伊吹有喜のレビュー一覧
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タイトルに、四十九日、とあるくらいだから涙的な作品なんだろうなとは思っていたが、やっぱりじんわり泣けた。人が人を思う気持ちに心が熱くなった。この作者の作品は2冊目だが、前回も似たような感想をもったなぁと思い出した。「人が人を思う気持ち」たぶん、そこが私のツボなんだろうなぁ。他の作品も読んでみたい。
「夢はかなわぬこともある。努力は報われぬこともある。正義は勝つとは限らない。だけどやってみなけりゃわからない。さあ、頑張ろう」
きっと人生には何かが必要だ。
食って寝て起きての日々を鮮やかに彩る何かが。幸せな気持ちを作り出す何かが。笑い、喜び、驚き、ときめき、期待する、心を動かす美しい何かが。
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Posted by ブクログ
読みたいなと思って、本棚に入れたまま、なかなか手をつけていませんでしたが、先日妻が同窓会から帰ってきて私の母校がモデルなんだってと教えてくれました。
先に読んでみると確かに知っている名前の土地が多く出てきていて、妻はもっと楽しく読めるんだろうなと思いながら、普通の作品とは異なる視点で楽しむことが出来ました。
内容的にも書かれている世代が自分達と同じ所もあり、ものすごく懐かしく、そして共感できました。犬を通して、それぞれの世代の生徒達の様々な想いが丁寧に描かれていて、そして世代を超えた人の繋がり、とても心が温まる素晴らしい作品でした。
母校がモデルとなる作品があるなんて、妻を羨ましく思いました。 -
Posted by ブクログ
パッと見て、面白そうだと思ったこの本
お勧めもされていたので読みたくて購入しました
インスピレーションで選んだ本はあまり情報を入れずに読むのですが
タイトルと表紙で、昔の友人に向けたストーリーなのかと思っていましたが、全然違って笑
どちらかというと、お仕事小説
それも、戦前、戦時中の雑誌社の話
予想と違うストーリーでしたが、素晴らしかった
こんなに素晴らしい物語に出会えて心から良かったと思えます
戦争のさなかに雑誌が求められていること
国の方針に従いながらも、理想を追い求め、読書のために作る雑誌
戦後80年の今、これを読めて良かったと思います -
Posted by ブクログ
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
今日美容院でも読んでたの。(もちろん髪を切る時には読まないよ!髪の毛挟まっちゃうもん。)
でも読みきれずに帰ってきてから残りを読んだ。
危なかった。。
美容院で大号泣するところだった。
もう…今日は良い日。
髪をキレイにしてもらって、良い本を読んで。
あとはもう、このまま余韻に浸っていたい。
よかったねぇ。
本当によかったねぇ。
なんかもう色々あったけど、本当に本当によかったねぇ。
もう語彙力消失。
しばらくタイトル見ただけで泣くかも。 -
Posted by ブクログ
ゆっくり読もうと思っていたのに、ついつい気持ちが昂ってあっという間に読み終わってしまった。笑
『地の星 なでし子物語』
18歳で龍治と結婚した耀子は28歳になり、常夏荘の女主人「おあんさん」となっていた。
娘の瀬里と、照子、身の回りの世話役である鶴子と共に、対の屋で暮らす耀子だが、遠藤家の繁栄は時代と共に風前の灯火。
夫の龍治は東京で本家存続の為に奔走しており、耀子は自ら峰前のスーパーのパート働きを始める。
そんな折、常夏荘売却の話が持ち上がる・・・
時系列で読んだので、前作『天の花』から10年・・・
時の流れを感じさせる描写が多く、物悲しく寂しい気持ちになる一方で、耀子の父の在りし日の人間性が垣間見られたり、立海が長年胸に秘めた想いや、千恵の譲れない信念など、耀子の周りの人々にも沢山のスポットライトがあたる本作。
なかでも、耀子と由香里が切磋琢磨して親交を深めていく様子は、女性の社会進出を具現化していて、胸が熱くなってしまった。
章毎に、耀子と照子の目線で代わる代わる物語が進むので、緩急のバランスがとっても良く、流石の伊吹先生だった。
歳を重ね、なお一層輝きを増した耀子だが、心根の大切な部分は純粋なヨウヨのままで、聡明さを武器に、一歩ずつ着実に成長していく様子に心打たれた。
龍治さんも素敵なんだけれど、個人的には蔵の片付けの際に、想いを吐露した立海くんとの関係性が、今後気になるところ・・・
「さようなら、ヨウヨ」・・・
なんだか年甲斐もなくときめいてしまった。
とから言いながら、前作『天の花』では
龍治さんカッコいい〜!!で目がハートだった私。笑
それにしても今回も最高の読書タイムでした。
読んでしまうのは本当に勿体無いが、ぼちぼち『常夏荘物語』に進むとしよう♪
ちなみに、未読の方へ
読む順は、時系列順が分かりやすくて正解でした!
具体的には、
『なでし子物語』
→『天の花』
→『地の星』
→『常夏荘物語』と続く
ご参考までに
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Posted by ブクログ
前作『なでし子物語』で
すっかりその魅力にはまってしまった私。
さてさて、お楽しみの続編〜♪
っと、ここでどうやら読む順番について要注意。
勿論ラストは『常夏荘物語』で完結するとして・・・
前作の後、刊行順に読むと
『地の星』→『天の花』となる。
ただ物語の時系列順だと
『天の花』→ 『地の星』になる。
刊行順に読むと、時代が随分先に飛ぶようで、
沢山の?が出てくるのだとか・・・
どの順で読むかは好みによるのかな。
私はシンプルに時系列に読み進めることにした。
前置きが長くなったけれど、
『天の花』期待どおりでした!
やっぱり『なでし子シリーズ』好きだなぁ。
前作から少し成長した立海と燿子。
天真爛漫さはそのままに、ヨウヨ大好きがまっすぐに溢れる立海くん。不器用ながらも小さな体に秘めたパワーが神々しくて純粋で、周りを巻き込む様子に夢中になってしまう。
一方、立海の4歳年上で中2になった燿子。
こちらは、少女が大人の女性になる階段の途中。学力的にも精神的にもぐんと成長した様子に、幼少期の燿子を思い出して目頭が熱くなった。
更に、今回から姿を現してくれたのが、
おあんさんの一人息子の龍治。
叔父にあたる立海とのやりとりが微笑ましく、若いながらに様々な経験をしてきたであろう彼の存在が、静かな常夏荘にいい刺激を与えてくれる。
多感な年頃の燿子目線で進む物語だが、時折り出てくるおあんさんこと照子目線も、前作から引き続き健在で、なんとも趣深い。
妻であり母親であり、女である照子の思いには、歳を重ねた人ほど共感できると思う。
幼い頃から、祖父の間宮勇吉とともに
遠藤家の使用人として育った燿子。
高3になった彼女が常夏荘を出るに至った理由とは・・・
時代が変化していく中で揺れ動く遠藤家の繁栄と影、
そこに生きる人々の様々な思いや願い、
それらに翻弄されつつも、
自分の力で人生の一歩を踏み出そうと孤軍奮闘する燿子の姿が、健気で儚くて、全力で応援したくなる。
今回も読み終わるのが名残惜しい程の余韻を感じた。
これは次作『地の星』がますます楽しみだ。
あぁ〜でもすぐに読むのも勿体無い。
はぁ〜伊吹先生、もう、どうしましょう。笑