仕掛けがあり読み応えがあった。

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    2025年06月19日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    どこがどう繋がってくるか
    期待して読み進めてはいたけど
    時系列がこんなにも違うとは気付けんかった!
    残り4分の1くらいで二度読み必至の意味がわかる!

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    2025年06月18日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    こんな読者の騙し方あるんだ!と非常に新鮮だった!!
    一方で、帯に書いてある「女優、スリ、作家、ベルマン…騙しているのは誰?」のキャッチコピーはちょっとズレてて良くない気が。ミステリー好きからしたら、話が違うぞってなると思う。
    (あくまでも私が買ったときの帯だけど)

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    2025年06月07日
  • 同姓同名

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    ★3.4
    名前が、人生を狂わせる。​
    同姓同名という偶然が、同じ名前を持つという、それだけのことで。


    名前はただの記号じゃない。ときに人生すら、ねじ曲げてしまう。
    本書は個人を識別する「ラベル」の怖さを描く物語。
    著者の筆致は、現代社会の情報過多や個人の特定性について切り込む。​同じ記号を持つだけで、人生が狂っていく様を描いた。
    いささか、ご都合的に下落していった気もするが。

    情報社会というフィルターを通してみたとき、人はどこまで「自分」でいられるのか。
    「たまたま一致しただけ」なのに、どうしてこんなにも運命は過敏に反応するのか。

    名前とは、自分の輪郭を作るものようなもの。他人が貼った

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    2025年06月05日
  • 失踪者

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    ネタバレ

    真山が樋口の遺体を見つけてからは、樋口との出会いや山登りの思い出、仕事のことなど過去のことが書かれていて「それで、遺体はどうなったの?!」とモヤモヤすることが多かった。
    山を大好きな樋口が、榊の口車にのせられて代わりに登頂するかなぁ?榊が樋口に代理を頼んでいたからバチがあたって、奥さん死んじゃったんだよね。
    神様はいるんだな。
    失踪者より生還者の方がドキドキして楽しかった。

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    2025年05月29日
  • コープス・ハント

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    ネタバレ

    ずっと気になってた初読みの作家さん。
    先の展開が気になり、一気に読めました。
    面白かった。
    刑事の折笠視点と、中学生youtuberの宗太くん視点が入れ替わるように話が展開していきます。宗太くんの繊細な心理描写が上手。宗太くんパートは、途中まで青春小説みたいなんだけど終盤一気にホラーになったw
    セイが聖悟なんだろうなというのはすぐ気がつくけど、それがどう終盤に収束していくのか分からなくて楽しめました。それにしてもセイが怖すぎ。嘘を吹き込んでから殺すの怖すぎる。
    にしやんが死んじゃったのはかなりショック。花穂ちゃんが地獄から抜け出せたのは救いか。宗太くんに一番感情移入して読めたかな。


    以下付

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    2025年05月23日
  • そして誰かがいなくなる

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    フィクションなので当たり前ですが、小説内では「誰でも簡単にできます」的な作業であるように書かれてるけど、館内で他の人もいるのに実際にそんなことバレずに出来るかな?と考えてしまい没入できませんでした。あと、調度品や館内の説明文が多くて読みづらさがありましたが写真が所々挿し込まれてるので想像力が乏しい自分にはありがたかったです。

    追記
    本人の家だったとは!!

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    2025年05月20日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアンホテル」は明日その歴史にいったん幕を下ろす。女優、スリ、作家、宣伝マン、老夫婦。それぞれの運命の行方はー

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    2025年05月18日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    私にとってはミステリーではないかも。
    途中で仕掛けに気づけたものの、上手く整理しきれないまま読み終えてしまった。
    現代の人々に対する、強いメッセージが込められた群像劇といった印象。

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    2025年05月18日
  • 闇に香る嘘

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    なるほど。そっちか。
    サスペンス的な要素が多い。
    血か絆か、選択できないものを選択する題材として、中国残留孤児と家族という枠組みが絡んでくる。

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    2025年05月13日
  • そして誰かがいなくなる

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    みるからに事件の舞台になりそうな洋館を
    大御所の覆面ミステリ作家が建て
    数人の同業者と編集者が招待された。
    集められた一同に告げられたのは
    彼がこの中の誰かの盗作疑惑を
    暴露する趣向であること。
    全員が疑心暗鬼で時を待つうち
    当の作家が悲鳴を残して忽然と姿を消し…。

    はいはい( ^∀^)
    嵐で、洋館で、罪の暴露!
    誰かいなくなるでしょうよ、それは。
    まだこういう「ひねり」の手があったか。
    よく考えつくなぁ。

    すごいのは、この洋館の写真が
    何枚も口絵などに載せられているのですが
    著者が本当に建てたんですって。
    隠し扉のある本棚…欲しい。

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    2025年04月13日
  • 闇に香る嘘

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    アガサ的作品。ただ主人公が行動に制限が有りダイナミックさに欠ける。人間の偏見や差別はなくなるのか?ある意味人間の進化はあるのだろうか?

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    2025年04月12日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ホテルに宿泊する人々にまつわるちょっといい話。筋書きとしてはデジャブ感あり、読みやすいのだが、何か物足りない。
    落としどころも想像できるもので、もっと意表を突いたものであってほしかった。

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    2025年04月11日
  • 真実の檻

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    冤罪がテーマの社会派。
    ちょっとバタバタしてるときに読んでしまった。それほど厚さもないし、時間をかけて読む本でもないけれど。

    個人的にいちばん印象に残ったのは検察側のこと。
    日本の裁判での有罪率99.9%のなかで、無罪判決を出してしまった検察官ってそんなに無能扱いされるんだ、そりゃ大変だと思った。


    ====データベース======
    生き別れの父は、殺人犯?--家族の絆と法廷の闇に迫るミステリ!

    亡き母は、他の人を愛していた。その相手こそが僕の本当の父、そして、殺人犯。しかし逮捕時の状況には謎が残っていた--『闇に香る嘘』の著者が放つ渾身のミステリ

    ========

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    2025年04月06日
  • コープス・ハント

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    連続猟奇殺人犯・浅沼聖悟が1件の犯行は否認する。それを追求する女刑事・折笠望美。一方で遺体探しを始める3人のユーチューバー。本当に遺体は見つかるのか?うーん、解決はしたが、スッキリしないなー。

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    2025年03月26日
  • 生還者

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    ヒマラヤ山脈東部カンチェンジェンガの雪崩事故から2人が生還するが、2人は全く違う証言をする。山岳ミステリー。山岳での描写はわかりにくい部分もあるが、割とシンプルな展開。

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    2025年03月16日
  • ガウディの遺言

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    期待しすぎてた。
    いまいち。もっと面白い話かなと期待してた。

    強引、無理矢理に感じる伏線回収は、私が求めてる心地良さとは違うものだった。

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    2025年03月08日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    思っていたほどの意外性はなかった。ただ、挿絵として写真があり、リアリティが増していた点はとても良かったと思う。また、探偵役がいるにも関わらずストーリーの重厚さに欠けていたように感じた。良くも悪くもぬるっと読み終えてしまう作品であった。最後のアナグラムは面白かった!

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    2025年02月21日
  • 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

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    発想はユニーク このアイデアとタイトルを思いついたことがとても凄い、と思いつつ、読んでみると非現実的な印象が強くなりすぎることと、人の心が見えてこないところに物足りなさを感じてしまった。ただ、ここまで複雑な構造のストーリーを書ききるのは、誰にでもできることではないと思う。

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    2026年01月12日