伊吹有喜のレビュー一覧
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みんな何かを抱えて生きている。
どうしようもないけれど…悩んだりしながらも生活していくわけで、それでもいつの間にか状況は変化していくのだと。
そのときのご褒美は、きっといつまでも心に残るものなのかもしれない。
どの作品も作家の特徴がよく出ている。
「楽園の代わりのカッサータ」島本理生〜妻子ある相手と伊豆の山奥のホテルで。
「ファースト・アンド・オンリー」織守きょうや〜忘れられない同級生と屋上前の踊り場でお弁当。
「春とマーマレード」友井羊〜果樹が生い茂る瀬戸内海の島で叔父と。
「アンパッサン」畑野智美〜卒業するメンバーと取り組む最後の仕事で。
「ドーナツ息子」名取佐和子〜幼い日の息子 -
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ネタバレタイトルで買ってしまった。
北信の湯田中の古本屋併設のフレンチのお店「やまブイブイ」。読書好きの女将さんの、おそらく読んだ本だろう。
折しも、宮沢賢治の『注文の多い料理店』という短編集を読んだところだったので、目について、思わず手に取ってしまった。きれいな古本。200円はお買い得♪
さて、誰から、どの作品から読むか?
折しも、短編集を編むなら、作品の掲載順はどうあるべきかを読み友たちと語る機会があったので、果たして順番は大切か、それとも……、という思いを確かめる意味でも、この短編集は、今、読むべきだとも思ったのだった。
結果、最初に読んだのは柚木麻子から。「エルゴと不倫鮨」
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Posted by ブクログ
若い頃、台湾茶にハマって、茶葉を求めて台湾まで旅したこともある。
茶藝館、しかも鎌倉。
題名を聞いただけでワクワクし手に。
懐かしいお茶が登場する度に、杯を重ねる毎に変化していく香りを思い出す。
そして、台湾茶の様々な個性が豊かに表現されていて、またあの香りに癒されたくなる。
20年前、この本に出会えていたら、もっと台湾茶が好きになっていたはず。
ただ、茶藝館が舞台のほのぼのとした小説というイメージとは裏腹に、大人の恋愛小説にちょっと戸惑ってしまった。
自死を考えていたアラフィフ女性が急にこんなにモテるのはちょっと無理があるし、誰が見ても紫釉さんの方が素敵なのに…とやっかみながらの読書。