伊吹有喜のレビュー一覧

  • 娘が巣立つ朝

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    結婚の話になってからスムーズに進まない感じがリアルだった、家問題も
    読後はややもやっとした。途中や最後で思ってた話題からは逸れていて、それが良いのか悪いのかよく分からない、おもしろく感じる箇所もあったが途中で逸れていたところは話が長く感じた

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    2025年07月18日
  • 風待ちのひと

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    主人公よりも10年も長く生きてしまったせいか、ものすごく俯瞰的に読んでしまう物語だった。どの人にも肩入れはできず、とはいえ全く理解できないというわけでもない。リアルだと言えばそうだし、その割に夏の美鷲の風景は夢みたいだった。エピローグの幸せそうな皆の様子がとても良かった。

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    2025年07月04日
  • 娘が巣立つ朝

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    一人娘の真奈が結婚することになったごく普通のサラリーマン家族が婚家の両親との関係性のズレに気づいてながらも、なんとかやり過ごしている。そのうちに家庭内でも更年期や介護、夫婦のギクシャクなど問題は山積み。お互いの思いやりが大切。

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    2025年06月19日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    BAR追分の料理はどれも美味しそうです。
    食べ物からいろいろな人間関係が垣間見れるお話。
    人生には色々な困難も待ち受けてるけど、どうにか進んで良い方向に行くのかなぁ。
    ちょっと希望がもらえるお話がつまっていました。

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    2025年06月15日
  • ミッドナイト・バス

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    人生はドラマだ。人はそれぞれドラマを抱え、深夜バスは夜を走る。主人公の長距離バスの運転手は、別れた妻と新しい恋人、子供たちの父親としての自分、一人の男としての自分の間で想いが揺れる。それでも夜明けに向かってバスは走る。
    「ミッドナイト·バス」(2016)伊吹有喜
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年06月15日
  • 娘が巣立つ朝

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    若い2人にはこれから起きることを思うと「前途多難」と考えてしまう。最後の方で「私には何をしてもいいと思ってる。」はキツイ。。でも当然。こうなったらダメだと自分を戒めた。
    優吾が二重人格みたいだった。

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    2025年06月11日
  • 常夏荘物語

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    なでし子シリーズ完結編。1作目は12年前、2・3作目は7年前に読んでいるようで登場人物の設定をうっすらとしか覚えていない。シリーズを通しての主人公は燿子ということだね。

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    2025年06月06日
  • 風待ちのひと

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    お久し振りにこの作者さん、デビュー作に行ってみる。

    仕事にも家庭にも疲れた哲司が、亡くなった母が最後に住んでいた港町の家を訪ねたところから始まる物語。
    そこで偶然知り合った喜美子に母の遺品整理を手伝ってもらうことになったが、喜美子にも息子と夫を相次いで亡くしていた過去があり…といった展開。
    悪くない話なのだが、何故だかあまり響かずで、実際にあったらいいよねえというか、もはやこういう話はお腹いっぱいって感じ?
    病んでいる割には偉そうかつ頑なな哲司にも、自分を守るためとは言いながら自らをオバチャン呼ばわりする喜美子にも、あまり魅力を感じず。
    哲司の奥さんもどうだかとは思うのだが、なんか男だけに都

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    2025年06月07日
  • 雲を紡ぐ

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    ネタバレ

    学校に行けなくなった高校生が祖父の家でホームスパンを作る話。ホームスパンってどんな手触かとても気になる。
    進路について、親もヤキモキする気持ちは分かる。大事な我が子に辛い道を歩ませたくないって親ながらに思ってしまう。
    「せがなくていい、自分を追い詰めなくていい、」って言って待てるように努めたい。
    「手のかかるうちは助けて、あとは見守る。」分かってはいるけど、実践するのは難しい。 

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    2025年05月26日
  • 娘が巣立つ朝

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    最後は夫と妻ふたりになる。
    だからお互い、いくつになっても大切に思う
    ことが大事だ。
    読んでいて辛くなることもあったが、
    人生ってこんな感じなのかも。

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    2025年04月24日
  • 注文の多い料理小説集

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    ネタバレ

    料理をテーマにしたアンソロジー。
    柚木麻子さん『エルゴと不倫鮨』…安定した著者の「反権力(=男性)」「女たちの結束」鉄板ネタ。安定した漫才を見ているよう。
    伊吹有喜さん『夏も近づく』…一番飯が美味そうだった。柚木さんの後に「義姉から性的虐待を受ける少年」が登場するので、並びとして良い。
    井上荒野さん『好好軒の犬』…文学的。悪い犬じゃないんだよ、かわいそうな犬なんだよ が無意識的な嫌味、斜めな見方。おもしろかった。
    坂井希久子さん『色にいでにけり』…金平糖の着色や和菓子の着色。江戸時代の話。粋。
    中村航さん『味のわからない男』…こういう芸能人、いそう。リアル。
    深緑野分さん『福神漬』…表現がうま

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    2025年04月18日
  • ミッドナイト・バス

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    利一、美雪の元・夫婦と怜司、彩菜の兄妹。家族ってなんなんだろうね。彩菜ちゃんの「うちの家族、これでいいじゃないかって。人はどう思うか知らないけど…一生懸命だし。いいじゃないかって。」が印象的。

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    2025年04月13日
  • BAR追分

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    久しぶりの本。
    昭和のような外部研修などしていて全然時間がなかった。
    やはり、本を読むというのは心を落ち着けることができるなと。

    BAR追分シリーズ。シリーズものと知らずに、2巻目を買っていたようで、1巻目を手に入れたので読んでみた。
    落ち着いた雰囲気で心安らげる。
    こんなお店を作りたいな。

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    2025年04月02日
  • 地の星 なでし子物語

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    ネタバレ

    なでしこ物語、時系列順に読んで3冊目。
    28歳になった耀子がスーパーで働き仲間達と起業する話。まさかのお仕事回。
    なんでスーパー?働かなくて良くない?とも思ったけど、常夏荘を守る流れに。
    龍治は堪らないだろうなぁ。両親を奪われた常夏荘に、妻や娘も奪われて…。
    前向きな終わり方をした地の星。どう着地するのかとても気になるので、最後の常夏荘物語も読んでみたいと思います。

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    2025年04月01日
  • 犬がいた季節

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    高校に迷い込んだ犬のコーシローと昭和、平成、令和それぞれの時代の生徒のドラマを描く短編集。

    登場人物の内面が巧みに描かれていて、各章作り込まれていた。
    コーシローの純粋さが良い。
    生徒らの瑞々しい感情が伝わってきた。

    「彼方の友へ」が秀逸だったので、それと比べるとちょっと力が劣るかなという感じがした。
    ☆3.5

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    2025年03月31日
  • BAR追分

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    街道の分かれ道がある所を追分という。新宿にも追分があったから有名な「追分だんご」があるらしいとこの本を読んで合点がつきました。
    そして、物語の舞台は、伊勢丹付近の路上裏にあるという新宿ねこみち横丁。そして、その突き当たりにあるのがBAR追分。
    おいしい料理やお酒の蘊蓄、個性的な登場人物の面々、そして、そこを訪れる人々のエピソードがブレンドされ、それぞれに味わい深い物語が展開されます。

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    2025年03月23日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    会社で総務畑を歩んでいた青柳は、あるとき会社の社長令嬢が所属するバレエ団への出向を命じられる。

    家を出て行った妻と娘、バレエ団で出会う団員や、世界的バレエダンサーの高野悠、そのトレーナーとして青柳と同じく出向してきた瀬川。

    登場人物がとても多くて。
    バレエ公演に客演する那由多の所属するグループ(バーバリアンJ…EXILEみたいな感じかな)の阿久津さんなんて、出てくるたびに誰?という感じだったぁ。

    おおざっぱに言えば、バレエ公演のチケットを売るために頑張る話と、公演本番でのトラブルを乗り越える話。
    主役を期待されていた高野の慢性な不調、妻と娘との関係、ヒロイン?美波との関係。
    いろんな問題

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    2025年03月21日
  • オムライス日和 BAR追分

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    再読2回目。
    なんかいいわー。美味しいご飯は疲れた人の再生に必要で、そういうところには善き人たちが集まるのね。ごはんって、何を食べるかも大事やけど、誰と食べるかも大事。

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    2025年03月14日
  • 常夏荘物語

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    なでしこ物語シリーズの“完”って言う感じなのかな。
    3世代に渡る女性の、その時代時代の生き方が丁寧に描かれている。
    今はもう、思う様に生きればいい、と背中を押される。
    最後、幸せな結末に良かった!と安堵する感じだったね。

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    2025年02月22日
  • ミッドナイト・バス

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    後悔はつきものだけれども
    それでも少しづつ前に進むしかありません。
    それを支えられるような家族になりたいものです。

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    2025年02月13日