伊吹有喜のレビュー一覧

  • 娘が巣立つ朝

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    娘の婚約から始まる物語。
    娘とその母親、父親の3人の視点で描かれる。
    結婚とは?夫婦とは?を考えさせられる。
    ホームドラマとして映像化しても面白いと思う。

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    2026年10月09日
  • 天の花 なでし子物語

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    みんなの意見を参考に、時系列に逆らい、2番目に読んだ。このシリーズ好き。龍二のイメージが変わった。途中、耀子がどうなるかハラハラする。最後はまさかのー!!

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    2026年10月07日
  • 地の星 なでし子物語

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    なでしこ物語シリーズは、読む順番が話題になっていることを知り、私は時系列順に読んだ方がスッキリするだろうなと考え、『常夏荘物語』→『天の花』→『地の星』と読み進んだ。結果、この時系列順番読みで耀子の成長の物語を夢中になって読み進められた。常夏荘のおあんさんになっていた耀子には9才の子どももいた。生みの母に酷い目にあったが、耀子は人生を諦めることなく、『自立と自律』、『どうして』ではなく『どうしたら』と苦境の中でも進んでいく。人との付き合い方が苦手だったけれど、耀子の心、知恵、行動力が人を動かしていった。このあと、どうなっていくんだろう。続きがとても気になる。大好きな一冊。

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    2026年09月30日
  • 注文の多い料理小説集

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    食にまつわる短編集でした。それぞれ違う作者が書いており、私の好みは皮肉の効いた柚木麻子先生の「エルゴと不倫鮨」、意外なオチの柴田よしき先生の「どっしりふわふわ」でした。どれもおもしろく、食欲をそそる話が多かったです。

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    2026年09月29日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉近くに住んで、何度も鎌倉に遊びに行っていたこともあり、知っている地名に、情景が浮かんで、
    また、鎌倉に行きたくなった。
    紅茶も好きで、台湾茶も好きで、この喫茶店に行きたいなー
    着物もいいなー
    ここで、のんびり読書したいなーと思ったり。

    人生の幕引きを考えてた主人公が、
    いい出会いを重ねて、生きていくってのは、
    素敵だけど、
    出来過ぎじゃないー?
    と、思っちゃうこともありつつ。
    めちゃくちゃ男性に慕われるやん。
    そりゃ、女の敵も多いわなー

    「香りや味が薄れても、よいお茶はどこまでも美しい味わいを残すのですよ。女が死ぬまで女であるように。」
    は、とてもよき。
    「をんな」のくだりは、あまり響いてこなかった。

    それでも、鎌倉の四季を感じれたので、星5つ。

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    2026年09月29日
  • 常夏荘物語

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    ネタバレ

    「なでし子物語」の4冊目にして、完結編。
    前巻からまた10年経っていて、2008年の春から始まる物語。

    あれからも燿子は懸命に働き会社を大きくしたものの、地域住民との摩擦も増え、一方、龍治は異国に去り、瀬理や立海とは距離が開く。
    青井先生の死や配送センターの火災に追い打ちをかけられ、深い孤独、場違いなところにいるような寂しさの中で生きている燿子の姿が強調される前半は辛く、胸が詰まる思いで読み進む。
    それでも、物語の中盤、大祭で星の天女の大役を果たす瀬理に燿子がかける言葉*には、彼女の生き方の芯がずっと変わらずにいることが知れて、やはりこの話はいいなあと胸が熱くなる。
    *フレーズに登録 P.186

    今回は、かつての常夏荘の女主人・照子の存在感も大きい。
    峰生を出ることが少なかった彼女が東京へ行き、かつての伝手を頼って燿子が再び立ち上がる後押しをする。
    「母」という言葉に縁が薄かった照子が燿子に「おかあさま」と呼ばれて微笑んでいる姿には、これまで彼女が抱えてきた屈託や悔恨を読んできただけに、また泣ける。
    その後押しによって心が晴れた燿子の「やらまいか!」に応えるなでしこ屋のスタッフの「やらまい、やらまい」の声にもグッとくる。

    そこから後半は、常夏荘を開放しての「峰生の秋まつり」に向けて、どんどんと大きくなる話に台風の大雨によるトラブルも挟んで矢継ぎ早の展開。
    照子の古くからの友人、伝説の歌手・寧子が語る言葉*も、青井先生の言葉と性質は異なるが、これもまたこの物語の芯を作るようなものに感じる。
    *フレーズに登録 P.248,250

    そして迎えた終幕。かくも長かった紆余曲折。
    ずっと「どうして」ではなく「どうしたら」と考えて生きてきた燿子が、初めて「どうしたい」と考えて手に入れた“ずっとほしかったもの”。
    燿子と立海が、二人が一緒になることになって本当に良かった。
    こうして感想を書いている今でも、何だか泣きそう。
    このシリーズ、とても良かったです。

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    2026年09月24日
  • 娘が巣立つ朝

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    ネタバレ

    けっこう、後半はウルウルと目に涙をためながら読みました…。題名の通り、20代の一人娘の結婚が決まってから、両親のもとを去るまでの日々を描いた物語です。
    父親(夫)の健一、母親(妻)の智子、その娘でもうすぐ結婚する真奈の目線で時系列で話が進んでいく。真奈の婚約者の優吾の両親は、いわゆるインフルエンサーで、祖父母も資産家で実家が「太い」。真奈の家はごく普通のサラリーマンで、娘が肩身の狭い想いをしないように、立派に挙式ができるようにしよう、と思うと、かなり頑張らないといけない。
    夫の健一はそろそろ役職定年で、今後の身の振り方を考えなければならず、家ではため息ばかりついている。妻の智子は着物の着付けの仕事をしていて、専業主婦のようにほぼ家事を一人で担って、夫を支えてきた。
    2人とも娘を心から愛しているが、娘の結婚準備をきっかけに、金銭感覚や、お互いへの態度に不満が募り始める。

    智子は一生懸命に歩み寄り、「明るい家庭」を維持しようとするが、健一はそんな妻がうっとおしく感じてしまう。

    私は最近、女はもっと自由でいいんだ!というメッセージが隠されているような物語や、女がいかに虐げられてきたかを描くことで女側に共感してしまう物語ばかり読んできたが、本書は趣向が違った。
    女(主婦・妻・母)である智子をかわいそうに思い、共感すると同時に、家では不機嫌になってしまう夫の健一の気持ちもなぜかよく分かる。両親の仲を取り持とうとする真奈は心優しい素敵な女性で、読者としては「幸せになってほしいな」と心から思う。実家の金銭感覚の違いから、恋人の優吾とうまくいかなくなってしまうのだが、優吾の気持ちもよくわかってしまう上手い描き方だ。
    4人全員にとっても共感してしまい、どの立場にも寄り添いたくなる。

    結婚生活が長い女性も、男性も、これから結婚しようとする男性も女性も、子どもがいる人もいない人も、読んで心が動かされると思います。

    ちなみに
    健一は妻をちゃんと愛してきて、大切にしているとは思う。決して悪い人ではないし、よき父親だ。老年になって、家庭のこととは別に趣味を見つけ、そこで異性の友達ができて、ちょっと胸がときめいたりしても別に悪くはないと思う。それにヤキモチを焼く智子は、夫を愛しているんだな、と思う。
    私だったら…夫婦といえども、子育てが終わったくらいの年齢になれば、それぞれ別の独立した人格だし、一緒に生計を立て、協力して生活しながら、それを壊さない程度に外で楽しみを見つけるのは全く問題ないと思う。50、60になって肉体関係は気持ち悪いし、人に見られて変な噂をたてられるのも嫌だけど、趣味の活動で異性と仲良くしたり、飲み友達ができたりするのはいいことなんじゃない?と思うな。
    もう、お互いに干渉せずに、別々に楽しくやればいい。
    卒婚ってやつだな。家庭内別居?
    いつまでもラブラブで、二人で共通の趣味を楽しみ、朝昼晩いつも一緒に食事をするような夫婦になれれば、もちろんそれがいいのかもしれないけど、私はたぶん無理だな。
    (だってご飯をつくるのがいつも私だから笑)。

    切ない結末と、ハッピーな結末が同時にくるので、読後感も複雑。心に残りました。

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    2026年09月17日
  • 地の星 なでし子物語

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    とても面白くて一気に読んでしまいました。
    18才で龍治と結婚し、娘と峰生で暮らしている耀子。
    18年前に青井に教わった言葉、
    自立、顔を上げて生きること。
    自律、美しく生きること。
    そう願ったのに、それはできているだろうか。

    なぜ仕事をしているのか立海に聞かれた耀子が
    これでいいのかって思って
    生きていく、力みたいなものがほしい、
    守られるだけじゃない、守る力がほしい、この先、この家に何が起きても流されずに、自分の足で立っていられる力がほしい。何があっても生き抜いていく、娘と一緒に。そんな、力みたいな、自信みたいなものがほしい。
    と答えるところに共感しました。

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    2026年09月14日
  • 天の花 なでし子物語

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    久しぶりに夢中になってシリーズものを読んでいます。
    立海の描写が可愛らしくてとても好きです。耀子と立海がどうなるのか、今後が楽しみです。

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    2026年09月14日
  • 鎌倉茶藝館

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    お茶の素晴らしさが伝わる物語でした。
    過去にとらわれず、今を楽しむマダムの心粋に後半は痺れました。
    母国語の祈祷を昇華していくいい物語でした。

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    2026年09月10日
  • 娘が巣立つ朝

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    この『娘が巣立つ朝』は、娘の結婚をきっかけに、父親、母親や娘…家族それぞれが抱えていた不満や将来への不安が表面化していく家族小説。

    特に一人娘・真奈が婚約者を実家へ連れてくるシーンがあるが、婚約者は明るく爽やかな好青年だが、両親は彼の言動や結婚に対する考え方に小さな違和感を覚える。
    さらに両家の顔合わせでは、婚約者の父母はそれぞれがSNSで有名な人物であり、自分たちの結婚式に干渉してくる。生活水準やお金、結婚式、親の援助などをめぐる価値観の違いが明らかになり、結婚話は両家全体を巻き込む騒動へ発展していく。

    この小説のテーマは結婚は本人同士だけの問題ではなく、両家の経済状況、親の援助、結婚式の費用など、きれいごとでは済まされない現実が描かれ、親世代の「結婚観」と若い世代の考え方がぶつかる。しかし誰か一人が完全に間違っていたり、誰かだけが正しいわけではないところが非常にリアルでした。

    僕は娘はいないので、この小説の父親の発言や行動に全て同意はできないが、娘が家庭を離れていく一方で、定年を控えていたり、施設に入っている母親の介護に直面するシーンがあり、その中で苦悩する父親の姿が自分と重なり、感情を揺さぶられる思いがした。

    僕の息子2人が、いざ結婚相手ができた時にもう一度読み返してみたい。あらたに何か教訓めいたことを感じるかもしれない。

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    2026年09月02日
  • 常夏荘物語

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    地の星、天の花は正直超展開が多くてもやもやしていたけど、このシリーズ最終巻に全部書かれていた…よく分からない展開の裏には、そういう思惑や事情があったのねと。特に龍二らへん。
    最終巻で色んな人物の葛藤や心情を見事に描ききった快作!
    美しい風と水を讃えた峰生で、撫子のように顔を上げて生きていく彼らの姿が瑞々しく描かれる。
    半分くらいからずっと泣きながら読んでいた。素晴らしい小説。

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    2026年08月31日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    心に大きな荷物を抱えて過ごす日々。その中で、おやつがくれる、ほっとひと息つける時間。
    大きな壁に当たった時、乗り越えるための勇気をくれるおやつの力を感じた。
    6編の物語それぞれの主人公の葛藤が印象に残って、もう一度読みたくなる一冊だった。

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    2026年08月28日
  • 彼方の友へ

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    久しぶりに先を先をと楽しみに読んだ
    伊吹有喜さんの本はこれで何冊目だろう
    間違いなく過去いち
    この半年でも一番面白かった一冊
    キャラクターが生き生きしててほっといても映像が浮かんでくる。
    本を読みながら、ドラマを観ている感覚
    ストーリーもきれいだし、言う事なし
    誰かも言ってるけど朝ドラにぴったりの小説

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    2026年08月25日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    『二代目のミンチョさん』と『真っ赤な林檎のその上で』は、どちらも女性が自分の生活を生きる物語。描かれる孤独の質が対照的で印象に残る。ミンチョさんは、他者の期待や視線に合わせず、自分の好みと生活のリズムを静かに守る女性として描かれ、チョコミントを選ばない姿がその象徴となる。他者に取り込まれず、理解されることを目的にしない強さが魅力。後作は、母・道子の孤独を通して、娘の生きづらさが反射のように浮かび上がる。娘は新しい環境で必死に強く生きており、強さの質は母に似る。母娘の二重の孤独が静かに響き合あった。⑤

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    2026年08月24日
  • 四十九日のレシピ

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    あったかい愛の詰まった話だった。
    ダーリン熱田(名古屋だから?)、
    わからんと言いながらちゃんとわかってる。
    乙美さんにも伝わってたと思うなぁ。

    食べ物ってすごいよね。
    食べることは生きること。
    美味しいご飯を作る人は周りの人を幸せにする。
    美味しいご飯。それって愛だと思う。

    井本とハルミ、それに亀。
    そんなふうに繋がっていた?と思うもの
    またおもしろい。泣かせる。

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    2026年08月22日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    クロテッドクリームとジャムがはさまれた装画に…
    キュ(о゚д゚о)ン♡となり…
    『やるせない』ってタイトルに惹かれて買ったんだけれども…

    『やるせない』ってことがイマイチ私には分からなくて…どういう感情??となり、読むのに時間を要しました
    (;´∀`)

    『やるせない』を調べてみると…
    「心が晴れない」
    「どうしようもない」
    とありましたが、どーも納得できず(笑)
    結局は、言葉にできない感情。日本語の奥深さと落ち着かせました(笑)

    読解力を高めなくては!!

    『やるせない』を説明してくれる方、求ム✨

    どの作品も素敵なんだけども、島本理生さんと織守きょうやさんの世界観はやっぱり好き♡

    オススメ!!

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    2026年08月21日
  • 四十九日のレシピ

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    何度か涙があふれた。

    特に心に残ったのは、百合子と浩之のこと。
    浩之が「どっちも選べない」と言う場面は、自分自身のこととも重なってしまって、とても苦しかった。

    一度離れた二人が、それぞれにいろいろなことを経験し、最後には浩之が百合子のもとへ、百合子も浩之のもとへ戻っていく。
    ただ元に戻ったというより、迷ったり傷ついたりしたあとで、それでももう一度お互いを選んだように感じられたのがよかった。

    そして、イモトとハルミの存在。
    本当のことはわからないけれど、私はあれが乙美と生まれなかった子だったと思いたい。

    熱田さんがずっと抱えていた乙美への想いも、きっと乙美には届いていたんじゃないかなと思う。

    大切な人がいなくなっても、その人が残したものや想いは誰かの中に残り、人と人をつないでいく。
    悲しくて何度も泣いたけれど、最後にはあたたかく、よかったなと思えたよ。

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    2026年08月13日
  • 鎌倉茶藝館

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    季節を彩る鎌倉の木々や草花の描写がちりばめられていて、読んでいてなんだか心洗われるような。

    そして季節に合わせた着物の着こなしの表現が、なんとも美しい。上質な布の質感にまでこだわる描き方が素敵。

    さらにはお茶の馥郁たる香りや味わいが漂ってくるような、芳しさがいたるページに。

    そして何と言っても、大人の恋にきゅーん。

    これまでとこれからを見つめる40代の葛藤と、
    五感が刺激される文章に、いろんなときめきがあった。

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    2026年08月12日
  • 常夏荘物語

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    なでしこシリーズ最終巻
    シリーズ一気読みしました。感無量!

    耀子は『なでしこ屋』で精力的に働くも
    トラブルに巻き込まれる
    そこで立ち上がったのは意外にも照子。

    東京で暮らし少し距離のあった瀬里も
    友達と一緒に成長して頑張ってる。

    最後まで優しい龍治の後押し

    ヨウヨとリュウカ君
    天の花と地の星はやっと手が届いた
    見事な大団円。

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    2026年07月24日