伊吹有喜のレビュー一覧

  • 注文の多い料理小説集

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    面白かった。料理に纏わるアンソロジー。

    まず一話目の柚木さんの文章に勢いがあってグイグイ読ませてくる上に、どの話も興味深くて一気読み。

    柚木さんの「エルゴと不倫鮨」、江戸時代を舞台にした坂井希久子さんの「色にいでにけり」が好きだった。

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    2026年07月01日
  • オムライス日和 BAR追分

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    オムライス日和とか毎日よ。
    オムライスはいいよねぇ。とは言え、最近食べてないな。
    親が昔作ってくれたオムライス。
    懐かしい。

    伊吹さんの作品も温かみがあって好き。
    最近はそういう話に飢えている。
    なんだか苦しいことばかり。

    こんな風にさお客さんと何気ない会話をしながら、ちょっと大変なときには寄り添って、それに見合った料理を出して。
    それが理想なんだよな。
    出来るかなぁじゃなくて、やるんだよ。

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    2026年06月28日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    特におすすめするほどではない。

    何名か好きな作家さんがいたので読んだが、
    普段の本の方がだいぶよく、
    テーマ縛りのリレーでこの短さだと
    まとめるのが難しいのかなと思った。

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    2026年06月28日
  • 鎌倉茶藝館

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    夫と死別した相生美紀(48歳)は、初恋の人の面影を求めて鎌倉へやってきた。そこで出会ったのは、中国茶でもてなす館の女主人と、その孫。
    色々な中国茶が出てきて、そこでおもてなしする喫茶店の話、かと思ったら、大人の恋愛の話になっていく。
    初めて身を焦がすような恋を知る美紀と、それを静かに見守るのは、女主人の孫、紫釉。
    美紀が恋した男とは・・・。
    民放ドラマか、映画になってもおかしくない内容。キャスティング、よろしくお願いします。

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    2026年06月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    織守きょうやさんの一編が最高に好きでした。尊い。
    作者さんの別の短編集でも描かれていたけれど、美味しいものを食べて(できれば)喜んてほしいって、シンプルに愛の本質だなぁ。尊すぎて何回も読み返しました!

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    2026年06月21日
  • 鎌倉茶藝館

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    惹かれた目次
    難しい⁉︎章のタイトル

    台湾茶、谷戸
    鎌倉の茶藝館さげいかん
    小美シャオメイとマダムによばれるようになる50近い相生美紀の恋愛話
    〜最後の一煎、死ぬまで情を注ぐのです〜
    登場人物よりたくさんでてきたお茶の名前
    マダムとの出会いは生態東方美人
    マダムの孫 紫釉(阿紫アズィ 紫紫)普段飲むという凍頂烏龍茶
    ー人に力をつけ、志こころを悦しくさせるー
    たびたびでてくる川端康成の小説『母国語の祈祷』

    〜ずっと好きでいるけど、もう忘れてほしい〜

    直哉とはチョコ 蜜蘭烏龍茶
    ー山笑う 花笑うー
    碧螺春 
    茉莉花茶
    白毫銀針
    ー田舎から親が出てきたー

    〜官能は陰陽の陽の極み〜
    〜死の対極

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    2026年06月18日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉にある台湾茶のカフェ「鎌倉茶藝館」が舞台のお話。

    最初は台湾茶の名前が読みにくいな…と思いましたが、鎌倉の紫陽花が咲いている情景を思い浮かべながら、台湾茶を自分も一緒にいただいている気分になって読み進めました。

    日本茶とも紅茶とも違う作法と香りや味が変わっていく台湾茶に興味津々。その上、登場人物が着ている着物の数々が古くても素晴らしい物のようで見てみたい、触れてみたいと思いました。

    ストーリーは50歳を目前にした美紀が元恋人と似ている20も歳下の男性と、自分と同い年の男性との間で揺れ動く大人のラブストーリー。美紀が元恋人にそっくりな歳下男性に惹かれてしまう所までは理解出来るのですがね

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    2026年06月18日
  • 鎌倉茶藝館

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    17年前に亡くなった夫の親族とは縁がないとは思うが、常識のない姪に人としてどうか、とまで言われ、
    40歳にて初婚の姪にご祝儀を集られる、
    永代供養のお金を出す謂れはないと思うが、永代供養代を集りに来たついでにご祝儀を集る、どんだけお金にがめつい姪に唯唯諾々とお金を出す、これはもう恐喝だよ。
    遺産相続の時、弁護士に依頼すべきだったね。
    また感傷に浸り、元カレに似た人が現れた、まずその存在を確かめるべきだったし、自分というモノがない主人公、またもう一人の身体の弱い男との間で揺れ動く、
    キャラ設定がいまいち、病気ってなんなの?

    微妙。

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    2026年06月18日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    日々のルーティーンの中少しのしあわせ。気に入ったカレー屋さん、大学で知り合った裕福な友人の話がよかった。かなちゃんと友だちになれて本当によかった、と言う桃華。経済格差があると難しいけどふたりが仲良くいられますように。

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    2026年06月14日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    過去、ネイチャリング・フォトグラファーとして名を馳せた立花。人の借金を背負って慎ましい生活をしている。ある出会いでカメラマンとしての役割を担うことに。
    そこに登場する人物たちが変わるがわる(出会う順番に)主役になる。そのそれぞれがちょっとした問題を抱えていて「今は、ちょっとついてない」状況になっている。
    何も特別なことがない普通の人たちの日常。

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    2026年06月14日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    好きな作家さんで、好きなジャンルの舞台設定なのに、なぜだか乗れなかった。
    掴みはよかったんだけど、長すぎ?

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    2026年06月12日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    伊吹さん目当てで読んだが、藤野さんがおもしろかった。
    伊藤さんはよく分かりませんでした。
    「食べて」はよく出てきましたが「寝て」がピンときませんでした。

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    2026年06月10日
  • BAR追分

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    昼はバール、夜はバーの追分を舞台にした連作短編集。
    宇藤は勤めていたIT企業が解散して、ねこみち横丁の管理人となり、追分の2階で生活して、執筆活動をする。特徴あるお客さんの話で、ほのぼのと読める。

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    2026年05月30日
  • 雲を紡ぐ

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    壊れかけた家族と羊毛の話

    盛岡に行ってみたい!
    ホームスパンに触れてみたい!
    出来れば体験してみたい!
    …と思う1冊

    高校生の美緒ちゃん。イジメがきっかけで不登校の引きこもり。
    親とも上手く話せず子供の頃から大好きだった赤いショールを奪ってしまう母親。家出をしたのはショールを作っている盛岡のおじいちゃん家

    そこからまぁ色々あるのですがなんだろう…美緒ちゃんがとても幼く思えて仕方ない。いつまでたっても成長しない美緒に多少イライラするが親には親の旅が、子供には子供の旅がある、ようやくそれに気づいたと言ったお母さんが一番成長したかな?

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    2026年05月19日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    名取佐和子さんのドーナツ息子が特に今の私には響きました。
    私にも息子がいるのでこの先、親がこどもを思うようにこどもにも親を思う瞬間が物語の様に一瞬でもあると良いなという淡い期待をしてしまいました。
    一緒にいれる時間を大事にしないとと改めて思いました。

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    2026年05月17日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    「おやつ」をテーマにした6名の作家によるアンソロジー。

    手作りであろうと、出来合いのものであろうと、相手のためを思って食べ物を用意する行為が愛情そのものだと思った。

    クロテッドクリームをたっぷりのせたスコーンを食べたくなった。

    島本理央さんの作品は表現にドキッとするところがあったので、他の作品も読んでみたい。

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    2026年05月13日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    “美味しいおやつが食べたくなる”ようなものではなく、おやつを通して気持ちや人生の揺らぎを描いたアンソロジーだった。

    作中のおやつは、ただ甘いものではなく、それぞれの登場人物が踏ん張るための“小さな支え”や“カンフル剤”として描かれていた。

    自分らしく生きる道を見つけるきっかけになったり、本と一緒に孤独や空腹を埋める青春の思い出になったり、懐かしい味が安心へ繋がったり。

    特に4話目の子育ての話は、自分ではない誰かの人生に関わり続けることの大変さが強く伝わってきた。
    迷ったり悩んだりしながらも、その子自身を信じていくしかない。
    だからこそ、ほんの少し息をつける“おやつの時間”が必要なんだろう

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    2026年05月10日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    なんだかんだ言っても不倫なんてろくな
    もんじゃない、何で不倫をするんだろうと
    思っていたんですが、スリルや刺激を求める
    ためなんて言われたら勝手にしてくれと
    作品の趣旨と違う感想を持った島本理生さんの
    「楽園の代わりのカッサータ」。
    受けた恩というか優しさって相手が
    思っている以上に大きなものだし
    その優しさを自然とできる彼・・・素敵だ
    と思った織守きょうやさんの
    「ファースト・アンド・オンリー」。
    両親を亡くした悲しみから救い出してくれた
    瀬戸内の島でいっしょに暮らす叔父との
    素敵な時間とジャムに心ひかれた友井羊さんの
    「春とマーマレード」。アイドルって見た目の
    華やかさとは裏腹に大変な職業

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    2026年05月08日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ご褒美シリーズを読むのは2作目。
    美味しいおやつを大切な人と食べるひと時は幸せ。悲しいことをちょっと忘れられたり、元気をもらえたり…
    お気に入りは友井羊さんの「春とマーマレード」。物語自体も良かったし、マーマレードって柑橘類のどれを使うかで味が変わるんだと知って試してみたくなった。手作りマーマレードが美味しそう。
    そして、伊吹有喜さんの「ストロベリーの歌」は「なでしこ物語」シリーズのスピンオフだった。まさかここで読めると思っていなかったので、びっくり。

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    2026年05月06日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    『ファースト・アンド・オンリー』『春とマーマレード』『ストロベリーの歌』が印象に残った。
    題名と中の小説の印象が違うけどやるせない昼下がりに未来への希望を持たせるということか。

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    2026年04月30日