伊吹有喜のレビュー一覧

  • やるせない昼下がりのご褒美

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    落ち込んだ気持ちにおやつがご褒美となる、そんな6人の作家さんのアンソロジー。
    おやつっていいよね!と思わされる。
    淡々とした同級生と踊り場で食べるおやつの話、
    両親を亡くした中学生の女の子がマーマレードジャムに癒される話がとても良かった!

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    2026年04月10日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    みんな何かを抱えて生きている。
    どうしようもないけれど…悩んだりしながらも生活していくわけで、それでもいつの間にか状況は変化していくのだと。
    そのときのご褒美は、きっといつまでも心に残るものなのかもしれない。
    どの作品も作家の特徴がよく出ている。

    「楽園の代わりのカッサータ」島本理生〜妻子ある相手と伊豆の山奥のホテルで。

    「ファースト・アンド・オンリー」織守きょうや〜忘れられない同級生と屋上前の踊り場でお弁当。

    「春とマーマレード」友井羊〜果樹が生い茂る瀬戸内海の島で叔父と。

    「アンパッサン」畑野智美〜卒業するメンバーと取り組む最後の仕事で。

    「ドーナツ息子」名取佐和子〜幼い日の息子

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    2026年04月08日
  • 鎌倉茶藝館

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    人生に疲れてしまった女性が、鎌倉で台湾茶に出会って、心が解きほぐされていく話なんだろう……と思いながら読んでいたけれど、それだけではなくて、大人の恋の話しだった。

    私も同じ世代だからそう感じるのか、恋の話しが割と生々しくてなまめかしい。
    最初のイメージを裏切るギャップのある小説だったな。

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    2026年04月04日
  • ミッドナイト・バス

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    新潟を舞台に、大人の恋愛を描いています。
    読んでいて、大人って色々と抱えているんだなということを、じんわり伝えています。
    個人的にはあまり読まないタイプの本だったので、意外と新鮮で読み入ってしまいました。

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    2026年03月30日
  • 注文の多い料理小説集

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    「夏も近づく」がかなり好きだった。自然の中でできることだけをして暮らしていく姿が素敵。葉月がのびのび過ごせますように。
    「しっとりふわふわ」はパンが食べたくなる。人を思う気持ちの大切さ。

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    2026年03月28日
  • 娘が巣立つ朝

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    タイトル的に娘が巣立つまでの悲喜交々かと思いきやちょっと方向性が違った。結婚は家と家の関係があるから難しいねぇと思う。

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    2026年03月13日
  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

     タイトルで買ってしまった。
     北信の湯田中の古本屋併設のフレンチのお店「やまブイブイ」。読書好きの女将さんの、おそらく読んだ本だろう。
     折しも、宮沢賢治の『注文の多い料理店』という短編集を読んだところだったので、目について、思わず手に取ってしまった。きれいな古本。200円はお買い得♪

     さて、誰から、どの作品から読むか?
     折しも、短編集を編むなら、作品の掲載順はどうあるべきかを読み友たちと語る機会があったので、果たして順番は大切か、それとも……、という思いを確かめる意味でも、この短編集は、今、読むべきだとも思ったのだった。

     結果、最初に読んだのは柚木麻子から。「エルゴと不倫鮨」
     

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    2026年03月03日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    美紀が直哉に惹かれたのは無意識ではあるがそこに智也を感じたからだろう
    直哉も美紀に父を見た
    でもなんだかな…
    美紀の魅力があまり伝わってこない

    最後、「シユウさん」と呼びかけた男性は誰?
    彼が帰ってきたの?

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    2026年02月22日
  • 鎌倉茶藝館

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    物語が進むにつれて主人公にあまり好感がもてなかった
    18歳下 ないな…
    元夫の姪も直哉の母親もイヤな女
    30にもなって「ママ」呼び ひく…

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    2026年02月17日
  • 鎌倉茶藝館

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    若い頃、台湾茶にハマって、茶葉を求めて台湾まで旅したこともある。
    茶藝館、しかも鎌倉。
    題名を聞いただけでワクワクし手に。

    懐かしいお茶が登場する度に、杯を重ねる毎に変化していく香りを思い出す。
    そして、台湾茶の様々な個性が豊かに表現されていて、またあの香りに癒されたくなる。
    20年前、この本に出会えていたら、もっと台湾茶が好きになっていたはず。

    ただ、茶藝館が舞台のほのぼのとした小説というイメージとは裏腹に、大人の恋愛小説にちょっと戸惑ってしまった。

    自死を考えていたアラフィフ女性が急にこんなにモテるのはちょっと無理があるし、誰が見ても紫釉さんの方が素敵なのに…とやっかみながらの読書。

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    2026年02月16日
  • 鎌倉茶藝館

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    読みながら、この先どうなるのだろうとページをめくるたびに思った
    結論は出たのだろうか
    私の読み方が浅いせいかわからない

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    2026年02月16日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉のタイトルに惹かれて読んでみました。
    中年女性で未亡人の恋愛話でしたが、私の好みではありませかでした。なんならちょっと気持ち悪かったです。
    お茶や着物に知識興味があれば、もう少し楽しめたかもしれません。

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    2026年02月15日
  • 娘が巣立つ朝

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    娘が巣立つ時、
    それは親世代にとっても大きな岐路に立つ時。

    娘世代・新婚の夫婦は、両家の対立の狭間で前途多難なスタートをきり、
    親世代・熟年夫婦は、「かすがい」がいなくなって、それぞれ改めて自分自身の生き方を見つめ直す。

    そしてそこにはお金も絡んでくる。
    両家の収入格差に婚礼費用、加えて祖父母世代の介護費用とか、親自身の老後の備えも考慮して、とか。

    多かれ少なかれ、家族を持つ誰もが経験しそうなモヤモヤがたくさん出てくる。
    家族の関係ってままならないな。
    でもこのありふれた感じの「ままならなさ」が、なんか心に刺さったなあ。

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    2026年02月11日
  • 四十九日のレシピ

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    レシピと聞いて真っ先に思い浮かべたのは料理。だから料理にまつわるお話なのかと思えば、レシピには処方箋の意味もあったねと納得した。そしてあぁなるほど、家族が悲しみから立ち直るための処方箋かと。乙母さんの家族に対する優しい思いが伝わりました。
    そして井本とハルミが、乙母さんと生まれてこれなかった次女が変身して熱田さんのところに支えに来てくれたと思いたい気持ちで読み終えました。

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    2026年02月08日
  • 娘が巣立つ朝

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    結婚式という一大イベントをきっかけに、家族間に問題が起こる。
    子供の結婚式あるあるを見ているようだが、この両家の親は子供を構いすぎている。
    両家の価値観、金銭感覚の違いはあることだと思う。しかし仲の良かった真奈の家族が、熟年夫婦のその後みたいに拗れていく様は、何故そんなにと、読んでいてすっきりしなかった。智子世代の女性が自立していくお話しなのか。
    結婚、親の介護、熟年夫婦の生き方と、話が繋がっていく。
    終わり方すっきりしなかったです。
    智子にはもう少し、良い意味で、目を瞑ることが必要ではないかと思った。

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    2026年02月07日
  • 娘が巣立つ朝

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    タイトルから、ほっこりしたストーリーを想像していたが、違った。

    登場人物皆に辟易する
    健一は、智子が思うほど悪人か??
    うーん…?そうか?

    それより、真奈、智子、優吾、マルコよ
    この人らにはイライラさせられた
    結局さ、結局、何故そういうラストになる??
    真奈も智子も
    真奈のいっときの決断はなんだったの?
    何故、真奈が最終的にあの道を選んだのかがわからない。

    結局は優柔不断だよね、真奈
    健一の娘想いの描写は良かったよ
    智子は、それがおもしろくないようだけど、精神的に幼いよね、この智子は

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    2026年01月21日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    三作品読み終えた
    人間の感情の微妙な動きを巧みに描かれていたと思う
    多くの世代を描いているのも驚きだ
    最後まで恋愛感情には
    この先の作品は今のところは無い
    読者は期待しているのではないだろうか

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    2026年01月20日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    これまで読んだ伊吹さんの作品が好きであったことに加えて、タイトルに惹かれて手に取りました。
    いろいろな挫折を経験した大人たちが、新たに知り合った仲間、縁が切れていた仲間たちと自らの経験を生かして、若い時とは異なる適度な距離感を保った中で、手を組み前に進んでいく様子は、何だか自分が励まされているような感じでした。
    一部の章では、それってついていないとはちょっと違いそうというところもありましたが、それはそれとして。

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    2026年01月18日
  • BAR追分

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    図書室。おいしい小説読みたくて。
    食べ物はそれほど魅力的かつ大々的に描かれているわけではないから当初の目的とは異なるけれど、新宿みたいな都会の澱みたいなところにもこういう場所があればいいなあ、と思いながら読んだ。

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    2026年01月18日
  • 犬がいた季節

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    わんちゃんだいすきだからその点でもう泣ける…笑
    一昔前の恋愛や友情はとにかく眩くて、今では考えられないようなワイルドさがあってよかった。
    とにかく登場人物たちが自由にのびのびと生きている感じ。
    けれども読む前の評価の高さを見てしまったからこそ、それを超えてきてくれなかったという印象….。

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    2026年01月16日