伊吹有喜のレビュー一覧

  • カンパニー(新潮文庫)

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    感想
    作者の作品はいくつか読んだが、今回はいつもとちょっと違う感じがした。

    何が違うかと言われると説明できないのだが。じんわりくる感動みたいなのがなかったような。


    あらすじ
    有明F&Pに勤める青柳は、ある日もうあなたと生活したくないと妻と娘に出ていかれる。さらに会社からは代えが聞く人材としてリストラ部屋へ行くか、バレエ団に出向するか迫られて、敷島バレエ団へ向かう。バレエ団のことをカンパニーと呼ぶ。

    由衣は有明でトレーナーとしてマラソンランナーの舞を支えていたが、舞は妊娠を機に突然引退を決め、世界的バレリーナの高野のケアを任される。しかし、高野は、他人に触れられたくないと由衣に身体に触れさせない。

    高野は加齢と怪我によって白鳥の湖のプリンシパルをつとめられないと言う。瑞穂が作った新解釈の白鳥の湖に挑戦したいという。青柳は会社の意向を受けてアイドルグループのバーバリーの那由多をプリンシパルに据える。それを不満に思った高野は、ウィーンに帰るも由衣が説得して連れて帰ってくる。高野は由衣にケアを任せることにした。青柳は妻に迫られて遂に離婚する。

    ゴタゴタがあってチケットの売れ行きが芳しくない。団員は新宿での大胆なフラッシュモブを仕掛けることで話題になり、チケットは完売する。ぶつかりながらも迎えた最終公演で那由多が紗良のリフトを失敗して肋骨を骨折させる。高野も足を傷めてしまい、一時は中止を検討するまで行ったが、高野のやる気と那由多が精神的に回復し、紗良は美波と変わることで公演を成功に終わらせる。誠一はリストラ部屋から企画を上げて総務に戻れるように決まった頃、高野から会社の立ち上げに誘われる。

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    2026年09月04日
  • 鎌倉茶藝館

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    いつもの伊吹さんらしくない作風に感じた。お茶や着物に関しての記述は良かったが、主人公の女性の節操の無さに不愉快になってしまった。

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    2026年09月03日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉と京都って、こーゆーありそでなさそな時間がどこか止まった雰囲気が成り立つよね。

    優しさに触れて人生再生物語り、を期待してて、ある意味そうだったんだけど、そこにそぐわないドロドロラブがあったなぁ。エロスがダメなんじゃなくて、親子は勘弁してほしかった。これね、都会だったらまた感じ方が違ったの。ある意味生々しさが調和してた。
    それが鎌倉っていうので余計に厭らしさが増したきがします。直哉の親子関係もあまり好きじゃなかった。

    なんで紫釉さんとの大人ラブにしてくれなかったんだ。。。

    っていうモヤモヤ、

    でもお茶コンセプトはとても好きだった。

    2026.8.29
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    2026年08月29日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    BAR追分シリーズ第三弾

    両親の離婚で離れて暮らす兄弟、
    一人息子を育てるシングルマザー、
    劇団仲間に才能の差を感じ始める男。

    今回は宇藤くんについても話が進みます。

    こちらはメロンパンが食べたくなりました。笑

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    2026年08月11日
  • オムライス日和 BAR追分

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    BAR追分シリーズ第二弾

    今回は宇藤くんというより、
    友人や周囲の人たちがメインな印象。

    閉じ込められてしまったおばあちゃん、
    仕事や恋に悩む友人、
    ねこみち感謝祭。

    コンソメスープが飲みたくなります。笑

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    2026年08月11日
  • BAR追分

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    黒ネコがいざなう
    美味しい料理と
    心温まる
    ひととき
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    人生に迷った時、
    美味しい料理でお腹を満たして
    快い人たちと過ごす。

    主人公の宇藤くんも、
    帰路に立っているひとりでした。

    思っていたよりネコは登場せず、
    ほんのりネコちゃんです。笑

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    2026年08月11日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    あの人と過ごす
    何気ない「おやつ」の時間が、
    今日を乗り切る力をくれる。

    おいしいものを愛する作家陣が贈る、
    心とおなかの空腹をあたたかく満たす連作短編集。
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    好きな作家さんが多く参加されていて購入しました。
    これもかなり前に読んだので記憶が曖昧ですが。

    ぱらぱらページをめくると少しずつ思い出してきました。

    島本理生さんの「楽園の代わりのカッサータ」が好きでした。
    議員と不倫という不毛なことと、
    切ないけどなんか爽やかな部分もあって。

    他の作品も同級生や親子等で、
    忘れられない瞬間と食べ物が。
    読後が良いアンソロジーでした。

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    2026年08月08日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    生きる気力を無くした主人公が鎌倉で自分の居場所をみつけていく。その過程には葛藤や理不尽もあるけど、受け入れつつ冷静に選択していく。
    昔の彼の息子に溺れる場面もあり。なさそうでありそうな?でもやっぱりなさそうだなーという個人的感想も。
    主人公は人としても女性としても魅力的に描かれていて人間像として好印象でした。

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    2026年08月07日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    伊吹さん、こうゆう小説も書けるんだなぁ〜
    引き出しが多彩で、全く別の人の作品を読んだような感じ
    そしてやっぱり鎌倉は物語の舞台にピッタリ
    台湾茶も一度ちゃんと味わってみたくなった

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    2026年08月06日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    「二代目のミンチョさん」
    嫌い、は好き、より強いのではない。ひとりで飼っておくにはあまりに寂しすぎる感情。好きと嫌いって表裏一体のようでそうではないのかも。私の感情は私だけのもの。

    「四十代の栄養」
    栄養とらなくちゃ。働くにも生活するにもエネルギーが必要。

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    2026年08月04日
  • 犬がいた季節

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    職場の人が前住んでいたところの物語だからと勧めてくれたので読んでみました。
    甘酸っぱい青春の物語はどれも懐かしい感情で満たされました。

    ちょうど子供達がこの年代真っ最中で、なんか眩しいなぁなんて思いながら、この気持ちは忘れたくないなと。

    どれも素敵な物語でした。

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    2026年08月04日
  • 注文の多い料理小説集

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    「エルゴと不倫鮨」男たちの欲望を叶えるための超高級鮨屋に突如乱入したエルゴを付けた母親。展開が容赦なさすぎて笑った。「夏も近づく」冷たい水出し緑茶いいなぁ…「好好軒の犬」タイトルはメタファーかしら。誰かに考察してほしい。「色にいでけり」得体がしれない裕福な色男の依頼を、怪しいのひと言で断る賢い女の子、というシチュエーション何回でも読みたい。シリーズものかな?読みたいな。「味のわからない男」コントみたいなお話だった。「福神漬」タイムスリップ。「とっしりふわふわ」読後の多幸感!これもシリーズものかな。

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    2026年08月01日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉が舞台。鎌倉と着物というだけで大人の恋を連想させる。でもこの主人公はあまり好きではないな。ずるい。綺麗な人であろう。でなければ起こらない話だと思う。多分、綺麗だけではない、心も美しい人なのだろうとも思うが、やっぱりあざといと思う。

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    2026年07月20日
  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

    読まなかった話もあるが、概ねおもしろかった。特に一話目。女性と男性の視点の違いが面白い。次に最後の話。人生やりたいことがあったのに、気づけば全然違うところに来てしまうというのは、こういう感じだよねと共感できる。希望のある終わりも良かった。願わくば自分の人生もこうてありたい。

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    2026年07月18日
  • ミッドナイト・バス

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    父母の子である事、娘息子の親である事、主人公の年齢ぐらいでどちらも環境が変化して、思い悩む様がよくわかる。振り返った人生の中であの時に別の選択をしたらという思いは自分にもあるが、前を向いて生活していくのが幸せなんだと思う。この作者の作品は登場人物たちの感情の機微を捉えていて感情移入してしまう。

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    2026年07月13日
  • 鎌倉茶藝館

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    煎を重ねるたびに、さまざまな味と香りが花開く。

    四季折々の花、景色、海、そしてお茶。鎌倉に行きたくなる。
    恋も仕事も自分探しも年齢制限はない。

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    2026年07月11日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    舞台とか空気感は好きですが、主人公がどうしても好きになれなかった。……というのは個人の好みの問題なのかしら。感情移入しにくかったのでひとつ残念なところです。

    でもお茶を淹れるシーンは美しくて。
    これを読んでいる途中、台湾茶を購入して楽しみました。

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    2026年07月10日
  • 注文の多い料理小説集

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    面白かった。料理に纏わるアンソロジー。

    まず一話目の柚木さんの文章に勢いがあってグイグイ読ませてくる上に、どの話も興味深くて一気読み。

    柚木さんの「エルゴと不倫鮨」、江戸時代を舞台にした坂井希久子さんの「色にいでにけり」が好きだった。

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    2026年07月01日
  • オムライス日和 BAR追分

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    オムライス日和とか毎日よ。
    オムライスはいいよねぇ。とは言え、最近食べてないな。
    親が昔作ってくれたオムライス。
    懐かしい。

    伊吹さんの作品も温かみがあって好き。
    最近はそういう話に飢えている。
    なんだか苦しいことばかり。

    こんな風にさお客さんと何気ない会話をしながら、ちょっと大変なときには寄り添って、それに見合った料理を出して。
    それが理想なんだよな。
    出来るかなぁじゃなくて、やるんだよ。

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    2026年06月28日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    特におすすめするほどではない。

    何名か好きな作家さんがいたので読んだが、
    普段の本の方がだいぶよく、
    テーマ縛りのリレーでこの短さだと
    まとめるのが難しいのかなと思った。

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    2026年06月28日