伊吹有喜のレビュー一覧

  • 常夏荘物語

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    地の星、天の花は正直超展開が多くてもやもやしていたけど、このシリーズ最終巻に全部書かれていた…よく分からない展開の裏には、そういう思惑や事情があったのねと。特に龍二らへん。
    最終巻で色んな人物の葛藤や心情を見事に描ききった快作!
    美しい風と水を讃えた峰生で、撫子のように顔を上げて生きていく彼らの姿が瑞々しく描かれる。
    半分くらいからずっと泣きながら読んでいた。素晴らしい小説。

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    2026年08月31日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    心に大きな荷物を抱えて過ごす日々。その中で、おやつがくれる、ほっとひと息つける時間。
    大きな壁に当たった時、乗り越えるための勇気をくれるおやつの力を感じた。
    6編の物語それぞれの主人公の葛藤が印象に残って、もう一度読みたくなる一冊だった。

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    2026年08月28日
  • 彼方の友へ

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    久しぶりに先を先をと楽しみに読んだ
    伊吹有喜さんの本はこれで何冊目だろう
    間違いなく過去いち
    この半年でも一番面白かった一冊
    キャラクターが生き生きしててほっといても映像が浮かんでくる。
    本を読みながら、ドラマを観ている感覚
    ストーリーもきれいだし、言う事なし
    誰かも言ってるけど朝ドラにぴったりの小説

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    2026年08月25日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    『二代目のミンチョさん』と『真っ赤な林檎のその上で』は、どちらも女性が自分の生活を生きる物語。描かれる孤独の質が対照的で印象に残る。ミンチョさんは、他者の期待や視線に合わせず、自分の好みと生活のリズムを静かに守る女性として描かれ、チョコミントを選ばない姿がその象徴となる。他者に取り込まれず、理解されることを目的にしない強さが魅力。後作は、母・道子の孤独を通して、娘の生きづらさが反射のように浮かび上がる。娘は新しい環境で必死に強く生きており、強さの質は母に似る。母娘の二重の孤独が静かに響き合あった。⑤

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    2026年08月24日
  • 四十九日のレシピ

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    あったかい愛の詰まった話だった。
    ダーリン熱田(名古屋だから?)、
    わからんと言いながらちゃんとわかってる。
    乙美さんにも伝わってたと思うなぁ。

    食べ物ってすごいよね。
    食べることは生きること。
    美味しいご飯を作る人は周りの人を幸せにする。
    美味しいご飯。それって愛だと思う。

    井本とハルミ、それに亀。
    そんなふうに繋がっていた?と思うもの
    またおもしろい。泣かせる。

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    2026年08月22日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    クロテッドクリームとジャムがはさまれた装画に…
    キュ(о゚д゚о)ン♡となり…
    『やるせない』ってタイトルに惹かれて買ったんだけれども…

    『やるせない』ってことがイマイチ私には分からなくて…どういう感情??となり、読むのに時間を要しました
    (;´∀`)

    『やるせない』を調べてみると…
    「心が晴れない」
    「どうしようもない」
    とありましたが、どーも納得できず(笑)
    結局は、言葉にできない感情。日本語の奥深さと落ち着かせました(笑)

    読解力を高めなくては!!

    『やるせない』を説明してくれる方、求ム✨

    どの作品も素敵なんだけども、島本理生さんと織守きょうやさんの世界観はやっぱり好き♡

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    2026年08月21日
  • 四十九日のレシピ

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    何度か涙があふれた。

    特に心に残ったのは、百合子と浩之のこと。
    浩之が「どっちも選べない」と言う場面は、自分自身のこととも重なってしまって、とても苦しかった。

    一度離れた二人が、それぞれにいろいろなことを経験し、最後には浩之が百合子のもとへ、百合子も浩之のもとへ戻っていく。
    ただ元に戻ったというより、迷ったり傷ついたりしたあとで、それでももう一度お互いを選んだように感じられたのがよかった。

    そして、イモトとハルミの存在。
    本当のことはわからないけれど、私はあれが乙美と生まれなかった子だったと思いたい。

    熱田さんがずっと抱えていた乙美への想いも、きっと乙美には届いていたんじゃないかなと思

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    2026年08月13日
  • 鎌倉茶藝館

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    季節を彩る鎌倉の木々や草花の描写がちりばめられていて、読んでいてなんだか心洗われるような。

    そして季節に合わせた着物の着こなしの表現が、なんとも美しい。上質な布の質感にまでこだわる描き方が素敵。

    さらにはお茶の馥郁たる香りや味わいが漂ってくるような、芳しさがいたるページに。

    そして何と言っても、大人の恋にきゅーん。

    これまでとこれからを見つめる40代の葛藤と、
    五感が刺激される文章に、いろんなときめきがあった。

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    2026年08月12日
  • 常夏荘物語

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    なでしこシリーズ最終巻
    シリーズ一気読みしました。感無量!

    耀子は『なでしこ屋』で精力的に働くも
    トラブルに巻き込まれる
    そこで立ち上がったのは意外にも照子。

    東京で暮らし少し距離のあった瀬里も
    友達と一緒に成長して頑張ってる。

    最後まで優しい龍治の後押し

    ヨウヨとリュウカ君
    天の花と地の星はやっと手が届いた
    見事な大団円。

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    2026年07月24日
  • 地の星 なでし子物語

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    なでしこ物語シリーズ第2部

    耀子は28歳
    龍治と結婚し娘も授かっている
    えーーっ!リュウカ君は?と始まる(笑)

    『おあんさん』になった耀子たけど
    バイクで山を走りスーパーにパートと
    びっくりな展開
    スーパーでは千恵と下屋敷の由香里と共に
    トラブルを乗り越えて起業の道へ

    耀子強い、カッコいい!
    夫である龍治は傷ついて欲しくないと反対するも
    一歩も引き下がらない

    常夏荘に残っているのは照子と耀子、娘の瀬里で
    守ってもらっていた龍治や立海は東京暮らし

    それでも『やらまいか!』と自立を目指す
    本当に強くなったなぁ

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    2026年07月24日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    どのお話もとても面白かった。
    特に最後のお話が心がキュッとしたけど温かい気持ちになれた。
    美味しいご飯っていいなぁと改めて思った。

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    2026年07月15日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    これは、昨年のNHKのドラマのタイトル「しあわせは食べて寝てまて」をヒントにしてるよなぁと思いつつ、読み進める。
    アンソロジーだが、作家陣も好みの作家さんばかり。等身大の話でほっこりさせてもらった。

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    2026年07月11日
  • 常夏荘物語

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    ネタバレ

    2026/6/12
    やっと…やっと!やっと!!!涙涙
    過去に不自然に分かれた道がやっとあるべきところに交わった。
    ほんまにやっとやで。
    うじうじしてるからさ、イライラもするんやけど、途中もめっちゃおもしろいねん。
    やっぱさ、人生は有限やからさ、40過ぎたあたりでもう自分のために生きないとなと思うわ。
    40まで真面目に生きてきた人はさ、自分のために生きたらそれが周りの人のためになるような人生を送ってると思うねん。
    ヨウヨ達なんてまさにそうやん。
    もう人のためには尽くしてきたやん。
    あなたたちが幸せになることが周りの幸せになる人生を送ってきたのよ。
    どうか幸せになってほしい。
    って泣きながら書いて

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    2026年06月21日
  • 雲を紡ぐ

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    一言で言うと「温もりを感じる話」
    とにかくおじいちゃんの言葉ひとつひとつに人間としての深みを感じる。順風満帆な人生だけでなく辛い経験もしてきたからこそ伝えられる言葉なのだろう。
    「自分はどんな好きでできているかを探して、身体の中も外もそれで満たしてみろ」 「話してもわからない相手がいるなら離れるべきだ」と言う祖父、一方で「辛いことから逃げてばかりではダメ」と考える母や母方の祖母、思っていることを言葉に出来ない美緒や父の気持ちもよくわかる。
    どう生きるかに正解なんてないのだろうけど、自分で選んだ人生に潔くありたい思った。

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    2026年06月18日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    ドラマ仕立てなストーリーでしたがなかなか面白かったです。重たいシリアスなバレーではなくて公演までを少しポップにかかれていて読みやすかったです。仕方がないのかもしれませんが、名字と名前のどちらもで同じ人物を呼んでいるので少し入り込みにくかったですかね。
    でも、引き込まれて一気によみおわりました。
    おすすめです。

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    2026年06月16日
  • 雲を紡ぐ

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    人間関係から不登校になった美緒。その美緒が自分の道を探す成長の物語…かと思っていたら、視点は父母、そして祖父へも移り、壮大な家族の物語へと広がっていた。手仕事を大切にする人々と、岩手の美しい風景。心を動かされる一冊でした。

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    2026年06月16日
  • 雲を紡ぐ

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    朝の連続ドラマを見ているような物語だった。悲しいことはあったが、岩手の風景を感じて、読後感は爽やかだった。

    美緒の心情、両親の美緒に対する想いや夫婦間の気持ち、祖父、裕子さん、太一君の生活が織り物のように交差して感動した。

    実際にホームスパンとか見たことはないが、羊毛の感触が伝わってくるような優しい文章で好きな小説になった。

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    2026年06月11日
  • 犬がいた季節

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    動物が関係する話は、泣くのがわかるのでしばらく読めませんでしたが、もっと早く読めば良かった。本作は皆さんが書いているとおり、主人公が犬ではなく、犬がいる進学校の高校生の青春小説。
    時代設定は、今の50代前半。プリプリやブルーハーツ、尾崎に安室は出てくるけど、アユは出でこない。いわゆる就職氷河期世代。引く手あまたの時代からの変換期に生きる、言い方はよくないけど、中心地から離れた地域の現高校生の親世代の話です。
    じわつと泣かされるけど、悲しくはない。むしろ東京生まれは羨ましい。そんな青春でした。いい作品です。

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    2026年06月06日
  • BAR追分

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    一つ一つのお話に、人生の分岐点とそこから行く先を選び取って進む人たちが描かれていて、温かく後押しする美味しい料理と素敵なお酒が彩りを添えている。
    あるなら必ず行きたい横丁、立ち寄りたいBAR追分。何かあった時も、何もない時でも。

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    2026年06月06日
  • 常夏荘物語

    匿名

    購入済み

    すごくホッとしました。沢山の時代をヨウコ達と過ごしたようです。幼いヨウコの健気さヨウコとタツミの楽しいひとときと寂しさを知っているので心からよかったと思えました。とても深く心に染みる物語です。

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    2026年06月04日