あらすじ
遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。10歳の時にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても周囲の人々の優しさに支えられて子ども時代を生き抜いてきた。 時を経て38歳になった耀子は、ある日、夫の龍治から突然離婚を切り出される。その思いもよらない理由に耀子は驚くが、それを機に自分にとって本当に大事な人が誰だったのか、思いを巡らし始める―。 耀子の葛藤、娘・瀬里の巣立ち、義母・照子の愛。 激動の時代に遠藤家の三代の女たちが守り抜いた家と暮らしは、峰生に暮らす人々にとってもかけがえのない居場所になっていく。 伊吹有喜デビュー15周年記念作品。
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地の星、天の花は正直超展開が多くてもやもやしていたけど、このシリーズ最終巻に全部書かれていた…よく分からない展開の裏には、そういう思惑や事情があったのねと。特に龍二らへん。
最終巻で色んな人物の葛藤や心情を見事に描ききった快作!
美しい風と水を讃えた峰生で、撫子のように顔を上げて生きていく彼らの姿が瑞々しく描かれる。
半分くらいからずっと泣きながら読んでいた。素晴らしい小説。
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なでしこシリーズ最終巻
シリーズ一気読みしました。感無量!
耀子は『なでしこ屋』で精力的に働くも
トラブルに巻き込まれる
そこで立ち上がったのは意外にも照子。
東京で暮らし少し距離のあった瀬里も
友達と一緒に成長して頑張ってる。
最後まで優しい龍治の後押し
ヨウヨとリュウカ君
天の花と地の星はやっと手が届いた
見事な大団円。
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2026/6/12
やっと…やっと!やっと!!!涙涙
過去に不自然に分かれた道がやっとあるべきところに交わった。
ほんまにやっとやで。
うじうじしてるからさ、イライラもするんやけど、途中もめっちゃおもしろいねん。
やっぱさ、人生は有限やからさ、40過ぎたあたりでもう自分のために生きないとなと思うわ。
40まで真面目に生きてきた人はさ、自分のために生きたらそれが周りの人のためになるような人生を送ってると思うねん。
ヨウヨ達なんてまさにそうやん。
もう人のためには尽くしてきたやん。
あなたたちが幸せになることが周りの幸せになる人生を送ってきたのよ。
どうか幸せになってほしい。
って泣きながら書いてしまうような素晴らしいお話でした。
匿名
すごくホッとしました。沢山の時代をヨウコ達と過ごしたようです。幼いヨウコの健気さヨウコとタツミの楽しいひとときと寂しさを知っているので心からよかったと思えました。とても深く心に染みる物語です。
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ああ…、終わってしまった…。
夢のような峰生。私の中に健気に咲き続ける撫子。
ちょっとしばらく戻れないので私をそっとしておいてほしい…(でもご飯作ります泣)。
愛しい登場人物たち。もうだめだ…。
こんなお話を読ませていただいて、心からありがとうございます、という気持ちです。
ずっと峰生にいたい。
Posted by ブクログ
シリーズものとは知らずに読みました。
しかも最終巻!
女の生き様を見せていただいた感じですが
最初から読んでみると
違う感想が出てきそうで
とにかく
ハッピーな終わりで良かった!
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シリーズの第4巻、これが最終なのかな?
私はこの先のお話も読みたい。1〜3を読んだのがずいぶん前なので、耀子と龍治がどんな経緯で結婚することになったのかすっかり抜け落ちてしまってた。同じく、耀子が何故祖父のもとに預けられることになったのかも…
ともあれ耀子と立海が結ばれて良かった。
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なでしこシリーズの完結編!
読みたくて読みたくて、
でも読み終わるのが惜しくて惜しくて・・・
あ〜とうとう読み終わってしまった。
もう、最高に良かった!!
伊吹有喜さん素敵な物語をありがとうございます。
たくさんの心に響くフレーズや、
芯のある生き方、人を愛するということ。
この本で学んだ一つ一つを宝物にしたいと思う。
未読の方は、是非シリーズ一作目から読んで欲しい。
のめり込み度100%
幸福度120%
さぁ、私も前を向いてやらまいか!!
Posted by ブクログ
2025.6 伊吹さんの小説に出てくる主人公の女性たちは同じようなパターンなんだけれど、心が温かくなるようなでも芯の強い女性で読んでいて気持ちよくなりますね。次のなでしこ物語は瀬里ちゃんが主人公ですね。また楽しみです。
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(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
今日美容院でも読んでたの。(もちろん髪を切る時には読まないよ!髪の毛挟まっちゃうもん。)
でも読みきれずに帰ってきてから残りを読んだ。
危なかった。。
美容院で大号泣するところだった。
もう…今日は良い日。
髪をキレイにしてもらって、良い本を読んで。
あとはもう、このまま余韻に浸っていたい。
よかったねぇ。
本当によかったねぇ。
なんかもう色々あったけど、本当に本当によかったねぇ。
もう語彙力消失。
しばらくタイトル見ただけで泣くかも。
Posted by ブクログ
なでしこ物語シリーズ完結。
終わってしまったのが寂しい。
序盤は龍治の離婚の申し出の理由に納得がいかなかった。けれど龍治との結婚が耀子を守る為のものだったと分かり、龍治の優しさだと気付けた。
龍治はヴィンさんも耀子も瀬里も立海も照子も守りたかったし、愛してたんだなぁ。
火事のシーンで照子と耀子が本音で母娘になれたのがとても嬉しかった。
照子も龍治も耀子も立海も親子の愛情が上手く築けずに居たけれど、常夏荘が築かせてくれたんだなぁ…
今度こそ末永く幸せで。リュウカ君とヨウヨがついに結ばれて良かった!!
Posted by ブクログ
この作家さんが気になって手に取ったのですが、実は、シリーズ最終巻だったことが後で判明。
でも、初見でも登場人物たちの背景を丁寧に描いてくれたので、特に引っかかることなく読むことが出来ました。
私も田舎生まれで、村のコミュニティみたいなものに嫌気が差してる部分が大きいのですが、登場人物たちはこの村を愛しているのが何だか良いなと思いました。
「美しさとは・・・」という文章は心に沁みましたし、私の教訓にしようと思いました。
そういえば叔父さんのことが好きだったあの女の人、2年後どうなったんだろう・・・?
一途だからこそ意地悪だった気もするし、打算的だから2年も待っても脈がなくて年齢的にあっさりとあきらめた気もするし、それとも告白して玉砕したのか・・・。
いわゆる"女"だったからこそ、どういう風にケリを付けたのか気になります。
あと、最後に二人が結ばれる結末になったのは、シリーズを最初から読んでいる読者はどういう感情になったのでしょう・・・?
え?そっち??みたいに思ったのか、伏線は張られていたのか・・・。
後日、シリーズ1作目から読んでみたいなと思います。
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2014年頃「なでし子物語」を読んで以来、ずっとシリーズを追いかけてきました。ついに収まるべきところに収まったという感があり、満足です。
一方で気になる点もいくつかありました。
・カネとコネで物語がどんどん展開していく
ご都合主義でちょっと鼻につく感じがしました。
・利害が必ずしも一致しない登場人物の小物っぷり
例えば里莉子。仕事のできる有能秘書みたいな扱われ方をしていますが、耀子や瀬里に対する言動が危うくてそうは思えない。それ親戚の立海にチクられたら公私ともに破滅しかねませんけど、脇が甘すぎやしませんか。
ただ、これらは、この小説が群像劇ではなく、いかに耀子が立海と結ばれるかという点に重点を置いた物語なのだと解釈すればしっくりきました。耀子、瀬里、照子の三人の視点から物語は展開されますが、つきつめるとこのシリーズは耀子と立海のお話なのかなあと。
そう考えると、カネとコネの下りは、見方を変えるとテンポよく物語を進めるための単なる舞台装置とみなせますし、一部の登場人物についてもまた然りです。
「耀子と立海の物語」という視点からこのお話を読んでみると、彼が後ろ暗いところなく結ばれるよう巧妙に物語が編まれていることに気づきます。
二人にとってのある意味最大の障害は龍治なのですが、きれいに整理されており、かつ耀子と龍治の間にもちゃんと愛があるのだという描写もあり、素晴らしかったです。
今後も常夏荘の物語が続いていくのかはわかりませんが、私にとってはここが一つの完結という印象です。このシリーズに出会えてよかったです。
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ずっと前に読んで忘れかけていたシリーズ。でも読んでいるうちにヨウヨとリュウカくんが甦る。成長して、魅力的な人々に見守られ、あー、良かった。自立と自律、やらまいか❗️が私の心にも甦ってきた。
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シリーズ最終巻なんですかね。
まだ読みたいです。
序盤、登場人物達の孤独感で胸が痛かったです。
自制心が保てないから、距離を置いてるって立海が耀子に言ってる場面。もう私がどちらの立場でも自制心なんか保てないよ❗って泣きそうになった。
手を伸ばせ、遠慮なく、何の制約もなかったら、本当は、どう生きてみたかったんだ。と言う龍治の言葉が印象に残りました。
ねこ、由香里、美也と魅力的な登場人物が出てきて続編読んでみたい気持ちでいっぱいです。
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待ちに待った「なでし子物語」シリーズ最終巻の単行本。
ヨウヨとリュウカ君が、ようやく心のままに、自分がほしかったものに手を伸ばす姿に、言い様のない幸福を覚えました。
2024年から2025年にかけて色々ありましたが、本書が2025年最初に読み終えた小説でよかったです。
本書には印象に残るフレーズがいくつかありましたが、一番心に響き、今年何度も思い返したいフレーズは、次のものでした。
「何があろうと、何がおころうと、誰にも代わってもらえない。自分の人生は自分のもの」
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ようやく落ち着いたという満足感。よかった。
前作を読んでから長い時間がたったので、細かいところは覚えていなかったので、またシリーズ通して読みたい。
峯尾の集落や常夏荘に行ってみたい。
東京での若者の生活、東京から台風の中移動する場面がわくわくして好き。
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とうとう終わってしまいましたぁ。
いつも耀子や立海のとりまく世界は、温かくて優しくて
本当に、私をいつまでも癒やし
包み込んでくれます。
ずっとこの世界を見ていたかったし、彼らをずっと見ていたかった。
今回は、耀子と龍二さんの子
瀬里ちゃんもよき若者になって
いろいろ関わってきます。
周りの人も
みんな素敵な人ばかりで、
それぞれがたくましく
大変なつらい事や悲しい事もあるけれど凛としているところに憧れます。
自立と自律…それから
「どうして」ではなく「どうしたら」と考える…
素敵だなと思います。
私も耀子や立海のお気に入りの
撫子の丘に行ってみたいなぁ
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シリーズ4作目。
リュウカとヨウヨの物語はついに完結。
幼かった2人が長い年月を経て、様々な葛藤を経て成長する姿が素敵。
そして『自立』と『自律』。
伊吹先生、大切なことばを物語を通して読者に贈っていただきありがとうございます。
なでしこシリーズ…『犬がいた季節』『彼方のきみへ』『雲を紡ぐ』と同じくらい心に残る名作となりました。
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シリーズの最終話とは知らずに読んでしまった。瀬里の母親、耀子は10歳の時に名家に引き取られた。常夏荘に来て変わったとあったが、大胆で行動力があってかっこよかった。台風の雨風がひどいところを娘のために山道をスクーターで迎えに行った場面はドキドキした。義母照子の行動力も惚れ惚れした。必要な時に蔵の中を整理してお金を作る。周りの友人、ミュージシャンも素晴らしかった。ほんとのお金持ちは品格があるということだ。自立は物理的、自律は精神的。「自立、顔を上げて生きること。自律、美しく生きること、新しい自分を作ること。」
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シリーズ物だと知らず読んだ。読み始めたら、これは奥が深いシリーズ物だと知った。第4巻を読んでしまったので第1巻から読むつもり。いずれにしても心が動く作品。耀子の生い立ちと周りの人々の関係が知りたくなった。
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自立と自律
自立、かおを上げて生きること。
自律、美しく生きること。あたらしいじぶんをつくること
この物語りの中の女性達がみんなそれぞれ素敵だった
若い人には表現できない女性の機微が伝わってきた
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感想を書くために調べたらシリーズ物で4冊目だった。
最初のページに「人物相関図」があり、それを何度も見返すほど色々な人が複数の名前で出てきて混乱する。相関図は2つの家系しか無く、全く足りない。半ばまで名前に苦しめられて大変だった。
それと親戚や地元の人達の悪意が出てきて辛い。
配送センターが火事になってから一気に展開してきて面白くなって行く。多勢の人達の助けにより、事業を含めたフェスが成功して行く。
父親の死は悲しいけど、皆んなの人生も好転していって救われた気持ちになる。
感想を書くために再度読み直したら、親戚含めて人間関係が明瞭になるとともに、感動で涙が溢れてきた。
多分、シリーズを最初から読んでいた人は苦労せずに読めたものと思う。
Posted by ブクログ
『天の花』を読み終えてからもう数年経っていて、耀子や立海はその後どうなったんだろうと思っていたので、ようやくその先が読めるとワクワクしながら読み始めた。
とにかく、
2人が手を取り合えてよかった!
『天の花』の時の14歳と10歳の4歳差は切なかったけど、大人になったらなったでいろいろ考えてしまうものよなーと妙に納得。
耀子のその姿があったから、こんなにも時間がかかったけど、いろんなことがあったけど、本当によかったな。
Posted by ブクログ
スピード感ある展開で、なでしこ物語シリーズ中、1番集中して読めたし、面白かった。ヨウヨとリュウカイ君の2人の結びつきは、一巻(なでしこ物語)を読んだからこそ、この物語でキュンとくるのだと思う。
Posted by ブクログ
読み始めてみると、何だか登場人物が多いし、彼らの設定がなんとなく確立されてるし、なんとなく置いてけぼり感が否めないなーと思いながらそれでも読み進めた。途中からイベントが盛り上がってきて高揚感を感じ始めた頃にやっと、シリーズものの第4弾だと知る。しまったー。伊吹さんの作品でここまで感情移入できないのは珍しいと思ってたら。。失敗失敗。ラストは読んでしまったけれど、第1弾から振り返ってみたい!過去があるとこの第4弾もきっとまた違った印象になるんだろうなーと文章の端々から予感する。
印象に残ったのは、耀子が娘の瀬里に言った言葉。「お父様にとって大切な人は、私たちにとっても大切な人だ。ヴィンセントさんを困らせたり、失礼なことをしたりするな」耀子の気品が感じられる一文。
Posted by ブクログ
久しぶりに小説をじっくり読んだ。
『彼方の友へ』に感激したので、その伊吹有喜さんだ!と思って勇み足で購入したら⋯⋯
何か、とても前日譚を匂わせて⋯⋯
読み終わって巻末を見たら、シリーズ物の4作目だったのか!
Posted by ブクログ
なでし子シリーズ完結編。1作目は12年前、2・3作目は7年前に読んでいるようで登場人物の設定をうっすらとしか覚えていない。シリーズを通しての主人公は燿子ということだね。