伊吹有喜のレビュー一覧

  • オムライス日和 BAR追分

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    「BAR追分」2冊目。

    アップルパイ、クリームシチュー、オムライスにカルボナーラ…、モモちゃんが作る料理はどれもおいしそうに思えたが、一番食指を動かされたのは、ゴメン、久保田先生の豚の生姜焼きだった。「得月」というお酒も飲んでみたいなあ。

    お話はと言えば、ふんわりした雰囲気で心は和むが、前作からあまり変わり映えしない運びにはやや物足りなさも残る。
    宇藤くんの過去も少し知れたが、今の書けなさ振りや世間知らず感からするとちょっと違和感があった。

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    2023年07月26日
  • オムライス日和 BAR追分

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    辛い時にオムライスを食べて気分をあげるシーンがあるけど、オムライスが人を癒す力に共感した。
    そして、無性にオムライスが食べたくなる。
    BAR追分は昼と夜とで顔が違うけど、店の魅力に惹きつけられて人が集まってくる。
    ふらっと客が入ってきて、客とスタッフの世間話が自然と始まり、飲み物はいつものでいい?という会話が常連という特別感に浸らせてくれる。
    一つの町でゆったりと流れる時間を一緒に感じながらページをめくるのがなんとも楽しい時間であった。

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    2023年07月15日
  • 天の花 なでし子物語

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    なでしこ物語三作目、ですが、時系列的にいうと真ん中作品になりますが、18歳の耀子さんが14歳の中学生のときの話と交錯しながら話は進んで行きます。最後は龍治さんと結ばれて、エピローグでは母になってますが、そのまま二作目の、28歳の耀子さんに続いていくんですね。色々あった、18歳の耀子さんでした。

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    2023年07月08日
  • BAR追分

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    なでし子物語3冊を読んだ勢いで、同じ作者さんのこちらのシリーズに行ってみる。

    かつて新宿追分と呼ばれた街のねこみち横丁の奥にあるBAR追分。昼は「バール追分」としてコーヒーや定食を、夜は「バー追分」としてカクテルやおつまみを饗する。
    月1回、バーでカナディアンクラブを飲んでいく常連さんが男手ひとつで育て挙式を前にした娘を連れてきた話にほっこり。
    アフロヘアのフィギュア作家とゴージャスなクラブのママが互いの息苦しい生き方を補い合っていこうとする話にじんわり。

    色々料理が出てきて、ハンバーグサンドも魅力的だが、普通にカレーがおいしそう。牛スジカレーもいいが、やはりビーフカレーにカツのトッピング

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    2023年07月08日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    シリーズ三作目。今作は、宇藤くんの葛藤や成長を中心にストーリーが進んでいく。出てくる料理も、自分へのごほうびや、自分を鼓舞したいときに食べるご飯がメイン。いろんな人の”とっておき”をお裾分けしてもらえた気がする。「蜜柑の子」のラストには、思わずうるっときた。

    いいところで終わったので、これから宇藤くんやモモちゃん、伊藤くんがどうなるのか気になる!伊吹有喜先生、シリーズ四作目待っています……!

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    2023年07月06日
  • 地の星 なでし子物語

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    なでしこ物語の続編ですが、母になった燿子さんを中心とした、凋落の一途だった遠藤家立て直しにつながりそうなところで終わっています。この後どうなるのかな?続編はあるのでしょうか?気になるところです。

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    2023年07月03日
  • BAR追分

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    昼間はバールで、夜はバー。二つの顔を持つBAR追分は、「新宿ねこみち横丁」と呼ばれる小さな通りにある。美味しい料理とお酒のおもてなしに、今日も訪れた客の本音や悩みがぽつりぽつりと零れていく──。

    出てくる料理がとにかく美味しそうで、読んでいる間ずっと空腹と対峙していた。美味しくて丁寧な食事は、きっちり閉じた心の栓を少し緩めてくれる気がする。
    行きつけのお店っていいな。私も今の土地に引っ越す前は、黒猫がお出迎えしてくれる、BAR追分によく似たカフェバーの常連だった。週に二日、仕事終わりに二時間読書をして帰るのが何よりも楽しみだった。通えなくなって随分経つけれど、あの場所で過ごした時間は今でも、

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    2023年06月29日
  • BAR追分

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    みんなそれぞれに、悩んだり怒ったり、
    何かと闘ったり、それに疲れたり、
    いろいろとあるんだよね。

    この短編集は、BAR追分で過ごした時間をきっかけにちょっと前を向けるようになるお話たち。
    それがそんなに奇跡的なことでもなくて、
    ちょっとした言葉だったり、雰囲気やお料理だったり。
    うまく言葉にできないけど、なんかいいんだよね。

    『父の手土産』は父の気持ちを思ってほろっとした。
    『ボンボンショコラの唄』梵さんも綺里花さんもよかったなあ。

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    2023年06月01日
  • オムライス日和 BAR追分

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    タイトルに惹かれて読み始めたが、シリーズ2作目だったのね。
    この人々が出会ったきっかけが気になる。
    すぐに1作目を読もう!

    どのお料理も美味しそう。
    香りもしてくるよう。
    おだしやさんのうどんや桃子さんのオムライス、食べてみたいな。

    この『ねこみち横丁振興会』はいろんな世代の人がいるのかな?
    話の中心は、現在自分を模索中の若者たち。
    それぞれにいろんな思いを抱えながら、周りの人々とつかず離れず、
    時に力を合わせてイベントを盛り上げ、
    なんか心地よい関係だなと思った。

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    2023年05月20日
  • ミッドナイト・バス

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    すれ違い、生き違った家族が会いまみえた時に、どうやって向き合い、どうやって再出発していくのか。家族とはとても近いため、時には支えに、時には脅威になる、そんなデリケートな関係なのかもしれない。それでも家族を紡ぐ物語が心引かれるのは、それをみんな求めているのだろう

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    2023年05月15日
  • ミッドナイト・バス

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    「終わり良ければ」という言葉があるが、
    そのような印象がややある作品。

    終始起伏は少なく、それぞれが抱える問題(家族、仕事、恋愛、結婚、離婚)に対して向き合い、最後にはそれに対する答えを見つけ新たに歩みを始めるというストーリー。

    この作品は、読者側の今の状況や精神状態によってハマる/ハマらないが大きく左右されると思うが、何かモヤモヤしている時に読んでみる一冊としては良いと思う。

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    2023年05月12日
  • 天の花 なでし子物語

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    名家の人々のしきたりや、思惑に翻弄される子ども世代の苦悩がもどかしいけれど、常夏荘の人々の暖かさにほっとします。昭和の旧いメロドラマのようで、「なんだかなぁ」と思いつつ先が気になってシリーズ読破したくなる。

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    2023年04月29日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    今回は料理より少々青臭い宇藤君の葛藤がメインかな。
    でも、多くの人が感じると思うけど真の主役は柊君。
    彼が少しずむ心を開く様子はとても微笑ましい。

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    2023年04月21日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    知らないバレーの世界を知りました。アスリート、舞踏家etc.華やかに見えてそれでいて、強い精神力。すごい世界だな。

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    2023年04月08日
  • 四十九日のレシピ

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    再婚相手を亡くした男と前妻との娘が後妻の四十九日宴会を企画する物語。人物の描き込みが少なく感情移入がしにくかった。

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    2023年04月06日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    『今はちょっと、ついてないだけ』
    タイトルがいい。つらい時に思い出したら気持ちが前向きになれそう。

    「ボーイズ・トーク」から後半の三章がよかった。
    控えめでイケメンな立花さんが実在しているような気がしてしまい、会ってみたくなった。こういう感じの人タイプだな、是非綾野剛さんに演じて欲しいなと思って読んでいたが、すでに玉山鉄二さんで映像化されていた。どんな感じか気になるので観てみようと思う。

    ひとつ引っかかった事。岡野が家族をバーベキューに連れ出す場面での奥さんの態度が酷すぎた。段取りが悪くても、楽しませようとしてくれた気持ちを汲むべき。思いやりが大事だよー。

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    2023年03月21日
  • BAR追分

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    新宿追分の目立たない横丁のどん詰まりにあるBar追分。

    昼間はバルとして、夜はバーとして営業している。

    何かに悩む客が、うっかり迷い込み、バーで出会う人が何を助ける訳でもないが、そこに暮らす人を見て、客が自身の進むべき道を選択していく。

    追分の名の通り分かれ道にあるバー。

    自分もそんなバーに迷い込んでみたい。

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    2023年02月23日
  • 四十九日のレシピ

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    誰かが亡くなってから
    気づくことがある

    亡くなる前に気づいていればよかったのに
    と後悔するかもしれないけれど
    気づけなかったより
    気づけたことを喜ぶしかない

    義母が亡くなったことで
    近づいた父娘に
    義母もにっこりしているだろう

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    2023年02月04日
  • オムライス日和 BAR追分

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    2023.1.25
    BAR追分シリーズ第2弾。
    ねこみち横丁振興会の管理人をしながら脚本家の夢を追いかける宇藤輝良とそこに関わる人々の心温まる連続短編集。

    シリーズ2作目はBAR感が1作目よりも少なめだが優しい気持ちになれる小説。登場人物たちが皆、優しく難しいことを考えずゆったりとした気持ちになりたい時に読みたい一冊。第3弾も出版されているようなので読んでみたい。

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    2023年01月25日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    私は大学時代、所属していたゼミの教授からのアカハラでどん底の気分だった時がある。身に覚えのないことで責められ、散々嫌な言葉をかけられ心臓がどくどくと嫌な音をたてるほど傷つき、夜も眠れず泣く日々だった。これ以上こんなゼミにいられない、と必死に学部長にゼミを変更したいと頼み込んだ。しかし、どこのゼミも手一杯で、私を受け入れられないとの冷たい返事ばかり。そんな中、唯一快く受け入れてくれたのが、私がのちに心より尊敬する恩師だった。
    逃げ込んだ先のゼミの恩師がくれた、忘れられない言葉がある。
    『人生山あり谷ありですが、悪いことばかりは続きません』
    私は、嫌なことに直面して沈んだ気持ちになると、この言葉を

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    2023年01月19日