ミッドナイト・バス

ミッドナイト・バス

815円 (税込)

4pt

男が運転する深夜バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。
壊れた「家族」という時計は再び動き出すのか――
家族の再出発を描く感動長篇。
第151回直木賞候補作!

故郷に戻り、深夜バスの運転手として働く利一。
子供たちも独立し、恋人との将来を考え始めた矢先、バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。
会社を辞めた長男、結婚と仕事の間で揺れる長女。
人生の岐路で、忘れていた傷と向き合う家族たち。
バスの乗客の人間模様を絡めながら、家族の再出発を描いた感動長篇。
解説・吉田伸子

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ミッドナイト・バス のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人生に正解も無いし,答え合わせもできません。ただ悩みながらも前に進むだけなんですね。大丈夫!人には前に進む強さが必ずあります。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    人は誰しも別れ、出会い、仕事、葛藤で様々な苦難に立ち向かい生きていると感じ、自分にも少し似た経験があり共感できる一冊でした。

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    高宮利一は新潟東京都間の長距離バスの運転手。東京には料理屋を営む志穂という恋人がいる。彼女と踏み込んだ関係になろうと決めると、間が悪いことに息子が新潟の家に帰って来た。とても具合が悪く、仕事も辞めたようだ。娘は結婚を考える相手がいるが、彼の母親がかなりの曲者。そして別れた妻の具合もよくないようだ・・

    0
    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    それぞれが少しずつ他所を向いている家族が
    段々と同じ方を向いていく

    葛藤を抱えながらも
    お互いを思う家族に引き込まれた

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    映画を先に観てからの、読書。
    随分前に観た映画だったので、主人公を原田泰造が演じた事しか覚えて居なかったが、読後感と映画鑑賞後の感じは同じく良いものだった。中高年男性だからこそ沁みる話だろう。

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ作者の本の中で一番面白かった
    物語にも入り込めた
    繋がりもスムーズで、文章が上手いと思う
    4冊だけど、今のとこハズレ本もない
    今まで知らんかったけど、好みの作家さんだ

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    それぞれ年齢を重ねるに連れて感じる生きづらさをそれぞれの立場で表現してくれている。どの視点に感情移入できるかは自分の置かれている立場によって異なると思うが。

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    実は、自分の中で映画が先行しています。
    でも、映画とは全く違った印象を持ちました。

    リイチさん、新潟の人って感じがする。優しすぎる、待つことに慣れすぎている。でも、そこに人間味が溢れていて、たまらない。
    「いこい」に行ってみたい。癒されたいなあ。
    この本を読みながら、新潟市を訪れました。高速バスで

    0
    2023年12月27日

    Posted by ブクログ

    主人公が自分と歳が同じで境遇も似通っていたので、どっぷり感情移入してしまった。

    五十歳を目前にしても惑ってばかり、離れた歳の恋人志穂のことも大事に想うばかりに傷つけてしまうも、やっぱり未練がましく思うあたりの心情が分かってしまう。
    その辺が歳を重ねても成長できてないんだなあ。しかし最後はどうしても

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    子供達も成人し、これから人生を楽しもうと思っていた50歳目前の高速バス運転手。ある日、年下の彼女を自宅に連れ帰ると、東京で就職していたはずの長男が、準備していた食事も布団も勝手に使って寝ている。。。
    彼女さんには気の毒だけど、そのあたりから息子、娘、別れた妻等々、いろいろ絡まって話が進む。
    全てに共

    0
    2022年12月08日

ミッドナイト・バス の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

伊吹有喜 のこれもおすすめ

ミッドナイト・バス に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す