下村敦史のレビュー一覧

  • 同姓同名

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    同姓同名ってややこしいですね。今一体どの大山正紀さんの視点なのか散々迷子になりました。先を知りたすぎて駆け足で読んでしまったせいかもしれないので、結末が分かった上でもう一度読み返してみたいと思います。

    自分の名前は漢字や名前そのもののについては至って平凡な名前なのですが、キラキラネームでもないのに一発で読んでもらえることはない名前です。同じ漢字で同じ読み方の人とも出会ったことがないです。
    子供の頃全校集会で読書感想文や習字の表彰をされるとき、必ず校長先生が間違えて名前を呼ぶので男子が誂ってくるのがウザイ!という程度の嫌な思いしかしたことありません。初対面で間違えられても今後そんなにこの人と付

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    2025年04月05日
  • コープス・ハント

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    連続猟奇殺人犯・浅沼聖悟が1件の犯行は否認する。それを追求する女刑事・折笠望美。一方で遺体探しを始める3人のユーチューバー。本当に遺体は見つかるのか?うーん、解決はしたが、スッキリしないなー。

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    2025年03月26日
  • 生還者

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    ヒマラヤ山脈東部カンチェンジェンガの雪崩事故から2人が生還するが、2人は全く違う証言をする。山岳ミステリー。山岳での描写はわかりにくい部分もあるが、割とシンプルな展開。

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    2025年03月16日
  • ガウディの遺言

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    期待しすぎてた。
    いまいち。もっと面白い話かなと期待してた。

    強引、無理矢理に感じる伏線回収は、私が求めてる心地良さとは違うものだった。

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    2025年03月08日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    思っていたほどの意外性はなかった。ただ、挿絵として写真があり、リアリティが増していた点はとても良かったと思う。また、探偵役がいるにも関わらずストーリーの重厚さに欠けていたように感じた。良くも悪くもぬるっと読み終えてしまう作品であった。最後のアナグラムは面白かった!

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    2025年02月21日
  • サハラの薔薇

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    エジプトで発掘調査を行う考古学者の峰は、念願の石棺を発掘するが、見つかったのは死後数ヶ月のミイラだった。失意の中、何者かの襲撃を受け、峰は危うく難を逃れる。だが今度は講義先のパリへ向かう飛行機がサハラ砂漠に墜落する。
    僅かな食料と水を分け合い、歩く自信が無い者は飛行機のそばに残った。
    オアシスを目指して歩き始めた何人かは、それぞれに秘密を抱え、やがては殺しあう事態になるのだが、私的には殺しあう事態になる後半は興味が削がれた。

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    2025年02月17日
  • ヴィクトリアン・ホテル

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    物事を善意、悪意どちらで捉えるか。
    見方を変えたらどっちにも転ばるのが面白い。バイアスが働くと片方に偏るんだろうな。色眼鏡がない状態で、どちらでも見れるように中立な立場に立つことをかなり意識する必要がある。

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    2025年02月16日
  • 警官の道

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    警官にまつわる有名作家たちの小説まとめ集で、半分以上は面白かった。私の好きな中山七里はもちろん面白いが、深町秋生のクローゼットも良かった。最後の柚月裕子の作品は心を掴まれうるっとくる。

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    2025年01月21日
  • そして誰かがいなくなる

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    サクサクと展開が進んで楽しい反面、コロコロと視点が変わるのでややこしかった。タイトルでちょっと予想できちゃったのは残念ですが、舞台が実在の家とのことでそこはテンションが上がりました。絶対住めないけど楽しそう!

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    2025年01月13日
  • そして誰かがいなくなる

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    ネタバレ

    面白い作品でした。個人的には最後のアナグラムが強く印象に残りました。読んでいる自分の世界に本の世界が干渉してくる所がよかったです。少し先が読めてしまうところもありましたが、全体的には面白かったです。

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    2025年01月12日
  • 告白の余白

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    古本屋さんで見つけて、興味が湧いたので購入。
    京都の人が嫌いになったとか、怖いというクチコミが多いと感じたが、わたしは嫌味や皮肉を上品に相手にぶつける様が面白かった。言い回しやその意図から学ぶこともあったし、言葉の裏の意味が明かされていくのも楽しかった。後半はこの台詞はどんな意味か予想しながら読んでいた。
    最後まで本心が分からない京子に、怖さを感じながら上品で美しくも感じた。

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    2025年01月06日
  • 闇に香る嘘

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    全盲の老人が主人公です。光を失った生活を送るある日、自分の兄が偽物なのではないかと疑念を持ち始め、調べ始めるうちに大きな事件に火巻き込まれて…というお話です。物語を通して中国残留孤児をテーマにしており、勉強になりました。仕掛け的には二転三転あり、中盤ではいったい何が真実か信じられなくなるシーンがありますが、まさに全盲の主人公と同じく闇の中に放り込まれたようでした。ミステリーとしてあまり驚きはありませんでしたが、素直に読める一冊です。

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    2025年01月02日
  • 真実の檻

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    ネタバレ

    展開やストーリーは面白かったが、重ーい結論の割にサクサクと進んだ。
    もっと登場人物の心情などに深掘りしてほしかった

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    2024年12月22日
  • 闇に香る嘘

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    なんとなく結末は予想できたけど、最初から最後までおもしろく一気に読めた。
    ただ主人公に好感が持てないことが残念だった。
    けっこう酷い奴じゃない?

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    2024年11月10日
  • そして誰かがいなくなる

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    読むルームツアー。かと思っていたら、最後にQR読み込んだら実際にお家の画像見れて、すごい!すごい!と感嘆しました。
    すごいお家だった!

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    2024年11月10日
  • 真実の檻

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    冤罪をテーマにした物語

    題材は興味深く読めましたが、登場人物のセリフや行動原理がイマイチよく分からなかった

    初めて読む作家さんでしたので文章の特徴が好みに合わなかったのかもしれません

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    2024年11月08日
  • 闇に香る嘘

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    主人公が盲目なので、読者も主人公と同じ情報量しかない中物語が展開するというのは新鮮だった。満州開拓団として過ごした壮絶な過去、中国残留孤児問題、孫の肝臓移植など辛く暗い要素も多く、読み進める手が止まってしまった時もあったが、最後は思いがけない展開に驚きと家族を想う人の温かさにちょっと胸が熱くなり、総合的には良かったと思う。

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    2024年11月03日
  • 白医

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    安楽死やターミナルケアが題材のお話ですが、程よいミステリー要素のおかげで、すごく読みやすくて驚きました。
    ずっとシリアスな展開が続く話ではあるんだけど、わたし個人としては、読んでいて過度に不安を煽られたり苦しくなったりすることはなかった。
    終末期医療について初めて知る部分もあり、物語を通して安楽死について色々考えさせられる、道徳的な教科書みたいな本でした。
    あらすじを見て、気になっている方にはオススメの一冊です。

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    2024年10月18日
  • 情熱の砂を踏む女

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    下村敦史『情熱の砂を踏む女』徳間文庫。

    何時も様々なミステリーやサスペンスで楽しませてくれる下村敦史であるが、今回ばかりは少し空回りが過ぎたようだ。

    スペインの闘牛界を舞台にミステリーを描いたという点は面白いのだが、設定や展開が余りにも強引過ぎるし、終盤に明かされる驚愕の真相も乱暴過ぎたようだ。

    例えるなら素晴らしい小説を原作に二流映画監督が無理矢理、2時間の映画に仕立てたというような作品だった。

    日本人には余り馴染みの無い闘牛であるが、スペインでは文化の一つであり、宗教的な意味合いもあり、儀式的な部分もあるようで、日本の大相撲にも似ている。


    スペインで闘牛士となり、闘牛中の事故で

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    2024年10月09日
  • 告白の余白

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    京言葉?のもつ特性をこの小説からだけで判断することはかなり怖いことだと思いますが、この小説でのローカルルールだと認識するのであれば、なるほど面白い試みだと思いました。

    中盤まではいつまで京都の話するんだ…?と思わなくもなかったですが、終盤で小出しに情報が更新され、二転三転する展開と心情は読んでいて面白かったです。
    こういうミステリーの作り方もあるんですね。

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    2024年10月07日